DellのAW3821DWを入手した

モニタ入れ替えの話をここ数日していたが、導入モニタを遂に決めた。

結局ウルトラワイドモニタへ

随分と悩んだ。
いろいろなパターンを考えた。
その上で、今の時点で自分として最適解を何とか導き出した。
それがDellのAW3821DWという37.5インチのウルトラワイドモニタだった。
現時点で考え得る最適解と信じる新品で購入したわけではなく、オークションで中古の製品を購入した。ちなみにまだ落札しただけで品物は手元に届いていない。だが、出品者がDellのサイトで所有権譲渡の手続きをしてくれるとの事だったので、価格的に許容できる範囲だった事から、落札する事にした。
今回のモニタ入れ替えの最大の目的は、2つある。
一つは表示色を10億色、つまり疑似であっても10bitカラーにする事、そしてもう一つはリフレッシュレートを120Hz以上にする事である。
先日の記事にも書いたが、モニタは8bitカラーの製品が圧倒的に多いが、その8bitを拡張して8bit+FRC、つまり隣接するドットを素早く点滅させ、中間色を表示しているように見せかける技術を使う事で、10bitカラーのように見せるモニタというものが存在している。リフレッシュレートの高いゲーミングモニタの中で表示色が10億色とされているもののほとんどは、この8bit+FRCだと言っても過言ではない。
だが、この8bit+FRCはゲーミングモニタと相性が良い。何故なら、リフレッシュレートが高いモニタは、画面書き換え頻度が高いため、中間色に見せる点滅を起こしやすいからだ。しかもPCから送信する映像データも軽く出来るというメリットがある。なので今回私はリアル10bitカラーのモニタを辞め、あくまでも表示色10億色という事に絞り込んだ。
また、リフレッシュレート120Hzというのは、HDMI接続であってもそれだけのリフレッシュレートである事を狙っている。
これらの条件を模索していくと、確かにGIGABYTEの「AORUS FI27Q-P」はWQHDでこれらの条件を満たす事のできるモニタだったが、今の環境に近づけるだけの総解像度を得るには2枚のデュアルモニタにしなければならなかった。
そしてDellの「AW3821DW」の場合は、37.5インチではあるが21:9の3,840×1,600ドットという今使用している34インチウルトラワイドモニタの解像度より高い解像度で、前述の条件を満たす事のできるモニタだった。
価格的にはWQHDを2枚の方が安く上がったのだが、偶然、タイミングよくDellの「AW3821DW」が出品されたため、このモニタに決めたわけである。

モニタ環境を一新する事にした

2日前の当Blog記事にも書いたが、今、Dellの「U3415W」とI-O DATAの「EX-LDQ271DB」というモニタをデュアルモニタとしてPCに接続している。総解像度は横6,000ドットを超える環境なワケだが、実際、これだけの横解像度を使用してたか、と考えて見たとき、思ったほど使っていなかったという事がわかっている。Dellの「U3415W」は全面使ったとしても「EX-LDQ271DB」は、画面半分…いや、3分の1程度ぐらいしか使っていなかったと言える。
であるなら、U3415Wの3,440ドットに400ドットほど増えた3,840ドットの「AW3821DW」なら、多少足りないかもしれないが画面を使い切るには丁度良いサイズではないかと考えた。
なので、今回のモニタ入れ替えで、「U3415W」+「EX-LDQ271DB」という環境を辞めて「AW3821DW」のみにする事を決めた。
これでビデオカードの負荷も軽くなるし、私のPC周りの環境もスッキリさせる事ができる。何より、今や私のモニタ前にドンと居座っているコンデンサマイクを、マイクアームスタンドに変更して運用する事も可能になり、オーディオインターフェースも置き場所を替えることができるようにり、マウスオペレーション自体がずっと楽になるのは、とても大きな環境改善である。
…というか、私のPC周りはモノが多すぎるだけの事なのだが。

モニタアームを導入予定

というワケで、使用モニタを「AW3821DW」にするにあたり、今回はモニターアームを導入し、モニタ下をスッキリさせ、なおかつPC棚の上に機材の多くを移動、`PC前はほぼ「AW3821DW」とキーボードとマウスのみ、という形にしようと思っている。
…ホントはメインPCすらも入れ替えたいのだが、流石に予算はない。
あ、ちなみに「AW3821DW」の購入予算だが、これはMacBook Proの売却益からの転用で賄っている。モニタアームやDisplayPort端子ケーブルは追加予算が必要だが、それぐらいなら何とかなるレベル。
というのも、今回使用するモニタアームは、本来ならエルゴトロンを使いたかったところだが、クランプのネジを下に持って来れない関係から、サンワダイレクトのモニタアームを使用する事となり、価格的に半額程度に収まるからだ。
それでも耐荷重8~20kgのモニタアームなので、運用する上では十二分な性能である。
また、DisplayPort端子ケーブルだが、落札した「AW3821DW」にも付いてくるハズだが、2mのものを別途用意する事にした。
まず確実にDisplayPort1.4に対応したケーブルが欲しかったという事と、長さとして2mのものが欲しかったためである。
これで、必要なものは一通り揃えたので、あとは到着を待って設置するのみである。
…ま、その前に今使っている「U3415W」の取り外しという一大作業が待っているのだが。

ようやくHDRに対応する高リフレッシュレートモニタの導入である。
あとはメインPCと行きたい所だが…これは更新すべきデバイスがまだ他にもあるので、まだ先に延びそうな感じである。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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