Monthly Archive: 12月 2012

LXU-OT2が届いたよ

本日、stereo 2013年1月号が2冊届いた。 この雑誌には“LXU-OT2”というUSB DACが付属するのだが、このUSB DACの設計をLUXMANが行っている。ちょうど1年前の同誌付録のアンプ“LXA-OT1”と全く同じサイズで設計されたものである。

雑誌付録という低価格であるため、いろいろな制限があるのは当たり前だが、それでも普通の環境で使う分には必要十分な性能を持っていると言える。 詳しいスペックは前回の記事にも書いたが、詳細は公式サイトにも掲載されている。

音楽之友社 stereo 2013年1月号
http://www.ongakunotomo.co.jp/kagutsu/k133.html (現在リンク切れ)

とりあえず足をネジ止めしただけの形で視聴してみた。 背面のライン端子からの音ではなく、より直接聞くために今回はヘッドホン環境で聴く事にする。使用するヘッドホンは“SHURE SRH940”つまりは私の愛用のものである。 まず最初に感じたのは、不思議な音が出る、という事。 変な言い方だが、普通の人なら及第点以上の音が出ているのではないかと思う。 女性ボーカルがちょっと荒削りに聞こえる感じがする。つまり、中音域に特徴のある音が出る、という事だろう。 ただ、これはエージングで変わる可能性は高い。熟れてくれば今感じている不思議な感覚はもっと薄れていくかもしれない。 どちらにしても中音域が強めに出るのではないかと思う。一番目立って聞こえるという事は、おそらく出音も中音域が強いという事だと思う。 これが2,800円の雑誌付録だと考えると、十二分な性能だと思える。 もちろんケースもない、実に荒削りな姿だからこその値段だが、外装は自作もできるし、そうする事でオリジナリティある逸品になる。 格安でUSB DACが欲しいという人にもお勧めできる、と私は思う。 Continue reading…

そろそろ心が震えるゲームに出会いたいかも…

 PS3でプレイするゲーム、全く家にない、という事はないのだが、私がハマるソフトが実に限られている事に気がつき始めた。
 以前から比べてもあまり遊ばなくなってきているのは、私が本当にハマる要素をもったゲームが少なくなってきているからだ。
 アイマス2は…コンテンツやキャラクターはハマるのだが、元々リズム系が苦手という事もあってイマイチな所がある。
 ダークソウルはゲームとしては面白い事は分かっているのだが、雰囲気がちょっと…と、実は微妙な立ち位置。それがセンの古城でプレイが止まっている原因だったりする。
 最近の傾向で考えた時、私が飽きっぽくなったからプレイできるゲームが少なくなったのかとも思ったのだが、ひょっとしたら何かが違うのかもしれない。

 で、先日ニコ生で、とある生主の放送を見た。
 デモンズソウルで奴隷王として名高いかの人である。
 プレイしていたゲームはドラゴンズドグマ。カプコンのオープンフィールドのゲームである。
 以前から面白そうかも…という気持ちはあったのだが、完全スルーした。理由は“ゲームしなくなったからなぁ…”という自分の意識の為。
 だが、みんGOL6は堅実にプレイしている自分を顧みると、合うソフトが見当たらないからかも知れない…という気がしてきた。
 で、注目したのがドラゴンズドグマである。

 改めてドラゴンズドグマの説明は不要だろうから、そういう所は書かないが、既に続編が決まっているようで、2013年には発売になるようだ。
 タイトルは“ドラゴンズドグマ:ダークアリズン”で、前作ドラゴンズドグマのセーブデータを引き継ぐ事ができるようだ。
 そういう観点で考えるなら、今からドラゴンズドグマをプレイする、というのもアリかもしれない…とちょっと今考えている。

 ま、考えている段階なだけで、まだどうするかはわからない。
 ただ、本当に面白いと思える作品になかなか出会っていないな、という今の自分に対し、そろそろ見つけようぜ、という気持ちが芽生えたのは間違いない。
 さて…どうしようかね…。

Civilization VのDL版が安いっ!

