あの歴史をもう一度…。
ホントの意味でコンプリート
2015年12月下旬に、あのファルコム不朽の名作“ザナドゥ”が復活する。
まぁ、特にどうという事はないのかもしれないが、1985年にPC-8801シリーズで発売されたザナドゥを筆頭に、1986年に発売されたザナドゥ シナリオII、1995年にPC-9801シリーズで登場下リバイバル ザナドゥとリバイバルザナドゥ2、そしてその難易度を簡単にしたリバイバル ザナドゥ イージーバージョン、1994年にコンシューマ機のPCエンジンで発売された風の伝説ザナドゥ、1995年に同じくPCエンジンで発売された風の伝説ザナドゥII、と全7作をWindows上でプレイ可能にしたソフトを書籍として、SoftBankクリエイティブが発売する。
受注生産という事で、現在その予約を受け付けていて、予約〆切りは11月3日となっている。価格は9,801円(税別)。
基本、書籍扱いなので、当然だがこの7作の各作品完全マップ付のデータブックとして発売される。
要するに…7作のゲームソフトは恐らく付録という事になるのかもしれない。
何とも贅沢かつ大胆な一冊である。
こういった、レトロゲームの再版という形態は、特に珍しいわけではない。他作品でもこうした試みがなされているハズだし、今回の製品もその一連の流れと同じものである。
ただ、今回の製品はWindows10にも対応しているという所があたらしく、それに対応させる事で、末長くプレイ可能なタイトルとして扱えるのが最大の特徴である。
ザナドゥというゲーム
最近、東京ザナドゥが発売となったが、ファルコムと言えばザナドゥというぐらい、ファルコムという会社の礎を築いたのがザナドゥである。
当時、コンピュータゲームは売れても数万本という時代に、比較的早い時期から10万本を突破し、結果として40万本という輝かしい記録を残した。
当Blogでも過去数回ザナドゥに関して書いてきているが、何度書いてもこのザナドゥというゲームの奥底は計り知れない。
よくコンピュータアクションRPGの元祖だという言われ方をしたりするが、ザナドゥは正確に言えば強烈なまでのパズルゲームである。敵とエンカウントした後はたしかにアクションゲームのようになるのかもしれないが、謎解きの基本にあたる部分は完全にパズルゲームである。
移動する際には2段ジャンプという手法を使うのだが、この2段ジャンプもただジャンプするのではなく、上という方向に2回移動できる、という感覚で考える必要がある。例えば、テンキーの5の位置が自分の位置だとすると、7の方向に一度目のジャンプをして次に9の方向に二度目のジャンプをする事が可能で、それで自分の位置より2段上へと上る事ができる。この2段ジャンプをした後の落下という動きの中にも2段ジャンプと同じ動きを組み込んでいて、通常考えれば移動不可能、と思えるような所にも行けたりする。この移動方法を考える要素が、まさにパズル的要素だったりする。
また、出てくる敵の総数が決まっているというのもパズル的要素である。
敵の攻撃を受ける事で主人公は防御力の経験値を上げたりできる為、敵をすんなり倒したりしていると、ボス戦の時にアタリ弱い主人公になってしまい、大ダメージを簡単に喰らってしまったりする。つまり、時にはダメージを受けて鍛えなければならないという事である。
正直、こんなゲームは当時でも他になかったように思うし、これこそがパズルゲームたる所以である。
この要素が当時はバカ受けした、という事なのかもしれない。40万本という数字は、現在においてPCゲームでそうそう出せる本数ではない。いや、それは当時とて同じ事であるのだが、初期の頃から10万本超えという偉業を成し遂げたのは、まさにこの「考える楽しさ」があったからに他ならない。
それ以外では、21.5インチモデルにもRetinaディスプレイが実装され、4,096×2,304ドットの高解像度モニターが選べるようになったり、と良い点が多いのは好感触。
Ulyssesのチクリッシモである。
このマウントアダプター、メーカー純正品だと17,000円程度で用意されていて、一応、サードパーティ製も存在するのだが、防塵防滴を狙うならメーカー純正しかない。


最近のコメント