(function() {function signalGooglefcPresent() {if (!window.frames['googlefcPresent']) {if (document.body) {const iframe = document.createElement('iframe'); iframe.style = 'width: 0; height: 0; border: none; z-index: -1000; left: -1000px; top: -1000px;'; iframe.style.display = 'none'; iframe.name = 'googlefcPresent'; document.body.appendChild(iframe);} else {setTimeout(signalGooglefcPresent, 0);}}}signalGooglefcPresent();})();

Category: PC/Digiガジェット

Ryzen7 7800X3Dがやってきた

換装って実は結構面倒くさい。

取り外す手間が大変

先日から話をしていたRyzen7 7800X3Dが到着した。
同時に頼んでいたDEEPCOOL製グリスガード、シミオシのグリスとグリスクリーナー、CPUクーラーのAK620 Digitalも到着したので、これでCPU換装の準備は整ったという事になる。
ただ…自作した事がある人はよくわかると思うが、このCPU換装というのは実は結構面倒くさい。
取付けたCPUクーラーを取り外し、付着したグリスを拭き取り、CPUを取り外す…この工程が結構面倒くさい。
まず今取り付いているCPUクーラーを取り外す時、ファンの配線などを纏めている場合はそこから目的のコネクタを見つけるところから始まる。
綺麗に配線して自作していればしている程、この部分がとても面倒くさい。しかも、最近は電飾のケーブルもあるのでアドレサブル配線も見てやらないといけない。
私が使用していたAK620は、電飾配線はなかったが、今回取付けるAK620 Digitalは電飾配線があるので、その配線もどのように採るか検討しないといけない。
いろいろ考える事は多いが、とりあえず外せるものを外してCPUの交換を進める事にした。
基板をPCケースから取り外して作業できれば簡単だが、そこまで持っていくのはもっと大変なので、PCケースを横倒しにしてPCケース内で作業開始。
狭い空間に配線をしているので、そこから目的のCPUファンコネクタを出すのが結構面倒くさい。何とか取り付いていたものを取り外し、グリスを拭き取ってCPU交換まで行い、今回初めて使用するDEEPCOOL製のグリスガードを取付けた。
結構ギチギチに取付け
銅製なのでもっと余裕のある作りになっているのかと思ったが、結構CPUのヒートスプレッダギリギリのサイズで作られているようで取付けは硬めだった。
グリスガードが収まりきらずヒートスプレッダより高い状態になるとCPUクーラーがちゃんとCPUを冷やせないのでグリスガードは硬めでも押し込んでヒートスプレッダより低くする。ここが重要。
あとは組み立てる時と同じように、まずファンの配線をしてグリスを塗布してヒートシンク取付け、ファンをヒートシンクに取付けるのだが、今回は液晶パネルを取付ける畢世エガあるので、RGBアドレサブルケーブルを他配線の中に組み込み、USBピンヘッダへケーブルを接続してCPUファンに取付けるという工程を経る。
新品を組み立てるなら…ここまでの作業で1時間もあれば終わるところ、交換となるとここまでで2時間かかってしまった。
狭い作業空間という事もあるが、取り外す事の難しさを改めて知る。

もっと派手かと思った

さて、今回の目玉は何と言っても3D V-cacheの効果を見るという事なのだが…とりあえずその前にAK620 Digitalの液晶表示に言及する。
実は…USBピンヘッダにコネクタを取付けるの失敗して、一度組み立てたあと、OS上からパネルを確認できないと言われた不具合が発生した。
単純にピンヘッダにちゃんと刺さっていなかった、というオチなのだが、自作ではこういった事がたまにあるので、買ってきた製品が不良なのか、それとも自分の取付ミスなのかを見極めたりするのが大変な時がある。
今回はピンヘッダへの挿し方の問題でちゃんと刺さっていなかったのが原因だった。
差し直してOSにDEEPCOOL製のアプリケーションをインストールすると無事パネルに情報が表示されるようになった。
仕掛けの割には地味な表示…
たったコレだけの事だが、これをPCの側面をみるだけで確認できるというのは、ある意味とても便利である。
表示情報としては、CPU温度とCPU稼働率、これらを交互に表示するという3つの表示選択モードがあるのだが、CPU稼働率はそこまで重要ではないので、私はCPU温度のみを表示するようにした。
PCの側面をみればいつでも温度の確認ができるのは、異常を発見するにとても便利である。
取付けは随分と苦労したが、これは苦労するだけの意味はあるかもしれない(価格的に割に合わないというのはあるかもしれないが)。