先日もシヴィライゼーションのボードゲームを紹介したが、コチラは本家PC版の話。
最新版のCivilization 5のDL版だが、Amazon.co.jpでの価格が75%OFFととんでもない破格になっている。

Sid Meier’s Civilization V [日本語版]
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B005C785JE/

もともとのDL版の価格も3,299円と安いのだが、それの75%OFFで825円というトンデモ価格で販売中だ。
ただ、DL版だけに認証などの問題が多少ある。
Amazon.co.jpのレビューにもあるように、結構不親切な部分もあるのだが、それでも決してできない事ではない。
ちゃんと正規品として購入する事ができるので、試してみようと思う人はコレで買ってみるのも良いのかもしれない。
実の所私は結構悩んでいて、買ってみようかどうしようか悩んでいる。
ただそれに対して足踏みしている理由は、使用しているPCのコンピュータ名とかを参照している可能性があるという事。PCを入れ替えようかどうしようか考えている今の時期では、これはちょっと悩む理由になる。
ま、名前を決めてしまえばどうという事ではないのだが。

ただ、そうした問題があっても購入したという履歴と認証が対になっている為、問題を克服する事はできる。価格的にも破格である事を考えると、そう大きなリスクとも言えないだろう。
気になる人はぜひこの価格のウチに購入してはどうだろうか?
ストラテジーシミュレーションの金字塔がこの価格というのは真の意味で破格だ。

国民意識で日本を変える事ができるハズだが…

 本日、衆議院選挙が行われた。即日開票だから本日中には概ね動向は見えてくるだろうが、この記事を書き始めた20時過ぎの段階では、出口調査で自公両党の議席が300超になる予測が出ている。
 つまり、次の政権は自民党と公明党の連立政権が執る、という事になる。
 ちなみにこの出口調査では、民主党が100議席を大きく下回るという、壊滅的な大敗になる事が確実視されており、日本維新の会が50議席を上回る勢いがあるようだ。

 今、日本経済が壊滅的な状況にある事を知らない人はよほどの子供でないかぎりはいないハズだ。欧米化した経済システムから、大手電機メーカーがリストラを敢行した結果、固有技術を海外メーカーに流出させてしまったのである。問題は、その流出した固有技術を上回る技術開発ができるだけの企業体力を持ち合わせていない事であり、流出した技術を海外メーカーが独自進化させ、日本企業はコスト的にそれに追いつけない状況に追い込まれた。
 では、この問題の発端は、一体誰の責任であったのか?
 これに明確な答えを出せる人はそうはいないかもしれない。
 端的に言えば、多分それは日本人全体だと言えるし、そうしたベクトルを植え付けた政体に責任があるのかもしれない。だが、その政体も実は国民が作り上げた結果であり、結局は日本人全体が発端だという事になる。

 古来日本は技術立国であり、営業という事が得意ではない。いや、もし大阪が首都だったなら、ひょっとしたら営業…というより商業の延長上でもっと売り込みが上手い政治体制を築き上げられたかもしれない。だが、関東が首都となり、日本は技術立国の色をさらに強め、(大凡にして)ただただ生真面目な国民になった。
 経済面だけがそうした特質を持っていたなら問題はないが、国の運営をしていく政体がそうした特質を持ってしまったが故に、生真面目かつ融通の利かない体質を昇華させてしまい、結果世界で最も売り込みのヘタな経済大国になってしまった。
 日本の不幸の原因はほぼココにあるのではないかと思う。
 しかし、政治家だけを責める事はできない。何故ならその政治家たちを選んできたのは、日本国民であり、それだけに責任は日本人全体と言える。
 そしてもっと不幸だったのは、若い世代が政治的な要求を持たなくなってしまった事にある。それはある意味仕方のない事でもある。世の中が満たされ、不満に思うことがあまりなくなってしまえば、その世の中しか知らずに生まれてきた世代は、そもそも世の中に要求するものを持たない。これは世界的に見ても日本だけの問題ではない。
 では、今どうなのか?
 今こそ、若い世代が日本を見つめ直す時に来ている。
 この記事を読んで、まさしくそうかもしれない、と思った一節がある。

