Monthly Archive: 5月 2018

そういえばNanoは?

Radeon RX Vega Nanoの話はどこいった?

Vega56 Nano

PowerCoolerが「Radeon RX Vega 56 Nano Edition」を発表するらしい。
これはVega56を以前発売されていた低電力タイプのNanoモデルとして商品化したものであり、純粋なNanoと呼ばれる製品ではないようだが、昔発売されていたRadeon R9 Nanoは、フルスペックのR9の低電力版という形だっただけに、今回期待されているNanoとは異なる製品という事になる。
Vegaは基本フルスペック製品としてはVega64が存在し、その一部のコアをカットしたものとしてVega56が存在する。
今回発売するとされた製品はあくまでもVega56のNano版という事なので、フルスペック版とは言えないのだが、それでも消費電力が大きいと言われるVegaとしてはようやく本格的な低電力版が登場した、と言えるかも知れない。
だが、多くの人はフルスペックのNanoを待っているのではないだろうか?コイツはいつ出る?一体いつ登場するのだろう?

プロセスの微細化

今回発表されたVega 56 Nano Editionは該当しないかもしれないが、Vegaよりも微細化したプロセスでVegaが製造される可能性もまたゼロではないと考えられる。
その際、いくらかの改良を行う可能性もあるのだが、プロセスの微細化を行うことによってより低消費電力化したVegaが市場に投入される可能性は以前より言われていた。
ただ最近になってそういう話が全く出てこなくなった事で、ひょっとしたら微細化する段階で問題が浮上し、商品化が困難になっている可能性もある。
特に消費電力の大きいRadeon Vegaとしては、低消費電力版の登場は期待せずにはいられない製品になる可能性もあるが、一方ライバルであるNVIDIAは新アーキテクチャを7月にも投入する可能性があると言われているだけに、AMDのこの静けさは逆に不気味なものを感じる。

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更新失敗した!

…バックアップは大切です orz

WordPress、恐い(爆)

私は二つのサイトを運営している。一つは今見ているこのBlogで、もう一つは写真用のBlogの「Olympus.blue」だが、同じレンタルサーバ上で運用している関係から、Googleドライブにバックアップを取っているのはこの「angel-halo.com」の方だったりする。
よって、「Olympus.blue」は無謀にもバックアップを取らずに運用していた。
これが良くない事だという事は十分理解していたのだが、そうそうトラブルなど起きる事はないだろう、と甘い考えでいたのも事実。
実際、今までWordPressの更新の際のトラブルはまったくなかった。
ところが…今日初めてトラブルに出会ってしまった。全く予期していなかっただけに、自分としては結構ショックだったりする。

そのトラブルは、WordPressの更新の時に来たのではなく、そのWordPressを更新した直後に、プラグインの更新を行った時に起きた。

いきなりHTTP 500 error

ショックすぎて、エラーを出した時のスクリーンショットを撮るのを忘れてしまったのだが、プラグインの更新をした直後に、管理画面が更新される事なく固まってしまい、オカシイと気付いて画面を更新したら、管理画面にアクセスできず、いきなりモニタの中心に“HTTP 500 error”と表示され、一般的なアクセスから管理画面にすらアクセスできなくなってしまった。
もうね…瞬間的に固まっちまったYo!
「やっちまったーっ!」って感じで(爆)
こうなると、普通のやり方ではerrorの解除どころか、設定を触る事すら出来なくなる。
よって、まずHTTP 500 errorとは何ぞや? という所から調べる事になる。
簡単に言うと、500 internal server error、つまりサーバー内部で何らかのエラーが出ているというコードらしい。
…そんな事はわかっとるわ!(爆)
ま、何が原因か、という事を知らせる意味でも、こうしたerror表記は必要だという事はわかっているが、問題が発生しているこの状況で当たり前の事を言われてもねぇ…。
で、このHTTP 500 errorが起きるケース、特にWordPressを使用している時に限定してその原因を調べてみると、どうも大きく分けて3種類の原因がほとんどらしい。
一つが「.htaccess」が原因というケース。これはWordPressそのものの設定が記載されているファイルなので、その設定が更新時に問題を起こしてerrorを出すらしい。
二つ目はプラグインが原因というケース。これはプラグインが更新されたWordPressとの相性でトラブルを起こすケースらしい。
三つ目はテーマが原因というケース。これもプラグインと同じでWordPressそのものが更新された事でテーマの記述式が合わなくなって起きるケースらしい。
と、3つが大凡の原因だとして、私の場合はどれなのかがわからない。
…何も解決していないではないか(爆)

