PhenomはOCして使え?

 Phenomが登場して久しいが、そのパフォーマンスは私が考えていたよりも低かったように感じる。
 それだけ期待が大きかったというのもあるが、登場したPhenom9500や9600が思った以上にクロックが低かったというのも理由かもしれない。
 2008年に登場する予定のPhenom9900でもクロックは2.6GHzと、Intelのハイエンドコアから比べてクロックが低いのが問題視されそうな感じである。
 しかも、9900はTDPも140wとかなり高く、内部動作速度が向上しているという部分を考慮しても、パフォーマンスに対しての消費部分が大きすぎる印象が残ってしまっている。
 そんな状況を打破する唯一の方法は、私的に考えて“電圧を上げないオーバークロック(OC)”しかないように思う。
 もちろん、電圧を上げてOCという手もあるが、それでは結局の所TDPを上げてしまう事になる。
 ここはやはり通常電圧駆動のOCでどこまでパフォーマンスを稼げるか?というところに活路を見いだすべきだろう。


 BLESS秋葉原本店で、Phenom9500を2.2GHzから2.7GHzにまでOCしたデモを怒っているらしい。
 コア電圧を1.36vまで上げてのOCであるため、私の趣旨から外れてしまうが、少なくとも個体によっては電圧を上げれば2.7GHzまでいけそうな感じ。
 なら電圧を上げずにOCすると、予測では2.2GHzが2.4GHzくらいにはなりそうな感じがする。
 個体差があるため、すべてがそうなるとは言えないが、マザーボードのパフォーマンスをちょっと変えるだけで、今までの見え方と違ってくるように思える。
 まぁ、私は多分Phenomを使うことは考えにくいが(金銭的に)…。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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