選挙に行かない男と、付き合ってはいけない5つの理由
http://komazaki.seesaa.net/article/307791379.html

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テザリング、試してみた

 先日も記事にしたが、本日SoftBank回線のiPhone5にてテザリングが解禁となった。
 私は既にキャリアアップデートを終えていた為、すぐにでもテザリングがテストできる、と思っていたのだが、ここで一つ躓いた。
 どうしても「設定」→「一般」→「モバイルデータ通信」→「インターネット共有」というメニューに行けないのである。
 問題なのはこの最後の「インターネット共有」という所。この部分が「インターネット共有を設定」という項目になっていて、そこを選択するとSoftBankのサイトに繋がるだけなのである。
 要するにデザリングの契約をしていなかったりするとこのような設定になるらしいのだが、私はデザリングをちゃんと申し込んでいるし、My SoftBankで確認しても契約中になっている。
 キャリアアップデートができていないのか? と思い、情報を調べてみるが、ちゃんとキャリア番号は13.2となっていて、アップデートが終了している事が確認できている。
 キャリアアップデート後は電源のON・OFFをすればOKというアドバイスも検索したサイトにあったので、それも試すがやはりダメ。
 ん~? どうして?
 SoftBankショップに持ち込みか? とも思ったが、一度今繋がっているWi-Fiの接続を切ってから「設定」→「一般」→「モバイルデータ通信」と見てみると、ようやく「インターネット共有」の姿が見え、そこでテザリングのON・OFFができるようになった。
 Wi-Fiを切らないと設定できないとか、ちゃんとサイトに説明書き入れてくれよ…(-_-;)

 デザリングがいよいよ可能になったが、手持ちの第3世代iPadとiPhone5を接続するにあたってWi-Fiを利用すべきかBluetoothを利用すべきかチョット悩んだ。
 結論から言うとWi-Fiでの接続を選択した。Bluetoothも良いのだが通信速度においてWi-Fiが安定して早かった、というのがその理由。なのでWi-Fiで接続した。

 確かに接続できた。
 前述したようにBluetooth接続でのテザリングも可能だが、1つの端末でWi-FiとBluetoothという二つの方法で接続すると、2台接続した事になる。まぁ、普通はそんな事はしないだろうが、テザリングは最大5台まで接続できる、となっているが、接続方法が二つにまたがると5台接続できない、という事である。

 とりあえず接続は確認できた。あとはこれをどう活かしていくか? である。
 LTEが使えるエリアに住んでいると…もっと活用の幅が広がるんだろうな…。

次期iPad miniはRetina Display?

 台湾DigiTmesが、Appleの次期iPad miniが解像度2048×1536のRetina Displayになる、と報じた。

台湾DigiTmes
http://www.digitimes.com/news/a20121213PD218.html

 もちろん、先日発売されたばかりのiPad miniの話であるため、信憑性は高くないだろう。
 だが、Androidの世界では5インチクラスでフルHDの解像度を持つスマートフォンが登場してきている。それを考えれば、iPad miniの7.9インチというサイズでRetina Displayと言っても、大きなインパクトにはならないのかもしれない。

 個人的に7.9インチでRetina Display解像度なら欲しい気がする。
 9.7インチのiPadも、私はRetina Displayから欲しいという物欲が湧いた。最近の液晶パネルの表示品質には驚かされるばかりだが、シャープのIGZO液晶などがもっと本格的に普及していけば、解像度は今よりも細かく美しくなっていくだろう。