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イマドキのゲームPC

もうPS4もXboxもPCも変わらないだろ…。

MSIのTrident 3

マザーボードメーカーなどが、NUCのようなフルサイズではない大きさでありながら、高性能なグラフィック処理可能なPCを最近は発売している。
MSIのTrident 3シリーズもそのウチの一つだが、そのTrident 3シリーズに新モデルが登場し、遂に第8世代CoreやGeForce GTX 10シリーズを搭載するモデルを投入する。
CPUやビデオカードの構成を変えて、Core i7-8700及びGeForce GTX 1070を搭載した「Trident 3 Arctic 8RD-064JP」、Core i7-8700及びGeForce GTX 1060を搭載した「Trident 3 8RC-065JP」、Core i5-8400及びGeForce GTX 1050 Ti搭載の「Trident 3 8RB-074JP」の3製品が投入される。それぞれ予価は248,184円、204,984円、150,984円(すべて税込らしい)。
ただ、取り扱う店舗ではBTOにも対応するようで、組合せを変えられる模様。そこら辺はPCライクな作りらしい製品と言える。コンシューマ機のようでも普通のPCちなみに筐体色が白となっているのは最上位モデルの「Trident 3 Arctic 8RD-064JP」のみとなり、他はブラックモデルとなる。

Steamベースのゲーム機?

このTrident 3シリーズを見て思うのは、価格こそゲーミングPCだが、そのスタイルや存在意義はどうみてもコンシューマゲーム機のノリ。
そうなると、やはりSteamプラットフォームを念頭に置いたゲームPCという事になるだろうか?
確かに最近のPS4ゲームなども、同時にSteam版が発売されたりしている。
考えて見れば当たり前だが、PS4もXboxも今やx86コードで動作しているのだから、Steam版がすんなり出てきても不思議ではない。
Trident 3の筐体裏のインターフェース類を見れば間違いなくPCだが、そのスタイルはもはやコンシューマ機と何ら変わりがなく、スペックにしても最上位版は6コア12スレッド処理が可能で、グラフィック性能にしても4Kフルスケール表示が可能な性能を有している。
…というか、価格で考えれば当たり前の性能なのだが、当然PS4 Proなんかよりずっと高性能な性能を持つ。
コレ一台でゲームだけでなく、いろんな事が出来ると考えれば、私のように小難しいパーツをかき集めていろいろやるより、Trident 3をザックリ購入して楽しんでも、ゲーム以外でも普通に使えるモデルと言える。

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4K+HDRが6万円以下

安いのは良い事だが…。

4K+HDRとしてなら安い

株式会社JAPANNEXTが、HDR対応の32型4K液晶モニター「JN-IPS320UHDR-S」を5月22日から発売する。価格は59,980円(多分税別)で、発売前モニター価格として16日~26日の期間限定で49,980円にて販売するとしている。商品としては魅力的なんだけど…4Kなので、解像度としては3,840×2,160ドット、IPS(AHVA)パネルを採用し、10bit/10.7億色表示に対応し、sRGBを100%カバーするスペックを持つ。HDRコンテンツへの対応の他、AMDのFreeSyncもサポートするというから、イマドキの対応機能としてはほぼ及第点といったスペックである。
他に、MHL接続、PiP/PbPにも対応し、バックライトはフリッカーフリーとなっており、ブルーライト軽減機能、超解像技術も内蔵する。応答速度はGtGで6ms、輝度は350cd/平方m、コントラストは1,000:1とこのあたりも他のモニターと遜色ない性能である。
インターフェースとしては、HDMI2.0、HDMI1.4、DisplayPort、ミニD-Sub15ピンを装備し、ほぼ接続できない機器はないものになっている。
これだけのスペックで6万円以下であれば、かなり安いなと思える。まぁ…スペック通りの品質を持っているかどうかは、実際に見てみないと分からない所もあるが。

