原因が見えたような見えないような…

 昨日の話の続き。
 いきなり全ての電源が落ちた我がKSRだが、今日、とりあえず目視確認という事で見るべきポイントだけ確認した。
 まずバッテリーが上がっているかどうか。
 幸い、使い方がよく分からない、古いテスターがあったのでバッテリーに当ててみたところ、針がピィーンと動いたのでバッテリーは無事らしい事が判明した。バッテリーが上がっていたらこれこそ結構価格的にしんどい話になると思っていただけに、多少安堵する。
 次にヒューズの確認をしてみた。
 すると…

 画像、よく見てもらうと分かると思うが、ヒューズの真ん中の部分、繋がっているハズのラインが見事に消し飛んでいる。
 やはり原因はヒューズにあったようだ。
 だが、直接の原因はわかったとして、なぜヒューズが飛んだのか?を調べる必要がある。
 これがわからないとまた同じ事が起きる可能性がある。
 念のためにヒューズを交換したところ、イグニッションOFF時にも点灯しているスピードメーターの液晶が点灯し、セルモーターもちゃんと回る事を確認した。イグニッションをONにすれば油温計もちゃんとバックライトが点灯し現時点の温度を指し示した。おそらく概ね問題ないものと言える。


 で、いくつか原因を考えてみた。
 最初無事に走り出していた所を見ると、結線そのものが間違っている可能性はかなり低い。間違っていればイグニッションONでその場でヒューズが切れる事になる。
 しかし実際にはエンジンも回ったし走る事もできた。問題は走っている時にあったといえる。
 それに走行中不思議な現象が起きたのも事実だ。
 途中、信号待ちで左前ウィンカーのポジションランプが実に不安定な挙動を見せた。点いたり消えたりの繰り返しで、弱々しいろうそくの炎とも言うべきか、消えそうで消えないようなそんな点滅めいた挙動である。走っている途中だったため後部のウィンカーは未確認だったが、可能性として右後ウィンカーも同じような挙動を見せていた可能性が高い(なぜかこの二つはことある毎に連動しているように思える)。
 そして実際に機関停止した直前の挙動。つまり、左ウィンカーに入れた時にヒューズが切れた、という事。
 この2点を考えると、どう考えてもウィンカー関係に問題があると言える。

 ただ、偏にウィンカー関係といっても、疑うべきポイントは多い。
 結線そのものが間違っていなくとも、絶縁処理に問題があるのかもしれない。
 またウィンカーICリレーに問題があるのかもしれない。
 特にICリレーはLED化の際にデジタルリレーに交換した後、左右で点きの違いが出たり、あるいはスピードメーター内のウィンカーランプが点滅しなかったりと問題が出ている。ひょっとしたらもっとちゃんとしたデジタルICリレーにしないといけないのかもしれない。

 とりあえずウィンカー関係に問題があると仮定し、そこから対処する事にしようと思う。
 知識的に足りない部分でもあり、どうやれば良いのかも分からない事だらけだが、その辺りはネットからの情報と周辺の人達への聞き込みで何とか乗り切りたい所である。
 KSRはまだまだ手がかかる…そんな所ではないかと思う。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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4 Responses

  1. アバター画像 ひろ より:

    まずは、ショートしている部分が無いか確認した上で、メーターのウィンカーランプ問題を解決した方が良いかも知れないですね。
    個人的にICリレーは原因では無いような気がします。リレー自体は特に左右別々の回路を持っているわけではないので、リレーが原因で左右に違いが出ることは無いと思います。
    とりあえず、メーターへのウィンカー配線も確認してみて下さい。

  2. アバター画像 武上 より:

     マルチメーターのウィンカーランプ問題を解決するにあたり、その配線を確認する…のはいいんですが、マルチメーターのマニュアルが日本語じゃないんで正直サッパリわからんのです orz
     ただ、今回のカスタムでバラした時、イヤな断線コード(おそらく使用していない機能のコード)があったのは確認したので、それを絶縁する所から始めようと思います。
     で、その上でウィンカーのギボシ端子の絶縁処理をやってみます。
     それで治るといいんだけどなぁ…

  3. アバター画像 うめー より:

    配線の終端処理、ギボシ端子の接続確認、各コネクターも接続を確認ですね
    熱収縮チューブが100均で売ってたりしますが既にギボシ端子が
    付いちゃってるので絶縁テーブで処理するしか無いかな
    熱収縮チューブが使えそうなトコは1箇所しか無かったような
    やることがマダてんこ盛りに残ってますが出来る所から一つづつ
    解決していきましょう。

  4. アバター画像 武上 より:

    前回のキャブ交換の時、配線の接続確認はかなり念入りにやったつもりだったんだけどなぁ…繋がってても被覆に問題があるんじゃどうにもならんね(-_-;)
    熱収縮チューブという手もありましたか…
    でも今回は手軽に絶縁テープかな。
    とりあえず絶縁処理をやってみてその後の挙動をもう一度確認って所ですね。
    絶縁処理もそうだけど、
    キャブのセッティングもまだまだ悩まなきゃならないし、あと耐油ホースもいろいろな径があって何を用意したら良いのかわからないし…
    まぁ、いろいろ悩む(調べる)事が多くて困るわ…
    悲しいけど知識不足ね(´・ω・`)ショボーン

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