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Backbone One – PS Edition

これがあればProject Qは不要なのでは?

スマホ用コントローラー

Backboneは、Android/iOS用コントローラー「Backbone One – PlayStation Edition」を5月23日に発売した。価格は19,800円で、Amazon.co.jpでも取扱いは始まっているが、現在は在庫切れのようである。

Amazon.co.jp
iOS用Backbone One – PlayStation Edition
Android用Backbone One – PlayStation Edition

リモートプレイアプリ「PS Remote Play」を快適に利用できるデバイスで、PlayStationオフィシャルRyzen主コントローラーに認定されているものになる。
もともと、米国やカナダ、欧州では先行して発売されていたのだが、日本にもようやく販売元を経由して購入できるようになった。
Project Qの面影が…本機のデザインや操作感はPlayStationチームと協力して開発されており、PlayStationの従来のコントローラーに近い感覚でプレイできるよう配慮されている。
Backbone One本体の左コントローラー部分には3.5mmのヘッドフォンジャックが搭載されていて、音声を外部に出す事ができるようになっている。
右コントローラー部分には、iPhone用はLightning端子、Android用はUSB Type-C端子が搭載されている。電源を接続する事で、充電しながらの利用も可能になっている。
Backbone One – PlayStation Edition本体でスマホを挟む形で装着するが、スマホの大きさには依存しない作りになっていると思われる。
ただ、ベストサイズはおそらくiPhoneなら6.1インチ液晶搭載モデルが基準になっていると思われる。

見た目は小さなProject Q

先日、SIEがPlayStation5に連携するデバイスとしてProject Qを発表したが、見た目にしてみるとBackbone One – PlayStation Editionはまさに小さなProject Qといった感じに見える。
実際にはハプティクスフィードバックなどに対応しているのはProject Qのみと思われるので、全く同じ事ができるとは考えにくいが、モバイルデバイスにおいてどこまでの機能を求めるかと考えたとき、正直私はBackbone One – PlayStation Edition程度の機能があれば十分かな、と思えてしまう。
であるなら、手持ちのスマホと組み合わせて利用できるBackbone One – PlayStation Editionの方が、手軽に扱いつつもリモートプレイで確実な操作ができるというものである。
また、このBackbone One – PlayStation Editionだが、何もPS Remote Playのアプリだけで使えるのではなく、通常のApp StoreやGoogle Playで配信されているゲーケでも利用できる。
スマホはもうゲームデバイスとして確立してしまっているところがあるので、コントローラーがあればそれらも遊びやすくなる。そういったメリットもBackbone One – PlayStation Editionにはあるので、ある意味一石二鳥、三鳥といったメリットがあるのではないかと思う。

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iPhoneの更新を視野に入れる

今年はコレを考えないといけないと思っている。

iPhone X

私が今現在使用しているiPhoneはiPhone Xになる。
世代でいうと、今がiPhone14シリーズだから、13、12、11、XRとすでに5世代も間を空けていることになる。
性能的に不満はないが、こういう時に問題となるのはバッテリーがほとんどで、本来なら私はiPhone13あたりで機種更新しているハズの状況である。
それがなぜ今だにバッテリーが劣化もほどほどに使えているかというと、途中でdocomoのサービスを利用したスマホ交換プログラムを利用したため。
フロントガラスにヒビが入ったので、毎月支払っている保証の枠で同型機と交換した際、バッテリーが新品になっていた事で寿命が延び、結果、5世代という時間をiPhone Xで乗り切ってきた。
だが、流石に今年の秋もしくは来年初め頃をターゲットに、新機種への切替えを考えねば成らない時期ではないかと考えている。
まだイケる可能性はあるが、そろそろiOSのアップデート対応機種から外れてくる可能性があるからだ。

気になる新型

で、今年の秋に発表されるであろう機種、iPhone15(仮)シリーズに関して、現在リークされている噂を調べてみた。
発売に関してはやはり9月第2週あたりに発表、その翌週末ぐらいから発売になるだろうという事らしい。ま、これはイツモのパターンみたいだし、そもそも発売して速攻で購入という事をしない私からすれば特に重要な話ではない。
また、発売される機種ラインナップだが、これはiPhone14シリーズと同じく、無印15、無印15 Plus、15 Pro、15 Ultraと4種らしい。
Ultra? と思ったが、要するにPro Maxが名称変更したような感じになるらしい。ただ、Ultraに変わる事で、ひょっとしたらProよりも高機能になる可能性も否定はできない。ちなみにPlusとUltraは画面が6.7インチとディスプレイサイズは大きくなるので、表示解像度はより大きくなりそうである。
この形はちょっとなぁ…で、本体デザインだが、これが私にとって吉と出るか凶と出るか問題になりそうな部分。というのも、次の15シリーズで本体デザインが変更になるというのが今有力な噂である。ノッチは14 Pro以上で廃止されていて、Dynamic Islandというパンチホールタイプのデザインに変わったが、これが15シリーズ全てに展開されるだろうとの事。Face IDを利用する事に違いはないようなので、正直これも大きな問題にはならないだろう。ただ、本体の外装に関しては丸みを帯びたデザインになるかもしれないという話がある。コレがとても気になるところで、iPhone Xを使っている身としては、今のソリッド感あるデザインはとてもよかったと思っているだけに、新デザインはとても気になる。