138dpi

私がこの製品で唯一気にするのは、その解像密度である。
32型というサイズの中に4Kという解像度を詰め込んでいる関係から、通常より文字が小さく見えているハズであり、そこに耐えられるかが一つのポイントになると思っている。
私がDELLのU3415Wを使用しているのは、その解像密度が「110dpi」だからである。
Windowsの標準が96dpiなので、110dpiでも実際は細かいのだが、まだフォントスケールを100%のままにしていて普通に見える。
しかし、これが32型4Kという密度になると、138dpiという細かさになる。
27型4Kの163dpiと比べればまだマシな数値ではあるものの、かなり細かい文字になるので、フォントスケールを150%等にしなければ業務等で使用するPCとしてはかなり厳しいのではないかと思う。
サイズ感としては真っ当ではあるものの、文字の見やすさという点においては、ちょっと残念な感じではないかと思う。

ただ、こういうのは他人の感覚で考えない方が良い。
実際に自分で見たものを信じるべきで、実際には32型4Kという解像密度でも何ら問題がない、という人もいるはずである。
だとしたら、本製品は安くかつ有用なモニターになると考えられるので、ぜひ一度その解像密度を実際に自分の目で確かめて欲しいと思う。

ポメラDM30

折りたたみ式キーボードの決定版か?

ニッチな製品

キングジムが発売している事務用品の中でもとびきりニッチな製品と言えるのがポメラではないかと思う。
何をする為のデバイスかというと、ただ単に「テキストを打つためだけ」に存在するという事。
今の時代、スマホやタブレットが当たり前の時代に、物理キーボードを持っているとはいえ、テキストを打つためだけに存在するハードウェアに意味はあるのか? と言われれば、その判断は人によって様々かもしれないが、キングジムとしては一定の需要があると判断して発売をして、今に至った製品である。
私自身、スマホが今ほど当たり前の時代でなければ、多分このポメラの役割はもっと大きいのかなとは思うのだが、残念ながらスマホが圧倒的なまでに普及し、しかもフリック入力という入力方法そのものにもテコが入った現代で、このポメラの役割というのは、昔ほど大きなものではないのではないかと思う。
しかし、キングジムはこの時代においてもまだ新製品を発売してくる。ある意味、このニッチな世界に当たり前のように君臨すべくデバイスを投入するその姿は、潔くも見え、面白い製品でも絶対数が売れなければ企画も通らないイマドキの家電メーカーにはない、開拓者としての姿が垣間見える。
そんなキングジムが今回発表した新しいポメラは、E Inkが開発した電子ペーパーをモニターとして搭載した、折りたたみ式キーボードを持つポメラだった。

観音開きのキーボード

今回発売されるDM30は、一つ前に発売されたDM200と異なり、折りたたみ式キーボードを搭載している。最新型ポメラも頑固な製品だったしかもその折りたたみ方は、従来の二つ折り式ではなく、観音開き式へと変化している。
その事が理由かどうかはわからないが、キーピッチは横17mm、縦15.5mmと従来のポメラより余裕のあるものになった。キーストロークも従来より浅くなり、全体的に打鍵感は向上している。ちなみに本体幅よりキーボード幅が広くなるため、キーボードを展開した時にはキーボードに足が必要になるが、その足もキーボードを開くと同時に飛び出す機構を持っているため、特にユーザー側が気にする必要は無い。
この観音開き式のキーボードに行き着いた事で、折りたたみ式のポメラとしては今までない安定度を手に入れたと言えるだろう。

