Monthly Archive: 3月 2011

GeForce GTX550Tiが発売されたが…

 今週、秋葉原ではNVIDIAの新型メインストリーム“GeForce GTX 550 Ti”(以下GTX550Tiと略)のビデオカードが発売された。GTX550Tiは前ラインナップのGTS450のリプレース品となる…のだが、その性能はそれよりもずっと上を行くので、ちょっと考え方が変わる。
 さらに前ラインナップがGTSだったのに対し、今回はGTXを冠に置くのは、NVIDIAの商品名のルールが変更になったため。
 つまり、性能に対する位置づけも商品の意味も今回のラインナップは変更が入っている事になる。
 新製品がラインナップ上で以前の製品をより上に行くのは今までは当たり前の事ではあるのだが、今回のGeForce 500系は同じ40nmプロセスの製品という事で、あまり大幅な性能向上は見込めないのだが、さらに上のグレードであるGTX560TiやGTX570も前ラインナップの一つ上近くの性能を発揮している事から、今回のGTX550TiもGTX460並の性能を発揮…と考えられる。
 さらに今回は商品の位置づけも変わり、GTXは“3Dゲームアプリケーションの実行に適した性能を持つ,ゲーマー向けGPU”と同社が判断したGPUに付けられる名称となったため、GTX550TIは名称だけ見るとメインストリーム製品でありながらハイエンド的なイメージを持つ製品になってしまった。

 GTX550Tiが搭載するGPUはGF116と呼ばれるタイプで、以前のGF106のフルスペック版になる。
 シェーダプロセッサ数192基、テクスチャユニット数32基、ROP24基と、そのスペックはGTS450が搭載したGF106の完全版と言える内容になっているのだが、GF106と一つ大きく変わったのがメモリインターフェース帯域で、GF106が128bitだったのに対し、GF116では192bitとなった。
 メモリインターフェース帯域が192bitとなると、順当にすべて同じ容量のメモリチップを使用するとビデオメモリは768MB、もしくは1536MBとなるのだが、これは接続するメモリチップ容量に差を付けることでビデオメモリ1GBを実現している。どちらにしても、インターフェース帯域が広くなったことでも性能向上が期待できる事に違いはない。

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高級ヘッドホンが欲しいなぁ

震災があっても我が道を往く。
このサイトはそういうポリシーで普通の内容でお届けする。
ご了承願いたい。
金もないのに物欲だけは強い為、私はいろいろなものを購入する。
購入するからまた金がなくなり、物欲だけが先行する。
こんな繰り返しの日々を送っている私であるから、欲しいものリストなんてものを作ったらとんでもない事になる。
なので、そういった類いのものは作った事はないのだが、もし作ったとしたら必ず入るジャンルのものがある。
それがヘッドホンである。
なぜAV機器の中でもヘッドホンが筆頭に出てくるかというと、それは日本の家屋事情によるところが大きい…いや、自宅の環境というのが正しいか。
ダイナミックな音を聞くにしても、スピーカーで聴けるほどの部屋を持っていない為、選択肢としてヘッドホンが優先されるのである。
というわけで、今回は私が長年欲しいなと思っている逸品を紹介。
金額的には…安いとは言えないが高級オーディオの部類に入るものとしては比較的手の届くものになる。

それが、ドイツSennheiser(ゼンハイザー)製ダイナミックオープンエアヘッドホン“HD650”である。
このHD650、発売されて既に8年が経過しているが、未だ名機と呼ばれている名機中の名機で、その素性の良さはまさに折り紙付きの逸品である。

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謎が深まるLEDウィンカー

 今日、計画停電で午後の仕事が中途半端になってしまったため、仕事を約2時間早く切り上げ帰宅した。
 もちろん帰宅しても停電である事に違いはなく、やりたい事もできない状態。
 なので、幸いにして天気だけは良かったため、先日不発に終わったLEDウィンカーの交換に再チャレンジする事にした。
 先日はLEDバルブに交換しても全く点く気配がなかった。
 その事をBlogに書いたところ、ひろさんから「ウィンカー接続のギボシ端子を差し替えて」というアドバイスを戴いたので、今日はまず右後のウィンカーのみギボシ端子を差し替えてみた。

