Angel Halo

XPでReadyBoost

 私が勝手に思っている事だが、Windows Vistaが唯一XPより優れている機能は“SuperFetch”や“ReadyBoost”といった高速化技術である。
 この二つの機能がなければ、Vistaは結局XPより使えないOSなんじゃないかと思う。実際に使えばそれなりに違うのかもしれないが。
 ただ、この“SuperFetch”や“ReadyBoost”も、Vistaならではの機能とは言えなくなってしまった。
 (株)コージェンメディアが“eBoostr”なる高速化ソフトの日本語版を発表した。
 3,980円(税込み)のシェアウェアだが、過剰容量のメインメモリや大容量USBメモリなどを持っているのなら、価格以上の価値はあるのではないかと思う。

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シリコン光素子デバイス

 インテルがシリコンを主材料とした光素子デバイスで340GHz駆動させる事に成功したそうである。
 詳しい事はあまりにも小難しくて私にはわからないが、非シリコン製光電子素材を使ったデバイスを初めて追い抜いたらしく、安価製造できる点から実用化に向けて大きく前進する事になるそうである。
 実用化すれば、チップ間通信に使われる事になるそうで、現在Core i7などで使われているQPIでも高速化したなどと言っていたが、比較してもそんなレベルの話ではなくなる技術である。

 こうした新技術が確立していく事そのものは非常にめでたい事ではあるのだが、問題はこうしたチップ間通信技術よりもメモリ問題の方がより深刻である。
 現在主流になりつつあるDDR3の後継メモリが未だ不透明であり、速度を稼ぐ事がなかなかできないという状態である。
 ちょっと前はCPUコアやGPUコアの処理速度よりもその計算結果を格納するメモリと通信帯域に問題があり、CPU等のタスクに待ちが発生していた。
 それがここ最近、FSB等も1,333MHz以上の通信速度を出せるようになり、帯域は確保されたワケだが、メモリだけは未だに解決に至っていない。
 しかもCPU内にメモリコントローラーを内蔵するというのが今のトレンドであり、メモリとのデータのやりとり部分においてはさらに要求が高くなってきている。
 そのやりとりに使用する通信帯域はこれから先明るい兆しがある…というのは、今回の光素子デバイスでわかるのだが、メモリの問題は私が知る限りではまだまだ混迷しそうである。
 やはりDRAM技術ではこの先無理なのだろうか?

ここ最近の自動車産業(私見)

アメリカビッグ3が経営的危機に陥り税金投入するとかしないとか、トヨタ売り上げ7割減とかホンダ4割減、あげくの果てにはHONDAはF-1撤退を発表とか、どうにも不景気な話ばかりが出る自動車産業。
世界経済の危機であるから、そうした事が出ても不思議ではないのだが、こんな状態が良いとは多分誰も思っていない。
何故こういう状態になったのか、またどうすれば経済危機を脱する事ができるのかは、偉い(だろう)経済学者達に任せるしかないのだが、こういう状態であっても新車は発表されたりする。
ホンダはアコードをフルモデルチェンジし、ランボルギーニはガヤルドLP560-4スパイダーを国内展開する事を発表した。
アコードはわかるとして、今の日本市場にガヤルドを販売しても売れるのだろうか? 2,700万円前後の車を買おうなんて元気な人は…いないとは言えないのか orz
先日は日産が新型フェアレディZを発表し、ちょっとずつスポーツタイプが見直されてきているのかな?と思ったりもするが、今の景気から考えると一般人に向けて販売しているものとは到底思えない。
やはり世界経済危機は格差社会となった今の日本社会では何よりも深刻な問題だと言わざるを得ない。
ホンダが2009年に発売するインサイトは、そうした厳しい世の中にどう受け入れられるのか興味の沸くハイブリッドカーである。

そんな中、個人的にがんばってるなぁと思うのが光岡自動車。
変わり種ではあるが、卑弥呼なる2シーターを発表した。

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SpursEngine

 前にも何度か書いたことがあるが、PS3に搭載されているCell.B.E.から派生した映像処理エンジンである“SpursEngine”のイベントがアキバで行われた。
AKIBA PC Hotline SpursEngineのイベントを東芝が実施
 最近、GPUでプログラマブルな処理を行うGPGPUなるものが流行りだしたが、このSpursEngineもある種似ている。
 ただ、違うのはその処理に使うコアがSpursEngineであり、CPUでエンコード/トランスコードするよりずっと高速でしかも低消費電力で可能になるという。
 GPUでもCPUよりずっと高速で処理可能としているが、問題はGPUは常に画面出力にもその性能を割り振らねばならないが、SpursEngineは専用処理となるところに有利さがある。もちろんコスト的には不利になるが。
 ただ、これはプログラムによってあらゆる選択肢が増えるという事を意味しているわけであり、実際、GPGPU向けAPIとして知られる汎用API“Open CL”への対応も可能だという。
 そうなると、環境が整えばより高速で高品位な処理が選択できるという、非常に面白い発展が考えられる。
 まだ数年先の話かもしれないが、可能性はあるだけに今後楽しみな展開だ。
 私も次期PCにSpursEngineを搭載…を考えるかもしれない。