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iPhoneの買い替えを考える

iPhone Xを購入してからまだ買い替えてない。

まだ先の話だが…

今私が使用しているスマホは「iPhone X」である。
これが発表されたのは2017年9月12日で、予約開始が翌月10月日だった。
従来とは異なるホームボタンが廃止された最初のモデルで、個人認証としてTouch IDからFace IDに切り替わったモデルである。
そういう意味ではとても革新的なiPhoneの登場だったわけで、今までアラビア数字のナンバリングシリーズだったiPhoneから「X」という個別のナンバーが付与された。
iPhoneそのものの世代で言えば、iPhone Xは第11世代に当たるわけだが、当初、私はこの機種への買い替えをスキップする気だったのだが、気がつけば契約していたという、自分でもよく分からない買い方をしたモデルである。
やはり実機を見ると欲しくなった、という事だろうか。
ただ、私が購入したのは2018年3月末の事で、発表されてから半年後の事である。
このiPhone Xを今までずっと使い続けてきているわけだが、通常ならバッテリーがもうダメになっていても不思議ではない時期である。
現在のバッテリー状況を調べたところ、充電可能容量は99%となっていた。まだ健全な状態にあると言える。
何故そうなのかというと、当Blogを読んでいればわかるが、途中で本体を交換しているからだ。画面が一部割れたため、docomoの保証を使って交換した事で、バッテリーが新しいものとなって戻ってきた。
これによって現在4年目でありながら、まだ使えているという状況である。
だが、おそらく今年もしくは来年にはバッテリーの交換をするか買い替えが必要になる。
正直、円安の状況を考えると今買い替えは厳しいだろと思うが、もうスマホは日常生活で必要なものと考えると、バッテリーの劣化による買い替えは、バッテリーだけ交換するという選択肢を除いて避けて通れない。

iPhone14か、15(仮)か

来年の新モデルが出る前であれば、iPhone14が選択肢に入るが、来年秋よりも後に買い替えという事になれば次期iPhoneであるiPhone15(仮)が対象となる。
問題はiPhone15(仮)のスペックが今の時点ではまだ不明確だという事。
十分過ぎる性能ゆえに更新時期が難しいiPhone14は今年発売されたが結構微妙なモデルというイメージしかなく、今までiPhone 12、13と乗り換えてこなかった私から考えれば革新的ではあるが、今一つ良い印象がない。
逆にiPhone15(仮)は、端子がLightningからUSB-Cになるのではないかとか、デザインが刷新されるのではないか、とかProモデルは液晶がPro Motion対応になるのではないかとか、何かと大きく変化するモデルと言われている。
特にUSB-Cへの変更は、欧州が法律で決めてしまったため、あと2年ぐらいの間にはUSB-Cへと移行しないと欧州での販売ができなくなる。なので今年か来年には変更となるが、噂では1年前倒しでUSB-Cに対応してくる、と言われている。
デザインもiPhone14までの側面がソリッドタイプのものから、裏面がラウンドタイプになる丸みを帯びたデザインになるのではないかと言われていて、個人的にはその丸みはちょっと…と思わなくもないが、そうした変化を持たせるモデルになると予想されている。
この噂が仮に本当だとしたら、機能面のアップデートは喜ばしいが、デザイン変更はちょっとイヤだなぁ、というのが私のホンネ。
丸みを帯びている方が手に馴染むという人もいるが、スマホは板っぽい方がそれらしさを感じるので私は今のデザインを継続してくれる方がありがたいのだが…。