 点いた━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
 ちゃんと点滅もするし、問題ない感じだった。
 SP武川のストリームラインウィンカーについてきたマニュアル通りに接続していたのに、プラスとマイナスが逆になっていたのか?
 それとも、私が取り付けたLEDバルブの極性が逆だったのか?
 詳細はわからないが、とりあえず点灯する事は確認できた。
 LEDは直進性の高い光を出すというが…たしかに側面にもLEDが点いてなければ実に暗くつまらないウィンカーだったかもしれない。しかしSP武川製ストリームラインウィンカーは、内側にミラーのようなものがついていて光を拡散させるようになっているため、LEDバルブの側面LEDがうまい具合にミラーに当たって反射している感じだ。
 うまくいったため、4つ全部のバルブをLEDに交換して点灯する事を確認した。
 これで終了!…と行きたかったのだが、ふと変な事に気がついてしまった。

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iPad2、国内販売延期…

 昨日、ニンテンドー3DS用ソフト「スティールダイバー」の発売が延期した事を書いたが、AppleのiPad2も今月3月25日発売を延期すると発表された。
 こういう発売日の延期の説明に関して、ほとんどのケースで「大震災の現状を配慮して」というコメントをしているのだが、回したい経済が回らなくなる事を考えると、本当に配慮しているのか? と考えてしまう。
 もっともこの場合の配慮は、物流に悪影響を及ぼさないため、という意味なのだろうが、経済を活性化させる事と天秤にかけた場合、どちらがよかったのか? と私などは考えてしまう。

 今のところ、延期した後の発売日は未定となっている。
 なお、日本以外の国では当初の予定通り3月25日に発売される。
 いつもなら早く発売される側の日本は今回一番後発の国になるようである。
 延期、延期、延期…。
 こんなので、日本経済は大丈夫なんだろうか?

ニンテンドー3DS用ソフト「スティールダイバー」発売延期

 本日、任天堂よりニンテンドー3DS用ソフト「スティールダイバー」の発売延期が発表された。
ニンテンドー3DS専用ソフト『スティールダイバー』
発売延期のお知らせ
http://www.nintendo.co.jp/asdj/
 スティールダイバーは立体視を利用した3Dの潜水艦ゲームだが、3月17日に発売を予定していた。
 ところが、諸般の事情を鑑み、発売を延期するとした。
 この「諸般の事情」というのは、多分東北地方太平洋沖地震の事、あるいは、その地震を考慮して発売を延期した他ソフトの考え方なのかもしれないが、どちらにしても、地震をキッカケにして発売を延期したものと思われる。
 アイレムが絶体絶命都市4の発売を中止したというのがつい先日あった。
 これは扱っているテーマがテーマだけに、被災地の方々を配慮しての結論だったのかもしれないが、コレにしても、私はそこまでする必要はなかったのではないか? と思っている。
 今回のスティールダイバーにしても、なぜ地震をキッカケにこのような発売延期を決め込むのかが私には理解できない。
 苦しんでいる人がいる中で娯楽媒体を発売し、それで楽しんでいる人がいるという事にモラルの歪みを感じ、発売を延期という流れにしたのかもしれないが、それは日本経済にとって果たして有意義な事だったのか? と私は考える。
 被災地ではない所に住んでいる人が出来る事。
 それは祈る事であり、応援する事であり、募金する事であり、節電する事である。だが、同時に地震によって大打撃を受けた日本経済の為に消費するという事もまた、出来る事ではないかと思うわけである。

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無計画停電

 東京電力が計画停電を行う…そう聞いて、私は自分の生活圏がどのグループに属するのかというのを昨夜調べた。どうも私の属する市では第5グループに属するらしく、また私は勤務先が同じ市であるため、同じ第5グループになる事を確認した。
 なので、私は第5グループの15:20~19:00まで停電だろうと思っていたのだが、朝、テレビで放送された内容は15:20~18:20までという内容だった。
 ネットで見たのと情報が違うなぁと思っていたのだが、会社に行って他の人に聞いてみると、15:20~17:20までだという人もいれば、15:20~19:00だという人もいた。どうも、見ていたテレビのチャンネルによって内容が異なっていたようで、その時点で既に情報の信憑性は疑わしきものだった。
 会社ではこの計画停電に則って、製造部(工場内作業員)はいつもより1時間早く出勤し、昼食時間を最低限にとどめた上でいつもより2時間前倒しの定時上がりというシフトにしていた。
 私の営業部ではそうした事は事前に連絡されておらず、通常通りの出勤時間だったのだが、同じく昼食時間を最低限にとどめた上でいつもより1時間前倒しの定時上がりというシフトになっていた。
 おお、ウチの会社、対応が早いなぁと思っていたのだが…
 結局、計画されていたはずの停電は発生しなかった。 

