ウッドコーンスピーカーを買ってみた

今年度の締めとして、ちょっと大きな買い物をした。
先日から悩みに悩んだ、Victorのウッドコーンスピーカー“SX-WD30”を購入する事に決めたのだ。
理由はいくつかあるが、やはり変な買い物で済ませてしまって後で後悔したくない、というのが最大の理由。買うなら自分が納得できるものを買って、そこからのステップアップを考えるべきと判断した。
で、実は購入を決めたのは昨日。価格.comで最安値…ではなく2番目に安い所でネット購入した。それが翌日の今日届いたのである。

…暗くてわからんな(爆)
モニター、点けると明るすぎるので消したのだが、消すと暗すぎた orz
まぁ、それはさておき、今までラックの上、つまりキーボードと同じ高さにPCを置いていたが、それを床置きしてそこにスピーカーを配置した。
サランネットを外しての撮影だから、スピーカーのコーンが木製なのがよく分かると思う。ちなみに…暗いのでよく分からないかもしれないが、スピーカー本体もダークブラウンだが木目が見える木製である。
まだエージングという程の時間も鳴らしていないが、実に女性ボーカルが綺麗に延びる事が確認できた。今まで使ってきたBOSEのメディアメイト2スピーカーと全く違うその響きに驚きである。



左にある基板むき出しのアンプがstereo 2012年1月号に付属していたLXA-OT1というデジタルアンプ。LUXMANとの共同開発によって実現したデジタルアンプで、小さいながらも音はかなり良い感じ。オペアンプが交換可能であるため、後々にはオペアンプをMUSES01Dあたりに交換したいところ。
ちなみに、現在コイツにケースを用意すべく、池田工業から発売されているケースを注文している。リアパネルも注文したが、それらが全て届くのは恐らく3月中旬頃になる。
…オペアンプにケースにリアパネル…金かけすぎだな(爆)

こちらがDr.DAC2とウッドコーンスピーカー。
直接この二つを繋いでいるワケではない。
PCに繋いだサウンドカードからS/PDIFでDr.DAC2に繋げ、そこからSHURE SRH940(ヘッドホン)とLXA-OT1を切替られるようにして、LXA-OT1からウッドコーンスピーカー“SX-WD30”に繋いでいる。つまり、ウッドコーンスピーカーは2つのアンプを経由している事になる。

このような繋ぎ方だと、その繋ぐためのケーブルなどの品質にも劣化する要因が出来るわけだが…まぁ今はそこまで細かい事に拘っていない。
ただ、スピーカーケーブルだけは変えようと思っている。
LXA-OT1のスピーカーケーブル端子は小さいようで、豪華な極太ケーブルは使えないが、ナノテック・システムズの“SP#79 Special”というスピーカーケーブルは径的に使えるとの事で、実は1m分を購入したのだが接続を確認する前に足りるだろうと思って半分にぶった切った所、実は足りなかったという事実にぶつかったため、また買い直す事に…。
今は“SX-WD30”に付属していたスピーカーケーブルで接続しているが、来月かその先、LXA-OT1のケース等が届いた頃に“SP#79 Special”と今度はオーディオテクニカ辺りのソルダーレスバナナプラグを購入してスピーカー回りの接続を見直そうと思っている。

あと、このスピーカーには一応専用台みたいなものがあり、それが“LS-EXA3”なのだが、
それも後々には用意しようと思っている。
スピーカーは箱で鳴らす…この原理を求めるなら、何かしらを使ってスピーカーを持ち上げたい所。ただ今は予算がキツイ…。
なので、ちょっとした裏技を使ってみようと思っている。
それについては現状の音の話含めてまた明日のネタにするかw

とにかく、やっちまった感がないわけでもないが、厳しい状況に追い込んでもこのスピーカーを手にした意味はあったように思う。
まだエージングしなければならないが、その過程も含めて楽しみたいと思っている。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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3 Responses

  1. アバター画像 うめー より:

    良い買い物しましたなぁ~。
    スピーカは余程物理的に事故でもない限り壊れないから良い物を買うと長く使えますし
    逆に言うと長く使うものですから納得したものを使いたいですよね。
    しかし「音」は凝りだすと際限無いので程々をお勧めします…。
    購入おめでとうっ!

  2. アバター画像 ruser より:

    悩んでいる時点で時間の問題だと思ってましたが、思いの外早く決断されたようでw
    木目調のコーン紙(あ、紙じゃないのか…)良いですねー。
    私は音を出せない環境なんで、エージング終わった辺りでまたどんな味付けなのかレビュー頼みます。
    あー…、スピーカーも良いなぁ(爆)

  3. アバター画像 武上 より:

    >うめーさん
     たしかに音の世界は凝り出すと際限がなくなるのでほどほどに…というのは分かります。
     もともとない袖は振れないので出来る限りの事しかできませんけどね。
     前のスピーカーは10年以上も使ったので、そろそろ替え時とは思っていたのでちょうど良かった感じです。
     でもこのスピーカーは10年以上使えそうな気がします。というか、多分その頃になっても良い味を出してくれるスピーカーのように思えますよ、ええ。
    >ruserさん
     ウッドコーン、多分我々のような環境には最適なスピーカーかもしれませんよ。
     小径フルレンジ1発は極端に大きな音を出せない環境にマッチすると思います。実際、ウチでも大きな音は出せませんから。
     大きな音を出せなくても、ちゃっと音の成分を周囲に広げてくれるんで、実に聞いていて小気味いいですよ。
     SHUREのヘッドホンで固めた環境作ったruserさんなら「良い音」の意味はよーく分かると思います。
     お薦めしますよ、このスピーカーは。いやマジで。

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