乾電池

 乾電池について、私は大きな間違いをしていた。
 中途半端な知識で、時計など常に電力を消費し続けるものにマンガン電池を使えばいい…と思っていたのだが、それは間違った知識だった。
 マンガン電池とアルカリ電池。
 大電流が出る方がアルカリ電池である事は知っていた。
 だが、マンガン電池は微電力であるかわりに持続性が良い…と勝手に思い込んでいたようだ。
現代家電の基礎用語 27回:乾電池とは
 今の時代、オキシライド乾電池などというものがあったりする世の中で、乾電池も従来とは違う認識が必要な時代となっている。
 また、エコの関係で充電池なども見直されている。
 サンヨーのeneloopなどは充電池の常識を覆す商品だったが、そうしたバッテリー関係の技術と知識を、再度認識しなおさねばならない…と自分の中で思えてきた。
 乾電池一つとっても間違った使い方をしているケースがある。
 用量・用法を正しく守って使用しましょう…って薬みたいだな(爆)

平等という名の不平等

 世の中、相当な不景気に見舞われ、今や職に就いているだけでも恵まれているとすら言えてしまう状況。
 たしかに、今の私は失職しているよりはマシな状況ではあるが、就職していても不満が出てしまうのは、人間だからなのかもしれない。
 製造業という業界に就職して、もう2年が経過した。
 地方の製造会社だから、高い給料など望んではいけないという事もある程度は分かっている。
 だが、社員の評価をしていない会社にいる事の不平等さを今更ながら実感してしまい、ただいまモチベーション低下中である。
 ウチの会社、社員はほぼ横並びに評価されている。
 ようするに経営者側からすると平等に評価している…という事である。
 8時間の就労時間の中でどれだけの効率を出しても、効率度外視で仕事している人と全く同じ評価なのである。
 しかも効率が出ていない人は仕事が遅れる関係上残業をする。
 しかし、会社側は極力残業しないようにと通達している。
 私はバカが付くほど真面目にそれを意識して、他の人が見てもわかるほどの高効率で処理業務を行っているが、残業代付かずに定時帰社。
 効率が出ていない人は業務を終わらせるために残業して残業代が付いているという、どう考えても不平等な状況が、当たり前のように行われ、そして黙認されている。
 こんな状況で私の中でモチベーションを維持する事など、私には到底できそうにない。
 まさしく、平等という名の不平等である。

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Pictomio

 画像閲覧ソフト…というかどうかはわからない。
 ビュワーなんて言い方をするのかもしれない。
 とにかく、画像を見るためのソフトというものが存在する。
 私は昔からViXというソフトを使っていたのだが、これはいささか古いソフトであり、おそらく現在はプログラム自体更新されていない。
 ViXはおそらく2002年くらいまでは更新されていたと思うのだが、これはこれで便利であり、現役で使っても何ら問題のないソフトだと思う。
 しかしながら、時代は変わり、インターフェース部分のみならず見た目からしてもっと新しいソフトがいろいろ出てきている。
 そこで私も画像閲覧ソフトを別のものにしようとイロイロ探したところ、私的にコレかな?と浮上してきたのがPictmioである。

 スライドショーがちょっとiTunesっぽい感じである。

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DS西村京太郎サスペンス2、その後

 購入してからしばらくずっと放置していたDSソフト“DS西村京太郎サスペンス2”のメインシナリオを終了させた。
 メインシナリオはほとんど躓くことなく進めることができるのだが、文章を一字一句しっかり読みながら進めると意外と時間がかかるため、今まで終わらせることなく放置していた。
 とりあえず前作もそうだったが、とにかく躓くことがない。
 特に今回は初心者向け機能が搭載されていて、謎がある移動場所には「!」マークが表示されるという、何ともお節介な機能が…。
 こんな簡単なミステリーでそこまで親切にしなくても…と思ったりするほどである。
 まぁ、ストーリーを楽しむという意味ではレスポンスがかなり良くなるため、便利といえば便利な機能。使い方次第といったところである。
 そのストーリーだが、正直先が読めてしまうのはいささか残念である。
 謎という謎があまり難しくないため、ストーリーを進行させていくとどういった流れになるのかが簡単に予測できてしまう。
 それでもちゃんと筋の通ったストーリーであるため、面白くないワケではない。手軽にミステリーを読みながら楽しみたいという人には向いているといえるだろう。
 逆にミステリー小説で慣れきってしまっているミステリーマニアには全く物足りない出来である。

