Monthly Archive: 10月 2020

便利になるe-Tax

個人事業主にはより便利になって使いやすくなったのではないだろうか?

マイナンバーカード方式

国税庁が、Chromiumベースの新しいMicrosoft EdgeとGoogle Chromeにマイナンバーカード方式による「e-Tax」の送信に対応したと発表した。実質上、令和3年1月から確定申告等作成コーナーで利用できるようになるという。
マイナンバーカードの利用幅を広げようさらに、タブレット端末で申告書を作成する場合は、ICカードリーダライターが不要となり、スマートフォンにインストールされた「マイナポータルAP」(iOS/Android)でタブレット端末上のQRコードを読み取れば、マイナンバーカード方式によるe-Tax送信ができるようになるようだ。
これらの改善でFirefoxを除く主要環境でマイナンバーカード方式によるe-Taxの送信が可能になると見込んでいる。Firefoxでも、ID・パスワード方式であればe-Taxの送信は可能である。
また、スマートフォンをほ使用したe-Tax送信が簡略化され、従来は複数のアプリをインストールする必要があったのが、「マイナポータルAP」だけで行えるようになる。
他にも、マイナポータル連携で申告書の自動入力が始まったりと、申告書を作成する手順が大きく改善されるようで、今まで以上に便利に使える様になっていくようだ。
これも管新政権が創設を目論むデジタル庁の流れを組む政策の一環なのだろうか?

マイナンバーカード

今回のe-Taxの対応は、単純に言うとマイナンバーカードをより活用していこうという流れの一環に過ぎない。e-Taxそのものは、従来から確定申告をデジカル化する上でいろいろ進化してきていて、本人特定の部分でマイナンバーカードを使っていこうという流れの行き着いた先が、今回のマイナンバーカード方式のデータ送信であるにすぎない。
タブレット端末でICカードリーダライターが不要になった、というが、PCではICカードリーダライターがあればマイナンバーカードの情報を使ってe-Taxが利用できる事に違いは無い。
だが、私は今回の件でマイナンバーカード方式がより広範囲で使える様になったのは大きな前進だと思っている。
そもそも、従来からマイナンバーカードの利用方法があまりにも貧弱すぎただけであり、折角国民に広くマイナンバーカードを登録してもらうよう推進しているのだから、もっと行政でいろいろ使える様にしていくのが当たり前の方針であり、進むべき方向であると思う。
デジタル庁が果たして作られるかどうかはわからないが、そもそもデジタル庁がなくてもこの方向には進むべきであり、そうでなければマイナンバーカード開発に費やした税金はまったくもってムダになる。
なので、今後もいろんな方向にマイナンバーカードを紐付け、行政を便利にしていく必要がある。その上で、行政にかかるコストを最終的にはもっと減らし、公務員の数を減らしていく事を勧めていかねばならないと私は思っている。

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今更ながら半沢直樹

この土日に第1期から第2期まで一気に見た。

高視聴率番組

第1期の時も平均視聴率が20%を超え、そして第2期に入ってもその勢いが全く衰えなかった人気ドラマ「半沢直樹」だが、実は私は今までこのドラマを全く見ていなかった。
半沢直樹というコンテンツ面白いという事は世間の情報から知ってはいたが、なかなか見る機会に恵まれず、今まで一切見ていなかったのだ。
それが、ふとした事で見る機会に恵まれ、この土日に一気に第1期10話、第2期10話の計20話を見る事となった。
人気作をここまで連続で見ると、ストーリーの繋がりがハッキリ認識でき、ハマり具合が尋常でない状況になる…という事は予想はしていたが、もう途中でどこで見るのを止めていいのかわからなくなるぐらいのハマり具合で一気に20話を完走した。
なるほど、人気が出るのがよく分かる作品だと、見て初めて納得した。
それと同時に、テレビがオワコンだ、と言われている状況は、実はそうではないという事も見えてきた。
人々はテレビ離れをしたのではなく、引き込まれるコンテンツに出会えていなかったのではないか? と、クリエイターにはちょいと都合の悪い感想を持った。
何しろ、この「半沢直樹」という作品は今の状況にあって平均視聴率22%以上という数字を叩き出したのだから、テレビでもそれだけの視聴率を得られるという事を証明してしまっている。
「半沢直樹」に出来た事が、他作品で出来ないとなると、それはテレビ離れしている世の中が問題なのではなく、作品に問題があるのではないか? と疑わざるを得ないからだ。
確かに、人々の娯楽に使う時間の奪い合いは、昔よりも選択肢が増えた分、テレビの視聴率を上げる事は難しくなっている。だが、一方でその状況下でありながら視聴率を取っている作品があるのである。
クリエイターに取っては何とも頭の痛い事実ではないだろうか。