 もし次期iPad miniがRetina Displayになるのなら、私はWi-Fi版を購入…という手段に出るかもしれない。そしてWi-Fiのない所はiPhone5でテザリング、という使い方を考えたい。それか、また第3世代iPadと同じく海外版を検討するか…。
 ただ、LTEの対応状況が必ずしも日本と合致しない可能性があるのと、MVNOだとLTEを利用できない可能性がある事を考えると、海外版が正しい選択とは言えない。
 それならば、テザリングという機能を最大限に活用する方向を検討する方が良いかもしれない。
 どちらにしても、次期iPad miniは来年の夏過ぎくらいの登場になるだろうから、それまでにテザリングの状況をいろいろ実験していく事にしよう。

テザリングまであと2日

SoftBankキャリアのiPhone5でテザリングが可能になるまであと2日。

いよいよ…の段階だが、昨日のマイナビニュースに“ルータ併用が現実的 話題のテザリング利用率は世界で1.5%”という記事が掲載された。
結局、スマートフォンでテザリングが出来たとしてもスマートフォン側のバッテリーの“持ち”が悪く、テザリングしているとスマートフォンが利用できなくなる、という問題がある。
また、テザリングで接続するPCやその他の媒体が通信するデータ量にも問題があり、docomoやau、SoftBankの通信制限である7GBをあっという間に使い切る、という問題もある。
スマートフォンなどの端末は、閲覧するページがスマートフォン用のものだったりして、データを小さく収めている。しかしPCなどでブラウンジングすれば、それは即ちフルブラウザ、普通に何の制限もしていないデータ量で通信する。
だからスマートフォンなどで月間7GBという通信量は必要十分でも、PCで同じ事が言えるのか、というとそうでもない。
特に動画サイトであるニコニコ動画やYouTubeなどを再生していれば、あっという間に7GBに達してしまう。

そんな状況もあってか、世界でテザリング可能な端末を持っている人がその機能を活用しているのは、わずか1.5%に留まるという。
また、利用していない人のその理由は「必要性を感じない(26.6%)」「設定方法が分からない(22.1%)」「バッテリーが無くなるのが早くなる(17.0%)」という状態。
設定方法が分からない、という人が仮に使えるようになったとしても、バッテリー問題で使わないという方向に流れる可能性は依然として高い、という事に間違いはなさそうである。

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シヴィライゼーションのボードゲームがやってくる

 今月下旬にホビージャパンから“シドマイヤーズ シヴィライゼーション ボードゲーム”が発売される。
 シヴィライゼーションと言えば、ストラテジーシミュレーションの金字塔とも言えるPCゲームで、ハマる人は眠れない夜が続くとさえ言われる名作だが、それが日本語版ボードゲームになって発売される。

 PCゲームは現在シヴィライゼーション5が発売されているが、処理がかなり重い事もあって、それなりのスペックがないと快適とは言えないかもしれない。
 だが面白さはそんなスペックの斜め上を行く。
 人類の進化を次々と疑似体験できると同時に、複数ある勝利条件が現実の人類興亡史と同じという所がその面白さを格別のものにしている。
 例えば、普通の戦略シミュレーションや戦術シミュレーションでは、敵司令部を破壊したり、敵戦力を駆逐する事が勝利条件となるが、シヴィライゼーションではもちろんそういう勝利条件もあるものの、これに文化と科学と宗教が加わる。
 軍事力が強大な国に対し新たな民意を浸透させてその国を乗っ取ったり、同じように宗教で国の根底を乗っ取ったり、科学技術で他国を圧倒し勝利条件の惑星にたどり着く…なんてのも勝利になるのである。
 力押しだけが勝利ではない、という時点で、選択の幅は大きく広がる。

 このようなストラテジーシミュレーションの金字塔が、電源を使わないボードゲームになった、というだけでも気になる所。
 ボードゲーム故に一人でのプレイは無理だが、2人~4人で遊べるパーティーゲーム(のワリには白熱するとは思うが)として、どれほどの面白さなのか、気にしだしたらキリがない。
 このBlogでも、ドミニオンというカードゲームを紹介した事があるが、電源なしゲームの世界は、娯楽としては基本中の基本であり、それだけに新たに出てくるものは洗練されている。
 興味のある人は、今からチェックした方がいいだろう。

10年後に何が食えるのか?

