Monthly Archive: 1月 2016

パナソニックの本気?

超望遠レンズで1kg切り。

これぞm4/3

パナソニックから、マイクロフォーサーズ用超望遠レンズ「LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm/F4.0-6.3 ASPH./POWER O.I.S.」が正式に国内で発表された。
長いレンズ名にもあるとおり、m4/3の焦点距離で100~400mm、35mm判換算で200~800mmという超望遠域をカバーするレンズである。相対価格は安くても絶対価格がねぇ…明るさはF4.0~6.3となっているが、おそらく最望遠である800mm時ではF6.3となるだろうから、極端に明るいというわけではないが、これだけの望遠域でのF値であるため、十分といった所だろう。
気になるのは、35mm判換算600mmの時の最小F値がいくつになるのかという事。これは単純にオリンパスの「M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO」との比較になるわけで、この比較で性能差が大きくなければ、パナソニックの圧勝という事になってしまう。
まぁ、価格から考えて「M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO」があらゆる面で上回ってくるだろうハズだが、コストに見合う性能かどうかの指標でコストパフォーマンスに優れる、となれば「M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO」の絶対的地位は揺らぐ事になるだろう。
そうしたコストもそうだが「LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm/F4.0-6.3 ASPH./POWER O.I.S.」のサイズと重量は、かなり魅力的と言える。
m4/3の最大のメリットは、小型軽量という他メーカーとの違いにあるワケだが、オリンパスの「M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO」はそのメリットを僅かながらに活かせないレンズになってしまった。重量1.5kgを多少切るぐらいの重さでは、カメラ本体と合わせて約2kgとなる為、これでも軽い方ではあるが、小型軽量というメリットを活かしたシステムとは言い難い。
しかし「LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm/F4.0-6.3 ASPH./POWER O.I.S.」はレンズのみで1kgを切る重さであり、サイズも最大全長で171.5mmとかなり小型に収まっている。対するオリンパスレンズは重量1.47kg、全長227mmと結構な差がついてしまっている。
m4/3のユーザーからすれば、余程性能差がない限りはオリンパス製よりもパナソニック製の方が取り回し的に良い、と判断するかもしれない。

Leicaブランド

LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm/F4.0-6.3 ASPH./POWER O.I.S.はメーカー希望小売価格で23万円、実売20万円前後になると言われている。
対するM.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PROは37万円、実売価格で30万円前後という価格設定だが、価格を見る限りオリンパス製の方が高性能とみて間違いはない。
だが、ポイントはパナソニック製もLeicaブランドだという事。
「腐っても鯛」という言葉があるとおり、Leica銘がつけられている以上は、極端に悪い性能であるとは考えにくい。
つまり、前述したとおり、この実売価格で10万円ほどの差が出るのか? という所が注目となるポイントだと思う。
しかも噂ではLeicaからのダメ出しでパナソニックもこのレンズの歩留りが良くないという話もある。であれば、相当気合いを入れてパナソニックも製造していると言えるワケで、ますます性能差が小さくなっているように思えてならない。

実際にはなかなか手が出せる価格帯の製品ではないが、ハイスペックレンズとしてコストパフォーマンスが気になる人は多いハズ。
ココは実際に発売が始まった後の製品レビューを心待ちにするしかない。

Skylakeで足切り

大雪の話題ばかりだろうから、あえてその話題には触れない。

Windows7/8.1のサポート短縮

本来あまりある事ではない事が起きる。
MicrosoftのOSであるWindows7とWindows8.1に対し、特定の環境においてサポート期間が2017年7月17日までに短縮されるという事が発表された。
その特定の環境というのは、コードネーム:Skylakeを採用したPCである。
Windows7はメインストリームサポートフェーズが既に終了していて、現在は2020年1月14日までの延長サポートフェーズに移行しているし、Windows8.1は2023年1月10日まで延長サポートが提供される予定になっている。
ところがMicrosoftによると、これら旧OSは最新のCPUアーキテクチャ、つまるところSkylakeに対応しきれておらず、その為の変更をサブシステムに加えると、他の旧CPUプラットフォームのマシンに悪影響を及ぼす可能性がある、というのである。
つまり、Skylake用の更新プログラムを内包したサービスを続けると、それ以前のCPUを搭載したPCにおいて問題が起きる可能性がある、というのである。
それ故、Skylakeを搭載したPCは速やかにWindows10環境へと移行する事を推進させる必要があり、今回の様なサポートの足切りを実施する、というのである。