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iPhone14シリーズ、発表

今年もこの時期がやってきた。

Plusモデル、登場

9月8日AM2:00、Appleが新製品を発表した。
iPhone14シリーズを筆頭に新Apple Watch、AirPods Proが発表されたが、残念な事に新型のiPadの発表は見送られたようである。
私が一番きにしているのは当然だがiPhone14シリーズで、今回はProシリーズと無印で、中のプロセッサが違うという差別化を行っているところが特徴と言える。
また、iPhone12、13シリーズで発売されていた、miniは廃止され、その代わりに無印にPlusモデルが追加、中身は無印だがサイズはPro Maxと同じというモデルが追加された。
価格については、11万9,800円からとなり、確実に円安の影響を受けた感じがする。最上位のiPhone14 Pro Maxの1TB版の価格は、239,800円と指示要再考価格が付けられた。
iPhone13シリーズとの違いはあまり大きな違いがあるという感じではないが、性能などの話は、Tech系サイトで十分説明されていると思うので、ココでは私が気になった事を書いていきたい。

Emergency SOS via satellite

今回、北米(米国、カナダ)では、衛星通信機能に対応したとの事で、緊急通報に使用する事ができるというのが一つの目玉機能になっている。
日本ではまだ使えないし、今後どうなるのかもわからないが、低軌道衛星を使用しているとの事なので、同様の衛星の利用が日本で可能になれば、技術的な部分は問題はないだろう。
この衛星通信機能は「Emergency SOS via satellite」と呼ばれる機能で、11月からサービスが開始され、2年間は無料で使用出来る。できる事は限られていて、通報中継センターに対して専用の短いメッセージを緊急時に送るという機能しかない。音声通信やデータ通信はできない。
緊急通報に特化している割に、2年間無料というコストがかかる仕様になっているので、正直なかなか普及はしないような気がする。こういうのは国家規模の災害対策として活用されたりして、国民は無料使用を基本にしないと、本当の意味で緊急連絡には使えないように思う。

Pro版はカメラ番長

無印、Pro版ともに共通の機能として、フロントカメラがf/2.2からf/1.9へと明るくなった他、オートフォーカスにも対応した。これは自撮りをする人からすると喜ぶべき改良点かもしれないが、カメラ機能はPro版がやはり有利な改良を受けていると言わざるを得ない。
十分過ぎる性能ゆえに更新時期が難しい背面のメインカメラは解像度が強化され最大48メガピクセルとなった。これは4ピクセルを統合できるクァッドピクセルのセンサで、12メガピクセルの従来機と比較して4倍の照度を得る事ができる。つまり従来より暗い場所でも明るく撮影できる、という事である。
センサーサイズもiPhone13 Proよりも65%大きなものを搭載しているという事で、第二世代のセンサーシフトOISを搭載した。
普通の一眼デジカメの場合、センサーサイズが大きくなったとなると画質に直結する話にとなるが、iPhoneの場合はセンサーサイズを大きくする事で手ブレ補正に活用する、という方向のようである。

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更新が必要な持ち物

先日、メインPCのモニタを更新したが、手持ちのもので他に更新が必要なものがある。

買い替えが必要なもの

手持ちのもので、買い替える必要の無いものは案外と少ない。
それはデジタルガジェットであればあるほど、更新していく必要に迫られ、レトロであるものほど更新そのものが不要というものが多い。
そして私はというと、持ち物の大多数が残念ながらデジタルガジェットという事もあり、一定の時期で買い替えが発生してしまう。
新しいモノほど買い替えが必要という皮肉
いや、機能的に全てのものが買い替えなければならないものという事はないのだが、デジタルガジェットのほとんどのものは、ソフトウェアのアップデートによってセキュリティなどを担保している事から、ソフトウェアやファームウェアアップの更新ができないほどハードウェアが古くなると、どうしても買い替えが必要になる。
もちろんこうした買い替えに関してはデジタルに限らず起きる。
代表的なところを言うと、車もそう。結局安全性の問題や消耗品の問題などで買い替えが必要になる。安い買い物でないので、車を買い替えるとなると相当な覚悟が必要ではあるが、時期がくれば買い替えというのは、デジタルガジェットと変わりが無い。
で、そんな私の今の生活において、更新が必要な持ち物がどれだけ有るのか、という事をふと見直して見た。