パターンの美学

よく、ワンパターンという言葉がつまらなさを象徴する言葉として使われる事がある。
だが、このパターンに当てはまってしまう作品は、案外と視聴率が高かったりする。
ワンパターンを嫌い、とにかくパターンに陥らない作品を作ると、新鮮味はあるものの、面白さが伝わるかどうかが結構微妙になる事が多いが、パターンに填まる作品は、オチが見えているにも拘わらず、人気作となる事が多い。
問題は、このワンパターンな流れに入るまでの過程に予想を裏切るような、或いは予想できない仕掛けが施されていれば、或いは予想を裏切る見せ方があると、人々はワンパターンを嫌う事なく、その作品にハマっていくという事である。
半沢直樹など、よく見なくてもパターンの連続である。主人公が何かしらの罠にハマり結果危機に陥り、そこから罠の仕組みを紐解き、最終的には倍返し…これがパターンである。
だが、ほとんどの人は半沢直樹のストーリーの流れをワンパターンと認識していない。いや、認識しているかもしれないが、パターンだからツマラナイ、としていないのである。
見せ方の工夫とオチにひっぱりこむ手法で、ワンパターンがワンパターンに見えていない。少なくとも、20話連続で見た私はそう感じた。 Continue reading…

急に寒くなったので…

スマート家電ではないけれど、手軽に使えるという意味では有効性の高いものなのではないかと…。

カセットガスストーブ

最近、急激に寒くなってきた。
ちょっと前までは「暑い」という言葉ばかり聞いていたのに、今では周辺でも「今日は寒い」という言葉ばかり聞く。実際私自身も最近の急激な気温の変化についていくのが大変で、着るものの選択に困る事が増えてきた。
昨年だったかの会社のイベントの景品で、膝掛けに使える電気毛布を手に入れたが、普段使う事など全くなかったが、ここ数日はコレを引っ張り出してきて、それが活躍するという始末。
以前から比べると、私自身が寒さに弱くなっている事を実感すると共に、本格的に冬になってしまうと、私はどうなるのだろうか? と今から心配している。
実際、この電気毛布を使っていても、結局は下半身の保温には役立つが、全体的な暖かさは得られない。何とかして手軽に、ちょっとした暖をとる方法がないかと考えたのだが、ふと以前にカセットコンロで使用するカセットガスを使用するストーブがあるという情報をネットで見た事を思い出した。
今でも商品としてはあるだろうと思ったので、ちょっと検索してみたところ、その商品を見つけることが出来た。

イワタニ カセットガスストーブ「マイ暖」
http://www.i-cg.jp/product/stove/cb-stv-myd/

カセットガスさえあれば使えるカセットコンロのカセットガスを使ったストープなので、燃料は比較的入手しやすいと言えるが、1本で大凡3時間20分という使用時間が、人によって評価の分かれるところではないかと予想される。
カセットガスはメーカーによって価格が非常に分かれるので、最安値をAmazon.co.jpで探すと、ニチネンというメーカーの「マイボンベL」という製品のまとめ買いが48本で4,980円で、1本あたり103.75円でおそらく最安値になる。これで考えれば、1日あたり103.75円の光熱費で多少なりの暖を取ることができるが…これを手軽で安いと感じるか次第で、評価が分かれるだろう。