Continue reading…

CPU換装のついでに

状況を確認しやすい形にするのも方法である。

CPUクーラーを交換予定

先日から、Ryzen7 7800X3DにCPUを交換する話ばかりしているが、それに合わせ、もう一つ交換しようと思っているものがある。
それがCPUクーラーであり、今回のCPU換装のついでにこちらも交換しようと画策している。
今現在使用しているCPUクーラーは、もともと冷却能力に余裕のあるDEEPCOOL製AK620を使用していたのだが、余裕があるというのはその大きさなどのスペック上での話で、実際のCPUが今どれくらいの温度で動いているのかを知るには、別途CPUサーマルモニタリングソフトなどを介してでないとわからない。
今までそれが当たり前だったので、あまり気にしていなかったのだが、私にとって衝撃的な製品が登場した事で、いつかはそのCPUクーラーにしてやろうという思いがあった。
それが、同じDEEPCOOL製の「AK620 Digital」である。
これは実に便利かつ美しい同じAK620じゃないの? と思うかもしれないが、そのAK620に液晶パネルを搭載したモデルなのである。
この液晶パネルには、CPUの温度やファンの回転速度などを表示する事ができるのだが、昨今の側面がクリアパネルのPCケースだと、その液晶パネルがPCの側面から確認できるので、わざわざサーマルモニタリングソフトをWindows上で表示しなくても動作温度などを確認する事ができるのである。
CPUクーラーとしての性能は既存のAK620と何も変わらないのだが、ステータス液晶パネルという追加要素のためだけに、今回はCPUクーラーを換装したいと思っている。

銅製グリスガード

そしてもう一つ用意しているのが、グリスガードと呼ばれるパーツである。
実は今のRyzen7 7700Xを搭載した時もスポンジに似た素材のグリスガードを取付けたのだが、今回はDEEPCOOL製の銅製グリスガードを準備した。

AM5ソケットに対応したAMD製CPUは、ヒートスプレッダの側面に切り欠きがあり、グリスを大量に付けた場合などにそのグリスが漏れ入る可能性がある。
それを防ぐために、登場当初からグリスガードが各所で作られたのだが、当初はマザーボードに搭載するソケットのメーカーによって微妙に利用できたりできなかったりした問題などがあった。
だが、流石にもうその流れはなくなり、今はどの製品を利用しても問題はないだろう。
今回は銅製という事もあり、排熱に関しても期待できるところがある。…ま、実際にはCPUクーラーに触れるわけではないので、排熱に関しては期待するだけ無駄とは思う。

Continue reading…

Ryzen7 7800X3D導入を計画

Zen4世代でX3Dに触れるのも悪くはなかろう。

ついに48,000円割れ

Ryzen7 7800X3Dの価格が下がっているという話を当Blogでも何度か書いたが、今日、その価格を調べてみたら、ついに48,000円を割り込むぐらいの価格なった。
おそらく、これがさらに下がって47,000円を割り込む事はないと判断、この価格ならばと考え、Ryzen7 7800X3Dの導入に踏み切る事を決意した。
ゲーム用途ならやはり強い3D V-Cacheは、1層目にCPUコア、2層目にメモリというスタイルを確立したもので、2層目のメモリをキャッシュメモリとして使用しているものである。
特徴としては、L3キャッシュが96MBと非常に大きいため、キャッシュヒットするアプリケーションで絶大な効果を発揮するというというものがあり、比較的シングルスレッドで動作するアプリケーションでは効果が出やすいとされる。
その事から、AMDのX3Dコアはゲームでの性能がズバ抜けていると言われる。それこそ、上位モデルであるRyzen9 7950X3Dに匹敵する性能を示す。
それだけの性能を5万円を下回る価格で導入できるなら、安いとしか言いようが無い。

懸念事項

ただ、現在使用しているRyzen7 7700Xから7800X3Dに変更する中で心配なのが、OSの対応である。
対応といっても、特別専用のドライバーがいるとかそういう事ではなく、OSのセットアップをして行く中で現CPUに合わせた最適化が行われているので、Ryzen7 7800X3Dに交換する事で最適化されない状況になる可能性があるという事である。
巷では、CPUを交換するとOSは再インストールした方が良いという事も言われていたりするので、既存システムに馴染ませる必要があるかもしれない。
ただ、これには絶対的な根拠というものも存在しないので、一度載せ替えてからベンチマークを採り、効果が出ているようであるならば、問題はないだろう。
また、既にマザーボードのUEFI/BIOSはRyzen7 7800X3Dに対応したものにアップデートしているはずだが、もう一度最新版のUEFI/BIOSに書き換えた方が良いかもしれない。
ただ、これをするとマザーボードの設定は一度全てクリアされるので、また再設定する必要がある。新機能なんかがBIOSレベルで追加されていると…結構厄介な話になる。
ま、BIOS設定がクリアされるぐらいであれば、そう大した事ではないので、対応はそんなに難しい話ではない。
問題はOSを再インストールしなければならない、となった時の事。
そうなると、システムを再構築する必要が出てくるので、とても厄介である。
載せ替えだけで何とか性能が出てくれれば良いのだが。

Continue reading…

次に考える性能向上

RTX 4070Ti SUPERにしたついでに、次の施策を考えてみる。

やはり3D V-Casheか?

