KSRのシュラウドをワイド化してみた

 KSRのカスタムもそれなりに進んできた所で、そろそろ見た目にも気を配ってもいいかな、と思い始めた。
 そこで、まずはじめたのがカウル固定のネジをステンキャップボルトに変更すること。
 ま、見た目としてキャップボルトがアクセントになるってだけだが、それでもフューエルキャップをシルバーのアルミに変更している事もあって、黒い車体にシルバーのワンポイントが利いてソレなりに良い感じに。
 ただ、それだけだと弱い為、ちょっとこんな事をしてみた。

 シュラウドをワイド化するスペーサーを入れてみた。
 これを取り付けると、シュラウドと車体の間に隙間ができ、前方からくる風を吹き抜けさせる事ができる。つまり、ノーマルの状態だと前方からの風がシュラウド内で止まるため、シュラウドが風を受けて外側へ広がっていくのである。その広がりを防ぐのが、このスペーサーという事である。
 というわけで、スペーサーを入れて外側へと広げた事で、それがどういう問題を引き起こすかという事もわかった。ま、標準と違う事をすれば、それなりに問題が出るという事である。


 まず、シュラウドを外側に張り出す事で、少なくとも雨が内部に入りやすくなる事だけは間違いがない。特にタンク横は電気配線がいろいろと張り巡らされているため、そこがウィークポイントとなる。配線の絶縁処理と防水対策はちゃんとしないといけない。

 あと、単純に外側に広げるといっても、KSRは左右でシュラウドを固定している箇所がアンシンメトリー(非対称)であるため、綺麗に外側に張り出す事ができない。つまり、真正面から見ると若干いびつな感じになる。ま、じっくりみないと分からない程度かもしれないが、それが気になる人はこのワイド化はできない。私は…ま、とりあえずこのまましばらく使ってみようとは思ってるが…。

 それと一番気になるのがコレ。

 右シュラウドの一番下の取り付け箇所のみ、斜めにセットするようになっている。
 これは取り付ける相手側、つまりシュラウド内側の部品がこの角度になっている為、このような形になっているのだが、ワイド化すると当然の事ではあるがこの方向で広がる事になる。前述したように、いびつなスタイルになる原因は、まさにここにあるといっていい。
 ま、見た目にも良くないのは、画像を見てもらえればよく分かると思うが。

 というわけで、より雨に強くないKSRになってしまったが、元々雨の日には乗らない仕様にしているため、あまり大きな問題にはならないだろうと、今は見ている。
 後は実際に運用してみて、問題が起きるかどうかを検証していくしかない。
 あとワイド化する事で、シュラウド内側のスペースに余裕を作ることができるため、パーツを取り付けるには向いているかな? と考えている。オイルキャッチタンクのスペースを稼ぐ事もできる…のではないかと。

 あとは見た目の問題。
 コレ重要。
 とりあえず今回でシュラウド側をシルバーのパーツでアクセントを置いた為、次は足下まわりに何かしらシルバー系のカスタムパーツを付けた方がよいのだろうか?
 そうなると…やはりバックステップか?w

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

Share
アバター画像

武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

You may also like...

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


コメントは承認待ちです。表示されるまでしばらく時間がかかるかもしれません。

Desktop Version | Switch To Mobile Version