Windows10における問題

もっとも、CPUだけSkylakeを採用していて、そのほかのパーツについてはWindows10環境で問題が起きる可能性だってあり得る。そうなれば、ユーザー側としては安心してWindows10へと移行する事はできないワケだが、この件に関しては、Microsoft側としてハードウェアメーカーと協力し、特定のSkylake搭載PCにWindows Update経由で提供するドライバやファームウェアについて事前に特別な検証を行なって、ユーザーがWindows 10に問題なく移行できる体制を整える、としている。
この特定のSkylake搭載PCは、1月下旬にリスト化して公開するとしているが、この事からも分かる通り、これはメーカーPCを指している事は間違いない。
但し、サポートリミットの2017年7月移行も、Skylake PCに対して、重大なセキュリティの問題が発生した場合はその対応を検討し、他の旧CPUプラットフォームマシンの安定性や互換性に問題がないことが確認されれば、セキュリティアップデートを提供する予定、という事が発表されている。
一応、アップデートされない事も視野には入れている、という事ではあるが、Skylake採用PCの人は、早めにWindows10へと移行しろ、という事に違いはない。

なお、今後発表される新型アーキテクチャ搭載CPUは、Intel以外のAMD含めて旧OS対応は謳われず、Windows10のみとなる事が決定したらしい。
今までにはないパターンだけに、Skylake採用PCの人でWindows7/8.1を利用している人は気をつけた方がよいだろう。

積雪

どうも今週は天候が大荒れになるらしい。

今シーズン初の積雪

天気予報によると、今週は天気が大荒れし、私の地域では積雪となるらしい。
その話を聞いた段階では、ホントかよ…と思っていたのだが、つい先程外を見ると…外は既に降雪が始まっていた orz
つい先程までは雨だったわけだが、気温が下がればその雨は雪になるわけで、最近の天気予報はよく当たるなぁというのを実感してしまった。

雪が降ると、世間一般的にはいろいろ問題が発生する。
道は渋滞しがちになり、人々の行動範囲は狭くなる。
積雪がそうさせるのだが、スタッドレスタイヤを履いていたら問題ないだろ? と私などは思うがどうもそうではないらしい。
私はスタッドレスタイヤを履かない時期が数年前にあったが、その時ですらいつもと行動範囲が何もかわらなかったのだが、スタッドレスタイヤを履いた瞬間に、その性能の高さに驚いたものである。
世間的にはこのスタッドレスタイヤの滑らない性能でも不安だという事なのだろうか?
過信はいけない事ではあるが、心配しすぎるのも問題なのではないだろうか、と思ったりする。

出張はどうなる?

今週、再び長野県への出張が予定されるハズなのだが、この雪の影響は何かしらでるのだろうか?
多分…何の問題はなく出張が決まるとは思うのだが、移動には細心の注意を払うよう言われるのだろう。
ウチの会社では、電車移動はあまりなく、ほとんどが車移動になるため、積雪後の高速道路利用は先程の話とは全く逆の話になるがホントに気をつけないとマズイ。
というのは、高速道路の積雪は、降り始めでない限りは圧雪もしくは凍結路面となるため、単純に雪で問題というわけではない。
受験生には申し訳ないが、実に滑りやすい路面となるため、その一点で注意が必要である。
ま、受験生も私も滑らなければそれでいいだけの話である。

