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Daily Archive: 10月 15, 2022

RTX 4070 Tiの予兆?

NVIDIAがRTX 4080 12GB版の取り下げを発表。

紛らわしさ解消のため?

NVIDIAが、既に発表した製品であるGeForce RTX 4080 12GB版の発売を中止すると発表した。
元々、RTX 4080は16GB版と12GB版が存在し、しかもこの2種は違うコアを使用しており、何故同じシリーズ名で発売されるのか? という疑問が各所で言われていた製品である。
名称変更して発売されるのは間違いないだろう同じ名前で紛らわしいという事は最初からわかっていた事で、おそらく当のNVIDIAも判っていたはずである。にもかかわらず、NVIDIAは発表時にRTX 4080が2種発売されると発表したワケだが、これをどう受け止めるべきか?
世間では、RTX 4080 12GB版に使用したコア価格を下げずに済ませる為…という見方があるが、残念ながら私もそう思えて仕方が無い。
NVIDIAからすれば、名称でグレードを下げてしまえば、その名称からのイメージで価格が左右される事は今までの慣例で理解しているハズで、そうなれば例え性能を引き上げたとしても、名称からくるイメージを超えて価格を引き上げるのはとても難しい。だから最初から価格を高い位置にしてしまえば、単価を下げずに済む…というのは、実にわかりやすい心理である。
しかし、カードベンダーや販売店からすれば、同じRTX 4080で、搭載しているメモリ量が異なるだけで、性能が大きく変わるという似て非なる製品を取り扱うのは、紛らわしいだけでなく、顧客に誤解を与える要因にしかならない。
そうした声があまりにも大きかったのだろうか、結局NVIDIAはRTX 4080 12GB版の発売を中止したわけで、それも発売約一ヶ月前という段階での中止発表である。
混乱する業界が、再び混乱する自体になったと思うが、それでも私からすると今回のNVIDIAの発表は間違っていないと思う。というか、最初が間違っていたわけで、それが是正された、というだけの事ではある。

変更する名称は?

ただ、NVIDIAは12GB版の発売を中止した事に違いは無いが、元々存在していた製品を全て廃棄する、なんて事はしないだろう。
となると、名称を変更して発売する事になるとは思うが、そうなるとどんな名称が相応しいだろうか?
まず、RTX 4080 12GB版は、そのTDPが285Wと前モデルでいうとRTX 3070 Tiと重なるレンジになる事から考えて、やはりRTX 4070 Tiが相応しいと考えられる。
というか、おそらくそう考える人は私だけでなく、ちょっとハードウェアに詳しい人なら同じ事を考えるのではないだろうか?
ただ、今回の発売中止騒動は、消費者側の視点で見れば中止となったハードウェアは今後どういったグレードの製品になるのだろう、と思うレベルで事は済んでしまうが、NVIDIAからコアを購入し、カードを製造するベンダーなどは話がとても厄介になる。
発売されるであろう11月中旬まであと1ヶ月、そうなるとベンダーとしては既にチップをNVIDIAから購入している頃ではないかと思うが、その製造計画を大幅に変更しなければならないのだから、ベンダーの被害はそんな簡単なものではないだろう。
NVIDIAは、このタイミングで発売を中止した事による、ベンダーへの何かしらの救済がないと、EVGAのように撤退するベンダーが現れても不思議ではない。というか、チップ供給メーカーだから何をしても許されるなんて考えてはいないだろうな?

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