PS VITAをスマホのように使う?

 SCEJがPS VITA用の電子書籍アプリケーション“Reader for PlayStation Vita”を、10月11日より配信開始した。
 アプリケーション本体の価格は無料であり、さらに10月11日から2013年1月10日までに、書籍の購入に使えるソニーポイント300ポイントをプレゼントするキャンペーンが
実施される。このキャンペーン対象は、PS VITAからReader Storeに接続して無料の新規会員登録をした人に限られる。
 つまり、アプリケーション本体をダウンロードし、会員登録で書籍1冊くらいは手に入れられる、という事である。

 このアプリでPS VITAもスマホのように電子書籍が扱えるワケだが、できるならPS VITAにはPS VITAにしかできない路線を突き詰めて欲しかった…というのが私の感想である。
 たしかにこういったアプリもあれば便利だとは思うが、ケータイが徐々にスマホ化している今、あえてPS VITAで電子書籍を見ようという人がどれだけいるのか? また、今やPS VITAよりもスマホの方が解像度も高いワケで、電子書籍としての出来の善し悪しを考えれば、PS VITAにあえてこのようなアプリを投入する意味があるのか? といった疑問がどうしても湧いて出てしまう。
 Sony側としては、立ち上げてきたSonyの電子書籍コンテンツを水平展開した、と言えるのかも知れないが、消費者として見た場合、果たしてこのアプリの存在意義がどこまで大きくなるのか、疑問でならない。

 PS VITAのキラータイトル、ホントに出てくるんだろうか?
 嗚呼、ゴッドイーター2が出るから、それは一種のキラータイトルにはなると思うが…もう少しパンチ力のある一作が欲しいところである。
 アイマスのシャイニーフェスタでも出してくれないかなぁ…。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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