21~30本目のタイトル発表

これでメガドライブミニの収録タイトル30本が決まった。

思い出の大魔界村

私がメガドライブを購入した時、同時に購入したタイトルは大魔界村だった。
メガドライブでアーケードゲームの移植だったワケだが、その移植のクォリティの高さに驚いたのを覚えている。
元々難易度の高い大魔界村だったので、クリアできたのかと言われると、実はクリアできなかったのだが、今年9月に発売されるメガドライブミニに、この大魔界村が収録される事が決まった。
個人的にはとても嬉しい情報であり、コレなくしてメガドライブは語れないだろうと思うタイトルだけに、一安心である。
このタイトルが移植できた、というだけで、メガドライブの性能の高さを証明したようなところがあるが、さすがは16bitのMC68000である。このあたりの抜かりはない。
今回のメガドライブミニに搭載されるCPUが何になるのかはわからないが、現在では再現するのはそんなに困る事はないと思われるが、とりあえずコレを収録してきた事によって、メガドライブミニのひとつのベンチマークになるように思える。

ストリートファイターII

正式には「ストリートファイターIIダッシュプラス CHAMPION EDITION」だが、これが収録される事になった。
当時対戦格闘ゲームは完全に市民権を得ていて、ゲームのコントローラーが6ボタン仕様になったのはこのストリートファイターIIの影響によるものと言っても過言ではない。
このストリートファイターIIをどれだけアーケードゲームに近づけて再現できるかがこの頃のコンシューマ機の性能の指標だと言えた。
その中でもメガドライブがかなり高いレベルで移植されていた記憶がある。もともと扱えるスプライト数が多かった事もあったり、BG画面が複数あったりと基本スペックが高かった事がその要因だが、個人的には色合いがとても良かった記憶がある。
再現度はかなり高いと思われるため、期待して良い一本になるのではないかと思う。

その他にも

今回発表された10本のウチ、残り8本は以下。

ロックマンメガワールド
ゴールデンアックス
ザ・スーパー忍
ファンタシースター 千年紀の終りに
ストーリー オブ トア ~光を継ぐ者~
タントアール
パーティークイズ MEGA Q
幽☆遊☆白書 魔強統一戦

ゴールデンアックスが収録されるであろう事は想像に難くなかったが、幽☆遊☆白書 魔強統一戦が収録されたのは意外だった。
というのは、この作品は当時のメガドライブで4人同時プレイが可能なタイトルで、専用のコントローラータップを使う事でコントローラーを4つ繋ぐ事で4人対戦を可能にしていた。
今回のメガドライブミニも、バッファロー製のUSBタップに対応する事となり、その4人対戦が可能になるとの事で、当時と同じ環境でプレイできる事が公開された。
ミニシリーズでレトロタイトルを復刻してきた製品の中で、ここまで対応したものは他にはない。セガらしい拘りを感じる。

残る10本

こうなると、気になるのは残る10本がどんな収録タイトルになるかという事である。
まだ出てきそうで出てきていないなと思えるタイトルがいくつかあるが、個人的には「Advanced大戦略 ドイツ電撃作戦」を収録してくれると有り難いと思っている。
メガドライブの「Advanced大戦略 ドイツ電撃作戦」は、数ある大戦略シリーズの中でも、バランスが取れていて名作と名高い一作である。今までのタイトルがアクションやRPGが多い中、SLGが収録されても良いのではないかと思っている。
現代戦を扱ったものとして「スーパー大戦略」というのも良い。軍事モノでSLGが収録されるといいな、と思っているのは、きっと私だけではないだろう。
また、今回の幽☆遊☆白書 魔強統一戦のように4人同時プレイが可能なのであれば、ガントレットも収録してほしい一作である。洋物ゲームの中ではかなり面白い部類に入るし、折角の4人同時プレイなのだから、それを活かせるタイトルをチョイスするのも悪くない。
また、これは可能性が低いのだが、ヴァーチャレーシングが移植されるといいなぁ…と思っていたりする。ただこれはカートリッジ内に専用の処理チップを入れて対応していたものなので、メガドライブミニで再現できるとはちょっと考えにくい。僅かな希望にかけて6月発表の残り10本を待つことにしよう。

それにしてもメガドライブミニは他機種から比べて随分と充実しているな、という感じである。
コレ、今後サターンミニとかも出るのかなぁ…

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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