 今日はちょっと難しい話。
 東洋経済オンラインという東洋経済新報社という所が公開しているサイトがある。
 経済というからには、当然の事ながら経済関係のニュースなどを扱っているのだが、その東洋経済オンラインに掲載された記事がYahoo!ニュースに掲載された。
 興味深いタイトルだったため、ちょっと見てみたのだが、その興味深いタイトルというのが“年収200~400万円の新中間層が生きる道”というもの。
 内容はココでは深く語らないが、実に興味深い内容だった。
 個人的には、結構衝撃的な内容である。というか、私もそう感じていた所に、全く以て同じ意見を迷いなくストレートに語っている為、妙に納得してしまった。
 ちなみにこのタイトルの記事は第5回目。
 気になったので、初回から見てみようと思って探してみた。

東洋経済オンライン 10年後に何が食えるのか?
http://toyokeizai.net/category/naniga-kuerunoka

 初回から読むと、これまた衝撃を受けた。
 私が常日頃から思っている事がこれでもか、と書かれている。
 そして驚いた内容もあった。
 第2回目の記事に中に出てくる“バングラデシュを驚かした男”という所に書かれている青年のパワーに、久々ながら驚いた。
 今の時代にココまでできる青年がいるのか…と驚愕すると同時に、自分にはマネが出来ないと思った事が実に悔しかった。
 日本経済の未来をバッサリ切り捨てた記事だと思うし、読んでいて納得のいく事も多いと私は思う。一度読んでみてはどうだろう?

 ちなみにこの記事の大元は“10年後に食える仕事 食えない仕事”という書籍。
 こちらも興味深い内容に違いない。

マルチディスプレイをiPadで体験

 誤解を招きそうなタイトルで申し訳ない。
 簡単に説明すると、iPadをPCのセカンドモニターにしてしまうというアプリの話。
 “Air Display”というアプリがiPhone/iPadのコンパチアプリにあるのだが、それのFree版が公開となったため、テストしてみた。
 導入は至って簡単。
 まずApp Storeから“Air Display Free”というアプリが登録されているので、そこからダウンロードする。
 次に“avatron.com/d”とブラウザのURL欄に入力すると、このアプリの公式サイトに繋がり、そこからPC用のクライアントソフトをダウンロードする。
 そのクライアントソフト“Air Display Connect”をインストールすると、2つくらいのディスプレイドライバを登録する事になるが、そのままインストールを完了させると、PCの再起動を促してくるのでそこで再起動する。
 再起動後、アプリは自動で起動しているため、画面右下の常駐アプリの欄から“Air Display”を選択しクリックすると、メニューが出てくる。そのメニューの中に“Other…”という項目があり、選択するとIPアドレスを聞いてくる。このIPアドレスはWi-Fiに繋がっているiPad(iPhone)のIPアドレスを入力すると…

 こんな感じでマルチモニタ化できてしまう。
 ちなみに写真ではiPadを縦で使用しているが、横で使用する事もできる。
 Wi-Fi経由の為、若干のタイムラグはあるが、ちょっとした情報をiPad側に表示させたりなど、意外と使い勝手は良い。

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新作と移植とその後の心配

 Wii Uが発売され、任天堂はハードウェアスペックに若干の心配は残しながらも、プラットフォームとしては安定していく事が予想できる今日この頃。
 私がテコ入れしている…というワケではないが心配しているプラットフォームであるPS VITAにも一つ移植が決まった。