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月下の華

FF14のパッチ4.3がもうすぐ実装。

まずは5月22日

5月12日、第44回FF14プロデューサーレターLiveが放送された。
内容は、パッチ4.3「月下の華」の事で、いよいよその実装日が5月22日からになるという事が発表された。https://www.youtube.com/watch?v=xeE-7mUM4JQ&t=9092s但し、今回のパッチ4.3は結構盛りだくさんという事もあって、全4回に分けて実装される予定で、今回の5月22日はその第一弾という事になる。

ドマ町人地復興

新しい試みとして「ドマ町人地復興」という、NPCに販売できるものを買い取ってくれる新コンテンツが実装される。
復興によって物資が不足しているドマ町人父のNPCが通常の店売りよりも高い金額で買い取ってくれるというもので、ものを売ると町がどんどん復興していく。その中で価格の変動が起きるようだが、進んで行くウチにストーリー性が見えてきて、ドマ編に出てきたキャラクターも登場するようになるらしい。
話だけ聞いている分には、よく分からない事の多いコンテンツだが、今までにないものだけに、意外と面白い展開が待っている可能性もある。
また、おとくいさま取引の3人目が登場する。今度はクレナイがその対象者で、友好度がMAXになるとクレナイの衣装を変更できるようになるらしい。

ジョブ調整

さて…パッチが来る度に必ず起きるものが、この「ジョブ調整」である。
MMORPGである以上、各ジョブ間の強弱調整というのは、常に起きるものだが、今回は暗黒騎士、モンク、忍者、侍、占星術師、黒魔導士、学者に調整が入る。
詳しい調整はプロデューサーレターLiveを見て戴くとして、ざっと説明すると、暗黒騎士は全体的に利便性の向上と防御力強化が行われ、底上げされる。結構今までが不遇な位置にあったので、一気に調整…と行きたい所だが、全体の調整の為にはまだまだ時間が必要という事で、今回はユーザーからの要望通りの調整にはなっていないようだ。
また、モンクと侍は敵視を抑える効果が追加され、ヘイト調整が可能になる。今まで、火力を最大限でぶつけると、ヘイトが飛んだりする事もあったが、それが幾分か抑えられるようになるだろう。ただ、このヘイト調整は当然だが火力とのトレードオフが発生するので、戦い方を変える必要が起きるかも知れない。
また、侍はいくつか強化され、純粋に火力が底上げされる。

黒魔導士は、エーテリアルステップとラインズステップの動き出しが早くなるとの事で、スキル回しが楽になる事が予想される。
また学者はフェアリーの使い勝手が向上する予定で、今まで完全オートで使っていた人は改めてフェアリーの使い方を見直しても良いかもしれない。
占星術師は攻撃魔法の詠唱速度が短くなり、スキル回しのバランスが見直される。占星術師はカードの使用によってグローバルクールダウンが発生するが、これをこの攻撃魔法の高速化でバランスを取るようだ。

