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光学50倍のサイバーショット

昨日の記事にデジカメ熱が再びやってきた事を書いたが、そんな記事を書いていた矢先に、Sonyから新しいサイバーショットの情報が入った。光学50倍という超望遠が可能なレンズ一体型のようだが…。

光学50倍

光学50倍ズームが可能。
35mm換算で言えば焦点距離24-1,200mm相当にあたり、F値はF2.8~6.3という性能のレンズが一体化されている。昨日話題にしたOlympusのStylus 1は28-300mmだから、それよりも遙か遠くまでズームできる性能を持っていることになる。
超望遠が5万円台で…
価格的にはStylus 1とバッティングする価格帯のようだから、純粋に望遠が欲しいという人は新型サイバーショット『DSC-HX400V』を選んだ方がいいかもしれない。もし、ボケ味を上手く使いたいとか、そういう事を考えるのであれば、Stylus 1の全域F2.8という明るさが生きてくる。
この辺りの棲み分けが、両機のウチどちらを選んだ方が良いかの一つの指標になるのではないかと思う。

スペック的にはこんな感じ

『DSC-HX400V』が搭載するセンサーは、有効2,040万画素の1/2.3型裏面照射型CMOSセンサーで画像処理はSonyのBIONZ Xを搭載する。
有効画素として2,040万画素という数値は素晴らしいが、センサーサイズが1/2.3型と、Stylus 1の1/1.7よりも小さい所が気になる。裏面照射型という事もあって、光量を稼ぐ事にさほど問題がないのかもしれないが、このセンサーサイズで2,040万画素というのは、相変わらず驚きである。
約20.1万ドットの0.2型EVFが搭載されているのだが、この点はStylus 1に軍配が上がるだろう。Stylus 1は144万ドットだから、コチラの方がかなり高精細に見えるはずだ。
この『DSC-HX400V』の特徴として、「2群防振手ブレ補正」がある。これは搭載しているレンズの前方にある第2群を動作させることで、広い補正エリアを確保する事ができるというメリットを持つ。
まぁ、1,200mm近い超望遠を撮影しようとすれば、それ相応の手ぶれ補正が可能でないとブレた写真しか撮影できない事になる。その為の協力な手ぶれ補正機能と言えるかもしれない。

方向性が全く異なる

DSC-HX400Vのスペックを見ると、Stylus 1とは全く異なる性質を持つカメラと言える。
超望遠に特化したDSC-HX400Vに対し、とにかく明るいレンズで撮影にイロを付けていくという方向を持つStylus 1…この方向性でこの両者は立ち位置の違いをアピールしているのではないかと思う。
実際問題、特定用途で使おうと思えば、レンズ交換式でない、これらレンズ一体型カメラで十分という人もいる。というか、そういう人が圧倒的に多いように思う。
なぜ交換式なのか? という事をうまく活用できていれば、その汎用性の高さではレンズ交換式が圧倒的有利といえるが、レンズを交換する事なく幅広いレンジで撮影できればそれで問題がない、という人であれは、別段レンズ交換式を購入する意味などそもそもない。
まずはそうした自分スタイルを認識した上で、最適な一台を決めるべきだと私などは思う。
まぁ…交換式のレンズで拘っていきたいという人であれば、それはそれでまた話は別なのだが。

超望遠を格安で欲しい人はコレ

もう、超望遠となるとデジタル一眼カメラなら相当なレンズ費用がかかると思っていいだろう。
それがレンズ一体型なら5万円台くらいで購入することができる。
このコストは魅力的と言える。
レンズ交換式の長玉とよばれる望遠レンズは、普通レンズだけでもウン十万とかさらに上なんて話も出てくるが、DSC-HX400Vなら5万円台で1,200mmまで行ける。
プロならこの選択はあり得ないかもしれないが、アマチュアならコレで十分な撮影ができるだろう。
ホント、いろんな技術が進んでくると、迷う事がどんどんと増えてくる。
喜ばしい反面、選ぶ事の難しさがより前面に出てくる時代になったなと思えてならない。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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2 Responses

  1. ruser より:

    50倍って、これまたとんでもないのが出てきましたね。
    私の場合、何を撮るって決まってるわけじゃないから、1200mmなんて使う機会が無さそう。
    スペックと価格帯は良いんだけど、汎用性を重視してstylus1かなー。
    EVFがあるのは良いけど、デザインが全体的に丸っこいのがちと微妙。
    私はもっと機械的なシャープなデザインが好きなんで、その点でもstylus1に軍配が上がります。
    この望遠を使う機会って、スポーツ観戦とかかしら?
    私には思いつかないっす。

    • アバター画像 武上 より:

      Stylus 1のフラグはここでも立ってたかw

      正直1,200mmまでの望遠となると、野鳥とかを撮るというような使い方しか考えられない…。
      ま、野鳥を捕るとなるとシャッタースピードとかも重要なので、コレで撮れるのかはわからないけど。

      私もDSC-HX400VとStylus 1なら、Stylus 1を選ぶかな。
      これだけ超望遠だと、手ぶれがものすごい影響になるだろうしw

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