ネットバンクはどれがイイ?

PayPay銀行、楽天銀行、みずほに三菱UFJなどなど、いろいろあるが、どれがいい?

一度は切替えたが…

昨年、私は自分のメインバンクを三菱UFJ銀行からジャパンネット銀行(現PayPay銀行)に切替えた。
Blogに記事としても掲載したが、そのキッカケはATM手数料が値上がりする、という事からだった。
コレ、名前考えたヤツは何を考えてこうしたんだろうか?PayPay銀行は、3万円以上の口座預け入れの場合、コンビニATMであっても手数料は0円になっているが、三菱UFJ銀行は預け入れであっても平日日中で110円、夕方18時以降で220円かかるようになった。ただ、毎月25日と月末は、その手数料が110円が無料、18時以降では220円が110円になるので、そうした制限の中で使っていく分には以前と変わらない状況という事だった。
だが、そもそもコンビニATMは時間を気にしないで使う事を前提としているので、時間や日程でサービスが変わったとしても、それは利便性とは全く別の話。
というわけで、せめて預け入れの時にもっと手数料で優遇を受けられるジャパンネット銀行(現PayPay銀行)に切替えたわけである。
この切替えそのものも、結構いろんな手順を踏んで、大変な作業をしてきたのだが、その途中でジャパンネット銀行はPayPay銀行という、なんかふざけた名前(ぉぃ)に変わってしまい、なんでかなぁ…と微妙な気分になったのはここだけの話。
ま、そんな気分的なところは良いとして、今改めて振り返ったとき、ホントにPayPay銀行で良かったのか? という疑問が持ち上がった。
そう、預け入れは良いとして、振り込みとかを比べた時、どうなるのか? という事である。

一般的には220円

みずほ銀行や三菱UFJ銀行の、一般的な振り込み手数料は220円になる。自行の場合は0円というのはだいたいどの銀行も同じ。
だが、PayPay銀行は三井住友銀行以外はネットバンキングでも3万円未満で176円かかり、3万円以上だと275円かかる。
ん? 220円より高いじゃないか、という、今更ながらのオチが待っていたわけである。
コレ、PayPay銀行にメインバンクを変更したが、本当にそれでよかったのだろうか?
おそらく、使い方次第で使いやすい銀行が変わってくるのかも知れないが、私のような田舎住まいの者で、そもそも物理的に銀行ATMが少なく、利用するATMはコンビニATMがメインという場合は、やはりネット系銀行の方が使いやすいという事になる。
ネット系というと、PayPay銀行や楽天銀行が目につくわけだが、私はこの選択において、実はあまり良い絞り込みが出来ているとは言い難い。
というのは、メインで利用しているキャッシュカードはYahoo!系なので、その繋がりでPayPay銀行というのは分かる話だが、証券に関しては楽天証券を登録している(登録だけでまだ使ってない)。そちらと連携させるなら、本来なら楽天銀行が一番使い勝手が良い事になるのだが、楽天はカードはほとんど使っていない。メインで利用しているのがYahoo!のカードだからだ。
これらを、Yahoo!系列、もしくは楽天系列にすべて集約すると、恐ろしいぐらいに使い勝手が良くなるような気がするのだが、メリットデメリットの観点から絞り込めていない。
この優柔不断さが、結局無駄を生んでいる。
集約に失敗した運用である事は、自ら認めてしまえるぐらい、ミスしていると思う。

ネット中心でいいのか?

ただ、やはりお金の問題となると、ネット系銀行はそもそも実店舗を持っていない事の不安はやはりどこかにある。
その点、みずほ銀行や三菱UFJ銀行、三井住友銀行などは実店舗があるメガバンクなので、何かあったときの安心感はズパ抜けて高い。
しかも、これらの銀行はネット系サービスも今や充実している。手数料だけで判断して良い時代ではなくなったと言える。
こうした事を総合的に考えた時、果たしてPayPay銀行をメインに据えたのは、正しい判断だったのか? という疑問が浮かんでくる。
ネット系サービスは便利という側面があるので、そうした利便性を追求すれば、間違いなくネットバンクが良い選択肢になる。だが、そう割り切れる話でもないのも実情である。

というわけで、今はまだ分散させている感じのネットバンク事情だが、実際問題、どのネットバンクが良いのか、答えが見いだせていない。
まだしばらくは悩み続ける事になると思うが、これに答えは生まれるのだろうか?

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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