先日、衝動買いでRTX 4070Ti SUPERを購入した事で、僅かではあるもののPCの性能アップを果たすことができた。
予算的に厳しい状況である事は間違いは無いが、元々使用していたRTX 4070Tiの売却を念頭に置けば、ある程度の予算流出は抑えることはできると考えると、そう悪い結果ではなかったかな、とも思っている(まだ売却したワケじゃないので言い切るには早いのだが)。
ただ、向上した性能幅が小さい事で、どうせやるなら…という思いが出てきてしまった。
私の悪い癖である。
ちょうど、先日に当Blogでこんな記事も書いた。

Ryzen 9000シリーズが近いからなのか、Ryzen7 7800X3Dの価格が5万円を切り、49,100円という価格で販売されている事を確認した。
そして今日、再び価格を調べて見たところ、僅かながらさらに下がり、48,865円が最安値になっていた。
これ以上下がるのか? という事を考えると、おそらくそろそろ底値ではなかろうか、と思われる。というのも、これがさらに下がると、他製品の価格帯とのバランスがあまりにも悪くなってしまう。もしさらに値下がりする時がくるとしたら、それりは次期主力となるRyzen 9000シリーズが登場した時ではないかと予想する。
大雑把な話だが、仮にRyzen7 7800X3Dを5万円だと考えると、この5万円でPCゲームに寄与する性能向上幅を考えると結構破格な性能なのではないかと思う。
それほどに3D V-Casheの効果が大きいという事が言えるわけだが、RTX 4070Ti SUPERの導入によって、CPUも強化した方がよいのではないかと思うようになってしまった。

L2キャッシュとL3キャッシュ

ただ、次期Ryzen 9000シリーズに関して言うと、アーキテクチャがZen5になる事で、さらにL2キャッシュとL3キャッシュがさらに倍増するような話もある。
ノーマルの9000シリーズでも倍増するのだから、3D V-Cashe対応の9000シリーズのX3Dが発売されると、増量された後のL3キャッシュ総量がさらに増加する事になる可能性がある。
ゲーム性能以外の効果の発揮の仕方はないのだろうか?近未来の話なので、これを言い出すとキリがなくなるのだが、Ryzen 7000シリーズと価格据え置きならRyzen 9000シリーズを待つ方が、性能向上幅は広がるはず。
ただ、Ryzen 9000シリーズが価格据え置きだったとして、Ryzen9 9800X3D(仮)は初値であれば7万円近くになるだろう。
そう考えると、コストとパフォーマンスのバランスで言えば、Ryzen7 7800X3Dは今非常によいところにいるのかもしれない。良い感じで値崩れしているので、費用対効果がとても高いと言える。
が、これから先の事を考えると、Ryzen7 7800X3Dを選ぶよりRyzen 9000シリーズを待つというのも手である。
何しろ、アーキテクチャが新しくなっているのだから、IPCも2桁台で向上しているという話だし、前述のようにキャッシュメモリも倍増されているとの事だから、あえて現世代のRyzen7 7800X3Dを選ぶ意味はないとも言える。
限られた予算でパーツを買っている手前、今後の事を考えながら性能をできるだけ伸ばそうと思えば、次世代のアーキテクチャを待つというのも手段である。
なので…正直今はまだ迷っている。
Ryzen 9000シリーズの情報がまだ薄いところもあるので、判断できないというのもあるが、正直かなり迷う所がある。

Continue reading…

RTX 4070Tiの売却を考える

ジャスト2.0スロット版のRTX 4070Ti、予算的に売却するしかない。

使用期間10ヶ月

昨日、我が家にRTX 4070Ti SUPERが届いた。
それによって取り外された旧RTX 4070Tiがポツンと手元に残った。
2023年4月25日にAmazon.co.jpのELSA公式で購入し、使用したのは10ヶ月弱といったところ。
性能的に未だ申し分ないものだが、私がVRAM容量に拘った結果、取り外す事となってしまったものである。
正直、VRAMに思うところがなければ十分現役で戦っていけるビデオカードだし、これを使わずにそのまま置いておくというのはあまりにももったいない話である。
しかも、他社では大凡薄くても2.5スロットとなるところ、コイツは2スロット厚に収まるというのもメリットと言える。
まぁ、カード長はそれなりにあるのだが。
2スロットでも存在感はある画面解像度をフルHDでプレイしているとという事であれば、能力的にも申し分ない性能を持っているし、解像度WQHDであっても、表示的に問題を抱えるほどではないのではなかろうか。
また、使用環境としても申し分はないものと思う。
私はタバコを吸う人ではないし、また使い方に関しても比較的穏やかな使い方をしていたはずである゛。
ゲームもFF14がメインで、ARMORED CORE VIをちょっとプレイした程度で、FPS系のゲームはプレイしない事から、大幅な負荷を掛けた使い方はしていない。
生成AIは試しにいくつかやってみたが、それもヘビーな使い方はしていない。
自分で書いていて思うが、かなり優良物件である。
あとは…売却価格次第だろう。

