イシュガルドへ…

ようやく…ホントにようやくである。

衝撃の急展開

FF14~新生エオルゼア~をプレイして既に2年が過ぎ、蒼天のイシュガルドが発売されて4ヶ月目に突入した。
私は新生エオルゼアを最初期からプレイしているため、本来なら既にイシュガルド、つまりパッチ3.0には突入していなければならないのだが、未だパッチ2.1とか2.2のあたりをフラフラしていた。その事はこのBlogでも何回か書いている。
流石にこれではFF14の面白さを満喫していないと思った為、そろそろパッチ3.0に突入しないとまずかろう…と、実はここ最近急ピッチでメインシナリオを進行させていた。
ところが、パッチ2.4の最後にきてイベントバトルがクリアできない、という問題が発生。その事をBlogに書いたのが一週間前だった。
このイベントバトル、確かにキャラクターに火力がないと難しいのだが、その火力を物語上で主人公が発揮する“超える力”である程度補う事ができるため、上手く立ち回ると直接攻撃手段を持つジョブならば何とかなるのではないか? と試行錯誤した結果、私の場合「学者」では無理だったが「召喚士」で何とかなる事が判明、そのままクリアする事に成功した。
その事で無事パッチ2.5に突入し、再びメインシナリオを快進撃していく事になるのだが、物語上、どうもきな臭い話があちこちで散見されるようになり、不自然なくらいに周辺のNPCが疑わしく見えてきた。
この兆候は、パッチ2.4の氷の巫女の話が出てきたあたりから感じられる事ではあったのだが、2.5に突入した途端にそれがあからさまとなったワケである。
ネタバレになる為、ここでは明確には書かないが、その話の進み具合があまりにも急展開であり、正直「何もここまであからさまにしなくても…」とちょっと思ったりもした。
それでも、イシュガルドという今まで行くことのなかった異国の地に赴くように話の展開を持って行くには、これぐらい強引に話を進めないといけなくなるぐらい、暁の血盟(主人公たちが所属する組織)が巨大化してしまったんだろうな、と感じた。まぁ…そりゃ国を救った英雄とかの扱いなワケだから、冷静に考えてまともに話を進めていたら、主人公の全ての行動を肯定しなければならないわけで、ここはコレでヨシとしなければならない話なのかもしれない。
でも強引かつ急展開である事は間違いない。

宗教国家イシュガルド

個人的に、イシュガルドという国は設定的に好きな国である。
北国かつ閉ざされた山岳部に、千年の時を経てドラゴンと戦い続ける宗教国家という、もう渋い所をこれでもかと詰め込んだ設定で、教皇猊下が国家の全てであるという所に陰謀渦巻く何かを感じる事のできる設定である。しかもそのビジュアルも実に良く、中世のバチカンが雪深い山岳部にある…そんな感じのイメージである。
このイシュガルドに行く為に、パッチ2.5、さらにパッチ2.55をクリアするしかないワケだが、ようやくたどり着いたのである。あの衝撃的な急展開を越えて…。
吹雪の中を進む先に見えた、荘厳な街並は、ちょっとした感動モノである。
ただ…街にたどり着いて思ったのは、一癖も二癖もある展開が見え見えで、これからも面白くなるなと予感させるあたりは、狙っているのか、それとも他にやりようがなかったのか…。

どちらにしても、ようやく拡張パックにたどり着いたという事が、ここにきて実感できた事だけは間違いない。

メイン以外のクエスト

当然だが、FF14にはメインシナリオ以外のサブクエストがいくつか存在する。
クリスタルタワーは、アイテムを収集する為のクエストではあるが、アライアンスによる大規模戦で展開するクエストであるし、蛮神の強化版を討滅するクエストは単純に8人バトルだけで構成されているし、事件屋クエストはほとんどがソロで進められるシナリオメインのクエストだし…実に多彩なサブクエストが用意されている。
メインシナリオを中心に進めてきた私は、これらをほとんど保留しているワケだが、実は蛮神の討滅クエストだけはある程度進めている。
これには理由があり、パッチ2.5の一番最初を進めるには、真イフリート、真タイタン、真ガルーダの3つの蛮神討滅戦をクリアしていないと進められないようになっている為である。
その他に進めているのは、クリスタルタワーに関しては突入できるまでのクエストは進行させていて、実はこれが過去に進める事ができないといっていた、F.A.T.E.を攻略しなければならないクエストである。これについては、何とかクリアし、現在はクリスタルタワーのインスタンスダンジョンに入る事ができるようになっているが、このように対象のダンジョンに入るまでにクリアしなければならないクエストなどもあったりして、ココまで来るとどのクエストをどこまで進めているか? というのが実にわかりにくくなってくる。
システム上、クエストは30まで同時進行できるようになっているのだが、現時点で私は13のクエスト(メイン含む)が進行途中になっていて、メインを進める為にほとんどが保留としている事で、何をどこまで進めているかが見えなくなってしまっている。

唯一進行がわかるクエスト

ところが、このサブクエストの中で唯一進行がわかるクエストが存在する。
まぁ、わかるというか、今自分がどの程度薦められているか? という指標が解るという意味である。
それが事件屋クエストと呼ばれる、ヒルディーブランドという事件屋のシナリオである。
ハッキリ言って、このクエストはFF14の中ではもっとも不真面目でギャグ要素満載のクエストなのだが、パッチ2.1から2.5までの連続クエストで構成されている、実に豪華仕様のクエストである。
この事件屋クエストは、パッチ2.1の部分が終わるとカットインが入り、2.2への予告が始まったりする為、今現在パッチのどこまでプレイしているのかがわかるようになっている。
この事件屋クエストの中で、FF14では有名なキャラクター“ギルガメッシュ”が登場するワケだが、そこまで進むと一端事件屋クエストは止まり、ギルガメッシュの討滅が終了するまではストップする。つまり、通常のクエストから討滅クエストが派生するわけである。
この討滅クエストをクリアすると、再び通常のサブクエストが進行できるようになる。
なので、討滅クエストで止めてしまっているならば、その討滅クエストが一つの進行度の指標になるワケである。
そういう意味で、わかりやすいクエストと感じた。

イシュガルドに行けたのだから

と言うわけで、私もメインキャラがとりあえずイシュガルドに到達したため、今後はしばらくはメイン以外のクエストを回収する事を主体に進めていく事にしようかと思っている。
新ジョブである機工師と占星術師に関しては転職する事ができるところまでは解った。暗黒騎士だけは、何かしらのトリガーがあるのかもしれないが、今の所まだ見つかっていない。…単に見つけられないだけなのか?
どっちにしても、イシュガルドでの活動は今しばらく凍結し、拾っていかなければならない従来のクエストの回収である。

一番の問題はインスタンスダンジョン系かもしれない。
ギミックを覚えたりしないと、他の人に迷惑を掛けるため、そこだけは学習しなければならない。
特に4人パーティの時のダンジョンは、一人一人の役割が重要だけに、その緊張感もハンパない。
まぁ、それが面白いワケだが。
一部ではFF14はあまり面白くないという人もいるようだが、昔ながらのコンピュータRPGをプレイしている感覚が好きという人なら、そこそこ楽しめるコンテンツばかりではないかと思う。
感じ方は人それぞれだから、絶対とは言わないが、少なくとも私は楽しめている。
おそらく、それは今後しばらくは続きそうである。
イシュガルドを見て、今そう感じている。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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