結局G4Uを選んでしまった…

先々月もそうだったが、CINDERELLAGIRLSのBDにおいてG4Uを選んだ。

これがお布施というものか?

毎回買う時に悩むのだが、今回もTHE IDOLM@STER CINDERELLAGIRLSのBDを買うにあたり、G4Uパックを購入してしまった。
正直に言えば、未だvol.1のグラビア for youも未開封だし、おそらく今回のものも未開封のままになるだろうと思う。
開けないし見ないし使わないなら、なぜG4Uパックを購入するのか?
これはもう宗教と同じで、入れ込んでしまったならコレしかない、という心境なのかもしれない。実は…これ以外に特典も付いているのだと言うわけで、今回も特盛BDが届いたワケである。
ちなみに購入したのはANIPLEX+なので、このパッケージ以外にも複製原画なんかも付いてきている。
…まぁ、気がつけばこんなにハマってる自分もどうかと思うが、前述した通り、これはもう宗教と同じようなものなのでどうしようも無いのである。

今回は3~5話

さて、今回のVol.2の最大の見所は…もちろん人によって異なるだろうが、私からすると何と言っても第3話が収録されているという事である。
第3話は、主役級ヒロイン3名の初ステージである。バックダンサーという役どころだが、つい先日までド素人だった3人がいきなりのステージという、普通じゃそんな事ないだろ的な話。
キャラクターとして面白いのは、普段はぐいぐい前に進んでいく未央が本番前は全くダメになってしまうのに、逆に普段はあまり前に出てこない凜が本番前に他2人の背中を押すというアタリ。現実にもそういう違いがあるように、キャラクターの“らしさ”が上手く引き出されているように思う。
まぁ…こんなことを私が言ってはいけないのかもしれないが、そもそもこうした作品のキャラクターというのは「記号付け」でしかないので、ある意味お約束と言ってしまえば其れ迄の話である。

第4話は中休み的な話…と私は見ているが、キャラクターの個性付けの為には必要な回とも言える。
オリジナルのTHE IDOLM@STERでは、第1話が各キャラクター紹介を兼ねるような構成を取っていたが、CINDERELLAGIRLSは主役級ヒロイン3名をピックアップする所から始まっている為、ちょぅど第4話がTHE IDOLM@STERの第1話のような立ち位置になるのではないかと思っている。話の内容としては実に平凡ではあるが、必要不可欠な回ではないかと思う。
問題は第5話である。正直、この第5話で株を上げたキャラクターと下げたキャラクターが出てきているように思える。
この辺り、シナリオを構成する人達の人事采配の妙とも言えるが、これもある意味第4話を補完する為の話とみるべきなのか…。
まぁ、どちらかというとプロデューサーの未熟さとアイドル達の未熟さが織りなす帰結点…という感じに受け取ればよいのかもしれない。
全般的に、オリジナルのTHE IDOLM@STERとは雰囲気も設定も何もかもが異なる故に、とても同じシリーズの作品とは思えない流れである。

やはりステージの動きがイイ

THE IDOLM@STERと言えばやはりライブステージのシーンが見所である。
まぁ…オリジナルのTHE IDOLM@STERの場合は、架空テレビ番組とか劇場予告も見所ではあるのだが、CINDERELLAGIRLSの場合はオリジナルのTHE IDOLM@STERにあるようなギャグ要素はかなり少なめであるため、自ずと見所はライブステージに集約される。
恐らく…THE IDOLM@STERと同じようにライブステージではポリゴンキャラクターの動きをトレースしたアニメーション制作となっているのだろうと思う。多分…トレースでしかなくてトレースを手描きでやってるという作り方で、デジタル要素満載でありつつもどこかアナログ要素を残した形だと思う。TOKIMEKIエスカレートこの方法が良いか悪いかは別にして、少なくともこの方法だと動きの整合性はとれるわけで、ライブシーンなどの出来はこの方法で良くなっているのではないかと思う。
第3話のTOKIMEKIエスカレートのこのシーンも、そうした制作で創られたモノと思うが、個人的には微妙に作画が崩れている所がいかにも…な感じで、手描きの良さの一つではないかと思っている。
視聴者視点だと、こういう所で崩れていたりすると文句を言ったりする人もいるのだが、秒間24コマを20分近く作るという事はとても大変な事であり、その中でこうしたインパクトのあるシーンをメリハリつけて作っているスタッフは私的にはスゴイなと毎回思ったりする。
それに…スタッフはテレビで放送する時も大変だが、こうしたBDでの発売前にも修正などを入れていたりするわけで、細かい作業を黙々と続けられる持続性というのも、私には出来ない要素であり、改めて凄さを感じる。
まぁ…好きじゃなきゃ出来ない仕事だわな…。

CINDERELLAGIRLSはまた7月17日より2nd SEASONが始まる。
オリジナルのTHE IDOLM@STERとはキャラクターも設定も雰囲気もまるで違う作品であるが故に、多少の違和感を感じる事もあるが、良く出来た作品だと私は思っている。
2nd SEASONもスタッフの愛ある作画によって支えられる事を期待したい。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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2 Responses

  1. アバター画像 士之 より:

    私は、Twitterでもつぶやいたように、G4Uがないほうを
    選びました。
    765の時は、メインとなるキャラが好きな時のみを
    えらび、結果、G4Uなしがまだらに揃うという、
    不揃いの林檎になっちゃいました。
    前回は、後出しでコンテンツ出してきたのを予想して、
    今回はバッサリとG4U無版を選択。
    たぶん、間違えていない(と思いたいw)

    ただ、個人的に思うのは、デレマスは、曲がイイ!と
    思うものが少ない。まだ、アニメは出だしだとしても、
    そこが気にかかってます。
    CDの出るスピードは、765とかわらんのにね・・・。

    • アバター画像 武上 より:

      G4Uがないものを購入する…多分、それ間違ってないと思います。
      実際、G4Uは単にキャラクターのスクリーンショットが撮れるというだけのアプリ-ションディスクでしかないので。
      そこに魅力を感じなければ不要です。

      CINDERELLAGIRLSの曲はたしかに「コレ!」と思える曲が少ないみたいですね。
      アニメ版の「Star!!」とかは良い曲ですけど、もともと展開していたシリーズの中でコレかな? と思えるものは私は1曲しかないです(というか、あまり聞いてないというのもあるが)。
      逆にミリオンライブの方は響の曲なんかイイのがあると思ってます。
      …もっとも、所有するソースがあまりないので、私の評価は信憑性に欠けますが(爆)

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