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遅れた4月バカの悲劇

April…それはアヤシイ響き。

出会ったら痛恨の一撃

Windows10の大型アップデートである「April Update 2018」が4月30日から開始されている。
本来ならば2018年3月中には大型アップデートが配信されていなければならないところ、それが間に合わず、4月中の配信となったワケだが、個人的にはこの1ヶ月以上も遅れた大型アップデートは、ここまで遅れた以上、もっと細心の注意を払った上で万全を期してから発表して欲しかった。
というのは、この最新バージョンである「April Update 2018」を適用したが故に、大きな問題へと発展してしまっているからである。
経緯を説明するなら、実際に配信された「April Update 2018」つまりバージョン1803において、適用時に問題が発生した。そこで急遽修正パッチである「KB4103721」がその直後に配信された。ここまではMicrosoftでもよくある話である。
だが、問題はその後にあり、この修正パッチ「KB4103721」を適用した一部のPCにおいて、OSが起動不能になるという問題が発生したのである。
この症状に出会ってしまうと、当然OSが起動しないので、単体では修正のしようがない。Windows10のインストールメディア等から、起動OSの「詳細オプション」を呼び出し、リストアでバージョン1803を削除する事で症状を改善するしかない。つまりはロールバックという事である。
問題は、インストールメディア等で起動OSの「詳細オプション」をどうやって呼び出すのか、その方法を明確に知っている人が非常に少ないという事であり、またそれらのやり方等を説明しているサイトが、ほぼ英語サイトしか存在しないというのは、日本国内において致命的な状況と言える。

さらに問題は続く

そして、さらにまた別の問題が浮上した。
この起動不可となる問題に加えて、Intel製コンシューマ向けNVMe M.2 SSD「Intel SSD 600p」シリーズ及び、ビジネス向け「Intel SSD Pro 6000p」を使用したシステムにおいて、バージョン1803を適用すると、システムがクラッシュしてしまう問題が発生しているらしい。
この問題にぶつかると、Updateした際にシステムクラッシュが発生し、マシン再起動後にBIOS画面に突入するという症状になるらしい。
具体的に私が発生したわけではないので、その詳細は不明だが、どちらにしても起動OSを起動できない問題という事になる。
Microsoft側としては、OEMパートナーやIntelと協力し、前述SSDを搭載したPCに対してバージョン1803のインストールがWindows Updateから行なわれないようにブロックしている状況らしい。但し、言うまでもなくこれはメーカー製PCの場合に限る話で、ショップブランドPCや自作PCではそうした対応は行われていない。
もしもバージョン1803にアップデートした後にこうした症状が発生した場合は、Fall Creators Update(バージョン1709)に戻すことをMicrosoftは推奨しているが、これもまたロールバックの説明は私からすると万全とは言い難い状況にある。

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望む道に進むという事

この記事の内容のほぼ全てを理解できるという事。

夢は夢だから楽しい

4gamerのとある記事を読んでいて、タイトルのような事が決して楽しいだけじゃないという事を改めて思い出した。
そのとある記事というのが、以下の記事。

4gamer 第6回「原田が斬る!」
http://www.4gamer.net/games/360/G036007/20180224003/

鉄拳シリーズのプロデューサー原田氏と、スクエニのFF14のプロデューサー兼ディレクターの吉田氏の対談記事だが、共にゲームというエンターテインメントを作る側として活躍している二人の対談は、好きなゲームを作る事を仕事とした二人が、既存のゲームを知り、そしてどのように悩み、仕事としてゲームを制作しているかなど、実に興味深い話が語られている。
かつて私もこの二人とほぼ同じレールの上に立った事のある身だが、当時、私は周辺からは「好きな事を仕事にできるのはとても幸せな事」と言われたものである。
実際、そうした現実を生きる人の中には、幸せに感じる人もいるかもしれないが、好きな事を仕事にするという事の重みは、そんな簡単なものではない。
時に、好きな事を仕事にしているからこそ、辛く苦しい事もあり、好きな事を好きでなくなってしまう事すらある。
実際、私もそれを感じた事もあったし、最終的に私は自分の意思ではないにしても、私はその自分が好きな道を脱した者であるから、この記事の二人のような結論に至った者ではないのだが、一度そういう経験をした事がある私からすると、好きな事は趣味だから好きなのであって、それを仕事にした時から、趣味では済まされない状況に身を置くという事という覚悟が必要である。
もちろん、その覚悟を堅苦しいものと構える必要は無いが、簡単に諦められなくなるという事実は常について回るようになる、という事に違いはない。
この記事を読むと、この二人は口にこそしていないが、この覚悟を確実に感じているというのが読み取れる。