相場的には

具体的な価格帯がよくわからないので、ヤフオクでRTX 4070Tiを搭載したビデオカードがどれぐらいの価格で取引されているかを確認してみる。
すると、安いものは86,000円程度、高いものだと14万円程度と、SUPERと変わらない価格のものまであるが、高めの価格が付いているものは未使用品など新品に部類するもののようだ。
となると、ELSAの2スロット版という付加価値を考えれば大凡10万円程度が妥当な価格と言えるかもしれない。
ヤフオクは落札された時、出品者がシステム利用料として落札額の10%をオークション運営サイドに支払う必要があるので、10万円で落札されたなら9万円が私の元に残るという計算になる。…まぁ、ヤフープレミアム会員だと10%が8.8%になるという特典があるが、ザックリと1割持って行かれると覚えておけばよいだろう。
ちなみにこの落札手数料だが、ヤフオクもメルカリも全く同じ。1割がシステム利用料である。
もし、自分の手元に10万円欲しいと思ったなら、計算上売価は111,111円となる。
うん、多分高すぎるな(爆)
ま、実際いくらで出品するかはまだ決めかねているが、ある程度の価格はこれで見えてきた感じはある。

Continue reading…

衝動買い、やっちまった…

昨日のRTX 4070Ti SUPERだが、気がつけばポチっとな。

やらかしてしまった

昨日、ELSA ONLINEから連絡がきた、RTX 4070Ti SUPERの入荷連絡だが、その後大いに悩んだ。
もともと購入するつもりはあまりなかったのだが、どこかで欲しいという思いもあって、相当に悩む事となった。
だが…結局購入のボタンを押していた自分がいた。
やはり物欲には勝てなかった、という事である。
そして…ELSA ONLINEの対応は神対応で、その品物が翌日には届くという状態に。
何なんだ、このトントン拍子に事が運ぶ様子は…。
というわけで、高額商品を購入し、今それを手にしたというわけである。
届いた箱はELSA ONLINEではよく見る黒箱仕様。
店頭ではこの黒箱の外側に化粧箱がついているのだが、ELSA ONLINEは正規ラインナップでなければ黒箱で届くことが多い。
今回の製品はELSAから販売発表のあったものではないので、黒箱仕様という事なのだろう。
そして実際に手にして思う。
これで価格は143,000円。
本当にやらかしてしまった、と。

とりあえず組み込んでみる

ま、買ってしまった物は仕方が無い。
届いた黒箱を開け、メインPCのビデオカードを入れ替える事にした。
その前に、その姿を見て驚く。
コレ、姿形が前モデルと全く同じなのだが。
ホントに見た目ソックリで…具体的には、違う場所が二箇所ある。
一つはカード本体の裏側にある製品モデルが書かれたラベル部分。
ラベルぐらいしか違いが無いここに「GEFORCE RTX 4070Ti SUPER ERAZOR X」という製品名が書かれている。これで違いが分かる。
あともう一つは、DisplayPortが3つ並んだ横のHDMIポートの所に、HDMIと表記が入ったという所。違いはこれぐらいで、見た目にはほとんど変わりが無いものだ。
何もここまで同じにしなくてもいいのに…と思わなくも無い。
実際に組み込んでみる。
…組み込んで通電させたが、見た目に全く変わらない。そういう意味では実に味気ないものである。
光るINNO3Dロゴまで同じ