DEAD OR ALIVE 5+ 公式サイト
http://www.gamecity.ne.jp/doa5/5plus.html

 9月にPS3で発売となったDEAD OR ALIVE 5が、恐らくは新要素を追加してPS VITAに移植される。どういった内容が追加されるか、そういった事は全く不明だが、発売日は3月20日のようだ。
 映像の美しさ等は大きな問題はないだろうが、一番問題になるのはその操作性。
 PS VITAはコントロールキーやボタンが小さめであるため、そのあたりがプレイに影響しないか不安な部分もある。

 そしてPS3にはコイツが登場する。

 名作“DarkSoul”の完全新作である。
 開発は前作と同じくフロムソフトウェアとバンダイナムコゲームスの共同開発で、国内ではフロムソフトウェアが販売、海外ではバンダイナムコゲームスが販売となる。前作と同じく、プラットフォームはPS3とXbox360という事になり、Wii Uからは発売されない。ま、内容からいってWii Uに向いている作品とは言い難いからそれは問題ないのだが、個人的には前作である“DarkSoul”をPS VITAに移植して欲しい。
 PS VITAは、その表現力の高さだけは間違いのないプラットフォームであり、デバイスとしては申し分ないハズである。PS VITAでDarkSoulが発売となれば、それだけで一定の層は得られるのではないかと思うのだが…SCEはそうした依頼をしていないのだろうか?

 Wii Uが元気な現状ではあるが、PS3とPS VITAでも近い事はできるわけで、そうした提案も含めて、SCEはもっとPS VITAをアピールすべきだと思う。
 というかしてくれ… orz

Wii U、いよいよ発売

 Wii Uがいよいよ国内販売を開始した。
 プレミアムセットが31,500円、ベーシックセットが26,250円と価格差はあるものの、プレミアムセットの方が同梱物を考えるとかなり格安になっている。
 東京の各所でも行列ができる状態ではあったものの、他ハードの時ほどの行列にはならなかった模様。おそらく…購入に関しては困るほどの供給不足という事はないのではないかと予測する。

 任天堂はハードの売り方よりもソフトの売り方が上手い為、スペックが他社より劣っていようがゲームの面白さで勝負してくる事が多い。それは3DSを見てもそう感じるし、その前のハードにしても同じである。
 PS VITAが未だPSPに劣る部分があるとすれば、まさにソフトの部分であり、それは3DSと比較しても同じ事が言える。つまり、SCEは完全にソフトで任天堂に立ち後れてしまっているワケで、かつてPlayStationが世の中に出てきたときには、ソフトの魅力で今までゲームをやらなかった層にうまく売り込んだにもかかわらず、その後SCEはゲームをプレイする層にしか訴求してこなかったように思える。逆に任天堂はSCEが開拓したゲームを始めた一般層を上手く取り込んだ形となったのだから、何とも皮肉な話である。

 Wii Uにおいて、私が唯一懸念するのは、そのハードウェアのスペックである。
 前々から噂にはなっていたのだが、もしPS4(仮)やXbox720(仮)が登場したなら、そのスペックは一気に水をあけられてしまうものらしい。
 というのも、IBMのPower 750系コアが3つという事は分かっているが、その動作クロックは約1.25GHzとPS3やXbox360の3GHzの半分以下、GPUに関してもRadeon HD系のものを550MHzで動作させている。これについてもPS3やXbox360よりも同等かそれ以下の性能という事になるらしい。
 もちろん、ハードの性能=ゲームの面白さとは言わない。ゲームの面白さの本質はハードウェアの性能に依存しないからだ。だが、面白さの表現力という観点で考えた時、Wii Uが他ハードの上を行くものはコントローラーを兼ねるGamepadという事になる。もちろん、これについてもPS3&PS VITAで同等の事が出来るワケだが。

任天堂 社長が訊く Wii U
http://www.nintendo.co.jp/wiiu/interview/hardware/vol1/

 この事を懸念してかどうかは分からないが、任天堂自らがハードの分解をしてその内容を記事にしている。

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