望遠レンズを買うタイミング

M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROを買うタイミングが…

そもそも買えるのかわからないが

先日、パシフィコ横浜に行った際、オリンパスブースで実際にM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROを試してきたわけだが、今回のオリンパスブースの目玉はこのレンズではなく、M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PROだったわけで、もちろんこちらのレンズも試してきた。
両方比較して思ったのは、今の私に必要なレンズはどう考えてもM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROだったいう事である。このレンズは良いレンズだM.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PROの35mm判換算で600mmという超望遠レンズは、まず望遠レンズであるM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROの次にこそ必要なものであって、そこに到達していない私からすると、まず最初は35mm判換算で300mmを目指すべきではないか? と感じたのである。
実際、300mmでもかなりの望遠である事は実感できたし、逆に600mmという世界だと撮りたいと思う被写体との距離は、今の私の撮影範囲を明らかにオーバーすると感じられた。
ま、価格で考えても、M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROの方がずっとリーズナブル…というか手の出せる価格というのもある。
総合的に考えてもM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROが私の次のターゲットという事は間違いない、と確信したワケである。

オリンパスの手ブレ補正

ところが、この確信に一つの揺らぎを感じる話題に触れる事になってしまった。
スペインのとあるサイトに掲載されたオリンパスのインタビュー記事に、以下のような事が書かれていた。

「オリンパスの将来の全ての望遠レンズ群はレンズ内手ブレ補正を搭載する可能性が高い」

この情報は、私がよく見ているデジカメinfoに掲載されていたものだが、このインタビューの内容が真実だとすると、望遠レンズに区分されるM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROにもレンズ内手ブレ補正を搭載したモデルが登場するかも知れない…そう捉える事もできるのである。
流石に昨年発売されたレンズである事を考えると、搭載するとしてもまだまだ先の話だろうとは思うのだが、そもそもオリンパスが望遠レンズとして発売するレンズが、今後どれだけあるのか? という事を考えると、そんなに多くのラインナップを持ってくるとは考えにくい。
限りあるラインナップの中で、このインタビューの内容を織り込んでいくと、どうしてもM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 IS PROという、レンズ内手ブレ補正を搭載したモデルが登場しそうな気がしてならないのである。

ま、私がM.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PROを購入できるようになるまでには、まだかなり長い期間が必要になるだろうが、今回のM.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PROの出来の良さが、既存レンズのアップデートを促進させる可能性を秘めてしまった事は、安くないレンズをビクビクしながら購入する側からすると、実に不安要素に繋がる話である。
次期E-M1の事もあるし、何だか不確定要素を多分に含む話題だけが先行するという状況は、喜ばしくもあり、また不安なものでもある。
ホント、実際はどうなんだろう?(-_-;)

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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2 Responses

  1. ruser より:

    300mmF4(換算600mm)ともなると、被写体はかなり限定されてしまうと思います。
    野鳥やヒコーキ、モータースポーツ、動物園等でしょうか。
    (それでも焦点距離足りませんが…)
    そう言った被写体を限定的に撮る人には神レンズになりそうですが、そうでないなら40-150mmの方が良いと思います。
    換算300mmの単焦点レンズを私も使っていますが、結構な望遠にも関わらず、想像していたよりも汎用性が高くて重宝しています。
    特に警戒心が強くて近寄れない野良猫の自然な姿を撮ったり、柵があって近寄れない花を撮るのに最適です。
    野鳥も撮りますが、トリミング前提なら(小鳥等はたいていそうですが)結構撮れます。
    汎用性の高いズームレンズでF2.8通しの明るさ、スペックで比較すると他社より圧倒的に小型軽量。そして何より画質が尋常ではなく良いとなれば、悩む事は無いのでは無いでしょうか?

    E-M1に12-40、40-150の2本、場合によって単焦点を一本追加。それだけでシステムが完成してしまい、小型のカメラバッグで十分運用できるとなれば間違いない選択だと思います。
    ドライボックスにしまわれたレンズを増やすより、積極的に持ち出せるわ画質はトップクラスだわ、激しく羨ましいです。
    300mmF4の化け物じみた性能と価格より、それでも十分高性能な40-150mmF2.8。
    コレが幸せになれる近道だと思います。

    …と、背中を押しまくりましたが、本音デスヨ?w

    は~よぅ~(AION風)

    • アバター画像 武上 より:

      飛行機やモータースポーツ、動物園の動物…どれも取りたい対象だったりするんですよね(爆)
      そう考えると、35mm判換算600mmのレンズは私の守備範囲に入ってしまうわけですが、それでも今の段階では最大300mm(m4/3の150mm)あれば良いかな? と思っています。

      スペックや素性の良さは解っているので、40-150mm F2.8 PROが購入対象になる事は間違いないのですが、いかんせん絶対価格が…(>_<) 果たして40-150mm F2.8 PROはいつ買える事やら…。

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