Continue reading…

こんなにも迷う事になるとは…

ELSA ONLINEで製品の再入荷連絡を希望したら、すぐに連絡がきた。

ちょっとした出来心で

先日、当Blogの記事でELSA ONLINEで黒のGeForce RTX 4070Ti Superを取り扱っていた、というのを書いた。

当初、ホワイトモデルの2ファン仕様のみを取り扱うのかと思っていた矢先、Webサイトを見てみたらプレミアムアウトレットという扱いで3ファンの黒モデルを取り扱っていた事を知った。
ただ、その時にはSOLDOUTとなっていて、入手はできなかったのだが、再入荷した時にメール連絡を希望できる状態になっていた。
以前、GeForce RTX 4070Ti SUPERのレビュー記事などをネットで見た時、思った程の性能向上幅でもなかったので、見送りか、さらに上位のRTX 4080 SUPERを狙う方がよいか? と考えたのだが、やはりRTX 4080 SUPERの価格が19万円程度と手の届く感じではなかった為、大凡、頭の中でRTX 5000シリーズまで延期かな…という感じでいた。
ただ、やはりVRAM 16GBの憧れみたいなものが心のどこかにあったとでも言おうか、念の為にメール連絡を貰うようELSA ONLINEで手続きだけしたのである。
もともと既存のRTX 4070Tiと入れ替えになる製品としてRTX 4070Ti SUPERが発表されたのだが、ミドルレンジでは大きく性能を伸ばしたRTX 4070 SUPERがNVIDIAとしては本命製品と捉えていたところもあり、RTX 4080 SUPERやRTX 4070Ti SUPERの弾数はそう多くないという話もされていた。
だからメール連絡なんてまず来ないだろう、来たとしても随分先の話になるだろうと思っていた。
コレは2スロットでは?ところが…来てしまったのである。
メール連絡希望を手続きしてから、その翌日に連絡がくるか? と自分でも驚いたのだが出来心みたいな思いで手続きしただけの話が、一気に現実になってしまったのである。

さて、どうするか?

正直、迷っている。
VRAM 16GBは、生成AIを稼働させるにも有利だし、何より4Kではないものの、3,840×1,600という解像度のモニタを使ってPCゲームをしている私からすると、VRAMの量はGPUの処理性能に大きく影響する。
しかもわたしは基本的にはウィンドウモードでゲームをプレイすることが多いので、ゲームの裏で動作するアプリケーションなどの表示も随時行われる事から、VRAMの量はあればあっただけ有りがたいものである。
だから当初RTX 4070Tiが発売された時には大いに残念に思った。メモリ帯域幅は192bit、容量は12GBと、その一つ前に使用していたRTX 3070TiよりはVRAM容量こそ4GB増えたものの、メモリ帯域幅は256bitから小さくなり、さらにその前に使用していたRadeon VIIから比べれば、容量は少なくなり、メモリ帯域幅は大幅減とGPU性能は伸びたものの、その周辺スペックが何とも心許ないものになったので、弱さをどうしても感じていた。
もっとも、GPU性能は桁外れなので、確かに普通に使う分には申し分はないというのはよく分かったが、どうしてもGPU性能を生かし切れていないような気がしてならなかった。
そんな中登場してきたのがRTX 4070Ti SUPERである。VRAMもメモリ帯域幅も納得できるレベルのものになり、ある意味、私の理想のスタイルでの登場である。
それだけに、今回の入荷連絡は迷いが出てしまう。
はじめ、半ば冗談で入荷連絡を受ける手続きをしたが、いざ現物が入荷したとなると、心に大きな迷いが生まれた。

Continue reading…

Ryzen 9000シリーズが近いのか?

AMDのCPU価格の下落が結構な様相を見せてきた。これは次が近いのか?

Ryzen7 7800X3Dが5万円切り

価格.comで調べた限りの話だが、Ryzen7 7800X3Dの価格が最安値で49,100円だった。
遂に5万円切りで、7700Xと価格が変わらないレベルになっていた。
TDP 65Wの7700の価格が逆に7700Xより高くなっているケースもありそうで、もう価格というものが性能に依存している状態ではない状況のようである。
性能面から考えても気になるのはやはりRyzen7 7800X3Dだが、これが5万円を割り込んだ事は私の中では結構な衝撃である。
3D V-CacheによってL3キャッシュが96MBになる…これだけで、キャッシュを多用するプログラムは確実に速くなる。しかもその性能は上位クラスのCPUに匹敵する結果を出すとなれば、気にならないわけがない。
マルチタスク性能でいえば、確かに上位クラスのCPUに分があるのは間違いないが、PCゲームのような未だにマルチスレッド対応であっても少ないプロセッサで動作する前提のプログラムでは、キャッシュメモリの効果は絶大である。
なので、これが5万円を下回るとなると、いよいよこれは入れ替えを検討してもよいかも? と思うワケだが、同時に考えられる、もう一つの可能性を排除する事はできないのが難しいところである。
それが、Ryzen 9000シリーズの登場である。

情報が出てきた

Ryzen 9000シリーズが次のデスクトップシリーズのナンバリングになるというのは、ちょっと前に明確になった話である。
アーキテクチャがZen 5に刷新される事で、いろいろと進化した内容になると言われており、今出ている噂だけでも以下の仕様とされている。
Zen5の新型が近いのか?
・アーキテクチャ:Zen 5
・コア数:6~16個
・統合GPU:RDNA2もしくはRDNA3.5
・TDP:65~170W
・パフォーマンス:IPCで10%以上向上
・キャッシュメモリ:最大64MBのL3キャッシュと16MBのL2キャッシュ
・製造プロセス:TSMC 4nm
・メモリ互換性:DDR5-6400

