一世代前の最高峰ビデオカードが…

私はNVIDIAのビデオカードをメインに使用している。
昔はATI製を使っていた事もあるが、ATIがAMDに買収されてからはNVIDIA一択でビデオカードをセレクトしてきている。
NVIDIAをセレクトしている理由は実に単純。ゲーム系ではNVIDIAが常に最適化が一歩リードしていたからだ。多分、昔からNVIDIAを選んでいる人のほとんどの理由が同じだと思う。
ところが、ATIからAMDに変わる前後の時、この時代はNVIDIAの低迷期だった。ちょうどRadeon HD 4000シリーズが出てきた頃だろうか。NVIDIAでいうとFermi世代の最初の頃である。この時はRadeon勢が圧倒的有利になった。FermiはGPGPUに注力する余り、グラフィックスパフォーマンスがあまり振るわなかった。ゲーム用途だけで考えればムダに大きなGPUコアの為に消費電力が下がらず、発熱量も“爆熱”と言われる時代である。
この時代にNVIDIAがATI(AMD)に移行していった人も多いのではないかと思う。気持ちは分かる。私もRadeon HD 5870が欲しかった時がある。
だが、結果的に私はATI(AMD)に傾倒することなく、結果NVIDIA一択を貫いている。
ただ前回購入した、GF114コアのGeForce GTX 560Tiのオーバークロック版のGIGABYTE製ビデオカードが落ちまくるという問題に、先日も苦しみ、今ビデオカードの交換をしようか、それとも新PC導入を急ぐかを検討しているところである。

それで先日もこのBlogでELSAのGLADIAC GTX 560 Ti mini 1GBを購入しようかどうしようか悩んでいたわけだが、今週(いやもう先週か?)驚きの商品が登場したので迷っていたりする。

GALAXY製のGF PGTX580-OC/1536D5 MDT4というビデオカードがソレ。
コアはGeForce GTX 580と一世代前の最高峰コアでありながら…その価格がなんと25,980円!(但しズバリ価格であるためポイントはつかない)
販売しているのはツクモのオンラインショップ。私が確認した段階で在庫は残り93個と結構潤沢である。


昔、このビデオカードって6万円超の価格が当たり前だったわけで…しかもそれって1年くらい前の話。これはお買い得としか言いようがない。
但し、このビデオカードを導入するにはPC自体のスペックにも要求されるものがある。
少なくとも電源は750wクラスは欲しい所だろう。GPU用の追加電源として8ピン1本と6ピン1本も必要になる。
その要求に応えられるなら、このビデオカードはお買い得である。少なくとも今まで重いな…と思っていたグラフィックがかなりサクサク動くハズである。

そこまで勧めるなら自分も買えば…と思われるかもしれないが、私はPCのスペックが要求に応えられない為、断念するしかない。電源まわりがちょっと弱いのである。

GeForce GTX 580がこの価格なら、他のコアのビデオカードはもっと安くなってくれるといいのだが…それでも残念な事にELSA製だけは価格が高いままだったりする。
ELSA製の580コア搭載製品は37,663円だし、560Ti miniは依然として19,980円と変わらず。やはりELSA製は信頼の分だけ価格が高いという事なのだろう。

GeForce GTX 680なら、6ピン×2だから今のシステムに導入できるのだが…その価格は6万円前後であり、ELSA製なら6万円半ば近くまで跳ね上がる。
さすがに今のシステムにその価格のビデオカードはもったいない。
やはり新PCへと移行させる方がいいのだろうか?
といいつつも、来週には車も納車されるし、先日iPadも購入した。
…こりゃ新PCはまだ先だな(爆)

何故iPadを購入した? という話になるのだろうが、後悔はしていない。
まだBlogには書いてないが私の生活スタイルが結構変わってきた。電子書籍としても使え、それでいてモバイル端末としてWebブラウジングも快適になった。
コレはコレで正解だったと思う。
このスタイルの変化で、私の要求するPCのスペックが下がってくれれば良いのだが…。
ソレとコレでは話が違うとなるのか、それとも下げられるのか?
もう少し運用してから熟考したいと思う。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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2 Responses

  1. 関西の人 より:

    このグラボと電源を導入したら、まちがいなくお部屋の温度が上がりますなぁw

  2. 武上 より:

    ま、今でも暑いが orz

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