あくまでも補助的な使い方

本格的な冬になれば、暖房として使用する機器はもっと本格的なものへと切り替わっていく。
そういう意味では、この「CB-STV-MYD」は本格的な冬が始まる前の繋ぎ的な存在という事になるだろうが、その繋ぎ的な使い方であれば、十分利用価値のある暖房器具と言える。
ガスカセットと言えば、本来はカセットコンロ用の燃料だが、規格化されているとは言え、用途は非常に限定的だった。そこでこのカセッドガスをもっと普及させよう…とメーカーがそこまで考えたかはわからないが、カセットガスの使い道がこれで広がった事は間違いない。
ちなみに、私が知る限りではこのカセットガスで、他にも電気を生成する発電機、田畑を耕す耕運機などが存在しているようだ。
折角規格化されているのだから、もっと活用幅が広くても良いように思えるだけに、今後の広がりに期待したい。

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空間再現ディスプレイ

裸眼で立体視できる高精細液晶の登場。

Spatial Reality Display

ソニーが高精細の3DCG映像を立体視できる空間再現(Spatial Reality Display)「ELF-SR1」を10月31日に発売する。価格はオープンプライスだが、税別の店頭予想価格は50万円前後になるという。
特殊なメガネやヘッドセットを使わすに、裸眼立体視できる15.6型の4Kディスプレイで、解像度は3,840×2,160ドットになる。価格からみて分かる通り、業務用のディスプレイで、プロダクトデザインの共有、ショールームの展示などでの利用を想定している。

特徴としては見る角度に拘わらず、視点の変化に合せた映像を確認でき、被写体が動いても映像に遅延やズレがほとんどない、とされている。
パネルの仕様としては、輝度が500cd/平方m、コントラスト比1,400:1、色域AdobeRGB約100%、色温度6,500K、5.5Wスピーカーを搭載し、HDMI入力とUSB3.0 Type-C端子を持つ。本体サイズは383×231×232mmで、重量は4.6kgと、大きさの割に重いという印象である。

原理は?

特別なメガネやヘッドセットを使わずに裸眼立体視を実現する。
今までこの問題にいろいろな技術が生まれてきたが、今度の空間再現技術は、高速ビジョンセンサーと視線認識技術によって見る人の目の位置をつねに正しく剣術し、水平や垂直報告に加え、奥行きに関しても左右の目それぞれの位置をリアルタイムに把握、その位置情報を元にディスプレイパネルから出す光源映像をリアルタイムに生成して常に両目に対して正しい視点映像を表示する事で実現している。
この為に独自のマイクロオプティカルレンズをパネル全面に超高精度に貼り付けて実現している。モニタそのものが従来のものと比較して観る者の情報をより多く入手し、最適な映像を生成する事で裸眼立体視を実現しているワケである。

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未発表Mac、確認?

海外の認証機関に未発表らしき8機種のMacが登場している模様。

Apple Silicon搭載機か?

Apple自身が年内にApple Silicon搭載のMacの登場を予告している事から、そろそろそうした製品が各所で見え隠れする頃だろうと思っていたら、ユーラシア経済委員会(EEC)に8機種ものMacが登録されたらしい。
予想はしていたけれど、ズバリ来るとは…8機種の内、3機種は以前にも登録されたモデルナンバーだそうだが、5機種は全く新しいモデルナンバーだという事で、これら5機種の内どれかが、或いは全てがApple Silicon搭載Macだと予想される。
実際に登場スルのが、iMacなのか、MacBookなのかは不明だが、噂ではMacBookから登場するという線が濃厚だった。
その存在が消えてしまっていた12インチMacBookがApple Siliconで帰ってくるなんて噂もあったし、そこから予想される性能としては、とにかくバッテリーの保ちの良さを追求したMacBookになるのではないかという予想もあった。
現時点で搭載されるSoCは、おそらくA14 Bionic系列のSoCになるだろう、と予想される。BigLITTLE構成のSoCになるのはほぼ間違いないが、Macに搭載されるとなると、ハイパフォーマンスコアが何コアあり、省電力コアが何コアあるのか、またGPUは何コア搭載するのか、ニューラルエンジンは何コアになるのか、など、そのSoCの基本アーキテクチャはA14であっても、搭載するコア数を変動させて性能を引き上げてくる可能性もある事から、存在そのものに注目が集まっている。
おそらく、Intelコアではなかなか達成できなかった省電力性をウリにするMacBookが最初に出てくるのではないかと予想しているが、そのパフォーマンスもかなり気になるのも事実である。

デザインから変更?