便利になるという事

買い替える必要のあるものの共通点は、情報をリンクさせたりできるものが多いという事。システムに一定の共通性が必要だったりするので、これは避けられない事でもあるが、PCやタブレット、スマホ、最近ではデジタル家電なんかもこれに含まれるかも知れない。
便利を享受するには、情報の更新が不可欠なので、連携するためのシステムの為にも、ある程度新しくないと、便利に買っていくことができない。
私で言うと、PC、iPad Pro、iPhoneXなどはコレに当たり、場合によってはこれらに繋がるものも含まれる。PCだと、PCの周辺機器なんかもこれに含まれる。
そうすると、私が今すぐにでも買い替えなければならないモノは実はそんなにないのだが、買い替えを準備しなければならないものが多かった事に気づいた。
それに該当するのが、PC、iPhoneである。
PCは、一応はWindows11の動作要件を満たしているので、セキュリティの観点から見ても今すぐ更新しなくても問題はないが、これについては今年の冬以降には買い替えを検討した方がよいものになる。
というのも、流石にハードウェア的にもう5年近く更新していないと、そのパフォーマンスは著しく悪いわけで、OSが現行であっても電力性能比が悪すぎて話にならない。おそらくイマドキのPCの性能で言えば、最下層クラスの性能であってもウチの現PCは性能的に及ばない可能性がある。であれば、そろそろハードウェアの更新は必要だろう。
そしてiPhoneXだが、これもおそらく来年には買い替えた方がよいアイテムになる。こちらはAppleが更新するiOSの改訂に合わせて、それらが利用できなくなになった時点で買い替えになる。iPhoneXはまだかろうじてAppleの次のiOSのサポートから外されていないが、それに含まれるのはもう時間の問題。あとはバッテリーの保ちの状況で、買い替え検討の仲間入りである。

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iPhoneXの買い替えは?

現在、私が使用しているのはiPhone Xで、一度画面割れの為に交換したものである。

乗り換えタイミング

ふと、いつも使っているiPhone Xを見た時、私はいつまでiPhone Xを使い続ける事になるのか? という事を考えた。
いつもは3世代新しくなったときに買い替え、というルールを自分の中で持っていて、本来ならiPhone X、iPhone11、iPhone12、iPhone13とこのタイミングで買い替えをしていたハズである。
ところが、2021年6月に、画面割れによってNTTのケータイ補償サービスを受けた事で、この予定が大きく変わった。
docomoからの送付品バッテリーまで交換された機種が届いたのである。リペア品である事は間違いないだろうが、新品のように使えるものとして戻ってきた事で、iPhone13の購入に踏み切る事がなかったのである。
だが、残念ながらハードウェアの中身は新しいものとは異なるので、いろいろなところで古さを感じることもある。
たとえばWi-Fiの速度である。
iPad Pro 11インチ 2021を同時に持っていると、こちらのWi-Fi通信速度がやたらと早いのに、iPhone Xはちと遅い。微々たる差ではないかと思うかも知れないが、処理性能だって残念ながら差が大きい感じである。
完全に乗り換えタイミングを逸した状態のまま、今この状態である。
では今年の秋に発表される次期iPhoneに乗り換えるのか? と考えた時、さてどうするか? という悩みが出てきてしまった。

高額設定

iPhoneは、完全に高額設定機器になった、と私は思っている。
廉価版にSEが存在しているから、高級機を買わないならSEを買え、というのがAppleの戦略ではあると思うが、SEの機能で今の所満足した、という事がないので、買い替えるならせめてノーマルのナンバリングモデルかな、と思っている。
さすがにPro版は必要かは悩むところで、次もし購入するとしてもこの辺りは迷うところだろうな、と思っているのだが、次期iPhoneにはminiが存在しないだろうという話もあって、それなら今の段階でiPhone13 miniに乗り換える準備をしても良いのではないか、という事も少し頭をよぎる話である。
今までだと、このminiに乗り換えるという事は考えはしても乗り換える事はなかったのだが、iPad Proを購入してからというもの、miniでもいいかな、と思い始めた。
というのは、iOSでやりたい事はiPad Proでできる事から、iPhoneに大型の液晶を持たせなければならないという事がなくなったからである。
iPhoneは最低限のスケジュール管理(確認)と、電話、あとスマホで各種サービスを受ける時に必要なだけで、何かを生み出すような作業はiPad Proの方がやりやすい事を知ると、iPhoneに求めるものが変わってきた、という感じである。
ただ…それでもminiは小さすぎる、という感じもする部分もあるので、これはこれで実際に乗り換える、なんて事になったら悩む事になるのだろうな、と思う。
まして、miniは13シリーズでなくなるのだから、もしこの秋に機種変更を考えるのであれば、miniだと型落ち品という事になる。
型落ちでいいのか? と悪魔の囁きが聞こえてくると、やっぱり最新機がよいのかも? と意思が揺れるので、まずは次期iPhoneに搭載される機能を知ってから、いろいろな判断をすべきなんだろうと思う。