ケチのついたものを再生する

私が特にこの記事で覚悟のある人は違うなと思ったのは、FF14という一度はケチのついたプロジェクトを再生させる際に、よくこの仕事を引き受けたな、という事である。
単純に言えば、マイナススタートを覚悟しなければならないという事。
引き受ける側のメンタリティとして考えれば、もし私なら多分その覚悟を維持できないだろうと思う。
それが出来たからこそ、今の新生FF14があるのであり、プレイヤーがいろいろ叩く事も多いFF14ではあるが、未だビジネスとしては成功しているのだろうと思う。
サービスを享受する側としては、いくらでも文句は言える。だが、そうした叩きを受けてでも、周囲の声を聞き、それを収益という形で成立させてしまっている事実は受け入れなければならない。もし、本当にダメなら、プレイヤー人口は減り続け、サービスを継続する事などできないのだから、それが続けられているという時点で、タイトルとしては成功しているハズである。
そう考えると、吉田Pは「ああ、できる人なんだな」と。
そして私は「できなかった人だった」と。
いや、「できていない人」と現在進行形で言ってもいいかもしれない。
ロジックで物事を考える事だけでなく、メンタリティでもモチベーションを維持し続ける事、そして状況に適応できるという事ができるからこそ、FF14は再生する事ができたのだろうと思う。
私は…それらが出来ないから、今の状況に身を置くことしかできなかったのだろう。

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E-M1 Mark III?

早くも後継機の登場か?

2019年はオリンパス100周年

来年、2019年はオリンパス創業100周年となる。
正確には、設立日が大正8年(1919年)10月12日という事のようだが、その前年である今年、やはり100周年記念モデルの話は早々の内から出ていた。
そんな中、主要なOM-Dシリーズのカメラを2019年の早い時期に発表するらしいという噂が出てきた。
しかも、このカメラは現行のE-M1 Mark IIを凌ぐ性能になるようで、この話が事実なら、一体どのような機種になるのか? が気になる所である。
一説には、E-M1 Mark IIIになるのではないか? という話もあるが、後継機だとすると、登場する時期としてはちょっと早いのではないか? という気もする。
何故なら、E-M1 Mark IIが発売されたのが2016年の晩年なので、まだ1年半ほどしか経過していない。2019年の頭に発表だとすれば、実際の発売は2019年末、もしくは2020年の頭という事になるだろうが、その時期だとしても、Mark IIが発売されて3年という時期である。
ただ、2020年は東京オリンピックの年でもあるので、E-M1 Mark IIの性能より更なる上の機種を投入してくる可能性はもちろんある。可能性としてMark IIIという線は全くゼロという事はないかもしれない。

E-M5 Mark III? それとも…

もう一つの可能性としては、E-M5 Mark IIIという可能性。
ただ、もしE-M5の後継機だとすると、その性能でまたしてもE-M1というフラッグシップを凌ぐ事になる。
しかも、その凌ぎ方は過去の例よりずっと高いレベルにある。そういう側面を考えると、可能性として高いか? と言われれば、そんなに高くないように思う。
ではやはりE-M1 Mark IIIなのか?
考えられる線としてもう一つあるのが、E-M3という今までにない新機種の登場である。
E-M1とE-M5の間に入る機種として、性能も中間となる事になる機種となるか、それとも更なるハイエンド機になるのかは当然不明だが、東京オリンピックのスポーツ撮影をバッチリ抑えてくる完全プロ仕様の機種を投入する可能性もなきにしもあらず。
まぁ…タダでさえラインナップが混乱している状況下で、新機種の投入という可能性は高くないだろうが、可能性は捨てきれない。

…まぁ、順当に考えればE-M1 Mark IIIかな?
3年で後継機の投入という、ライフサイクルは短めな感じがするが、ここに来てソニーやパナソニックのミラーレスカメラが大きく進化している状況を考えると、今のE-M1 Mark IIでは心許ない状況とも言える。
今回は3年で1サイクル回すという可能性が一番大きいのではないだろうか?
何はともあれ、100周年記念モデルの登場を今は心待ちにしたい。

