マイナンバーカード交付通知書

マイナンバーカード交付通知書が自宅に届いた。

ハガキ一枚

当Blogでも6月20日に「マイナンバーカード申請」という記事を書いたが、大凡、そこから20日後の本日、マイナンバーカード交付通知書というハガキが一枚届いた。
マイナンバーカード交付通知書このハガキが届くと、ハガキ裏面に書かれた交付場所でいよいよマイナンバーカードを受取る事ができるのだが、私の住む地域では交付が殺到しているのか、受け取りそのものが予約制になっていた。
詳細はというと、まず市役所に電話して、受け取り時間を予約する必要があるという事らしいので、早速電話する事に。しかし、電話可能な時間は日中の17:15までと、所謂通常の役所対応時間なので、電話は昼休みとかそういうタイミングでしかできない。
私は3時休憩のタイミングで電話したのだが、思いの外、通話に時間がかかってしまった。
電話そのものが混んでいたというわけではなく、私の場合、受け取りが母親含めて2名だった、という事である。
まず、この電話そのものに対して本人確認する必要があった為、私の分は良いとしても、母親の分の本人確認ができない事が問題に。
住所も名前も生年月日も間違いなく答えられたとしても、本人ではないので、役所的にも公に「わかりました」とは言えないのかも知れない。
ただ、私自身の本人確認ができていて、母親は同じ住所に住んでいるので、最終的にはそれで納得してもらうしかない。本格的な受け取りとは異なり、あくまでも予約という事なので、今回はそれで何とか受け取り予約をする事ができた。
個人のなりすましが恐ろしい時代ってのは、ホントこういうのに困る。

必要なモノ

で、その受け取り予約時に市役所から、受け取り時に必要なものの確認として以下のものが必要と言われた。

・交付通知書
・通知カード
・本人確認書類
・住民基本台帳カード(持っている場合)
・マイナンバーカード(持っている場合)

上記の内、マイナンバーカードというのは、再交付の場合である。
一番問題となるのは、本人確認書類である。運転免許証やパスポートを持っている人はそうでもないのだが、顔写真が入っている証明書がない場合はちょっと厄介である。
運転免許証やパスポートなど、顔写真がある公的証明書の場合はそれだけで事足りるが、そうでない場合は、2点以上の本人証明書が必要になる。
例えば、健康保険証はそれだけではダメだし、年金手帳もそれだけではダメで、それらを複数持っていかないと認めてくれない。
私の母親の場合も、これに該当しているので、2点は持っていく必要があるのだが、健康保険証は良いとして、年齢的に高齢受給者証も持っているので、その2点ではダメなのか? と聞いた所、それではダメだ、という回答が帰ってきた。
マイナンバーカードの公式サイトには「医療受給者証」も例として記載されているが、それでもダメという結果に。…公式サイト、間違ってるんじゃないの?
結局、健康保険証以外に持っていくもう一点の証明書は、母親名義の預金通帳という事になった。用意出来ないものではないので、これはこれで納得するしかない。
ただ、これは本人が受け取りに行く場合であって、もし代理人が受取るとなると、もっと厄介になる。詳しくはコチラに記載されているので、その厄介な資料を確認してもらいたい。

暗証番号

さて、実際にマイナンバーカードを受取るとなると、もう一つ厄介なのが、暗証番号である。
マイナンバーカードに紐付けられる暗証番号は全部で4つある。それが以下の4つ。

・署名用電子証明書
・利用者証明用電子証明書(※)
・住民基本台帳(※)
・券面事項入力補助用(※)

この内3つ(※印のあるもの)は数字4桁なのだが、署名用電子証明書の暗証番号のみ英数字6文字以上16文字以下で設定する必要がある。
この英数字は英字は大文字のA~Zまで、数字は0~9までが利用でき、記号は使用できるとなっていない。
私など、通常Webでパスワード等を利用している者からすれば、大した事ではないのだが、ウチの母親などはそもそも数字4桁のキャッシュカードぐらいしか使わないので、暗証番号が6桁になる、という時点で大事になる。
どういう風に決めればいいんだ、とか、やたらと心配する。
おそらく、本人が「署名用電子証明書」の暗証番号を使う事自体ないだろうと思うのだが、いざ決めるとなるとやはり不安らしい。ま、テキトーなのを私が決めて、管理するしかないだろう。
数字4桁のものは、それぞれ別の暗証番号としなくても、全て同じでも問題はない、と言われているので、忘れる心配のある人は、セキュリティ的にはダメなんだろうが同じにしておく方が良いかも知れない。
この暗証番号は、受け取り時に交付窓口で設定するらしいので、母親自身が設定しなければならないようなら、それが今の所一番の問題点である。

とりあえず、受け取りは日曜日の12:00からと予約した。
土日祝日でも受け取れるというのはありがたい話である。この辺り、役所も変わったって事なのか?

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

Share
アバター画像

武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

You may also like...

2 Responses

  1. 士之 より:

    署名用電子証明書の暗証番号は、給付金申請でつかいましたが、3年前に引っ越したときにマイナンバーカード作った時に設定したが、まぁ、忘れて難儀しました思い出しかございません(°▽°)

    • アバター画像 武上 より:

      ま、普段使わないパスワードは忘れる事の方が多いだろうね。
      それをわかりやすくすると結局セキュリティに問題が生じる訳で、どっちを採るかの違いなのかもしれません。

      私は…とりあえずわかりやすい方にしようと思いますw

士之 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


コメントは承認待ちです。表示されるまでしばらく時間がかかるかもしれません。

Desktop Version | Switch To Mobile Version