ワクチン接種に動く

ウチの住んでる自治体、情報発信が少なすぎ…。

待てど暮らせど

現在、職域接種も含めて、都会では随分と進んだ印象のある新型コロナウィルスのワクチン接種だが、正直、進んでいるのは東京などの都会ばかりで、地方自治体での進行が進んでいる感じがあまりしない。
いや、ひょっとしてそう感じるのは、私が住んでいる自治体だけの事なのか?
それはよくわからないが、自分が住んでいる自治体に関して、65歳以上の人に対しての接種券が送付されている事は、私も確認できている。
待ってても届かねーよだが、優先的に接種可能な人は、なにも65歳以上の人だけではない。
医療従事者、高齢者以外で基礎疾患を有する者、構成者施設などの従事者も、優先接種の対象となっているのだが、何故か私のところに接種券が全く届かない事に気づいた。
私は実は対象となる基礎疾患を患っていて、定期的に通院している。だから新型コロナウィルスのワクチンに関しても、優先接種可能な要件を満たしているのだが、全く接種券が届く気配がないのである。
いや、そもそも、私がその対象者である事を自治体はどうやって調べるんだ?
そう考え、そもそも待っていればいいという受動体質ではいけないのかも…と思い、自分が住んでいる自治体の状況を調べてみた。
ま、私自身は接種を急いでいるわけではないのだが、ウチの家族が「自分一人で接種にいけないから」と頑なに私の接種券の到着を待っているので、この際だから調べて見る事にしたわけである。

情報は能動的に?

で、自分の居住地の自治体のHPを確認してみたところ…こんな書き出しで説明されていた。

「国が示した優先接種順位に基づき、12歳(接種日現在)から65歳未満の方で、基礎疾患等をお持ちの方へ、優先的に接種券を送付します。事前申請が必要です。」

…何ですと?
事前申請とは何ぞや?!
全く知らなかった。申請しないとダメなのか。
そりゃ、そうだよな。私が基礎疾患持ちだという事を、自治体が調べるとはとても思えない。そうであれば、自己申告しないと先に進まないのは当たり前だ。
やはり情報は自分で能動的に取りに行かないとダメだって事だな。
そのサイトには、申請書のPDFリンクもあったので、早速ダウンロードし、申請する事にした。
だが、申請した後、接種券が手元に来てからがまた大変だという事もわかった。
ようするに予約である。
接種券が仮に届いたとしても、予約に関しては各自でやれ、という事が書かれていた。
この接種の予約に関しても、個別接種と集団接種がある。
私はかかりつけの病院が接種対象になっているので、そこで個別接種を希望しているのだが、どうも私のかかりつけ病院を調べると「当院はアレルギーなどをお持ちの方や、接種後の危険性の高い方を接種する医療機関となっております。」なんて事が書いてある。
普通の人、ダメなの?
とりあえず、急いでいないので、次の定期通院の時にでも問合せてみようかと思う。

情報が足りない

今回、私は能動的に情報を取りにいったが、そもそも、どこに問合せるべきか等の情報を含めて、ウチの自治体は発信が少なすぎると言える。
おそらく、市が発行している広報誌に掲載しているだろうと思うが、回覧板含めて、情報が回ってきた記憶が全くない。
そもそものトリガー情報がないので、問合せようという意識が強くないと、自分から能動的に動くという事も少ないのではないかと思う。
ま、自衛の為にワクチン情報を得たい、という強い意識があれば、私の様な出遅れにはならないのかも知れないが、もっと身近に情報がある状況だとそもそも出遅れる事もないのかもしれないと思った。
ま、自治体も国の方針で振り回されているのかも知れないが、その情報を受けて市民が自ら動かねばならない状況であるなら、もっと情報の間口は広くして欲しいものである。

それにしても…供給量は問題ないのだろうか?
2回接種するにしても、1回目の予約の取りづらさを考えると、2回目の予約が接種間隔の期限に間に合うのか、とても不安である。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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2 Responses

  1. 士之 より:

    私も基礎疾患もちなので、てっきり高齢者枠の後に摂取券が配達されるとおもっていたけど、一向にこないので、こちらで調べて、初めて申請が必要なことを発見。
    これが7/1のこと。
    自身の年齢だと、該当する自治体からの配送は7月末。
    なので、今申請しても、余り変わらない可能性が高いため、あえて申請しなかった。

    思い込みがあったのも事実だが、健康保険の利用状況からみて抽出するんだと思っていた。
    これも、自治体と国側の横串がなってないからわからないんだろうけど。

    しかし、あれだけ各知事や関係者がメディア露出しているにも関わらず、誰も発信せず、調べないとわからないなら、基礎疾患なんて枠書くなよ…というのが正直な感想。

    そして今、ワクチン打ってない中年層の感染率が上がるというね。

    個人的には、医療従事者以外、枠とか設けなくてよかったんじゃないかと。

    • アバター画像 武上 より:

      申請しなかったのか。
      私は申請して3日後くらいに市役所から接種券が届いたよ。
      届いたけど、予約は自分でやらなきゃならないから、おそらく接種できるのは8月に入ってからだろうけどね。

      行政も相当手詰まりな状態だというのは、政府を見ていればよくわかる。役所員もある意味被害者なんじゃないかな。
      それと、日本人は案外知らない…というか意識していないかもしれないが、日本は公務員が少ないんだよ。
      ムダな税金が多くなるという理由で、公務員の枠を削ってきた事のツケが、こういう大規模な政府活動の結果に表れる。
      しかも今は東京オリンピックの事でも人員を割かなきゃいけないから、いろんなところにシワ寄せがあるんだと思う。

      とりあえず、申請はした方がいいよ。
      今月末から年齢枠関係なく接種券が送られてくる予定は、あくまでも予定であってそれが遅れる事は十分考えられるので、私は申請する事をお薦めします。
      65歳以上の感染者増加第5波は見られないってね。これもワクチン効果だと思うよ。
      なので、行政の手詰まりになる予想をして申請した方が良いと思う。

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