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LEDウィンカーに変更失敗…

 東北地方太平洋沖地震の被害状況とその周辺状況を刻々と追従して見ていると、地球規模の大災害である事を再認識するとともに、(大局的に)平常な世の中に戻るにはまだまだ時間が必要だと感じた。
 そんな中、先日の東京をはじめとした大混乱の状況を追従して見ると、それに対応している日本人の人の良さ(もちろん悪い意味ではない)、そしてモラルの高さなどを実感。
 日本人って、世界的に誇れる民族だと思う。それを再認識した。
 さて、そんな被害状況の一環として、私の地域周辺にも余波が出てきている。
 それがガソリンスタンドでのガソリン・灯油供給制限である。
 来るだろうと思っていたため、先日車とバイクの燃料補給を済ませたばかりで、今日から10Lまでの制限が付いたようだ。…まぁ、バイクは5.14Lしか給油しなかった(最大でも7.3Lだし…)し、車の方もすっからかん状態ではなかったため急を要する補給ではなかったのだが、念には念を入れ…と対応していたのだが、親は灯油の補給を忘れていたらしい orz
 ま、夜になれば布団かぶって寝てればいいか。
 そんなワケで、燃料を今後あまり使わない生活に移行するにおいて、ここ最近その寒さからバイク通勤していなかったのを、バイク通勤に戻す事を考えた。
 バイクなら6Lで200km以上は航続距離を伸ばせるし、1ヶ月に2回ほど給油してやれば通勤に問題は出ない。省エネと被災への貢献につながる…という程ではないが、ちょっとでも貢献できればと思ったりする。
 で、そのKSR110の走行時の消費電力をより下げるため、ウィンカーのLED化を前から検討していたのだが、先日、ICウィンカーリレーとLEDバルブを入手したため、早速交換作業を始めた。
 まずICウィンカーリレーへの交換を開始。
 2極のもので形状もほぼ同じものを購入した。

 左シュラウドを外し、あとはそのまま交換作業。タンクを外せばもっと簡単に交換できるんだろうが、そんなめんどくさい事はしたくないので(ぉぃ)、そのまま狭い所に手を入れてなんとか交換。
 動作確認の為、そのまま電球ウィンカーで確認したところ、カチッカチッカチッというメカニカルな音がなくなった。動作は問題ないようである。
 で、そこから電球の一つをLEDバルブに交換したのだが…

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GV-N560SO-1GI-950登場

 東北地方太平洋沖地震の事を考えると、こんなのんきなBlogを書いている場合ではないのだろうが、地震の件はBlog記事にしている人も多いだろうし、情報として取り扱っているサイトも多数あると思うため、私はあえていつもの路線を進もうと思う。
 なので不謹慎とはわかりつつ、私的嗜好の話で突っ走る事にご容赦願いたい。

 さて、先日のBlogで、私自身がGIGABYTEのGeForce GTX560Tiオーバークロックカード“GV-N560SO-1GI”を予約している旨を記載した。
 発売されてから早1ヶ月半ほど経過するワケだが、未だ届く気配もない。
 販売店のクレバリー通販の人のTwitterの話では、GIGABYTEがコアの選定に随分と苦労しているらしいという話だった。つまり、メーカーから出荷されていないという事のようで、私の予測通り、1GHzで駆動するコアが思ったほど作れていない事が浮き彫りになった。
 そして昨日、さらにそれを決定的にした発表があった。

 CFD販売が“GV-N560SO-1GI-950”という製品を取り扱う事を発表したのである。

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大都市が麻痺した東北地方太平洋沖地震

 今日の午後2時46分頃、東北地方太平洋沖にてマグニチュード8.8という、国内最大規模の地震が発生した。
 この地震による影響は今更私が語るまでもなく、大惨事である。
 東京都心でも震度5強という揺れを観測し、私の住む山梨でも震度4であった。
 正直、私の周辺地域では驚くほど被害は少なかった。隣の市では停電に見舞われたようだが、私の住んでいる地域では揺れこそ長かったものの、被害は小さく、私の部屋のDVDトールケースが崩れ落ちたにとどまる程度の被害だった。
 前述したように、東京都内でも震度5強という強い揺れだったため、JR東日本をはじめ私鉄含む都市鉄道機関が軒並み運休、交通機関は麻痺状態である。
 都バスは運行が開始されたようだが、鉄道に関しては復旧の目処も立っていないようで、都心勤務の人々はバスで帰宅するか、あるいは徒歩で帰宅するかの選択を迫られているようだ。
 …まぁ、こんな事を今更私が語らなくとも、テレビがもっと詳しい話をしているだろうから、状況についてはここまでにする。
 とにかく、被災地の方々の無事をお祈りしたい。
 そして、せめて電気施設の復旧を願わずにはいられない。
 …揚げ足をとる国会を開いている暇があるなら、政治の方々には寒い東北の現状をよく考えた上での対処をして欲しいと思った。

