YouTube大学の更新

毎日更新は負担が大きいと思っていた。

毎日から毎週へ

「中田敦彦のYouTube大学」の記事を以前にもこのBlogで書いたが、その後もチャンネル登録者数を伸ばし続け、現在は43万人を超えている。

中田敦彦のYouTube大学
http://j.mp/2FyxjWz

流石に初期の頃の伸び率ではなくなった感じがするが、それでも何だかんだと既に43万人というところは流石芸能人というべきか? いや、芸能人だというだけで、チャンネル登録者数が伸びるわけではない。やはりコンテンツとしての魅力がなければ、登録者数が伸びるとは言えないので、このYouTube大学は魅力あるチャンネルという事なのだと思う。
そんな「中田敦彦のYouTube大学」だが、以前までは毎日21時あたりに動画が更新されるという、ほぼ毎日更新という怒濤の更新頻度で運営されていた。
これはこれでスゴイ事である。
動画は撮影するだけで終わるわけではなく、そこに編集が必要になる。動画編集や音楽編集をやった事がある人はわかると思うが、通常、手慣れた人であっても再生されるコンテンツの総時間の最低3倍はかかると予想できる。いや、3倍でも相当早いのではないかと思う。
通常、このチャンネルの動画は基本30分程度で纏められているので、どんなに早くても編集には90分以上かかる。…いや、実際には2時間はきっかり係っているのではないかと思う。ある程度のパターン化ができていたとしても、必要不必要な部分の割り出し、そこからカット、繋ぎと作業していけば、時間などあっという間である。
それを毎日更新するのである。撮影と編集だけで、3時間で終わるとはとても思えないので、日中の半日は何だかんだと係ると思っていいかもしれない。
幾ら何でもこれは無理だろうと思っていたところ、本日、その更新が毎週土曜日という内容に改訂された。
最近、アップされる動画の質(つまり編集)が凝ってきたので、とてもではないが追いつかないのだろう。ある意味、真っ当な判断だと私は思う。

反応は上々だが

こうした毎日更新から毎週更新への変更は、ユーザーの反応として残念と思う人を増やす結果に繋がる事が多い。だが、少なくとも「中田敦彦のYouTube大学」というチャンネルでは好意的に受け止められているようだ。
質の向上を狙ったものであり、また更新頻度を落とすことで長期継続できるチャンネルへとその様態を変化させる事を目的としているので、ほとんどの人に受け入れられたものと思われる。
私としても、この変化は仕方が無いだろうし、そうすべきと思う。
コンテンツの魅力は十分あるので、より上質な動画へと昇華させる事はその魅力をより引き出す事にもなるし、また時間に余裕が生まれる事で、より凝ったコンテンツへと引き上げる事ができる。
そういう意味で、このような変化はあってしかるべきと思うのだが、問題は毎週でよかったのか? という事。
まだ、その「毎週」で更新されるコンテンツ量がどれぐらいになるのかがハッキリしないので何とも言えないのだが、動画が毎週1本更新されるだけだと、更新頻度という側面で不利になるかもしれない。何しろ、今までは週に7本の動画が上がっていたところを、イキナリ週1本、つまり1/7にするわけだから、支持する側からすると物足りなさを感じるのは致し方ない。
あくまでも個人的な見解でしかないが、頻度として週2~3本の更新頻度なら、今まで熱心に見ていたフォロワーであっても、飽きる事なく受け入れられるような感じがする。実際、週2~3本でも相当辛い頻度ではあるのだが。

魅力あるコンテンツへ

週2~3本の更新というのも、私が単にそう思っただけで、絶対的にそうすべきという話ではない。
毎週1本でも継続的に更新する事の方が重要という考え方もあるので、このあたりは自らのポリシーに則って決めていけばいい。
おそらく、今支持しているフォロワーのほとんどは、どのような取決めになっても付いていく人だと思う。
コンテンツに魅力さえあれば、問題はないし、今の所、そのポイントは押さえられている。
人間の知識欲を上手く刺激し、しかもそれをわかりやすく説明する。それができている限り、このチャンネルの目的は果たせるし、人は付いてくる。
あとは中田敦彦という人物の根気と体調が付いていけば何とかなるのではないかと思う。
無理はしてはいけないが、適度にフォロワー側に突っ込んでいく…このさじ加減ができている限り、問題はないと思う。

などと私如きが語ってみた。
実際見てみればわかるが、アイディアとしては抜群の引き込みである。
今後はより質の向上をめざし、継続して戴きたいと思う。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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