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Apple製品で案外不便な事

iOSやiPadOSが良く出来ているだけに、この問題は深刻だと思っている。

文字入力ということ

iPhoneやiPad Proを使っていてとても不便と思っている事は、昨日のマスク着用時のログインよりもやっかいな問題。
それはキーボード問題。
iOS、iPadOSともに、文字入力の時にフリック入力やソフトウェアキーボードを使用して文字入力をするが、これらに明確なカーソルキーがない事で、文字の挿入や削除を行う時に的確な位置にカーソルを持って行きにくいという問題がある。これはiPadOSでは幾分か改善されていて、カーソルキーをIMEインターフェースに備えた事で問題を解消している部分もあるが、表示面積の狭いiPhoneだと顕著に出てくる問題だったりする。
また、このキーボードに関して、社外製キーボードソフトの動作が時々不安定になるという事も問題である。文字入力を受け付けなかったり、そもそもキーボードそのものが登録していたハズなのに登録が外れていたりと、その動作がオカシイ時がある。
そしてこのキーボードにおけるiPadの最大の問題は、ハードウェアキーボードを使用している時、社外製キーボードソフトが全く使えないという事である。
私はATOK Passport Proをサブスクリプションで契約していて、それをiPhoneやiPad Proでも使用しているのだが、iPad ProにMagic Keyboardを接続している時、その文字入力はApple純正の日本語キーボード入力を使わざるを得ない状況になる。
変換するとすぐにわかるぐらい、ATOKの賢さがなくなるのである。しかも、キーボードソフトウェアを多数入れていると、英数とかなの切替えも単純な切替えではなくなり、そのインストールしているソフトウェアキーボードの切替えも含めて切替えていくので、思った時にすぐに英数にしたりかなにしたりする事ができない。
コレ、PCのようなIME管理にはならなかったのだろうか?
日本語入力の決定版せっかくATOK Passport Proを契約していても、肝心のハードウェアキーボードで使えないというのは、何とも残念極まりない話である。

ファイル管理

これはiOSやiPadOSの根幹になる部分でもあり、これがもしPCと同じ事が最初からできるような仕組みだったなら、スマホやタブレットは最初からPCと同等の使い勝手になっていただろうし、逆にそうなっていたら、スマホやタブレットの起動時間は、ボタンを押してすぐ、という迅速なものにはなっていなかったかもしれない。
PCではディスクオペレーティングシステム、つまりDOSという概念があるが、おそらくiOSやiPadOSでは、ディスクオペレーティングシステムがメインに置かれる事はなかったのではないかと思う。
つまり、アプリケーションが生成するデータの格納先は、あくまでもアプリケーションの中に包括的に収められるように設計する事で、保存されるファイルのコントロールを複雑に考えなくても良い仕組みにしたのではないかと思われる。
逆に、この方法だとアプリケーションの外にデータを書き出す部分が問題になり、各アプリケーションで接続しているデバイスやストレージを把握してコントロールする必要がある事から、PCをよく理解する人ほど、その独特のファイル管理を難しく感じるところがあるのかもしれない。
これは、公式ではFilesというアプリケーションで、社外製ではDocumentsというアプリを仲介する事で、比較的簡単にデータは中に入れたり外に出したりする事はできるが、結局仲介する必要があるので、その仲介を必要としないようにするためには、各アプリケーションが接続されるストレージデバイスなどの管理ができないといけない。
このやり取りを無くす為には、OS側にディスクオペレーティングシステムと同等のものが備わっていないと行けないわけで、そうなったとき、スマホやタブレットはPCと同等の事を実施できる環境を手に入れる事になると考えられる。
ま、これはデータをどう扱うかの思想の違いからくる仕組みの違いであり、この違いに翻弄されて難しさを感じたり、苦手意識を感じたりする事がある。
PCを知っていれば知っているほど、不便に感じる部分だろう。 Continue reading…

iOS 15.4

今回のアップデートでマスク対策が採られてはいるのだが…。

iPhone12以上

AppleがiPhone向けOSである「iOS 15.4」を配信開始した。
目玉機能はマスクを着用したままFace IDを使用出来るオプションが追加されたと言うことで、利便性が格段に向上するとしている。
iPhone12以降ってのがなぁ…他にも、Apple Pay、Safariとアプリ内パスワードの自動入力においても、マスクを着用したままFace IDによる認証が可能になるのも特徴で、以前、Apple Watchを利用したマスク利用時のロック解除機能では、Apple Payでの認証ができなかった事を考えれば、随分と便利になったと言える。
FaceTimeではSharePlayのセッションを対応アプリから直接開始可能になり、オフラインの間もSiriが日付と時刻に関する情報について応答可能になった。但しこれはiPhone XS/XR/11以降の対応となる。
他にもEUデジタルCOVID証明書の対応、SafariのWebページ翻訳機能にイタリア語と中国語が対応、等々、機能向上もある。
また、今バージョンから、全てのユーザーを対象に緊急SOSの設定を「電源ボタンを長押しして通報」という動作に変更した。以前の「電源ボタンを5回押して通報」は設定で変更できる機能となり、変更しないかぎりは「電源ボタンを長押しして通報」という動作が緊急SOSの設定となる。
追加された機能はいろいろあるものの、一番喜ばしいのは、やはりマスクしたままFace IDが利用可能というオプション追加だと思うが、残念ながら、この機能を利用できるのはiPhone12以上、つまり現状としてはiPhone12シリーズ、iPhone13シリーズの両シリーズのみの対応となる。
旧来機種は、残念ながらマスクをしたままのFace ID認証はできないので、旧機種を利用している人は話題性に比して、残念度が高いと言わざるを得ない。

