マイナポイント第2弾を申請

やる事は第1弾とあまり変わらない。

国民に謙る政府?

マイナンバーカードでマイナポイントが貰えるというキャンペーンは、これで2度目となるが、前回はマイナンバーカードを作成する事を促進する為に行われたもので、今回はマイナンバーカードをより利用しやすくするため、既存の公的個人資料をマイナンバーカードに紐付ける事を促進する為に行われるキャンペーンである。
国民に媚を売るキャンペーンまともな人が考えると「何言ってんだ?」というキャンペーンである事は、ちょっと考えればわかる事である。
というのは、政府として「便利なカードを作ったので、皆さん作成してください」というのが第1弾だとするなら、そもそも便利なカードなら、ポイントを支給しなくても国民は作成しようとするだろう。
また、第2弾にしても「皆さん、健康保険証の機能をマイナンバーカードと紐付けられるようになったので、便利ですから紐付けてください」と、本当に便利なら国民はポイントなど関係なく紐付けるだろうと考えられる。
また、口座の紐付けも同じである。便利なら国民は自ら紐付けるだろう。
だが、実際はマイナポイントという現金に通じるポイントを国民にバラ撒いて促進をしなければならない状況になっている。
使って欲しいシステムに誘導するために国家予算をバラ撒く政府。
何か間違っているように思えてならないのは私だけだろうか?

手続きは以前と同じ

私は、第1弾をはじめた時に、既に母親の分も含めてマイナンバーカードを申請、作成済みである。なので、既に手元にカードはあるし、今回言われている最大20,000ポイントの内、5,000ポイントは受け取り済みである。
なので、今回やるべき事は、マイナンバーカードと保険証の紐付けと、公金受取口座の紐付けができれば、残り15,000ポイントを申請できる準備が整う。
ほとんどの人は、スマホのカードリーダー機能を使って処理する方が楽だと思うが、私はスマホを持たない母親の処理を自分のスマホでやる事に抵抗を感じたので、今回もPCに非接触カードリーダーを接続して、PCでマイナポータルサイトにログイン、手続きした。
今回、改めてやらなければ鳴らないのは、マイナポータルに利用者登録情報を登録するところからである。
第1弾ではマイナポータルで特にログインするための利用者登録を必要としていなかったはずだが、今回はまず利用者登録を促される。つまり、メールアドレスの情報入力が必須、という事である。こういうの、スマホを持っていないお年寄りなどでメールアドレスを持っていない人は、どうすればよいのか、苦労する所ではないかと思う。
この利用者登録を実施して、マイナポータルでカードリーダーでマイナンバーカードを認証、保険証登録へと進めていけば、暗証番号4桁の入力を促され、そこを通過すれば後は何をするでもなく、保険証との紐付けは完了する。
公金受取口座は、同じように利用者登録でログイン後、公金受取口座の申請へと進み、暗証番号で本人確認をした後、口座を選択、入力して、完了である。
第1弾の時と比べて、やることは非常に簡単で、ただ指示に従って進めていくだけである。
スマホの登録だと、もっと簡単なのではないだろうか?

マイナポイントの受け取り

問題はココからである。
といっても、第1弾のマイナポイントの受け取りと変わらないようであれば、それもあまり難しい話ではない。
私は第1弾の時はPayPayのポイントとして受取っているので、今回の15,000ポイントもPayPayのポイントとして受取る事にしたので、紐付け登録が終わった後は、スマホのPayPayアプリからマイナポイントの申請手続きを終わらせてしまった。
母親の方は、セブンイレブンのnanacoカードのポイントとして貰ったので、こちらも同じように手続きするのだが、こちらはマイナポータルから手続きをしてしまった。
おそらく、後日セブンイレブンのATMでnanacoを認証させれば、nanacoでポイントを受け取れるはずである。
私は以前と同じ方法でマイナポイントを受取ったが、コレ、第1弾と第2弾で、受け取り方法を変える事はできるのだろうか?
いろいろ調べて見たが、第1弾で決めてしまった受取り先(決済サービス)は変更できないようだ。
これはコレでものすごく問題がある制度ではないかと思うが、今の所対応する術が用意されていないようなので、最初の最大5,000ポイント(第1弾の5,000ポイントは決済サービスに2万円のチャージを行った場合、その25%分が付与されるものだった)を受取る際の決済サービス受取り先を慎重に選ばないと後悔する事になる。
コレ、政府の実施しているサービスとしては褒められたものではないと言えるが、一体国家予算の幾らを投入して開発したシステムなんだろうか?
普通、決済サービスを途中で変更する事ぐらい、できないハズがないと思うのだが…。もちろん、既に申請して付与するための手続きが進んでしまっている場合は難しいだろうが、第1弾、第2弾として切り分けているのだから、その途中での決済サービス変更は、システムとしてできない法がオカシイと私は思う。

と言うわけで、ウチではそもそもトラブルが起きるような申請はしていなかったので、実にすんなりと終えてしまった。
もし問題があるとするなら、今後マイナンバーカードを保険証として利用する場合だろうと思うが、母親の場合、高齢者受給証を見せる必要が無くなったりするので、それはそれで便利なので、状況によって現状の保険証と使い分けて行きたいと思っている。
ま、完全に切替えてしまえよ、と言いたい所もあるのだが、今すぐどうこうできる問題でもないのだろうから、ここらへんは状況を見ていく必要があるだろう。
何はともあれ、できる事はもうやったので、あとは周囲が変わっていくことを祈る限りである。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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