とりあえず明日の状況が読めない。
確実に雪が積もっている事だけは間違いないが、それによってどの程度周辺が混乱するのか…早めの行動を心がけるようにしていこう。

デジタル版PEN-F

これが次期PENシリーズになって従来機と入れ替わるのかはわからない。

EVF付きPEN

デジタル版PEN-Fがもう近々発表されるらしい。
その本体画像がデジカメinfoに掲載されたが、グリップ付きの本体画像が掲載された時はあまりカッコイイとは思わなかったのに、シルバーモデルになった途端に「コレ、めちゃくちゃカッコイイ」と思えてしまうから不思議。
とりあえず今回のモデルはEVFが内蔵されたモデルとして、PEN-Fの名称が付けられているようだが、このEVF付きモデルが今後のPENシリーズのスタンダードになるのかどうかは現時点ではまだわからない。
EVFを内蔵した事で、少なくともコストは以前のモデルよりも価格は高くなるだろうし、しかも今回の新型は今までのオリンパス機と異なる20MPセンサーを搭載しているという噂もあり、全体的な性能で言えばOM-Dシリーズよりも上と言われている為、ローコスト機にまでEVF付きとするかどうかは、現段階では検討もつかない状況と言える。
あくまでも予測という領域の話ではあるが、おそらくEVF無しのローコスト機が1つくらいは発表され、オリンパスのマイクロフォーサーズ機のシリーズは一度モデルを整理するのではないかと私は予測している。
どちらにしても、今回発表されると言われているPEN-Fは、現時点でのオリンパスの上級機能を搭載し、しかも初の機能をいくつか搭載しているという噂だから、価格的には毛レンズキットモデルで15万円くらいしても不思議ではない気がする。

手持ちでハイレゾショット?

OM-D E-M5 mkIIで初めて搭載されたハイレゾショット。
センサーを素早く移動させ、8回撮影した結果を合成してより高解像度な画を作り出すという機能だが、E-M5 mkIIの時には三脚を利用した撮影でないと使えないという機能であった。
これが手持ちで出来れば…と当時は誰もが思ったとは思うが、どうも今回のPEN-Fにはこのハイレゾショットを手持ちで可能にするような技術が搭載されるのでは? という噂が出ている。
簡単に言えば、少しずつズラしながら繰り返し露光しているセンサーをさらに手ブレで発生する揺れを押さえ込む事で、三脚なし撮影でもハイレゾショットが可能になるワケで、今回のPEN-Fにはそれを搭載しているというのである。
真偽は定かではないが、このPEN-Fは次期E-M1 mkIIのテスターとしての役割がある、という話もあるため、実際に搭載してくる可能性も十分ある。
そうかんがえれば、非常に興味深い機種になる事間違いなしである。

オリンパスのデジカメは形が非常にレトロっぽい所があって、個人的には好みである。
PEN-Fを購入するだけの資金はないが、実際に発売された時には気になる存在となる事は間違いない。

出張より帰還

苦手な出張から帰還するも、来週を考えると…。

距離の問題

今回の出張は、3月に行われる韓国KFDAの査察に対応する為のものであり、最終的にはQMSの再整備を中心とする文書作成が主となるものである。
文書作成である以上、基本はPCを前にしてひたすらWordなりExcelなりを使ってデジタルデータを作り続ける事が業務になるのだが、だからといって場所がドコでも良いかというとそうでもない。
もし場所がドコでも良いのであれば、出張などせず、いつもの会社で業務を行えばよいのだが、今のウチの会社ではそれができない。
何故なら査察を受ける場所が出張先だから。
…いや、正確に言うと、出張先の担当者が内容に詳しく、その人とのコンセンサス(意見の一致)が必要不可欠であり、また、同時に現場で確認しあったりする必要があるからこそ、出張先でしかできない部分がある為、移動しなければならない。
インターネットというものが普及し、遠隔地でも業務が出来る様になったと世間では言われているものの、結局人間は距離の問題を未だ解決できていない…人と人の意思疎通はゼロ距離でなければ伝わらない事がある…そう思わせる好例ではないかと思う。
なので、3月に行われる査察が終了するまでは、私はこの距離と戦い続けなければならず、また同時にまたもや法律などと戦って行かなければならない。
とりあえず、今回は私一人の持ち分はかなりの部分で分散され、前回の米国FDA査察よりはずっと楽にはなったが、問題はその範囲の広さは米国FDA査察よりも広い為、そこをどう解決するか? という問題が残っている。
結局は厳しい状況を乗り切る事になる事に違いはない。