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真・三國無双10周年記念タイトル

 本日、PS3版「真・三國無双6」が発売となった。
 無双シリーズという既にシリーズ名にもなった、大量の敵をなぎ倒していくという爽快感を求めたこの作品のオリジナルが真・三國無双になるわけだが、最初のPLAYSTATION版の真・三國無双が発売されたのが2000年の8月3日だった。
 無双シリーズはその後、世界観を日本の戦国時代に特化した戦国無双、ガンダムとのコラボを果たしたガンダム無双、北斗の拳とのコラボを実現した北斗無双と、既に三國志からかけ離れたシリーズへと展開していったワケだが、無双シリーズの最先端を行くのは、やはりオリジナルである三國無双ではないかと思う。
 今回の真・三國無双6は、10周年記念作品という事もあり、かなりの力が入っているように見受けられる。
真・三國無双10th Anniversary 公式サイト
http://www.gamecity.ne.jp/smusou10th/


 私はかつてPS2版の真・三國無双2をプレイしたことがあるが、そのときから比べればかなりの進化をしていると言える(当たり前と言えば当たり前だが)。
 ただ、そのときから感じている事の一つに「コレ、三國志って言っていいのか?」というものがある。
 もちろんゲームだからデフォルメされている事も理解するし、フィクションがある事も理解する。
 だが…この三國無双を見た中国の人はどう思ってコレを見るのだろうか?
 もう気になって仕方がない。

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ニンテンドー3DSを触ってみた

 昨日のBlogにも書いたが、知人が私宛にニンテンドー3DSを手配し、その本体が今日私の手元に届いた。
 頼まれている事を出来る環境になったのか? と思ったら、同封されていた紙に「評価ソフトが遅れているのでとりあえず本体だけ先にチェックよろ」と書かれていた。
 …ハードウェアなんてものはソフトがなきゃ意味がないだろうに!(爆)
 と思ったが、ないものは仕方がない。先に本体だけチェックしてみるかーといろいろ触ってみたら…前言撤回といわざるを得ない程、本体同梱ソフトが良く出来ていた。それは後述するとして…

 とりあえず前のDSiの時にも評価した音楽プレーヤーソフトから。
 この画像はまさしくその音楽プレーヤーを起動している所。上画面右横に緑色のランプが光っているが、ここには“3D”と書かれている。この3Dマークが出ている場合、そのソフトは3D表示に対応している事を意味する。
 つまり、この音楽プレーヤーは立体視対応プレーヤーだったりする。
 機能的には前のDSi(おそらくLLも同じハズ)の音楽プレーヤーとまったく同じ。なのでいろんな事が出来る。
 ピッチを変えずに音程を変えてみたり、ラジオ風にしてみたりカラオケにしてみたり、音そのものをいろいろ加工出来る機能も継承されているし、上画面のアナライザもいろいろなものに変えられる。そして上画面はそのすべてが立体視に対応している。見ていて面白いものから、時計という実用性あるもの(?)までいろいろそろっている。

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ニンテンドー3DSのマジコン対策

 既にネット中で広まった話なので知っている人も多いと思うが、毎度の事、時期を外した段階で私なりの話を記載したい。
 マジコン…を今更説明するまでもないが、データとして吸い出されたゲームROMのデータを実行可能なデバイスをマジコンという。
 一部のマジコンでは吸い出しも可能なのではないかと思うが、吸い出す場合、ROMスロットが2つ必要となるか、あとは無線でデータを飛ばして吸い出すしかない。しかし実際は無線LANでデータを飛ばすというのは考えにくいため、ほとんどの場合はGBAスロットと併用した形での2スロットで吸い出すのが一般的。つまり、吸い出しに使われるのはニンテンドーDS、もしくはDS Liteという事になる。
 DSiなどでマジコンを利用している人は、ほとんどのケースでどこからかデータを持ってきて(ダウンロード等)利用している人で、オリジナルのゲームROMから吸い出したデータを利用しているケースは少ない。これがコピー問題として取り上げられているもので、被害総額は計り知れないものになる。

 今回のニンテンドー3DSも、そういう意味ではマジコン対策がどういったものになるか注目されていた。

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