サブウーファ内蔵のカナル型イヤフォン

 JVCケンウッドは、JVCブランドでダイナミック型のカナル型耳栓型イヤフォン“HA-FXZ200”を発表した。超小型の8.8mmサブウーファと中高域の5.8mmユニットを組み合わせた製品で、個人的にちょっと気になるものである。
 何より気になる点は、合計3基のダイナミック型ユニットが搭載されているという事。
 もっとも、Sonyのバランスドアーマチュアユニットを4基内蔵した製品もある為、今更複数のユニットを内蔵している事が珍しいのではなく、ストリームダクトと呼ばれる内径0.4mmのパイプ管で低音を中高域ユニットの部分に放出し、音を合わせているという所が珍しいのである。

 これがカットモデルで、真ん中にそのストリームダクトが見える。いろんな手法で音をミックスするものだと感心させられる。
 スペックなどの詳細は、以下サイトで紹介しているため、そちらを参照。

impress AV Watch
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20121018_566904.html

 私はよくSony製のカナル型イヤフォンを使っているが、カナル型もかなり一般的になってきていて、私が使い始めた頃から比べれば、いろんなメーカーから発売されるようになってきた。
 高級なものはもちろんモノも良いのだが、その価格も良い為、実に悩ましいものである。
 コストパフォーマンスが最も良い製品は何か? という事を最近よく考えるのだが、ある意味、このHA-FXZ200もその中の一つの候補と言えるかもしれない。
 視聴できる所があればぜひ聞いてみたい製品である。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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