Steamをリモートで

PS4でも可能だった事がSteamでも可能に。

Steamもリモート可能に

ゲームプラットフォームのSteamにおいて、Android及びiOSデバイス向けに「Steam Link」と「Steam Video」と呼ばれる2つのアプリが投入される事が発表された。

「Steam Link」は、SteamとAndroid及びiOSデバイスを5GHzの無線ネットワークまたはEthernetで接続できる環境において、PCをホストとしてSteamライブラリのゲームをAndroid及びiOSデバイスでプレイする事が可能になるというアプリ。
ちょうと、PS4をPS VITAやXperia等でリモートできるのと同じような事が可能になるアプリである。
「Steam Link」では、SteamコントローラーやMFi認証のコントローラーなどをサポートする予定で、これが実現するとそうしたコントローラーを使いつつ、リモートプレイが可能になる。
アプリは5月21日の週に配信される予定だという。

また「Steam Video」は、Steamが提供しているVideoコンテンツをAndroid及びiOSデバイスで試聴可能にするというアプリで、ストリーミングのみならず、オフライン試聴モードもサポートする予定だという。こちらは今夏にリリースされる予定となっている。

コントローラーは?

「Steam Link」が可能になると、私の環境でもリモートでNieR:Automataなどがプレイ可能になるのだが、問題となるのがコントローラー。
私はPS4コントローラーをPCで使用しているので、同じようにPS4コントローラーが使えればよいのだが、残念な事にiOSデバイスの場合、確実にMFi認証ができるコントローラーデバイスでないと使用する事ができない。
そこで、MFi認証可能なコントローラーを調べて見たところ…思いのほか、種類が少ない事が判明。
まぁ…全世界の7割のシェアを持つAndroidの方が、対応コントローラーが多いのは当たり前かもしれないが、選択肢が少ないというのは残念極まりない話である。
そんな少ない種類の中から、私がコレか?と思ったもの2種類あり、一つが、iPhone、iPad、iPod touch、apple TVに対応するという「PXN 6603」というコントローラー。
そしてもう1つが専用アプリでアップデートが可能な「SteelSeries Nimbus Wireless Controller 69070」というコントローラーである。
「PXN 6603」の方は、コントローラーの上部分にスマホを固定できるパーツがあるため、コントローラーとスマホをドッキングさせて使えるというメリットがあるのだが、「SteelSeries」の方はiOSのアップデートで万が一認識しなくなったとしても、コントローラー側もアップデートが出来るので、接続できなくなるというリスクが少ないというところがポイント。
基本、MFi認証の基本的な部分は変わらないと思うので「PXN 6603」でも良いのではないかと思うが、どうしてもappleが信用できないという人(爆)は「SteelSeries」にしても良いかも知れない。

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突然の発熱

最近、こういう事が頻発しているんだが…。

原因不明の40度

昔から、私は比較的熱を出す事が多かった。
体があまり強くないというのも原因で、風邪っぽくなったりする事も多かったし、精神的にも気疲れする事も多くて、それで発熱というケースもあった。
ところが、歳を重ねる事でさらに原因が増え、今では蜂窩織炎による発熱が加わった。
しかし、今日は蜂窩織炎でもなく、風邪でもない状況で一時的に40度という発熱が起きた。
精神的な気疲れからくる発熱だろうか?
いや、言い方が現代らしくない。今ではきっと、おそらくこの原因をストレス性発熱というのかもしれない。
だが、私の周囲の人は、私の何にストレスが係っているのか? という事が多分わからないかもしれない。
業務的に何かの責任者になっているわけではないし、そういう役職についているわけでもない。
だが…私がこんなにも突発的に発熱を起こすようになったのは、今からほぼ5年前ぐらいからである。

