買い増しした国内株

先日購入したNTT株をさらに買い増しする事に。

未来を見据えて

気にしている事があった。
それは3月末に購入したNTT株の価格と現在のNTT株の価格差についてである。
当Blogで当時の事を記事にした。

私が最初にNTT株を購入したのは、配当の権利確定の日だった。
だから株価が上がってしまう事は最初からわかっていた。さらにいうなら、恐らく私が買った日の翌日には株価はどんどんと下がっていくだろうという事もわかっていた。
問題は、どこまで下がっていくのか? という事がわからなかった。
いや、正確に言えば、過去のチャートを見ればどれぐらい下がるものなのかの予想はできたのだが、こういうのはチャートだけでは実感しにくい所がある。
なので大前提として、長期に保有していれば今の株価よりも上がる…という覚悟を持って配当権利確定日に購入したのである。
購入した時の価格は184.1円の時。
だが、その翌日には180円ほどになり、その一週間後には177円程度、そして今はといえば175円程度になっていた。
予想としては、最悪172円くらいになる可能性は考えていた。というか、その可能性はまだあるだろうし、その予測自体もまだまだ甘い可能性はある。
ただ、ここ最近の値動きから見ていると、ここから150円台に行く事は珍しいだろうと思うし、むしろNTTのこの先を考えた時、もっと株価は上がっていっても不思議ではないという確信めいたものを感じているので、ここで前回の取得額を下げるために、買い増しすることを考えた。
ま、3ヶ月分以上の生活資金はあるので、生活資金外のところで買い増しできる価格だから、買える時に買っておこう、という事である。

175円以下を狙う

私が買い増しすると決めた時、株価は175.3円だった。
ここ数日、175.5円から174.8円くらいを行ったり来たりしている感じで、175円を下回る事は珍しい感じだった。
ただ、チャートのローソク足を見る限り、175円を下回る事も時にある事は見えているので、175円以下で購入できれば及第点かな、と目星を付けた。
そこで買い注文を174.8円で500株入れた。
これで購入できれば持ち株数は1,000株になり、前回の購入額と平均した取得額で180円を下回る購入額になる。
あくまでも狙い値で174.8円としたので、購入できなければまた別の機会に…ぐらいの気持ちで買い注文を出して、今日の15時までほったらかしにしておいた。
徐々に上昇している事は間違いない結果…購入できていて、現在は保有数1,000株、平均取得価格179円、現在の評価損益率は-2.36%という事になった。なので評価損益は-4,250円と、まだマイナスではあるが、これから数年後に期待である。

NTT株を選んだワケ

本来、NISAを始めた時は投資信託以外での運用は考えていなかった。
つみたてか、それともスポット購入かは別にして、基本的にはインデックスファンドにしか手を出すつもりがなかったのである。
株の現物取引は、その企業の株価一つで決まるため、安定して利益を積み重ねるならインデックスファンドが一番確実である。
ただ、2024年に始まった現行NISAは、一つの口座でつみたて投資枠と成長投資枠が使える様になったので、何かしら配当の良い株を持っている事に意味はあるかもしれない、と考え始めた。
そこで、まず現在の状況を考えた時、つみたて投資枠でつみたてているのが、米国中心の投資信託しかないという事が気になった。
日本国内に目を向けていないというのは、リスク分散から考えてもマズイのではないかと思ったのだ。調べて見ると、今はインド株が結構上昇気流に乗っている感じがあるが、正直だからといって今の私がインド株に手を出すのはリスキーである。インド株を含めた投資信託もあるが、そこに行く前にまず国内だろうと思った。
で、投資信託にするか、それとも今まであまり見てこなかった株の現物にするかを考えた。
スクリーニングでいろんな株を見ていたら、日本電信電話の株が200円以下という事に気づいた。
調べたら、NISAが始まった事で株を分割する会社が出てきているという事で、買いやすくなったという事らしい。
で、NTT株といえば安定銘柄としてはよく知られた株なので、利回りは3%を下回るだろうが、大きく崩れる事もないだろうという事、そして今後のNTTの事を考えると今の価格よりは上がっていくだろうと踏んで、初めて株の現物に手を出してみる事にした。
それに国が次世代通信『IOWN』開発へ約450億円助成しているという事もあるし、NTT法撤廃によって今後の成長がどうなるのかも見所というのもある。期待できる要素がある事は間違いないと踏んでいる。
まぁ…個人的にはNTT法撤廃はあまり喜ばしい事とは思っていないのだが、KDDIやSoftBankの成長を見ていると、NTTもそれに追従して行かねばならないだろうという流れにはなるだろう。
そういう意味でもNTTの今後には期待しているところもある。

正直、1,000株ごときで何を言っていると言われるかもしれないが、もともとの予算がない状態かつ損益を出す事の影響が大きい私からすると、確実性の高い方法を採らざるを得ないと考えている。
それでいて、いろんな事を経験する必要があるとすれば、今回のNTT株の購入は、良い勉強になるのではないかと思っている。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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