特筆すべきは、キャッシュメモリが標準でZen4の2倍になっているという事。
もしこれで3D V-Cache対応のRyzen 9000シリーズが出てきたならば、一体どの程度の性能になるのか…。もちろん、性能はキャッシュメモリだけでは伸びないのだが、メモリ効率が上がる事のメリットはとても大きいとも言える。
しかもソケットはAM5なので、既存のマザーボードはBIOSアップデートで対応できるとされる。一応X870Eをはじめとした新チップセットも登場するようだが、基本的にUSB4.0対応が主でメモリコントローラにアップデートがあるとされる。どうも対応メモリとしてDDR5-6400がスイーツスポットになるらしい。
大きな違いがないので、既存のX670Eを使用している人はそのままマザーボードを利用してもあまり変わらないのではないかと考えられる。
このRyzen 9000シリーズの登場が近くなったことで、既存のCPUの価格が下落してきた、と考える事は十分できる話であり、今回の最安値はその影響下にあるのではないか? と思われるのである。

Continue reading…

気がつけばこんなモノも…

ELSAが取り扱うGeForce RTX 4070Ti SUPER搭載品って、複数あったのね…。

ホワイトモデルだけじゃない

当Blogでも一度記事にしたが、私が狙っていた2スロケット厚版のGeForce RTX 4070Ti SUPER搭載品であるINNO3D製GPUだが、ELSA公式通販からホワイトモデルが発売されるという情報があった。

私はELSAが取り扱う同製品はコレしかないと思っていたので、その後はこの製品を追いかけることもなく放置していたのだが、ふとELSAのサイトを見ていたら、こういう製品がプレミアムアウトレット品として登録されていた。

何だ、コレ?
ホワイトモデルは2ファンモデルだが、コチラは3ファンモデル…というか、現行の私が私用しているRTX 4070Tiの製品と同じスタイルである。
当初から私はこのスタイルのモデルが欲しかったのだが、その時にはこのタイプの取扱い製品がなく、気がつくといつの間にかプレミアムアウトレット品として登場し、しかもSOLD OUT品となっている。
おそらく、メーカーが生産したものでアウトレット行きの製品を引き上げて販売するスタイルで用意しているのかもしれないが、こんな話、全く知らなかったし、情報がどこにも出ていなかったように思う。
こういう事ってあるんだな、と改めて知り、欲しいと思ったならとことん情報を追い続けるしかないのかな、と感じる次第。

再入荷を希望する事もできるが…

このELSA ONLINEのページは、再入荷の連絡を受けられるようになっているので、これで頼めばひょっとしたら入手できるかもしれない。しかし、先日の記事にも書いたとおり、性能向上を狙っているのなら、この製品を購入してもあまり意味はないかもしれない。
コレは2スロットでは?そうなると、別メーカーかもしれないが、RTX 4080 SUPERを狙うという事になるが、こちらは価格的に大凡19万円前後。一気に価格が跳ね上がる事から、なかなか手が出せないというのが実情である。
また、ゲームだけを目的とするならば、GPUを入れ替えるよりもCPUをRyzen7 7800X3Dに変える方が効果は高いかもしれない。もちろん、生成AIを考慮した話なら、また条件は変わってくるのだが。
何をするにしても、実に中途半端な状況で、判断に迷ってしまう。
別にどの選択肢でも採ることはできないわけではないが、最適解が明確に見えてこないというのは、中々にして困る話である。

Continue reading…

Ryzen 8000Gシリーズ

APUの決定版という感じがするのは私だけではないのかもしれない。

Zen4のAPU

Ryzen 8000GシリーズのAPUが発表されたのはちょっと前の話だが、ようやく先日発売となった。
国内価格でいえばRyzen7 8700Gが57,800円、Ryzen5 8600Gが39,800円、Ryzen5 8500Gが29,800円になる。
RDNA3のGPUが内蔵されているという事を考えれば、かなりリーズナブルな感じがするが、まぁCPU内蔵のGPUなのでこれぐらいが妥当だろ? と考える人も多いかもしれない。
だが、今回のRyzen 8000Gシリーズは、ちょっと今までのAPUとは異なると考えてよいかもしれない。
というのも、搭載しているGPUの性能が結構な性能であるという事、上位2製品に関してはRyzen AIというNPUが搭載されている事、それでいてZen4コアが8700Gで8コア、8600Gで6コア搭載しているので、処理能力としても申し分ない事を考えると、コストパフォーマンス的には相当に良い製品、と言わざるを得ないかも知れない。
しかもナンバリングが8000台になった事で、今までのAMD CPUにはなかったAV1エンコーダが内蔵されたというのも特筆すべき事かもしれない。
最良を求めないなら十分な性能かもしれない
それらをモノシリックダイとして1パッケージにおさめ、65W品として発売しているのだから、ある意味とても良く出来たAPUではないかと思う。
気になるのはそのパフォーマンスだが、既にテック系サイトではベンチマークなどが公開されている。
それをみても、その性能の高さには驚くばかり。
1080Pでゲームをプレイするレベルなら、もう外付けGPUがなくても普通に遊べてしまう…そう言えるものだと思う。