Apple Siliconが搭載されるまでのMacは、長年にわたってそのデザインが変更されていない。
多少の変更はあるものの、その大筋たるデザイン変更はほぼ行われていない。
特にMacBook系は全くといっていいほど変化がなく、アルミ削り出しのユニボディがそのまま現行モデルにまで使われている。
このデザインが変更していないという事は、一つのメリットを生み出す。それはモデルチェンジしても既存の周辺機器がそのまま使えたりするという事である。
特にボディに密着したりする事で一体感を出すデバイスなどは、デザインが同じ事で長期に渡って利用できるメリットを今まで享受してきた。
だが、Apple Silicon搭載となるMacBookはデザインが変更になるという話が出ている。
その最大の理由は、Apple Siliconを搭載したMacはその省電力性を見込まれているので、軽くなければならないからである。
MacBook系はボディがアルミという事で質感は高いのだが、その代わりに重量が1kgを超えるものが多い。というか、現行モデルは全て1kg超えではないかと思う。
WindowsのモバイルPCなどは799gのものが出てきたりと軽量級のものが数多く発売されているので、重量でMacBookは不利な状況が続いていた。ここでApple Siliconを搭載して省電力駆動が今以上の性能になれば、今よりずっと持ち運んでの利用を見越したデザインへと変更される可能性は高い。というか、軽さを追求しないはずがないと私は見ている。
なので、このデザインが変更になるという噂はおそらく正しい結果となるのではないかと思っている。Macだから高級感漂うものでなければならない、というポリシーがあるのなら、デザインで高級感を引き出すデザインへと変更し、実重量は軽くする…総出なければ嘘である。

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iPhone12シリーズ

Appleが遂に新型iPhoneが発表された。全部で4機種発売されるが大きさと機能は3つに分けられるという変則的な展開である。

違いの中心はカメラ

iPhone12は、噂通りA14 Bionicを搭載したものとなった。
大別すると通常のiPhone12とProの2シリーズに分けられ、iPhone12はminiと通常版の2モデル、ProはiPhone12ProとiPhone12Pro Maxの2モデルに分けられる。
ついにiPhone12が発表されたiPhone12はminiと通常版は、純粋に大きさと解像度のみが異なり、iPhone12ProとiPhone12Pro Maxは大きさと解像度以外にカメラに違いがある。
ではiPhone12とiPhone12Proの違いは何かというと、カラーモデルの違い、ストレージ512GBモデルの有無と超広角カメラの有無の違い、LiDAR測距センサーの有無である。
なので、この違いを念頭に入れた上で、Pro版を選択するか決める事になる。
個人的にはLiDAR測距センサーの有無と超広角カメラの有無は違いがあるとは言えるが、その他はほぼ差はないと感じる。
ただ、これがiPhone12とiPhone12Pro Maxとの違いだと、さらに広角カメラにセンサーシフト光学式手ぶれ補正の有無が加わるので、カメラに拘りたい人はこの差にも注意が必要である。

