さて、今週はFF14が開始するが…

秋葉原では22日の午前0時にFF XIVの先行深夜販売を慣行するところがあるという。
一つはソフマップ秋葉原アミューズメント館で、21日に事前会計をしておき、0時と共にソフト受け渡しというスタイルのようだ。
もう一つはアソビットシティで、こちらは普通に0時に販売開始、予定数量を売り切るか午前1時で販売を一旦終了というスタイルらしい。
どちらの店舗も、販売されるのは限定版のコレクターズエディション。メイキングDVDやオリジナルタンブラーなどが同梱されている。
このコレクターズエディション、Amazon.co.jpでも発売されたが、すぐに売り切れたため私は通常版を予約したのだが…なぜか今Amazon.co.jpを見ると在庫があることに…?
オカシイと思ってページを更新したら…「出品者からお求めになれます」に…。Amazon.co.jpのこのあたりのシステム、どうもいい加減で困る。
とりあえず、先行販売されるのはコレクターズエディションのみ。通常版は月末30日に発売される。
さて、肝心のFF14だが、どうも良くない噂をかき集めたかのような動画がニコニコ動画に公開され、既に再生数も10万を超えている。
その内容は、作りが酷いという事を延々と説明するものなのだが…


クローズドのαテストやβテストの頃からの話もあり、それがオープンβテストでも修正されていない等々、まともに受け入れればとんでもない仕上がりにしか思えない内容である。

私はオープンβテストには参加していない事もあり、実際の所がわからない。
参加しなかった理由は単純で、楽しみは後に取っておこうというただそれだけの事。
最近、モンハンみたいなクエスト型MO RPGばかりで、どうもキャラクター育成という面白さからかけ離れているせいもあり、個人的にはFF14にちょっと期待していたりするのだが、この動画が真実、もしくは真実に近い内容だとすると、FF14を始める時期はもうちょっと考えたほうがいいかもしれないと思いたくもなる。
この動画で使われているPCのスペックがわからないため、実際どれくらいのスペックだとこんなに遅い動作なのかがわからない。
ベンチマークテストだと、推奨ビデオカードであるGeForce GTX 460とCore i7の組み合わせでフルHDのスコアは2,200~2,600程度(あくまでも程度の話。実際は構成でかなり変わる)。ビデオカードだとRadeon HD 5xxxシリーズであればまだ上を行くスコアになる。もし、このスペックで前述動画のような動きだとすると、ゲームとして成立するのが難しい話になる。
正直、動画の動きはとても推奨スペックでの動作とは思えない。であるならば、各種ゲーム系サイトでのプレビューでいろいろ言われているはずである。
背景が似た様なものが多いとかそういう部分は実際に見てみない事にはわからないが、動作という部分については、多分ベンチマークで推奨スペック並のスコアを出せる環境であれば、そこそこ動くだろう。
ちなみにウチはCore2 Quad Q9550とGeForce GTX 260だが、フルHDのスコアは2,509をマークしているため、推奨環境が問題なければ多分そこそこはイケルハズである。
他、動画に気になる部分も考えて見れば許容できるものとそうでないものがある。
背景のテクスチャが似通っている(もしくは同じ)というのは、テスト時にはよくある話でもあり、またサービス開始直後でもそういった動向があるゲームもある。残念な話ではあるが、これはFF14に限った話ではない。たしかに世界的にも注目されている作品ではあるが、ここを突付くという事は重箱の隅を突付くようなものであり、私的にはコレを大きな問題として取り上げるつもりはない。
ただ、文字のローカライズについてはちょっと気になる所もある。
もし「チョコボ」を「馬鳥」と表現しているのであれば…考えられるのは中国語という事になるが、どうも中国でもチョコボを馬鳥とは表現しないらしい。なぜそんな変換前の文字が残っていたのか、そして開発はどこでやっているのか? という部分についてはかなり気になる部分ではある。
というのは、個人的にはFFシリーズは出来うる限り国産であって欲しいと願っているという事。
FFは動画部分を海外に依存しているケースが多いというのは有名な話で、それは今やスクウェア・エニックスだけに留まらず、コナミやナムコも同じだ。だが、ゲームの中身に関しては日本国内での開発が望ましい。というか、そうでなければ国産RPGという位置づけが怪しくなる。
原産国詐称とまでは言わないが、海外で制作しているのに発売元が日本だから「Made in Japan」というのはオカシイ話である。
これはゲームに留まらない、今の世の中全体の話ではあるが、発売元の表記=製造国ではないという問題は消費者に誤解を与える。
FF14のβテストでこういった問題が浮上しているならば、そのあたりは是非ちゃんと説明して欲しいものである。
と、動画からの予測でしかない事でいろいろ考えてみたが、オープンβテストをプレイした人の感想が一番信用におけるため、知っている人がいたら教えて欲しいものである。
せめて動きの問題だけでも分かれば、今はじめてよいものなのか、それとも時期を開けるべきなのかの指標にはなるだろう。
世界的大作であるだけに、気になるところである。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

Share
アバター画像

武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

You may also like...

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


コメントは承認待ちです。表示されるまでしばらく時間がかかるかもしれません。

Desktop Version | Switch To Mobile Version