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パネル破損に注意

保護シートを剥がせば、それは即ち破片が飛び散るという事。

公開されたQ&A

任天堂が、サポートページにてNintendo Switch(有機ELモデル)に関するQ&Aを公開した。
内容的にさまざまなQ&Aが公開されたのだが、その中で「有機ELモデルに画面保護シートを貼ろうとしたら、最初から画面にシートのようなものが貼ってあります。剥がして貼り替えてもよいでしょうか?」という質問が掲載されている。
これに対する答えは、当然だがNGで、任天堂としては今現在貼られているシートは剥がさないで欲しい、としている。
理由は単純で、有機ELパネルが割れた時に、その破片が飛散しないようにこの保護シールが予め貼られているので、それを剥がしてしまうと、単純に割れたガラスが飛び散る、という事を任天堂が警告しているということである。
なので、任天堂からすると、別途購入した画面保護シートは飛散防止フィルムの上から貼り付けるように、と通達している。

ニンテンドー Q&A(よくあるご質問)
https://support.nintendo.co.jp/app/answers/detail/a_id/37495

つまり、この話が任天堂公式で出ているという事は、もう任天堂は公式で新型Switchの有機ELパネルは割れるものである、という事を認識している、という事と言える。
何故子供向けの筐体でそのような構成にしたのかは不明だが、子供向けであるという事は判っていても、それでも有機ELパネルの表示品質を選んだ、という事になる。
たしかに、液晶パネルと有機ELパネルとでは、発色のメカニズムが全く異なるので、有機ELパネルの方がコントラストがハッキリし、ダイナミックレンジが広がるのは当然の結果である。
だが、その見返りとして、パネルそのものをクリアにする必要がある事を考えるとどうしてもガラス製パネルを使わざるを得なかった、という事なのかもしれない。

評価が割れるSwitch

新型の有機ELパネルのSwitchに対する評価は、概ね良好という感じなのは間違いない。ただ、人によって評価がとても割れているように思える。
特に子供が扱う事を前提にしている人は、どうしてもその割れてしまうという危険性を危惧しているからか、大絶賛という感じではない。
だが、そうした取扱いは自分が気をつければ良いだけだ、と割り切っている人の評価はすこぶる高い。
つまり、この「割れる」という脆さを考えなければ、評価の高い製品である、という事が言えそうである。
有機ELパネルは、液晶パネルよりも解像度が低くとも、とても解像度が高く見えるという特徴がある。これは遙か昔、ソニーが10インチの有機ELパネル採用のテレビを販売した時に言われた事で、解像度が高くないパネルであっても、その映像を観た感触でいえば低解像度である事がわからない印象だと当時は言われていた。
今回の有機ELパネルのSwitchも、おそらくはその見た目の映像の美しさは液晶パネルの従来品と比較してとても綺麗に見えるだろう事を考えると、概ね評価は高くなるのではないかと思う。

高性能版はそのままでは出せない?

ただ、今回の有機ELパネルの採用で逆に目立つ結果となったと考えられるのは、3Dモデルのテクスチャの粗さがハッキリ見えてしまうという事ではないかと思う。
この辺りは、映像品質というよりはコア性能による3Dモデルのテクスチャ品質だったり、あるいはポリゴン頂点数の問題になるので、完全に性能の良し悪しが出る部分である。
残念だが、今のSwitchではPS5やXbox Series X/Sには性能で追いつけない。場合によってはPS4やXbox Oneと比較しても同等以下だろう。
それだけに、同じタイトルが発売されると、その映像品質で差が付いてしまう。
おそらく、Switchに性能を求める人のほとんどは、この部分を気にしての事ではないかと思う。
Switch専売タイトルではそもそも気にならないところだが、同タイトルが発売されるとどうしても差が目に付いてしまうのだから。
それだけにSwitch Pro(仮)の噂が絶えず、一部の層から求められているのだと言える。
Switchが、PS5並の性能を追求しようとすれば、その冷却性能を考えるなら構造そのものを大幅に変える必要がある。PS5の筐体の大きさを考えると、それはよくわかるだろう。安易に高性能版が出てこないのは、そうしたモビリティやデザインとトレードオフになっている部分もある、という事である。
なので、高性能版は求められるだろうがクリアするハードルの高さは並々ならぬ結果からしか出てこない。
出てくるとしても、気長に待つしかないだろう。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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