デザイン変更

中身的にはこのような違いしかないiPhone12シリーズだが、ほとんどの人はデザインに目が行くと思う。
今回は側面が丸くなった原状機種と異なり、以前のような角張ったデザインに先祖返りしたと言える。
ただ、以前よりも薄くなっているので、重量も軽くなったりと変化は見た目以上に大きい。
個人的にはこの角張ったデザインは好きではあるが、iPhone4以降の角張ったデザインの時よりも安っぽく見える感じがしてならない。
カメラがデュアル、トリプルと以前より増えているので、デザインバランスが大きく変わっているのはわかるが、見た目に高級感が感じられないというのは、個人的にはどうかと思う。
…ま、感覚的なものだけれど。
たた、これは良かったとおもうのが、ディスプレイ部に採用された「Ceramic Shield」である。落下時の衝撃耐性が4倍に向上した事で、画面割れを抑制できるというのは喜ばしい。助かる人も多いのではないかと思う。
また、IP68準拠の防沫/耐水/防塵性能も備えているので、水深6mで最大30分間耐えることができるというのも、水没を防ぐ意味では有効な性能と言える。

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非公式ダライアス?

コレ、ちゃんと許可は取ってるんだろうけど、気をつけないとダメなんじゃないかと思う。

MD/MD互換機用ダライアス

コロンバスサークルから、タイトーの名作シューティングゲーム「ダライアス」のエクストラバージョンが2021年2月25日に発売されると発表された。
価格は7,480円(税込)で、MDおよびMD互換機用としてROMカセットという形態で発売される。
公式なのか、非公式なのか?「ダライアス」は、言うまでもなくタイトーが発売した、3画面の横スクロールシューティングゲームだが、今回発売される「ダライアス エクストラバージョン」はそれを1画面に凝縮したものになる。ゲームモードとしては忠実にゲームとして移植した「忠実移植モード」、全26体の巨大ボスが立て続けに登場する「ボスラッシュモード」が用意されており、まさにオリジナルと比較してもエクストラなものになっている。
さらに、この2つのモードそれぞれに「OLD」「NEW」「EXTRA」の3つのモードが選択でき、アーケード版に存在していた各バージョンを楽しむ事ができる。
また、難易度としてもPROCO(Normal)モード、TIAT(Easy)モードが用意され、連射機能などの細かい設定もできる。
ある意味、これだけのゲームモードと設定を持っているあたり、家庭用ゲームとしては順当な作りになっていると言えるだろう。

メガドラミニのものと同じ?

今回のコロンバスサークルが発売する「ダライアス エクストラバージョン」をパッと見た時、ふと思ったのが「メガドラミニ」に追加収録された「MD版ダライアス」のROMカセット版か?」という事である。
40タイトル以上が収録された「メガドラミニ」にも、タイトー監修のMD版「ダライアス」が収録されたが、あの「ダライアス」もMD用のROMに焼けば純正のメガドライブで動作するものだ、と開発陣は言っていた。
しかもその中身は難易度としてもPROCO(Normal)モード、TIAT(Easy)モードが用意されていたり、連射機能があったりするものだった。
そう考えると、メガドラミニに収録されたものをROMカセット版として発売したもの、という解釈もあながち間違ったものではないように思える。
ROMで動くという事実実際の所は関係者でないとわからないが、公開されている情報だけ見れば、大凡当たっているのではないかと思う。

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iOS14について

私はまだiPhone XのOSをiOS14にアップデートしていない。理由は対応アプリケーションの動作確認待ちである。

いつアップデートできるのやら…

PCでも何でもそうだが、OSのアップデートというのは新機能やバグフィックスなど、とても重要であるのと同時に、今まで安定動作していたものが不安定になるかもしれないというリスクにまみれている。
私はそうしたリスクを回避する為、特にiOSに関してはアップデートは相当後にならないとアップデートしない。
iOS14はまだ入れられないインストールしている全てのアプリの対応確認ができないとアップデートしない…とまでは言わないが、主要なアプリの動作確認が終わらないとアップデートそのものは行わないようにしている。
その主要なアプリというのは、主に銀行系アプリ…キャッシュレス決済で使用するアプリも含めたものを中心に、銀行口座にアクセスできるアプリや店舗で使用するアプリなどである。
これらは、急に利用できなくなると被害が甚大なので、特に注意しているもので、最近はキャッシュレス決済が当たり前に利用出来る環境であるが故に、注意が必要と思っている。
他、スマホゲームとしても2~3本の対応は確認しているが、そんなのは優先順位としてはかなり低い。
おそらく、このような判断をしているのは、私だけではないはずだ。もうキャッシュレス決済が当たり前のような状態だと、それが使えなくなったり、誤動作するような状況になると、日常生活に問題が出るレベルになってしまう。
なので、Appleはそうした状況が重要だという認識の上で、iOSのアップデートを精査して欲しいところである。