夜間撮影

とまぁ、難しい話はココまで。
何故私が出張していたか、という理由がそうであるというだけの事である。
なので、3月までは結構な頻度で長野県へ出向く事になるわけで、その間はいつもと違う風景を目にする事になる。
と言うことで今回は出張帰りに夜間撮影をやってみた。イマイチ(-_-;)画像クリックでオリジナルサイズ表示可能である。
F1.7、1/20秒、ISO 3200、焦点距離20mm(35mm判換算で40mm)という設定で撮影したのだが、実はこの写真は加工している。
露出補正として-1.0EV、ホワイトバランスを6000Kに変更したものにしているのだ。
理由は単純。
光源が強すぎて、暗部との差が著しかった事から露出補正を入れ、また光の色具合を多少赤っぽくするためにホワイトバランスに手を入れたのである。
…手を入れた方が良い、と私は思ったのだが、さて実際はどうだったのだろう。

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出張にE-PM2

久々に出張となった。

この私に出張とか…

私は引き籠もり群である。
いきなりのカミングアウトかよ、と思われるかも知れないが、実は私はあまり外出をしたくない人種で、休日とかも特に予定がなければずっと家にいる、というタイプである。
それ故、近所にどんな店があるか? とかそういう事はほぼ知らない。
多分、私の日頃仕事をしている人などは「何で近くの店の事とかしらないんだろう?」とか思っている人もいるかもしれないが、何か日用品などが欲しい場合でも車で隣町まで行ってしまうし、もっと自分にとって重大なものを買うとかになると、ネットを使ったり東京まで出たりしている為、近隣に出向くという事を全くしないのである。
まぁ、それはそれで良いとして、こういう風に比較的家から出ない人間にとって、出張というのはハードルが高い。
普段の生活でできる事が出張先ではできない、という状況を受け入れるまでに時間もかかるし、知らない環境に晒されるというストレスをドッと身に受けるわけである。
だから出張が決まると…実に気分が沈む。
まぁ…仕事だから仕方が無いワケだが。

E-PM2を持ち出す

そんなワケで、出張という自分にとってイヤな状況を少しでも良い方向に解釈しようと、先日購入したレンズを取付けたE-PM2を持ち出す事にした。
おそらく撮りたいと思う被写体に出会う事はないだろうが、何気ない日常を撮ってみるという事をやってみようと思ったわけである。
で、早速出張先で一枚撮ってみた。出張先のすぐ前で一枚…住宅地のど真ん中やんけ(爆)
いや、ここに出張先の会社があるのだよ(-_-;)
場所は長野県岡谷市。
撮影した時間は午後2時過ぎだったと思う。
E-PM2にLUMIX G 20mm F1.7を取付け、F6.3、1/1000秒、ISO 200という設定の撮って出し。オリジナルの画像は画像クリックで表示できるようにしておいた。ただのマンホールさらにもう一枚。
…何の変哲もないマンホールの蓋である。こちらもオリジナルは画像クリックで。
F4.5、1/500秒、ISO 200という設定の撮って出しである。
もっとボケを出した写真も撮りたかったのだが、業務中ゆえタイミングとれず。
ま、仕方が無い話である。

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LUMIX G 20mm/F1.7

パンケーキレンズを手に入れた。

新型

昨日迷いに迷ったパンケーキレンズだが、実は同時にオークション落札という行為を同時進行させていた。
つまり、昨日の迷いは数日前のもの、という事である。
結局落札したのは、LUMIX G 20mm/F1.7 II ASPH.という、新型タイプである。パンケーキとは言うものの結構大きい?旧型と比べて若干重量が減っているのだが、光学特性やAF性能などは何も変わらない。モノとしてはかなり程度の良いものと思われる。手頃な大きさとは思うが…パンケーキというだけあって、通常のレンズよりはずっと前後長は短い。
14mm F2.5から比べても中心のレンズ径は大きい。そういう意味でも大口径レンズが好きな人からすると、こちらを選ぶ意味はあるだろう。

