M5とほぼ同等の小型モデル。
小型ミラーレスを攻める
CanonがEOS M6を発表した。
デュアルピクセルCMOS AFを採用したミラーレスカメラで、スペック的には前機種であるEOS M5とほぼ同じ。唯一違うのがEVFを外付けとした点であり、従来のEOS Mシリーズに回帰したモデルと言える。
逆に言えば、EVFを内蔵としていたEOS M5の方が異端だったわけだが、M6はEVFを外付けにした事でM5よりもずっと小型のモデルになった。
EOS MシリーズはCanonのEFレンズをそのまま使用する事ができるのが最大の強みとなるミラーレス一眼デジカメだが、私的にEVFがないのが残念だと思っていた矢先にM5が発売され、ミラーレス市場に強力なライバル登場と思っていたのだが、結局より小型なEVFなしモデルを投入してきたあたり、Canonはやはり市場をよく見ているなと思う。
オリンパスで言えばPENシリーズの強力なライバルとなるが、M6はとてもエントリー機とは言えないほどのハイスペック仕様と言える。
何よりボディ内手ブレ補正が5軸で効き、この効果は動画で利用可能。またコンピネーションISに対応するレンズと組み合わせれば、ボディ内とレンズ内の手ブレ補正を協調制御し、より効果の高い手ブレ補正が得られるという機能もある。
連写もAF固定で9コマ、AF追従でも7コマを可能とし、画像処理エンジンはDIGIC 7を搭載し、高感度撮影でも良好な画質が得られる。
どう見てもエントリー機とは考えられないぐらいの機能を持つが、これにオリンパスが触発されるかは分からない。
Canonは一眼レフこそがフラッグシップなので、ミラーレスではあくまでもエントリー機しか出さないというつもりかもしれないが、もともとミラーレス市場しか持たないオリンパスやパナソニックからすると、このM6の存在は厄介な存在となる可能性はある。
2017年は約1割減の出荷
一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA)は2月1日に2016年におけるデジタルカメラの出荷実績を発表し、同時に2017年の出荷見通しも発表した。
それによると、2017年のデジカメ総出荷は2,170万台、対前年比89.7%と見込んでいる。内訳としてはレンズ交換式デジカメが1,120万台で対前年比96.6%、レンズ一体型デジカメが1,050万台で対前年比83.3%だという。
つまり、総数でも前年割れを予測し、その内訳としては所謂コンデジが26.7%減と大きな落ち込みになると見ている。
ニコンが先日コンデジ機種の生産を打ち切ったが、この予測を見るまでもなく、デジカメという分野は完全に趣味の世界のトップエンドを走るレンズ交換式が主流になり、一般層への広がりはもう見込めない市場を形成するという事である。一般層は既にスマホのカメラで十分という事である。
この限られた市場で、ユーザーを奪い合う必要がある為、どれだけ魅力的なカメラを作るか、が命題になる事は間違いない。
Canonが今回M5と非常に似た性能を持つM6というよりコンパクトで手軽なミラーレス機を出してきた背景には、おそらくカメラを趣味とするカジュアル層を狙ったものだろうと思う。
これは、外耳を挟み込むようにセットするイヤフォン型デバイス(イヤカフと呼称している)で、デバイスの内側にあるドライバーが耳孔に向けて音を発生し、環境音と同時に音を聞く事ができるというシロモノになる。耳に挟み込むタイプであるため、耳孔も蒸れにくく、また疲れにくいのが特徴。
なお、今回発表された“DN-914699”は有線式の製品だが、同じ上海問屋から“DN-914573”というBluetooth接続の無線式も存在する。こちらもネックバンド型である。
Windows Helloによる顔認証機能に対応しており、このWebカメラを使ってWindows10のログインが可能。その他、デュアルマイクによるノイズキャンセリング、オートフォーカスにも対応し、HDRで照度の少ない環境下でもクリアな映像が得られるという。




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