トラブルは起きる

ただ、そうは言っても全て確認できるわけではないので、トラブルは起きる。
ハードウェアとOSを限定しているAppleですらトラブルが起きるのだから、ハードウェアが一定の規格で決まっているとは言え、メーカーなどが揃わないAndroidやWindowsなどは、そうしたトラブルと無縁でいられる訳がないというのもわかる話である。
ただ、ここ最近、そうしたアップデート後のトラブルが非常に多くなっている感じがしてならない。
あとで修正データを配布すれば良い、という安易な決定が、確認を甘くしているのかもしれないが、アップデート後に何故それが見つかってしまうのか? と思うような不具合が出たりする事がある。
それだけソフトウェアの規模が大きくなってきているという事の現れでもあるのだが、アップデート前の確認フェーズをもっとしっかりやれば、もっと不具合は減るのではないかと思うが、残念ながら今もってあっ不デート後の不具合報告が減る感じはあまりない。
もし、今の時代にアップデート後のトラブルが一切無い、という状況を作り出したなら、それはある意味伝説になるかもしれない。

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DeskMini X300

小型デスクトップPCの決定版ではないかと思えるぐらい、個人的には好き。

Ryzen Pro 4000対応

AsRockから、小型PCキットの新モデル「DeskMini X300」が発売された。
期待の小型PCキット筐体サイズは155×155×80mmしかなく、その筐体内にはSocket AM4対応のMini-STXマザーボード「X300M-STX」が入っている。RenoirのAMD APUに対応しているので、最大8コア/16スレッドの4750Gを内蔵できる事になる。
また、これだけ小さいにも拘わらず、オーバークロックへの対応が謳われており、CPUGPUのクロックや電圧を調節する対応がBIOSに施されている。
具体的に対応できるのは、Ryzen PRO 4000/3000/2000シリーズ、Ryzen 3000/2000シリーズ、Athlon 3000G、Athlon PRO 200GE、Athlon 240GE/220GE/200GEで、GPUを内蔵したAPUに限られる。また、対応TDPは65Wまでである。
PCキットなので、このキットの他にAPU、メモリ、ストレージが必要だが、逆に言えばそれさえ揃えばPCとして成立する。
気をつけなければならないのは、メモリはノートPC用のSO-DIMMだという事と、ストレージはM.2 Type 2280スロット2基(PCIe Gen3)と2.5インチSATA対応だという事。小型故の構成品なので、通常の自作PCと異なる点に注意である。

実際に使う際に…

DeskMini X300で小型PCを組んだとして、実際に使う場合、気になるのはUSB Aの数がとても少ないという事である。
正面に1口、裏面に2口しかないので、キーボードとマウスで使用したら、もう1口しか残らない事になる。
但し、これはマザーボード上にUSB増設のヘッダピンが用意されているので、別途AsRockから発売されている増設ケーブルを購入する事であと2口増やす事ができる。増設したUSBは本体側面に用意される事になる。
また、無線LAN+BluetoothモジュールがM.2 Type 2230スロット用のものとして用意されているので、それを使用する事でネットワークも強化できる。
基本のインターフェースが、DisplayPort×1、HDMI×1、VGA×1、Gigabit LAN×1、USB 3.2 Gen1 Type-C×1/Type-A×3、3.5mmヘッドホン・マイク端子×1しかないので、こうした増設パーツは上手く活用したいところである。

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8TB HDDにするか?

