イキナリ使用できないと言われたこの驚きをどう表現すべきか?
dカード、止まる
昨日の日曜日の事である。
dカードで決済しようとレジでdカードを提出、そのまま決済に入ると、カードが使用出来ない、と言われた。
限度額まで使っているワケでもないし、何故だろう?
とその時に理由は全く思い当たらなかったので、とりあえずその場はすぐに楽天カードへ切り替えて、そちらで支払いを済ませた。
dポイントや楽天ポイントなど、ポイントを可能な限り集約する意味で、dカードでの支払いをしたかったのだが、こういう時はやむを得ない。
当初、カードの読み取り機に問題があるのではないかとも思ったが、楽天カードでは無事決済できたので、あきらかにdカード側の問題である。
しかも、磁気を読み取ってのデータ照合ではなく、ICを読み込んでの照合なので、カードが壊れたという可能性は限りなく低いと思われた。
おそらく、何かしらdカードの登録情報に問題が発生したのだろう、という直感と共に、その場は帰宅した。
帰宅後、すぐにdカードセンターに電話してみたところ、中々繋がらない。ま、こういうサポート系は回線が混み合う事も多いので、なかなか繋がらないという事はよくある事だが、根気よく繋がるまで待ち続け、ようやく繋がったところで「カードが使えなかった」と伝えた。
物理的な問題、登録上の問題、その他の問題、いろいろ考えられるので、全てを順を追って調べるのがセオリーなのだろうが、私はまず登録上に何か問題が起きているのか? という事を尋ねた。
すると、向こうから確認してきた。
「お客様は最近口座の変更等を実施されましたか?」
どうやら原因はそこにあるらしい。
口座の変更をしたのだが
確かに、私は5月のGWの頃に、三菱UFJ銀行がコンビニATMの手数料を引き上げるという話題から、メインバンクを三菱UFJ銀行からジャパンネット銀行に切り替える、という行動を起こした。その経緯は当Blogでも記載したが、ジャパンネット銀行はそもそもがネット銀行なので、手数料も比較的安く、総合的にみても便利に使える銀行だとわかったため、クレジットカード等の引落し口座もジャパンネット銀行へと切り替える手続きを執った。
その際、dカードはジャパンネット銀行への口座変更がオンライン上ではなく、書面による変更でしか切り替えられなかったので、変更届を申請し、文書で手続きを進めた。
その後、オンライン上でdカードの情報を確認し、5月の下旬に入った頃には引落し口座がジャパンネット銀行に変わった事を確認した。
なので安心していたところ、6月12日の段階でジャパンネット銀行から一通のメールが届き、引落し口座変更の承認をしてほしいと連絡があった。
その時にはもう私の頭の中では完全にdカードの請求はジャパンネット銀行から引き落とされるものと思い込んでいて、このメールの意図に気付かなかったのである。
結局、ジャパンネット銀行からの引落し口座変更の承認を翌日である6月13日に実施するわけだが、実はこの時点で、6月10日支払いの分がまだ口座から引き落とされていなかったのである。
両方の口座に準備していた
私は、この口座の変更そのものが2ヶ月ほど係る可能性がある、という当初の予告通り、その時の引落し口座だった三菱UFJ銀行にも引き落とされても問題がないように余力をもってお金を振り込んでいたし、ジャパンネット銀行から引き落とされても大丈夫なように、こちらにもお金は用意していた。
しかし、実際には6月10日にNTTはジャパンネット銀行から引落ししようとして、まだ自動口座引き落とし承認が行われていない事を確認し、そこで引落し不可と判断していた。
この時点で、以前の口座である三菱UFJ銀行からの引落しを試みたわけでもなく、イキナリ引落し不可と判断し、振り込み用紙を私宛に発送したのである。
私が解せないのは、5月下旬の段階でジャパンネット銀行が引落し承認をまだ口座主である私に確認していない段階で、NTTがdカードの引落し口座情報をジャパンネット銀行に切り替えていたという部分である。
これがもしジャパンネット銀行が口座主の承認確認を終えてから、NTTが引落し口座の変更をしていれば、6月10日の段階ではまだ承認が下りていないので、元の三菱UFJ銀行からの引落しになっていたハズである。
何故に未確認のまま引落し口座を切り替えていたのだろうか?
今回の問題はまさしくそこにあり、結果として引き落とせなかった、つまり未払いであるという信用情報に関わる記録を残さざるを得なくなった責任は、口座主である私にはないハズなのだが…。
当人の信用情報がこんなミスで汚されてよいのだろうか?