フードはやはりコレを選ぶ

このパンケーキレンズに取付けるフードとしては、大部分の人がこのフードを選ぶのではないかと思う。ついでに37mmのキャップも用意エツミのインナーフードである。
ついでだが…37mmのインナーフードも準備した。この37mmというのが、インナーフードの先端内径である。
ただ、このフードを選ぶにあたって、実は結構悩んだ事も事実である。
というのは、そもそもインナーフードに意味があるのか? という事である。
これだけ小さなフードで遮光性能を求めるのもムリがあるように思えるし、そもそもこのフードは撮影される画がケラレる可能性がある為だ。
もちろん、公式にケラレの心配はない、としているが、問題はプロテクトフィルターを取付けた際に僅かながらフードが前進するため、それによってケラレが発生する可能性が出てくる事を考えねばならない。

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パンケーキレンズ

小型で取り回しが楽なのはいいのだが…

補正ありきのレンズ

パンケーキレンズと呼ばれるレンズがある。
言葉の通り、パンケーキのように前後長が短いレンズで、小型軽量をウリにするレンズである。
通常、コンパクトカメラなどは意識する必要はないかもしれないが、レンズ交換式カメラだと、取り回しを良くしたいと考えれば、自ずとこのパンケーキレンズを選ぶ事になる。
ところが、パンケーキレンズというのはそもそも光学特性が余りよろしくない…と書くと語弊があるわけで、説明がとても難しいのだが、前後長が短い以上、光学特性が良くなるハズもなく、特に歪曲の問題が大きく出る。
なので最近のレンズ交換式のデジカメは、パンケーキレンズを使用する際にはデジタル補正で歪曲を補正してしまうように作られている。というか、補正しないと画が樽型に歪んだりするワケで、意図的に歪曲した画が撮れるフィッシュアイレンズ(魚眼レンズ)でない限りは補正するのが通例である。
問題は、その樽形になる度合いがどの程度なのか? という事と、デジタル補正した後にどう見えるのか? という所が問題で、パンケーキレンズはその修正される所までを含めて考える事になる。
よって、良レンズとそうでないレンズで結構差が出たりする。

候補は4つ

私がパンケーキレンズを欲するのは、セカンドカメラとして使用しているE-PM2に装着する為である。取り回しを楽にするのを最大の目的としている関係上、小さければ小さいほど良い、という事になる。
ただ、ココで人間の欲が出る。
大きさがちょっとだけ大きいぐらいなら、より綺麗に映る方が良い…そう思い始めると、レンズ選びにもいろいろ迷いが出てくる。
もしE-PM2に取り付けるなら…候補は4つ。
パナソニックのLUMIX G 14mm F2.5か、同じくLUMIX G 20mm F1.7か、あるいはM.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8、同じくM.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8である。
この内、パナソニックの2つは選ぶ基準さえ決まってしまえば迷いはなくなる。画質を採るなら迷う必要も無く20mmに決まってしまうからだ。14mmが20mmに勝てる部分は、価格が安いこととAF速度が早いという事のみである。もちろんAF速度が速いというのは利点ではあるが、それによって周辺光量が落ちるという弱点を補えるわけでもないし、より大きな歪曲補正をなくす事もできない。
よって、パナソニック製レンズなら、私の場合は迷わず20mm F1.7を選ぶだろう。価格は倍以上違ってくるが…。
そしてもう一つのM.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8と同F1.8に関しても、パナソニックの2種とほぼ同じで、明るいF1.8の方が画質は全然上である為、方針さえ決まれば自ずと答えは出てくる。もちろんF1.8の方が有力である。
問題はLUMIX G 20mm F1.7とM.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8の比較。
17mmと20mmという焦点距離の違いは…もちろん影響はある。35mm判換算で34mmと40mmの違いは、立ち位置としても数歩違ってくるし、それだけに画角も変わる。ただ、私の撮影の根本的な部分であまり広角よりの撮影を好まないところがあるため、LUMIX G 20mmを選んだ方が好みの画角になりそうな気はする。
コストは…実はLUMIX G 20mmの方がオークション等では若干有利かもしれない。どちらもキットレンズでもあるため、オークションでは安目に出品されているが、LUMIX G 20mmの方が若干有利だ。
だが、折角画質に迫ったのだから、そちらを比較したいという気持ちもある。だが、そもそもパンケーキレンズの画質には自ずと限界があり、その限界が解っている段階で選んでいるのだから、画質最優先とするなら、そもそもパンケーキレンズという選択肢自体がオカシイ事になる。
となると…コストも含めて再考察すると候補から消した2種も再び検討する事になるわけで、そうなると決着が付かない事になってしまう…。