いつも使っているHDDの容量が逼迫し始めた。ドライブを多数に分けるという選択肢もあるが…。

ドライブ数を絞って大容量化

Zen3の登場によってメインPCの更新の話をし始めている時に、タイミング悪くHDDの残容量が逼迫してきている事に気づいた。
私はネットに落ちている画像を集める収集癖があるのだが、それが思いの外多くなってきた事や、その他の要因で4TBのHDD容量が遂に溢れ始めようとしていた。
このままHDDを増やしてドライブそのものを増やすという方法が最も簡単なのだが、ドライブ数はできれば少ない方がいい。アクセスドライブを削減する事は全体的な消費電力の低下が期待できるだけでなく、熱源を少なくするという意味でもあり、全てにおいて効率が良い。唯一良くないとするならば、HDDが高密度化する事で万が一HDDが故障した時のデータ被害が大きくなるという事であり、これはバックアップする事でしか防げない。
というわけで、現在試用している4TB HDDをその倍の8TBくらいに容量アップすれば、問題は解決するのではないかと考えた。
そこで現在のHDDの価格を調べて見たところ、SeagateのBarraCuda ST8000DM004(容量8TB)で税込13,838円が最安値クラスで、東芝のDT02ABA400(容量4TB)が税込7,381円、SeagateのBarraCuda ST6000DM003(容量6TB)で税込10,428円と、容量単価だけでみればSeagateのBarraCuda ST8000DM004(容量8TB)が容量単価1729.75円で最安値だという事がわかった(これらの価格は全てTSUKUMOの通販サイト価格調べである)。
容量単価が最も安い単純に容量が倍化したからといって、全ての領域を利用できるわけではないが、それは元々の4TBも同じなので、おそらく純粋に保存領域サイズは倍化したと言っても差し支えないだろう。
データ保存領域を拡大するには、もっとも手っ取り早いのが、この大容量HDDへの換装だろうと思う。

問題はデータコピー

だが、この大容量HDDを導入したとして、問題はその大容量HDDへのデータコピーが、Windowsのシステム経由だといろいろ問題が起こるという事である。
最悪、データエラーが発生して死にデータになる可能性もあ。これは私の経験なのだが、大容量HDDをそのまま購入してきてWindowsに接続し、Windowsのシステム上でデータコピーをしたところ、ある一定の範囲に含まれていたデータはコピー先でデータが化けてしまい、利用不可になっていた事がある。
これはコピー元のデータ保存状態がよくなかった事に起因するのだが、これは見た目ではわからないので、コピーしてから判明する問題だったりする。これを引き起こさずにHDDをクローン化して物理的に複製するのが、デュプリケートという作業である。これは専用機器で実施する事が多く、この場合セクターごとデータを丸々コピーするのでエラー訂正機能が働かないかわりにオリジナルの状態と同等で複製される。だから元々アクセスできる状態のデータであれば、デュプリケート後もデータアクセスは可能で、上手くいけばデュプリケート後にシステム上でデータを補完させる事もできる(あくまでも可能性の話)可能性がある。
なので、今回の私の場合、単純に大容量HDDを持ってきてそれをシステム上でコピーするより、デュプリケートという手段で複製するのが正しいと予想できる。
そこで、デュプリケート可能なデバイスを探してみた。

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Zen3、発表

シングルスレッドでもIntel超えを目指すAMDの最新の一手は、IPC 19%アップという武器を手に入れた。

7nm製造ではあるが…

AMDがZen3を11月5日に発売する。
正直、私はもっと送れるかと思っていたら、予定通りに発売に漕ぎ着けてきた。最近のAMDは絶好調に見える。少なくともCPU分野では。
今回のZen3では、製造プロセスこそZen2と同じ7nmに留まるが、従来4コアで構成していたCCXが8コアで構成されるようになった。その為、8コアで32MBのL3キャッシュを共有する事となり、コア間の通信レイテンシが大幅に削減されるようになった。つまり、今間までメモリレイテンシで命令待ちとなっていて速度が落ちていた部分がより少なくなるので、全体として高速化した、という事である。
また、Zen2と比較してクロックあたりの命令実行数を19%増加させている。具体的には、浮動小数点演算エンジンと整数演算エンジンの命令実行数の向上によって、実効性能が上がり、またメモリアクセスのレイテンシが低下した事によってロード/ストア数が増加、結果実行エンジン性能が向上し、性能が引き上がる、という算段である。
また、分岐予測バンドが強化された事で遅延が削減され、プリフェッチが改善、IPCが向上している。
Intelは、この命令実行数の向上に関しては、モバイルCPUでは順当に伸ばしているものの、デスクトップCPUでは4年間も停滞させている。
AMDはそこを押さえた事で、Intel超えの性能を実現したとしている。