信用情報の確認
というわけで、今回の問題に関してNTTのdカードセンターから連絡があり、事の経緯と今後の対応についての話をした。
NTT側からは、まず郵送で送った払込票で引落し額を支払えば、入金確認後2日で、カードは利用可能になる、という話があった。
ま、それはいい。毎日使っているわけではないのだから。
問題は、その未払いだった、という事実に対しての信用情報である。
こういう情報は金融機関で共通で利用する情報で、未払いが発生すると他社でも問題になる案件だからだ。
私としては、ジャパンネット銀行からの口座変更の依頼が6月12日付けになっている時点で、私からはどうする事もできない問題だと明確に伝えた。
しかし、窓口担当の者からすると、結局はどうする事もできないという話なので、この事実は事実として記録される事になる事は確定であった。
但し、所謂外部への金融機関に係る未払い情報として記録されるのではなく、あくまでもNTT内での情報として記録され、このようなトラブルが多発すると、dカードを利用できなくなったり、或いは契約破棄されたりする事になるという。
つまり、他社には信用情報として記録されないという事なので、とりあえず今回はそこまで揉める話にはしなかった。
今回のは引落し口座変更という稀な事を実施したが故の問題なので、普通であれば起きない問題なのだから、今後は口座にお金が入っていない、という事がないようにしておけば、再発する事はない。
折れるところでは折れる。
少しは大人な対応をしておくべきだろう、と判断した。
問題は7月10日払い
さて、今回発生した問題で学習した私からすると、もう一回、その危険が訪れる可能性があると言える。
それが7月10日支払いの時で、実は三井住友カードでの支払いが同じように三菱UFJ銀行からジャパンネット銀行に切替申請をしている真っ最中だったりする。
ただ、ジャパンネット銀行は三井住友銀行との連携は他銀行より厚いものがあり、三井住友カードの口座変更をネットで申請すると、ジャパンネット銀行の引落し口座変更の申請を実施するよう促される。
既に5月の中頃にはその申請をしているのだが、一向にジャパンネット銀行から自動引き落としとして登録した、等の連絡がこない。
あまりにもこないので、5月末ぐらいのタイミングでもう一度申請したのだが、それでも連絡が来ない。おそらく実際に引落しが実施されるような動きが出てこないと動かないのか、或いは提携している銀行なので手続きが簡易化されているのか、好意的に受け止めればそうした事なのだが、悪意的に受け止めれば、何か手落ちがあるのかもしれない。
次回はそうした事がないように、6月末の段階で今度はジャパンネット銀行に問い合わせてみようかと思っているが、果たしてどうなる事やら…。
ちなみに現時点で三井住友カードで引落し口座を見てみると…まだ三菱UFJ銀行になったままであった。
コレ、ホントに切り替えできるのか?
不安は募るばかりである。
普通は、支払い方法や口座の切り替えをした場合、キャリア側が変更を確認したことを確実にするため、一時的に、振り込み用紙による支払いに一〜二ヶ月はするなり、安全策をキャリア側がとるべき対応のはずなんですがね…。
NTTは、こういうトラブルだけじゃなく、故障保証で、故障機を返却しても、返却済みが処理されていないため、諸所の手続きができないといわれ、滞ったりする場面が多いと感じます。
NTTにしてる理由は、auやソフバンよりも幾分かマシ、という理由で、今の国政と同じ、野党にやらせてもムリなんで、仕方なく与党と同じ…。
今は、与党すら危ういが…
返信
今回の件は、どう考えても「カード引落し口座の切り替え」を行うタイミングを、支払い先銀行の確認の後に実施すれば問題のなかった事であり、それを複数の部門で担当している事に問題があるという、いわゆる大企業病に問題がある話だと思っています。
つまり、ある意味NTTは、企業からの側面でしか見て折らず、ユーザー視点で問題を見ていない、という事です。おそらく、大企業ではよくある事ではないかと思います。
こういった問題は、ユーザー視点で物事を見る第三者視点が必要なので、そういった顧客満足をどう考えるかという部門が内部に出来上がれば、解決していくであろう問題です。ま、今はそういうのがないのか、或いは足りていないのでしょう。
ないものをないと嘆く事は簡単ですが、結局どんなに嘆いても現状で使って行く必要があるので、その中での最適解を選ぶしか道はありません。
ま、もしどうしても納得がいかないというのなら、自らが起業してそういう事に対応できる企業を作るしかないでしょうね。
ないものは作る。
どこかで聞いたフレーズです(爆)
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