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RAW現像してみた

先日、Adobeの写真家業界プログラムを契約したので、RAWデータで撮影&現像してみた。
奥が深すぎる…。

桜を撮ってみた

昨日のことである。
土曜出勤だったため、会社にE-M1を持ち込んで、お昼休みに会社横に咲いている桜を撮ってみた。
まぁ…桜の名所などと違ってなんてことの無い近所の風景なワケだが、どうも場所的に咲き始めが遅いのか、この時期になっても桜自体はこんなものである。
背景のボケが甘いのに絵的にうるさいから困る…天気は晴天ではあるものの、ちょっと雲に陰っている…そんな状況での一枚。
パッと見た感じ、やはりちょっと暗いように思う…いや、確実に暗い。
使ったレンズはM.ZUIKO 12-40mm F2.8 Pro、つまり本体付属のレンズである。
付属レンズといっても、Proレンズ、そこは間違いの無い描写だと思う。
ただ私の腕の問題で、この絵も背景のボケが甘いにもかかわらず、結構うるさい程主張してしまっていて、ピントが合っている被写体があまり目立たない。
桜の中にある桜を撮るって難しいのね…。
ちなみに、この画像はRAWデータで撮影したものをLightroom 5で何の設定もせずに現像しただけの一枚である。

Lightroom 5の現像

Lightroomなんてソフト、はじめて使う為、どう使っていいかもわからないところから始める。
Lightroomは現像ソフトというよりは写真管理ソフトであり、RAWデータ含めた画像をカタログという単位で記録し、オリジナルのデータを保存したまま現像したり、いろいろ加工したりできるソフトである。
注目なのは“オリジナルのデータを保存したまま”というところであり、Lightroom上で画像を加工しても、オリジナルのデータは何も手を付けずそのまま残り、加工履歴だけが蓄積していく。
だから、履歴を遡ってオリジナルのデータに戻る事も出来る。
加工したデータで保存したい場合は『書き出し』で保存してやれば別データが生成される。
つまり、前述の画像もLightroom上で書き出したものである(サイズはPhotoshop CCで加工したが…)。
とりあえず…RAWデータから現像、書き出ししたオリジナルのデータもリンクしておく。
まぁ、とにかくバカでかいデータなので、開く際には注意してほしい。

加工した履歴が残るだけで、オリジナルのデータはそのまま、という可逆性のある取扱であるため、いろいろ試して戻しての繰り返しで、現像する際の露光や色収差、まぁ、いろいろなものを変更して現像する事ができる。
Lightroomの最大の利点は、まさにここにあると言える。

彩度を変えてみた

せっかくLightroom 5やPhotoshop CCが使えるのだから、標準設定で現像したまま、というのはおもしろくない。
この写真をもっと綺麗に魅せる…なんて事をやってみたい。
…といったものの、私自身もまだまだ未知の領域。
何をどうすれば良いのかサッパリなので、とりあえずこの暗い感じを何とかする事に注力したい。
純粋に露光をプラス気味にすれば良いのか? となると、結局それは単純に明るくするだけで、絵全体が白くなる。それでは意味がない。
どうも、この絵は全体的に暗いのは事実だが、明るい部分は十分に光量が足りているわけで、単純に露光をプラスしてやれば良いというわけではないようだ。
そこで…本来なら光量が足りていないところのみ露光をプラス…なんて事が出来ればよいのだが、私の技術が追いついていないので、今回は彩度を上げてみる事にした。
で、出来た写真がコレ。
彩度を上げてみた…なんか飛び抜けて鮮やかになったな(爆)
コレ、なんとなくE-M1のアートフィルターのポップアートみたいな感じだ。
…なら最初からそのポップアートで撮りゃいいじゃん、的な考えになると思うが、RAWデータはそもそもアートフィルターは適用されないので、RAWデータの時は現像時に加工するしかない。
でも、オリジナルにはない華やかさが一気にプラスされた写真になったのは事実。
コレはコレでイイ感じではないだろうか?
ちなみに…これもバカでかいがオリジナルデータをリンクしておく。

まぁ、RAWデータそのものがバカでかいという欠点はあるが、加工する面白さというのもあって、撮影も面白いが、その後にもいろいろできるというのが楽しい。
ホントの写真家は撮影した絵が全てだ! というかもしれない。
多分、実際問題、写真撮影なのだからそれはそのとおりだと思う。
だが、出来上がったものをアートとして捉えるなら、それが加工されていても綺麗に見えたり、楽しく見えたりするのも、一つの結果ではないかと思う。
この辺り、個人の考え方一つでイロイロな答えが出てしまう事だと思う。
とりあえず私は加工も楽しいと思ったのであり、めざすのは、その加工をできるだけしないで済むような撮影を心がけ、それでも必要なら加工してしまえ、というスタンスで今後も続けていきたい。

さて、次は何を撮ろうかね…。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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2 Responses

  1. ruser より:

    桜、良いですねぇ。
    この先、咲く花が増えるんで風景が鮮やかになりそうで楽しみですね。

    RAW現像ですが、私も少し試してみました。
    後から修正出来るからと言うより、現像でどんなことが出来るのかを試すためだった訳なんですが、設定直してないのでずっとJPEG+RAWで撮影してます。
    私が現像に使ってるのは、カメラに付属してたOlympusViewer。
    Olympus公式のなんでいくつかのアートフィルターも(確か)使えるし、何よりタダなんでw
    で、現像してみた感想はと言うと、
    「出来ること多過ぎてわからへん」
    でしたw
    奥が深そうなんで、時間があるときにじっくり試してみるとします。

    • アバター画像 武上 より:

      私は逆にOlympus Viewerをインストールすらしてないです。
      ただ、一説だとLightroomでの現像よりOlympus Viewerの方が写りが良い…なんて話もあるようです。
      ま、ホントかどうかはわかりませんが。

      私がPhotoshop CCとLightroom 5の契約をしたのは、やはりPhotoshopの万能性がズバ抜けているからです。
      月額980円は、年間通すとそれなりの価格になりますが、もともとBlogで写真や画像のリサイズ、トリミング、その他修正をしたりするので、それらで使う事含めて契約しました。
      ま、ソフトウェアで年額12000円使ってると思えば、他ソフトと同じ感じです。

      それに…PhotoshopはPCの壁紙自作なんかにも威力を発揮するので、自分の中では結構使うツールなので、Lightroomと合わせてこれから使っていこうと思ってます。

      プロツールなので、できる事が多すぎなのが問題ですが(-_-;)

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