最高パフォーマンスではないが

Ryzen 8000Gシリーズの中でも、最上位のRyzen7 8700Gに特化して考えていきたいが、このAPUを選ぶ事で、ほとんどの機能・性能の平均点以上の性能は得られると考えて差し支えない。
CPU性能でいえば、Ryzen7 7800X3Dと比較しても驚く程性能が落ちるわけでもなく、順当な性能を見せている。しかもAV1エンコーダが内蔵されている事から、有利にできる事は世代が新しいだけ多いという利点もある。
GPU性能でいえば、FF14 暁月のフィナーレのベンチマークで1080pの最高品質で計測しても6,500弱という結果が出るので、相当なパフォーマンスを持っていると言える。
もう1080pでのプレイならば外付けGPUがなくても普通に遊べるぐらいの性能は持っていると言えるだろう。
では、何がRyzen7 8700Gのネックになるか? というところだが、実に細かい所に弱点が隠されている。
まずPCI-Eの接続がGen4に限られるという事。M.2 SSDの接続でも速度がGen5とGen4で異なるが、Ryzen 8000GシリーズはGen4でしか接続する事ができない。
また、GPUを接続しているPCI-Eがx16ではなくx8が最高になるという事。なので外付けGPUを使用する場合は、特に弱点となる。
I/Oまわりが同じZen4を使用したRyzen 7000シリーズよりも弱いというののも弱点と言える。これは、Ryzen 7000Gシリーズの時も同じ傾向にあったが、8000Gシリーズにも継承されているようである。

Continue reading…

興味が沸いたRyzen7 5700X3D

AM4プラットフォームだが、これは名CPUではなかろうか?

Ryzen7 5800X3Dの型落ち?

AMDからRyzen 5000シリーズの新CPUが登場した。
先日も既存CPUの型落ちみたいな製品が出たばかりのRyzen 5000シリーズだが、今回は3D V-Cash搭載のRyzen7 5800X3Dの型落ちみたいな製品である「Ryzen7 5700X3D」が登場となった。
AM4を再び盛り上げるCPU元となるRyzen7 5700Xも、私からすると遅れて出てきた名CPUだと思っているが、今回のRyzen7 5700X3Dもまた、遅れて出てきた名CPUではないかと思うところが多々ある。
スペックだけを見ると、Ryzen7 5800X3Dとは動作クロックと最大ブーストクロックのみが異なるだけで、他は全く同じ仕様のCPUなので、多分本当にRyzen7 5800X3Dの型落ちといった製品ではないかと思う。
当Blogをずっと読んでいる人であれば知っている事かもしれない。過去にも同じような事を記事に書いたのだが、半導体は1枚のウェハの中で複数個製造されるものだが、それらにはにバラツキが存在する。
そもそもCPU…というか半導体は、一つのシリコンウェハの上に複数個のコアのパターンを印刷し、それを切り出したものである。シリコンウェハだって、薬剤を注入して導体部分と非導体部分が出来る様にするのだが、その薬剤が上手く通っている場所とそうでない場所でバラツキが出る。それに露光したパターンの出来の良し悪しが重なって、それぞれの半導体にバラツキが生まれる。
だから1枚のウェハから良品と不良品が生まれ、さらに良品の中にも高性能品と型落ち品が生まれる。そこからメーカーは製品をランク付けし、高クロック耐性のあるものを高付加価値品とし、性能耐性の低いものを型落ち品として製品化する。
だから果物などの作物と同じで、1本の木から糖度の高いおいしい果物もできればそうでない果物もできるというのと同じなのである。
今回のRyzen7 5700X3Dは、Ryzen7 5800X3Dを製造する上で、クロック耐性の届かなかったものを製品パッケージにした…という言い方もできるのである。
クロックは低くてもL3キャッシュは96MBと非常に大きな容量を搭載しているので、特定の用途ではかなり処理能力が高くなる事が期待できる事を考えると、Ryzen7 5800X3Dよりも価格的には安く販売されるというメリットを感じる人もいるのではないかと思う。