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IV号戦車まで…

PS4版World of Tanksの第二次βテストだが…

頻度が低いもので…

先日、開始日時を1日前に考えていたPS4版World of Tanksだが、その翌日のお昼頃、無事ログインする事ができた。
やはり、アメリカ時間での開始時間をそのままいろんなサイトで情報公開していたようである。まぁ、正確に言うと米国およびカナダの東部標準時(もしかすると中部標準時かもしれない。誤差1時間)だと思うが、ほぼその時間に合わせて開始時間の15分前ぐらいに、ログイン画面のメッセージが更新されていた。
今回の第二次オープンβテストに参加すると、“PlayStation 20周年記念 アメリカ軽戦車M22 Locust-PS”と“PlayStation 20周年記念 アメリカ軽戦車T1E6-PS”というプレミアム戦車が貰える。これは前回のオープンβテストの際に参加者にプレゼントされたものと同じものだそうだ。
で、実際にログインが可能だったためプレイしてみたわけだが、ハッキリ言って、さすがはβテストだけあって、あまり親切に作られているとは言いにくい…というか、日本のオフラインゲームを中心にプレイしている人からすると、不親切極まりない作りと言えるかも知れない。
まずもって、画面の指示通りに進めていくと、戦車訓練というモードで進んでいるようなのだが、それがどうもわかりにくい。
また、操作に関しても日本仕様になっていないため、Yesが×ボタンで、Noが○ボタンという、いつもと逆のインターフェースになっているのが実にやりづらい。
しかも、私は戦車と言えばドイツという人だが、どうも最初に始まる時にはアメリカ戦車しか選べない。これもどうかと思うが…ま、テストなのでそこは仕方のない所。
とりあえず、Tier2の戦車を出したあたりで別の国のツリーに入ることができるようになったので、そこからドイツで始める事にした。

やはり目指すはIV号戦車だろ?

ガルパンを見ていた自分としては、最初に目指すべき戦車はやはりIV号戦車である。
個人的にはV号戦車(PANTHER)が好きなのだが、流石にWoTにおけるV号戦車はTierが高いため、とてもβテスト中にそこまで進められるとは考えられないため、当初の目的はIV号戦車に絞っていた。A型は試作だから生産されていなくて当然か…IV号戦車でも試作型は流石に生産台数は少ないのね…。
まぁ、このIV号戦車を登場させるには、ドイツ軍のI号戦車をまず作り、それをII号戦車にして、その後III号戦車を作ってからでないと登場しない。
…他の事をやりながらだと結構かかるな(-_-;)

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必要な時にこそ見るモノ

マニュアルというものは普段見ないものである。

そこそこ解ってしまうから…

何か製品を買ったりした時、私はほぼマニュアルを見ない。
これはほぼ全てのものに言える事で、別に家電とかそういうものに限定した話ではない。しかも、それが新製品だろうが、既製品だろうが、一切関係がない。
まぁ、私だけではないだろうし、そういう人も多いのではないかと思うのだが、とにかくマニュアルというものを最初から見るという事はほとんどない。
何故なら…そこそこ使い方などが解ってしまうからだ。
大枠で使えてしまうのは、最近の製品に関して言えばメーカー側がそういうマニュアルを見ない人が多いという事を前提に製品を作っているからこそ、とも言えるかもしれない。
いろんな理由があるからだが、とにかくマニュアルは困った時にしか見ない、というのが、私の製品との付き合い方になっている。
で、このマニュアルを見ない、という行為、実はカメラにも同じ事が言えていて、私はOlympusのE-M1のマニュアルも実は今までほとんど見た事がない。
正確に言うと、過去に数回はあるが、それは機能の使い方が全く解らなかったからであり、つまり、そういう時にこそ、マニュアルを見る、という行為に出るわけである。
カメラのように、とにかく機能が沢山搭載されていて、しかもその設定によって結果が異なるような機器であっても、マニュアルを見ないという性質は、実の所あまり好ましいものではないな、と思ったりしているのだが、ついいつもの癖でマニュアルを見ないで使用してしまっている。
だが、このマニュアルを見ないでカメラを使用する、というのは、実はとんでもなくもったいない事をしている原因でもある。

