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SimCityにハマる…そしてピンチに陥る。でも楽しい!

 先日の日曜日、SimCityをほぼ一日ずっとやっていた。
 開発マップは、風も吹き、石油もあり、鉱石もあり、水源も豊かで海沿い、という実に優れたマップ。
 だが、これだけ優れているからこそ、何に特化するかを迷うマップである。
 私がピンチに陥ったのは、まさしくこの迷いに原因があり、また、経済の主点をどこに置くかを決めきれなかった事に原因がある。

 順調に人口を3万人くらいにした時である。
 その時まではクリーンエネルギーを目指して風力発電だけに頼っていた。ところが、このマップは風力は中程度という事もあり、ただひたすら発電機の数が増え、その為の土地がどんどん消費されていき、結果あまり効率の良い電力供給ができない事が分かった。
 そこで急遽石油を使用する火力発電所と併行する事とした。公害は多少出るが、安定電力の為にはしかたのない話である。
 その後、住宅地の高密度化が進むと、消防施設の充実および警察力の強化、病院の拡大と、公共施設がどんどんと多くなっていき、公的運用資金が莫大になってしまった。
 また、教育にも力を入れなければ鳴らないため、小学校、高校、大学と揃えたのは良いが、結局それにかかる経費も公的資金からの捻出となるため、気がつけば毎月の支出が恐ろしいまでに拡大していた。
 コレ、見事にハマってないか?(爆)
 人口はとりあえず一度は10万人まで拡大したが、税収を獲得する必要から税率を引き上げざるを得なくなった事で、8万人規模にまで落ち込んだ。
 また、特化産業の一つとして石油の産出を行っていたが、なかなか一日あたりの産出量が伸びなくて、時間をかけすぎてしまい、結果石油本部を設立する頃には1つ目の油井の産出量が低下し始めていた。後から知った事なのだが、石油本部設立の為に必要な一日辺り9600ガロンの産出は最大拡大の油井1つでは賄えないようだ。結局その判断をした時には時間がかかりすぎていた…という状況である。

 今現在の私の都市は、税収だけで都市を維持できない街になっている。特化産業の石油採掘の他都市への販売をなくしてしまうと、街を維持できない。
 だが、知っての通り石油は有限物質である。いずれ枯渇する為、新しい産業の創出が絶対不可欠である。結局、石油を精製しプラスチックへと加工する事でその道を開こうとしているのだが…石油本部精錬部設立と精錬所を建てる資金がなかなか捻出できずにいて、今まさにピンチを迎えているという状況である。


 だが、この石油問題に到達する前に、一つ判断をミスしている部分もある。
 それが公共交通機関である。
 最初はコイツに経費がかかりすぎると分かっていたため、市内のバスとスクールバス程度しか用意しなかったのだが、何を血迷ったか、途中で路面電車を展開してしまった。
 というのも、交通の渋滞化が深刻になったためで、夜になると街中が車のストップランプで真っ赤になるという状態になってしまったのである。
 この弊害は犯罪を阻止できない、消火活動が間に合わない、救急車が間に合わない、輸出の配送が間に合わない等々、いろんな弊害へと発展するため、路面電車の必要性が出てきたか? と導入に踏み切ったのである。
 ところが…。
 この路面電車、敷設の為には道路幅を拡張する必要があり、基本的には道路の敷設し直しが必要になる。
 
というのは、そもそも道路には幅24mの道路と幅48mの道路があり、幅24mの道路は幅48mの道路にアップグレードする事ができない。だから幅24m
の道路に主要施設を配置し、その後路面電車を通す為に道路を敷設しなおすという事は、事実上、主要施設の再建設が必要になる(道路がなくなると建造物が破
壊される仕様のため)。これが同じ道路幅であれば、アップグレードという方法で変更する事ができるのだが、道路のカテゴリーが違うとそれができないのであ
る。
 また、幅24m道路と幅48m道路の交差点を作ろうとすると、道路の中心点同士を繋げる交差点しか作れない。これが48m幅の道路のどちら
か片方を24m幅の道路に沿って寄せた状態で敷設ができると、都市計画上レイアウトに困らなくなるのだが…そういうオプションをアップデートで実装してく
れないだろうか?
 話を戻すが、この路面電車の敷設の為に、相当な公共事業を創出したのは間違いない話で、それが資金難を生んだ一つの原因となった。

 とまぁ、こんなSimCityをプレイすると、実際の都市運営も思うようにはいかないのだな、という事がよく分かる。
 それだけに、何とか問題解決せねばっ!という意欲も湧くし、やっていてイロイロと面白い。
 今考えている財政再建計画は、都市の公共機関のいくつかを廃止して、別の都市で賄うという方法である。
 SimCityは地域という概念があるため、自分が開拓しているマップ周辺の別マップを自分もしくは他人がプレイして、その都市の恩恵を受ける事ができる。
 たとえばAというマップでは医療に特化し、Bというマップでは警察力に特化、Cというマップでは消防機関に特化すれば、各々のマップは別マップが特化した公共機関の力を借りて利用する事ができるのだ。
 もちろん余りにも距離があるマップだと、救急車が別マップから走ってきても時間がかかりすぎて間に合わない…なんて事もあるだろうから、結局は近隣で賄えるものをいくつか分担するという方法になるだろう。

 と言うわけで、私自身のプレイも単一マップから複数マップへと移行するしかないだろうと思っている。
 また、いろんな予備知識を入れていかないと、上手く都市運営ができないだろう事も見えてきた。
 このままこの都市をプレイしつづければ、何れ破綻するだろうという予測はある。だが、一度そういうのを経験してみるのも手かな? と思ったりもする。
 こんなにイロイロと考えさせられるゲームもなかなかない。もう面白くて仕方が無いゲームである。

 
シヴィライゼーションの時は、最悪力業で押し切る事もできる為、悩む時はもう末期で一発逆転を狙う施策をどうするかを考えたり、自滅への道を目前にする
ケースが多いのだが、SimCityの場合は悩む内容そのものがあまりにも多岐にわたり、しかも解決策もケースバイケース、悩めば悩むだけの解決策と問題
が広がるという、蟻地獄のような思考展開ゲームと言える。
 ま、それだけに面白いワケだが…。

 考えるのが好き! という人には、SimCityは最適なゲームではないかと思う。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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