iPadOS 15.4

iOS 15.4と同時に、iPadOS 15.4も公開されたが、こちらの目玉機能はなんといってもユニバーサルコントロールではないかと思う。
1組のマウスとキーボードで、iPadとMacの両方が操作可能となり、さらに両者間のファイルのドラッグ&ドロップが可能になった事で、データ転送の利便性までをも賄う事が可能になる。
これはMacとiPadの間の事なので、Windows機との連携ではない事から、Apple製品を主として使っている人への恩恵ではあるが、当然のことだがMac側のアップデートも必要になる。macOS Monterey 12.3が公開されており、このアップデートをMacに適用する事で、ユニバーサルコントロールが可能になる。
ただ…このユニバーサルコントロールだが、本バージョンでも基本的にベータ版での機能提供という事で、正式な対応機能ではない、という事らしい。まだ、機能的に不完全な部分がある、という事なのだろうか?
それと、iPadOS 15.4では、iOS 15.4のようなマスク着用時のFace ID認証には対応していない。
私としてはこれが一番残念な部分で、マスクを利用している環境下でMagic Keyboardを装着したiPad Proをそのまま顔認証でストレートに起動できるとものすごく便利になるのだが、これが出来ないが故に、パスコードの入力をしなければならないという不便さは何とかしてもらいたいものである。

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Appleの新製品

日本時間にして9日の早朝、Appleから春の新製品が発表された。

M2、登場せず

先日Blog記事にも記載したが、Appleが9日の早朝深夜、新製品の発表を行った。
以前の予測でM2プロセッサが発表されるのではないかと予想したが、今回は発表されずに、M1 Ultraなるプロセッサ、いやシステムが発表された。
超弩級コアの登場このM1 Ultraは、M1 Maxを2基連結したもののようで、2つのダイを連結させるための独自封止技術「UltraFusion」を搭載しているという。
この「UltraFusion」は、1万を超えるシリコンインターポーザでダイ同士を直接接続することで、従来のマルチチップインターコネクトの4倍以上である2.5TB/sのダイ間帯域を実現しているという。
この為、ソフトウェア側からは1チップとして認識されるため、従来のようなデュアルコアだからといった互換性問題を気にする必要はないという。
このM1 UltraはこのようにM1 Maxを2基使う事で、20基のCPU(高性能コア16+高効率コア4)と64基のGPU、32基のNeuralエンジンコアを実装する事となり、帯域幅800GB/sで最大128GBの低遅延統合メモリを搭載する事が可能になった。
CPU性能では16コアのCore i9-12900K搭載のWindows PCと比較して同じ消費電力で9割高く、ピーク時性能で100W少ない電力でこの性能を達成するという。
同様に、GPU性能としては、GeForce RTX3090と同程度でありながら消費電力は200W少ないという。電力バカ喰いのGeForce RTX3090と同程度でこの省電力性はまさに脅威的と言わざるを得ない。
正直、こんな性能を普通の人が使い切れるという事はまずないのではないかと思うが、クリエイター等では絶大な性能を発揮する事は言う迄も無い。
そしてこのM1 Ultraを搭載する初の製品として、Mac Studioが発表された。

大きなMac mini

Mac Studioは、新設計のケースとM1 Ultraを採用した小型デスクトップMacで、Mac miniを縦に伸ばしたようなコンパクトな筐体デザインとなっている。
M1 Ultraが、M1 Maxを2基繫いだものだと考えると、その基板サイズはMac miniと比較しても極端に大きくはなっていないと予想され、おそらくこの筐体の中身の大部分は冷却機構ではないかと予想される。
事実、背面を見てみると、インターフェース部分以外はメッシュ状になっている。おそらくは大きなファンを使用して、空気量を確保して静音性を高めているのではないかと考えられる。
最小構成であれば、搭載するコアはM1 Maxとなり、価格は249,800円からとなるが、最大構成をとると、M1 Ultraを搭載し、8TB SSDを搭載して939,800円となる。
実際の性能のレビューが出回れば、その真なる性能が見えてくるので、この価格が安いかどうかがハッキリする。
映像等のクリエイターたちからすると、これでも安い、という事になるのではないかと思う。

