ハセガワから震電II 登場

 模型メーカーのハセガワから、PS3/Xbox360で発売されたACE COMBAT アサルトホライゾン(以下ACAHと略)に登場した架空機体“震電II”がキット化される。
 スケールは1/72で、全長27.3cm、全幅19.5cmになる。結構大きいかな。
 発売日は7月13日で価格は3,570円。

 震電IIは、河森正治氏のデザイン機体で、当然架空機体である。
 設定としては自衛隊支援戦闘機の役割を担い、主翼はV字型の前進翼。さらに機体前部にカナード翼を持つ。機体上部に空気取り入れ口があり、速度に応じて主翼と尾翼の形状が変化して飛行特性が変わり、その攻撃は空対空のみならず空対地にも対応できる、となっている。搭載しているノズルはベクターノズルで、上下動する事で高機動を実現し、稼働する飛行翼によって通常モード・SSC(ステルス・スーパー・クルーズ)モード・STOVL(短距離離陸・垂直着陸)モードの3形態を採る事ができる。
 ま、架空機体なんで何でもありだw
 ゲーム中では、結構使い勝手の良い機体で、初心者向けと言える(個人的主観)。
 かなり低速飛行してもストールする事もないし、始終安定して戦える万能機である。

 プラモの出来具合は…ま、画像見ればわかるが良く出来ている。可変する翼も再現されているし、ベクターノズルも差し替えで対応可能らしい。
 ACAHで残念だったのは、河森正治デザイン機体がこの震電IIのみだった事である。
 あと数機欲しかった…というのが私のACAHの感想である。

 しかし…自衛隊も次期FSXとしてF-35を導入するよりも、この震電IIを実際に再現し、国産戦闘機とする構想をやればいいのに…とか思ったり。
 米国との政治的問題もあるのだろうが、まずは日本の製造業を何とかしてくれ…と言いたい。
 いやマヂで(-_-;)

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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2 Responses

  1. 関西の人 より:

    ぱっと見て、ああ、これは河森氏のデザインなんだなぁと
    わかるぐらいだわw
    しかし、V字型の前進翼で、前進角がキツイ機体、実在したっけ?

  2. 武上 より:

    前進翼の機体と言えば、コレしかないでしょう。
    http://j.mp/MmEzSk
    Su-47 ベルクト
    まぁ、他にもあるにはあるけど、
    戦闘機としてという枠組みで言えばコレ一択のハズ。

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