メインPCの入れ替え時期か?

Zen3が登場する事で、私もいよいよメインPCの更新をすべき時がきたか、と検討を始めている。
今の情報を纏めてみると、Zen2を選ぶメリットは全くなく、これならZen3へ切り替えるのが最も正しい判断だろうと結論づけている。
モデルとしては、最上位の5950Xが欲しいところだが、799ドルという価格設定なので、おそらく価格的には10万円程度にはなるだろうと予想している。
ただ、現時点の情報で判断する上で残念なのは、5700Xが告知されていない事である。
3700Xは、そのコストパフォーマンスの良さで人気のあったモデルだが、それのZen3版が現在のリストにないのである。
16コアの最高峰16コア/32スレッドの5950X、12コア/24スレッドの5900X、8コア/16スレッドの5800X、6コア/12スレッドの5600Xがラインナップとされているが、それ以外が存在しない。
後続で中間モデルが今後登場するのかもしれないが、少なくとも今の段階では選択肢としては妥当な振り分けではあるが、コストパフォーマンスに特別優れたモデルというものが見つからない。
この辺り、Zen2の頃から比べるとお得感が少なく感じてしまう。

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車載Wi-Fi

移動する時だけ使えるWi-Fiという存在。止まっていては通信しない。

車載用ルーター

パイオニアから、カロッツェリアブランドで車載用Wi-Fiルーター「DCT-WR100D」が発売される。市場想定価格は25,000円(税別)で、別途通信料が必要になる。
移動中のみ利用可能なWi-FiこれはNTTドコモが提供する車載用サービス「docomo in Car Connect」を利用したもので、BAND 1/3/19でのLTE通信でWi-Fi環境を構築する。通常のスマホなどで利用するLTE通信とは異なり3日間での通信量制限がないという特徴がある。
別途通信料が必要というのは「docomo in Car Connect」の通信料の事で、1日500円、30日1,500円、365日12,000円という定額(税別)で、手続きはスマホで本体裏のQRコードを読み取って手続きする。その際dアカウントが必要になるのは通常のドコモの契約と同じである。
「DCT-WR100D」で構築するWi-Fi環境は802.11n/g/bの2.4GHz帯のみで、最大通信速度は受信150Mbps、送信50Mbpsになる。セキュリティとしてはWPA3 Personalに対応するが、同時接続可能台数は5台まで、となる。

問題は利用環境

ただ、問題はそうした通信速度や接続台数ではない。
個人的に不便かなと感じるのは、通信できる環境にある。
走行中や信号待ち、渋滞などの一般的な車の利用状況でWi-Fiを利用できるのだが、あくまでも車載用であるため、利用可能なのは走行中と一部停車中のみに限定されるのである。
具体的には、エンジン始動から30分間の停車中、走行中、総合後の停車(エンジンはON状態)60分の条件時のみ通信が可能となっている。
なので停車して60分が経過すると通信がOFFになるが、そこで走行を開始すれば通信は復帰する。またエンジン始動後停車した状態で30分が経過すると通信がOFFになるが、こちらも走行を開始すると通信が復帰する。
要するに、停車中はエンジンをONにしていても継続利用時間に制限があり、走行しないと通信は維持できない仕様なのである。
このような仕様になっているのは、この「DCT-WR100D」はあくまでも移動中の利用を想定したものであるためであり、停車時にずっと使える事は本来の目的と異なる為、制限されているようである。

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