多機能を使いこなしてのカメラ

今回、私がいつも見ないハズのマニュアルを見る事になったのは、E-M1で連写するにはどうしたらいいのか? という、実に基本的なカメラ機能の呼び出しに迷いが出たからである。
正確に言うと、連写設定はできるのだが、連写する際の機能を呼び出したとき、意味のわからないアイコンがいくつか出てきて、何を選べばよいのか解らなかったのである。
最近のカメラは、ファインダー内や背面液晶画面に、その機能などを一目でわかるように表示できるように設計されている。
その際、シャッターモードとして単写、連写、セルフタイマーなどを選ぶ機能ボタンがあるのだが、それをおして機能を呼び出し、ダイヤルでその機能の中から選びたいシャッターモードを選択できるようになっている。
連写のアイコンはすぐに理解できたのだが、そのアイコン横にトランプのダイヤのマークやハートのマークが入っているアイコンがあるのだが、コレって何だろう? と疑問に思ったのである。
後々から考えてみれば、ああなるほど、と思えるものなのだが、解らない時というのはホントにわからないもので、流石にこれはマニュアルを見るしかないな、と即座にマニュアルを見る事を選択した。

E-M1 ver4.0 マニュアル
https://support.olympus.co.jp/jp/support/dlc/archive/man_em1_ver4.pdf
(現在リンク切れ)

E-M1はファームウェアアップによって大きく機能を進化させてきているため、マニュアルも改訂版を見ない限り、ファームウェアに合わせた機能をマニュアルで確認できない。私がE-M1を購入した時には、ファームウェアはver 1.5だったため、冊子として就いてきたマニュアルはver 1.0のものである。
なので、現時点ではネットからマニュアルデータを拾ってくる必要があり、今回マニュアルを新たにダウンロードした。
そのマニュアルを見て初めてアイコンの意味が理解できた。というか、こんなの、マニュアルみないと解らないだろ、と思えるものである。
要するに、電子シャッターを使用するかしないか、また使用する場合どこまでのレベルで使用するか、という意味合いでアイコンが分けられていたというのである。電子シャッターを使えば、より高速なシャッター速度を得られるワケであるが、残念ながらアイコンからはその意味が伝わらなかったのである。
他にも、今回のマニュアルを見て「なるほど」と思える事がいくつか見つかった。
カメラのような、機能が多数あり、それらを上手く使いこなして様々な撮影をする、という道具の場合は、マニュアルはある程度目を通した方が良いのかもしれない、と思った次第である。

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1月27日に期待

PEN-F登場か?

もうすぐ発表?

前々から、2016年すぐに、PEN-Fが発表になるのでは? という噂が出ていた。
そういう噂が出ていた為、大多数の人達はその頃に開催されるCES 2016にPEN-Fがお披露目になる、と予測していた。
ところがその予測を裏切り、CES 2016ではPEN-Fは発表されず、Olympusは「M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO」を発表し、その解像感の凄さをアピールするに留まっていた。
だが、そうなると当然PEN-Fの動向が気になるわけで、結局、PEN-Fはそうしたイベントとは無関係なところで発表される可能性が出てきた。
そして新たに出た噂が、1月27日に発表される、というものである。
Olympusは、CES 2016で他社の動向を気にして発表しなかったのかもしれない。
他に有望な機種などの発表があれば、PEN-Fの話題はスポイルされてしまう…そう考えたのかも知れない。
昔から、新商品の発表タイミングというのは、そうしたライバルの動向を気にするところがあり、もっとも効果的なところで話題を提供した方が良い、というのが定番な考え方である。
だから今回のPEN-Fもそうした定番的考え方に則った発表タイミングを考えたのかも知れない。結果、CES 2016では発表せず、後日改めて発表した方が良い、と考えたのかも知れない。

