Digi-Fi付録を並べてみた

 世間ではPS4やXbox Oneの発表があったE3のネタ、もしくはAppleのiOS7のネタが多いと思う。私も本来ならソッチのネタを書くべきなんだろうが、今日は圧倒的にそれらのネタが多いという事が分かっているため、あえて違うネタを振ってみる。
 PS4とかXbox OneとかiOS7の話は、また落ち着いてからの後日にする。

 今日、自宅に戻るとStereo Sound Onlineから荷物が届いていた。
 はて? と思ったのだが、よくよく思い出したら、Digi-Fi No.10の付録に取り付けるアクリルカバーを頼んでいた事を思い出した。
 No.7のUSBアンプの時もアクリルカバーを頼んでいて、今回のNo.10でも同じく頼んだのである。ま、おそろいというワケだ。
 No.10の時には、このアクリルカバーだけでなく、アキバの奥澤というケースメーカーで専用ケースを頼むことが出来るようになっていたのだが、No.7の時はそうした専用ケースの話が出ていなかった事から、アクリルカバーを購入した。なので今回も合わせる意味で専用ケースではなくアクリルカバーを頼んだのである。

 二つ揃えてみるとこんな感じ。
 実に単純なアクリル版2枚で挟み込むだけという、お手軽カバーである。
 これぐらいなら自作できるかも…という人もいるかもしれない。実際、できるだろうが、あえて私は頼んでみた。
 まぁ…基盤をそのまま丸出しにしているよりはなんぼかマシ…という程度のものだが、揃えてみると雰囲気は出ているのではないかと思う。

 No.7のUSBアンプもNo.10の時のUSB DAC付ヘッドフォンアンプと同様に、Olasonicのお家芸であるSCDSという、通常は蓄電していて必要な時だけ大電力を放出するという機能を持っていて、USB給電のアンプとは思えないほどのパンチの効いた音をスピーカーに出力する。
 ただ、No.7のUSBアンプはスピーカー端子への出力となるため、音にそれなりに拘りのある人でないと、スピーカーを用意する手間が必要かも知れない(持ってれば問題ないが)。


 既に入手が難しくなっているかもしれないが、お手軽に良い音をPCから聴きたいという人は、Digi-Fi No.10のUSB DAC付ヘッドフォンアンプは実にお薦めである。
 開発したOlasonic側は、これを付録で付けるのはもったいないかもしれないとインタビューで言ったとか。
 その言っている意味がよく分かるくらい、良く出来たヘッドフォンアンプだと思う。
 オーディオマニアからすると、スイッチ式のボリュームコントローラーが不評だが、これはノイズを減らす為の措置であり、少しでも良い音を鳴らすための施策である。拘りがなければこちらの方が良い音だと納得できるだろう。
 また、ホワイトノイズがちょっと…という人もいるが、おそらくPCの音を低価格スピーカーやヘッドフォンでいつも聴いている人なら、全くと言っていいほど気にならないレベル…いや、気になる人はいないと思う。
 このレベルのものが3,000円程度で買えるという事の方がスゴイ事だと私は思う。
 ま、その事は以前のBlogでも書いているのだが…。

 もし書店などで見かける事があれば、是非購入する事を薦めたい。
 高級オーディオ持ってるからいらない…という人以外なら満足できる逸品だと、もういちど書いておく。正直、Dr.DAC2より音自体はいいかも…とか思ってる私がいる。ただ、機能性でDr.DAC2が上回る為に切り替えに至っていないが、純粋に音だけで言えばコチラの方が私の好みである。
 Olasonicのこんな音を聞いてしまうと、本機でNANOCOMPOが欲しくなる。…あ、これも前に言ったか(爆)

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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