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3月のAppleイベント

そろそろAppleから新製品の発表がある様子。

新型MacBook Air

3月9日にAppleの新製品情報が出てくる。
開催そのものはもう間違いないところではあるが、問題はそこで発表される製品が何なのか、という事。
個人的に一番注目しているのは、新型MacBook Airだったりする。
どうも新型のM2コアを搭載しているという噂だが、コイツの信憑性はそこまで高くはない。どちらかというと、新型MacBook Proの13インチ版が登場するのではないかという可能性の方が強いようだが、これについては13インチとして出てくるのか、それとも14インチとして既存製品と大きさを揃えてくるのかがわからない。
13インチモデルとして登場するのであれば、既存モデルの13インチボディをそのまま使うだろうから、液晶まわりのベゼルは、案外と厚めのものになるかもしれない。
また、ファンクションキーも14インチモデルとは異なるサイズのものになるだろうと予想されるが…個人的には、そもそも14インチのMacBook Proが発売された段階で13インチMacBook Proの存在に意味があるのか? と感じている。
それなら…MacBook Airとして発売して、MacBook Proは14インチオンリーにする方が、ラインナップ的にはスッキリするように思えるのだが。
というわけで、個人的に希望したいのは新型MacBook Airである。
M2は登場するのか?M2を搭載して、GPUが強化されたAirなら、低発熱、長時間駆動、薄型というAirの特性をそのままにして、さらに高性能化されている事になる。
ある意味、モバイルMacのスタンダードとなるモデルではないかと思う。

新型Mac mini

もう一つ期待しているのが、新型のMac miniである。
以前のM1 Mac miniも、その処理性能は素晴らしいものだと思っているが、いささかインターフェースに不満が残るところが残念な所である。
もう少しインターフェースが強化されたMac miniなら、もっと使いやすいデスクトップスタンダードになるのではないかと思える。
M1が登場してから、WindowsからMacに乗り換える人が随分と増えているように思うのだが、そういう人たちの一番の不満点は、繋げられるインターフェースが少ないという事である。そこが解決されたなら、もっと使い勝手のよいMac miniになるわけで、下手するとWindows11離れがさらに加速する事になるかもしれない。
…正直、私はMacを見限ってしまうかも…とか少し思っていたりもするのだが、今世間の目はMacに向いているとも思っている。
PCはあくまでも道具、と割り切る事ができる人なら、新型Mac miniに既存デスクトップを置き換えてしまっても、困る人は少ないのではないかと思う。
今回の製品発表が行われた段階でM2が発表されたなら、Mac miniがアップグレードされても不思議ではないかな、と思っている。

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iPad Pro、到着

予定より3日早く到着した。

予想どおりの前倒し納品

本日、Apple初売りで購入したiPad Proが到着した。
実はそろそろ届く頃だろうと予想はしていた。購入時の到着予定時期は1月19~26日となっていたのだが、私はそれよりも早く到着するだろうと予測していたのである。
理由は単純で、以前購入したMacBook Proが同じように予想到着日よりも3~4日前に届いたからである。
もちろん全てのケースではないだろうが、ほとんどの場合、到着予定時期の一番早い時期よりも早く到着するのではないかと思う。
なので、そろそろかな、と思っていたら、昨日Appleよりメールで連絡が来た。ま、ある意味予定どおりである。
現在、半導体不足と言われる状態で、製造が遅れるという事が多い状況で、実際、AppleもiPad miniなどはかなり納品日が遅れているという。こればっかりは、作りたくても部品がなければ製造できないので、製造元でもどうにもならない事はある。
ちなみに、私が知り得た情報だと、ほとんどの製品で主要な半導体は別に遅れていないのだそうだ。例えば…Appleの場合はA15 Bionicのチップだったり、M1チップだったりが遅れているのではなく、メモリコントローラーとか電源制御ICだとか、そういうチップが遅れているのだそうだ。
ここから考えるに、最先端の半導体製造ラインである7nmプロセス製造とか、5nmプロセス製造などが遅れているのではなく、22nmとか14nmプロセス製造ラインが遅れているらしい。
大量に使用する汎用部品のプロセス製造ラインという事なのだろう。
ちなみにTMSCが日本に工場を建てるという話があるが、その工場も22nmとか14nmプロセス製造ラインの工場なのだという。この最先端工場ではない事に、日本の偉い人の一部は文句を言っているそうだが、ある意味、この判断は間違ってないと私は思う。