より高性能に

噂の段階で、既にPEN-FはフラッグシップのE-M1より高性能な部分を持っている事を明らかにしている。EVF内蔵とかイイ感じ…現時点で噂としてハッキリしている事は、高解像度のEVFを搭載しているという事。
これは恐らく、エプソンが最近になって量産開始となったLeicaにも使用されたユニットを使用するものと考えられる。
また、新しいソニーの20MPのセンサーが採用されているという噂も信憑性が高い。これにより、E-M1の解像度を上回る撮影が可能になる。
ただ、解像度は上回っても像面位相差AFはできないだろうから、その点はまだE-M1が有利と言えるが、AFの速度に関しては従来機を大幅に上回る速度を獲得している…というような噂もあるため、その性能に関しては非常に気になる所である。
Olympus製のデジカメは、後発機がたとえ格下モデルだったとしても性能で格上モデルを超えてくる事が多々ある為、新型のPEN-FがE-M1を超えてくる事は大いにありうる話だ。

まだまだ噂の段階ではあるものの、期待して外れる事はないだろうPEN-Fは、今まさにHOTな話題になる事は間違いない。
1月27日発表という噂を信じて、今は待つのみである。

PS4 for World of Tanks

第二次オープンβ開始、のはずだが…。

PS4版WoT

World of Tanksという戦車ゲームがある。
ガールズ&パンツァーがアニメで人気を博した頃から、その広がり方がハンパない同ゲームだが、従来はPC版のみのゲームだったのが、ここにきてPS4版はXbox One版の制作が始まり、既に一度オープンβテストも行われていた。
コンシューマ版は、その画面も一新されて、結構綺麗な作りになっていたり、またコントローラーでプレイできるように改良されていたりと、実にいろいろな面でテコ入れされている、という話なので、私も期待していたのだが、どうもβテストのタイミングを逸してしまっていて、最初のオープンβテストに参加する事ができなかった。
ところが、ここにきて第二次オープンβテストが開始される、という事だったので、早速数日前に先行してクライアントソフトをダウンロード、プレイする準備を整えていた。
そして本日の日本時間23:00よりオープンβテストが開始される…ハズだった。βテスト版

サーバが全部準備中…

いざ始めようとして、PS4から起動、プレイを開始しようとしたら、何故かアクセスできない。どうもサーバが停止しているようで、まだテストが行われていないらしい。
仕方が無いので公式サイトでサーバ状況を確認しようとしたのだが、そういった情報がオープンβテストという状況なのか全く出てこない。
今、どうなっているのかが全くわからない状況で、結局未だプレイはできていない。

これがクローズドβテストだったりすると、専用サイトなんかが用意されていて、状況が解るようになっているケースが多いのだが、まさかオープンβテストでこんな状況というのもヘンな話。
そういう意味で準備が足りていないな、と思ったりするのだが…。
それとも私が確認する先を間違っているのだろうか?

で、今ふと思ったんだが、ひょっとしてオープンβ開始の日時は、日本時間の9日からなのでは…という気がしてきた。というのは…日本って海外からすると日付が1日早くなる傾向にあるため、あらゆるゲーム情報系サイトで8日と情報を流していても、実際には海外時間での表記だったりして間違っている可能性が…。
で、ちょっと調べて見た。
https://twitter.com/psstore_jp/status/685370390386876416
…やっぱり9日からかよ orz
というか、4gamer.netとかimpress Game Watchとか、その他含めたゲーム情報系サイトはそこら辺をちゃんと表記してくれよ orz

と言うわけで、PS4版WoTは明日以降にお預けという事になる。
無念ぢゃ(-_-;)

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