10月28日の20:49ごろ、Ustream.tvで“ソウルキャリバー開発室”というライブ放送が行われた。
これは来年発売のソウルキャリバーVの情報を公開するライブ番組で、全4回が予定されているものだが、今回はその第1回目の放送となる。
Ustream放送の、しかもメーカー公式番組という事で、そこから出てくる情報も公式のものという事であれば期待せずにはいらないワケだが、この放送の最初に「発売されるものとは変わっているかもしれない」という前フリが通達され、あくまでも開発中のものである事を前提とした放送となった。
ソウルキャリバー開発室
http://www.ustream.tv/recorded/18159069
こうしたゲームメーカーの公式放送がUstreamを使って放送されたり、あるいはニコニコ動画を使って放送される事はよくある事なのだが…今回の放送は実に公式らしくない放送だったと私は思っている。
比べる事に意味はないかもしれないが、この辺りはフロムソフトウェアの方が遙かに上手く進行するし、何より登場する人たちのモラルは良いように思えた。
前にアーマードコアVの放送を何度か見たが、フロムソフトウェアは砕けた関係が見え隠れしつつも、それを放送出演者全員が諫めようとする姿勢が見え、進行役が特に押さえ役に徹しなくても自然に進行する雰囲気があった。
しかし今回のソウルキャリバー開発室の放送は、出演している人が内輪の話を切り出したり、砕けすぎた部分が多分にあり、しかもそれを抑える事なく進行の中に組み込まれ、とても公式とは思えない姿勢が見て取れた。素人が放送している、としているが、メーカーが仮にも公式としている放送であるならば、もう少しTPOをわきまえた方が良いのではないか? と私などは感じたが…今の時代はコレで良いという事なのだろうか?
説明に入ってしまえば専門的な話になるため、そうした崩れた部分も隠れはするが、それでも端々にそうした姿勢が見えてくるのは、見ていてユーザーの一部が付いていけない所があるように思えた。
このノリを悪いと言い切ることはしないが、少なくともこのノリで全て押し通してしまうと、いわゆる“チャラすぎて辛い”と感じる人もいるかもしれない。少なくとも私はそう感じた。
予算など一切とらず、今ある自分たちのリソースだけでも放送を行おうとする姿勢は評価に値するが、くどいようだが全体的なTPOはもう少し考えた方が良いと感じた。
ま、この砕けた感じがいいんだよ! という人もいるかもしれない。あくまでも私が感じた事でちょっと問題かも…と思ったに過ぎない事だ。
ただ、公式という観点から見た時に、出演者のキャラクターにミスキャストがあったように思えただけの事なのだが、そう考えると、フロムソフトウェアの放送は私向きだったという事なのかもしれない。
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