設定はiPhoneと違うものを

早めに到着したので、早速設定を開始する。
予想より早く到着したiPad Pro最近のiOSは、連動できるデバイスがあると、その設定の一部、もしくは全てをNFCのような感じで引き継ぐ事ができる。
なのでiPad Proを起動すると、近くにiPhoneがあるかをまず聞いてきて、そこから設定を引き継ぐとすれば、iPhoneのカメラでiPadに表示された画像を映すように言われる。この画像は点の集合体が立体的にぐるぐる回っている映像なのだが、それをiPhoneのカメラで撮影する事でiPhoneとiPad Proが互いに連動するデバイスを認識し、既に設定されている起動設定、たとえばWi-Fiの設定などを新しいデバイス側に連動させて登録を簡略化させる。なのでこの設定を引き継げば自動的に近くにあるWi-Fiに繋がるようになる。
その後、Apple IDのパスワード確認を行い、そこでパスワード認識ができれば、Apple IDの登録が終わり、今度はApple IDに紐付いている情報がネットから登録される。
たとえばApple Payの登録情報などはこの方法で情報が入力され、セキュリティコードの確認のみでiPhoneに登録していたカード情報がiPad Proにも登録される。
ただ、この登録方法で全て登録すると、簡単ではあるのだが、面白みにかけるので、1枚だけ引き継がない設定にしてみた。…良い子はマネしないように(爆)
その後、Face IDの登録を行い(2回、顔の認証設定を行う)、今度は引き継ぐ設定をどこから引き継ぐか選択するように言われる。
今回、私はiPhoneの設定を引き継がない方法を選んだ。アプリなどiPadで登録するものは、独自にiPadのみで登録し、余計なアプリを入れないためである。
その後、PCのiTunesと連動する事を選んだので、今回の初期設定はココまでである。
で、最後にApple Payで登録しなかった1枚のクレジットカードの登録を手動でやってみる事にしたのだが、ここで一つ問題が発生した。

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高橋の手帳、再び

年末になったので来年の手帳をそろそろ用意する時期にきた。

毎年恒例

私は手帳を毎年購入している。
しかも購入する手帳は「高橋書店」の手帳と決まっている。
丁度一年前も当Blogで記事にしている
昨年はNo.395というウィークリー T’sディレクションダイアリーという種類の手帳を使っていた。これはサイズがA5サイズで、A4の紙の半分のサイズという意味で使用していた。
大きさ的にはちょっと大きいかな? と思うところもあるのだが、書きやすさからA5というサイズを使っていたのだが、ここ最近、スケジュールをGoogleカレンダー主体に使って、この手帳はGoogleカレンダーを書き写して確認する為に利用していた事から、A5よりも小さくてもよいかも知れない、と考えていた。
今年はB6サイズにしてみたなので今年はNo.390のウィークリー T’sディレクションダイアリーという種類は同じだがサイズだけB6という一回り小さい手帳を購入する事にした。

デジタル化に悩む

実は…今年は手帳を購入するかを迷っていた。
理由は単純で、もし私がiPad mini6を購入していたら、おそらく手帳は買わなかっただろう、という事。
前述した通り、最近はGoogleカレンダー主体でスケジュールを見ていて、あとはメモという用途が主体となっている。このメモという部分に関しても、もしiPad mini6が手元にあったなら、紙である必要が無くなるので、私の頭ではiPad mini6の購入次第で、自分の手帳としてのアイテムがデジタル化させていく方向を想定していた。
だが、私が直前になってiPad mini6の購入を躊躇った。
躊躇った理由は、例のゼリースクロール問題もあるが、そもそもiPad miniのサイズで良いのか? というタブレットの運用そのものを考え直すべきではないかという、用途と最新ガジェットへの興味を天秤にかけるという事を考えはじめたからだ。
12月12日のBlog記事にも、iPad Airを取り上げているのだが、その時には結論としてiPad mini6の方が手帳の代わりとしては最適かもしれない、と結んでいる。
だが、実際の用途は本当に手帳の使い方だけで良いのか? とあれからも迷っている。
タブレットというものをどのように捉えるか? は、実際に使い始めると、出来る事が増えていくので、必ず不満が出てくる。もう少し大きめにすればよかった、とか、もう少し小さめにしておけばよかった…と。
タブレットで出来る事が、昔から比べて格段に増えているからこそ、その判断に大きな迷いが生まれてくる。

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