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気がつけばロングプレイに

 MHP2ndGを初めて8ヶ月が過ぎた。
 自分でも信じられないくらい長く遊べている。
 普通なら半年も経てばプレイしなくなるゲームが多いのだが、コレに限ってはまだまだイケそうな感じである。
 途中、どうしてもクリアできない山場を迎えたが、その山場を超えた段階で何かが自分の中で変化した。
 その変化が、結果として長く遊べてしまうキッカケだったという事なんだろうと思う。
 今、G級をもうそろそろクリアしそうな感じだ。
 ラスボスに何度かトライしたが、あまりに圧倒的な迫力に押され、まだクリアに至っていない。
 なので今は装備を充実させるために、周辺のクエストを一つずつこなしているのだが、ここにきて知人たちの足並みがそろわなくなり、全体的な流れが停滞気味になってきた。
 この停滞をドラスティックに変化させるものとして、ボイスチャットによるパーティプレイが今私の中でトレンドになりつつある。
 先日のテストで、PS3のアドホックパーティで2人がボイスチャットしながら接続し、そのうちの一人がPC経由の別ソフトで同時にアクセス、そのままもう1人を連携させ、異種混合オンラインというのをやってみた。
 おもしろいぐらいに接続が簡単にできてしまったわけだが、その際、ボイスチャットしながらのプレイの楽しさと手軽さというのを体験し、これこそ次なる楽しさだと思った。

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2.5インチHDD

 VAIOノートZのメモリを1.5GBにしたまではよかった。
 昨日書いた通り、ちゃんと認識したのだが、今度はHDDの容量不足に悩む事になった。
 で、HDDの換装が必要かなぁとか考えてイロイロ調べて見た。
 だが…よーく考えると、今のHDDは3.5インチも2.5インチも殆どがS-ATAになっている。一部2.5インチはU-ATAやATA/100も残っているが、大容量品はほとんどがS-ATAである。
 しかし、ウチのVAIOノートZは2003年製、つまり当時の内蔵HDDにもっとも多いタイプだ。だからS-ATAは使えないという事になる。
 換装の手順も難度が高いらしいし…やはりこれは私の手に負えないと見るべきか。一応Western Digital製の250GB品が8,000円弱ぐらいで手に入るようなのだが…。

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メモリ増設で1.5GBに

 先日購入したDDR S.O.DIMM 1GBが本日届いた。
 これでVAIOノートZをアップグレードである。
 メモリの換装…いや、取り替えではないから増設だが、そんなに難しくはなかった。
 裏面からみてバッテリー右下の子ネジ2カ所を外し、表面からキーボード右上のツメ2カ所を外しながら持ち上げるとキーボードが外れる。
 するとその下にスロットがすぐに見える。
 さっそく1GBメモリを挿し、元にもどしてブートしてみると…無事認識してくれた。
 ちなみに上海問屋で買ったメモリはTranscend製だった。
 ただ、新たな問題が発覚。
 HDDの残り容量が気がつけばレッドゾーンである。
 今、いらないアプリケーションなどを削っているのだが、何故ここまで容量を食うのかわからない。
 そんな巨大なアプリは入れていないハズなんだが…。
 こりゃ、近いうちにHDD換装か?(爆)

パイオニアからも出た

 パイオニアからBlu-rayドライブが発売された。
 S-ATA接続の内蔵型Blu-ray Discドライブで、型番はBDR-S03Jとなる。
 オープンプライスだが、店頭予想価格は38,000円ほど。
 実は私が待っていたドライブでもある。
 パイオニアはOEMや業務向けのBD記録対応ドライブは販売していたが、民生用では今回の製品が初。
 DVDドライブの時もそうだったが、非常に安定したドライブを作っていると私は見ている。
 ちなみに今私のPCに搭載されているドライブも、バルクではあるもののパイオニア製である。
 このドライブの売りは何と言っても同社のDVDドライブに搭載されている防塵構造を搭載している事と、ディスク高速回転時の気流で発生する風切り音を抑える静音トレイにある。
 他社にももちろん似たような技術はあるとは思うが、個人的にはパイオニアがこの道では最高と思っている。
 まぁ、思っているだけだが。
 あと、4倍速または6倍速の対応BD-Rメディアに、8倍速で記録することが可能で、2層の対応メディアにおいても最大8倍速で記録できるというのも売りになるだろう。
 これから先、もっと高速なドライブが出てこないとも言えないが、もともと光学ドライブは物理的に10,000rpm以上には成りにくいため、データ転送速度が劇的に速くならないと意味がない。
 なので8倍速から上というのは中々出てこない可能性もある(あくまでも可能性の問題)。
 あとは価格の問題だ。
 これが2万円をちょっと切ってくるぐらいになるとありがたい。
 他社がどこまで値を下げてくるか…そこら辺にカギがあるように思える。

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