5年前

では私が今から5年前に何を始めたというのか?
遡ると、その原因がちゃんと見えてくる。
それは業務で医療機器に携わり始めたのが、ちょうど今から5年前なのである。
医療機器の業務に就くと、かならず守らねばならなくなるのが規格要求事項と法規制で、もちろん私の業務を管理する存在もそうした事実を知らねばならないのだが、細かい事までを上長が理解しない事から、その各規制への対応は全て私の業務となり、日夜その対応を行っている事の重圧が、私の中に発生している。
一番の問題は、この法規制を逸脱した時に罰せられるのが、私ではなく上長だという事。
自分の責任において自分が罰せられるのはまだ耐えられるが、自分の責任で他人が罰せられるという状況がどうしても受け入れられないのである。
もちろん、私の上長は私の業務を管理監督する義務があるので、方で裁かれる際にはそうした義務を起こった事を原因とするのだろうが、その判断はあくまでも法を裁く側の話であって、会社としては部下が上司にちゃんとした報告をしていなかったからだと判断されるのが常である。
どっちにしても、現実的には私の責任において、他人が迷惑を被るという事実は変わらないわけで、その事がストレスとなってのし掛かっている事は間違いない。
これが日常的に私に降り注いでいる環境であり、私のストレスの原因と言える。

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Larrabee、再び?

その昔、LarrabeeというGPUが噂されていた事もある。

Intel製GPU

昔、IntelがチップセットにGPUを統合していた時代、ATIやNVIDIAに対応すべく、Intelも本格的にGPUに参入しようかという動きがあった。
CPUと違い、GPUは小さなコアを多数搭載するという仕組みであるため、Intelもいつもの勝手通りに事が進まなかったのか、Larrabeeと名付けられたそのGPUは、名前だけ一人歩きし、結果完全体とならずに噂に消えた。
その後、IntelはCPUに統合するGPUでIntel HD Graphicsシリーズを推し進めてきて、さらに性能を引き上げる為に、一部の統合GPUをIrisと名付け、高速なeDRAMをパッケージ上に搭載したモデルも登場させた。
当時はIntelがCPUにGPUを完全統合させようと思ったら、GPUはIntelで製造するしか方法がないわけで、Intelとしても他社(この場合AMDだが)より性能が劣ると分かっていてもやるしかなかった分けで、IntelとしてもGPU開発を辞める事はできなかったと思うし、その流れで今までCPUに内蔵するGPUを生み出してきている。
だが、ここにきてIntelはGPUに関する方向性をいくつかバリエーションを持って対応しはじめてきた。
一つはAMDのVegaアーキテクチャをMCMによって実装するという方向性を示し、実際に製品化を始めた。これは性能としてはミドルレンジよりも上という感じの製品群に採用されるものになる事はもうわかっている。
そしてもう一つの道は、AMDのアーキテクト等を迎え入れ、GPUの開発を再び開始するという方向性である。
この話を聞いたとき、私は再びLarrabee計画が浮上したのか、とも思ったが、おそらくAMDのアーキテクトを迎え入れた段階で、AMDと似たような方向性のGPUが今後登場スルのではないかと予想される。

2019年1月には…

そのIntel製GPUの第一弾としては、AI Acceleratorのように使われるGPUカードが最初に登場すると噂されている。時期としては2019年1月のCES 2019にて登場するのではないかという事らしい。
もちろん、このAI Acceleratorカードの後には、ゲーマー向けグラフィックカードが登場するだろうという噂もある。
ただ、IntelにAMDのアーキテクトであったRaja Koduri氏、Chris Hooks氏が合流した時期を考えると、2019年1月に製品が登場するというのはあまりにも早すぎるとも考えられる。よって、CES 2019ではGPUの開発発表を行い、その際にロードマップが公開されるに留まる可能性もある。
どちらにしても、Intelが人材を確保してGPU開発に着手している可能性は非常に高く、今後Intel製のビデオカードが店先に並ぶという事も夢ではないように思える。

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