期待するRyzen7 7700X3D

もしRyzen7 5700X3Dが5800X3Dの型落ち品だとすると、同じように期待できるのがRyzen7 7700X3Dという製品が出てくるのではないか? という事。
確証はないし、間違いなく出てくるとは言い切れないが、Ryzen7 7800X3Dを製造する時にも同じように型落ちになる個体が存在しているはずで、それがある程度の数が存在すれば、間違いなく製品として登場させるのではないかという期待が持てる。
これで価格が安くならないなら販売する意味はないが、Ryzen7 7800X3Dの歩留りがあまり良くないようであればそれなりの数がストックされる事になるので、AMDとしてもムダにしたくないだろうから、製品化される可能性はある。
AMDは結構早いウチからモノシリックダイからMCMによる分割ダイを統合したパッケージで製品を作っているので、x900シリーズ(CCDが2個搭載されている上位製品)の歩留りが悪いという事はあまりないはずなので、Ryzen9 7950X3Dとか7900X3Dに型落ち製品というものはあまり出てこないと考えられる。そもそも、これらの製品は3D V-Cashを搭載したコアは2個あるCCDのウチ、1個にしか重ねてメモリを搭載していない。だから型落ちが出るとしたらCCDが1個しかないx800シリーズしかあり得ない。
何はともあれ、纏まった数がなければ登場する事はないので、元々の歩留りの良さに左右される事はまちがいない。
…ま、一番いいのはRyzen7 7800X3Dの価格が相当に下落して安くなることだが…これは次のRyzen 9000シリーズが登場した時にどうなるか? といった所ではないかと思う。

Continue reading…

RTX 4080 SUPER

発売日が1月31日と言われていたが、それは米国時間の話。

TBP 320Wのハイエンド

NVIDIAのウルトラハイエンドクラスといえば、GeForce RTX 4090だが、2024年に発売されるリフレッシュ版GPUとして、この最上位クラスの製品は投入されない、という事は昨年から言われていた事である。
この2024年に発売される製品としての最上位版としては、RTX 4080 SUPERがその製品になるわけだが、3種発売される製品の中で、もっとも微妙と言われている製品がRTX 4080 SUPERだとも言われている。
というのは、RTX 4070Ti SUPERは、CUDAコアが768コア増量されているだけでなく、VRAMが増量されていたり、そのメモリ幅が広くなっていたりと、強化幅が広いし、RTX 4070 SUPERにしても、CUDAコアが1,480コア増量されていたりするので、その性能の底上げが著しいと感じるが、RTX 4080 SUPERは、増量されるコアは512コアに留まり、ブーストクロックが40MHzほど向上する程度と、実に伸び幅としては小さいものに収まっている。
唯一、RTX 4080 SUPERが前モデルであるRTX 4080より優れている、と言えるかというと、その価格が200ドルほど安くなっているという事ではないかと思う。
価格は思ったより高いのが難点…
ただ、このコストの差というのは、米国価格で言えば確かに恩恵があるのだが、米国以外であれば、結局は為替の影響を受けたり、代理店の影響からあまりメリットに繋がらない事が多く、価格は従来据え置きかもしくは逆に少し高くなる、といった形に収まる事が多い。
なので、RTX 40 SUPERシリーズは、軒並み価格的なメリットは感じられない製品に留まっているところがあり、特に性能に関しても大幅な変化がないRTX 4080 SUPERに於いては、従来製品と差がないという状況のようだ。

流通量は?

とりあえず、RTX 4080 SUPERが正式に発売されるのは、2月1日という事になるのだが、一部ベンチマーク情報などが漏れ出たりしている。
それによると、3~6%ほどの性能向上が見られるか? といった感じで、大凡前モデルと性能が変わらないといったレベルでしかない。ほとんどのスペックが変わらないのだから、この結果は妥当なものだし、増量したCUDAコア分だけの性能幅で向上しているというだけのようだ。
ま、NVIDIAの目的としては、従来品に多少の付加価値を付けて、旧来品と入れ替える、という事なのだろうから、性能がそんなに変わらないとなっても、あまり困るという感じではないのだろうと思われる。
実際、RTX 4080 SUPERとRTX 4070Ti SUPERの2機種は、今回の製品発売後は、旧来賓と入れ替えになり、旧来品は在庫限りの販売になるという事は、昨年から言われていたことである。
ただ、これも昨年から言われていたことだが、今回の3モデルのウチ、上位2モデルの流通量はあまり多くなく、初回品を発売したら、しばらくはその次の販売はない、とも言われていた。
それだけに、初回の売れ行きがちょっと気になっているのだが、概ね売れ行きはあまり良くないようである。
…ま、安いものじゃないからかもしれないが。

Continue reading…

Desktop Version | Switch To Mobile Version