夢の移動デバイスとまで言われ、私的に広く一般に普及する事を夢見たデバイスがかつて存在していた。
しかし、日本の道路交通法の問題で一般に広まる気配は全くなく、ちょっとしたイベントで使われるぐらいで徐々にその認知度もなくなってしまったアレは今どうしているのだろう?と、何故か突然思い出した。
“アレ=Segway Human Transporter”
別名ジンジャーと呼ばれた、Segway HTである。
ジャイロ制御でバランスを取る電動の移動デバイスで、微妙な体重移動で制御する。
今の製品は名前もSegway HTから、モデル名でSegway® PT i2とかSegway® PT x2とか呼ばれているらしいが、基本的なところは何も変わっていない。
法律上の問題から公道を走る事を禁じられているワケだが、使う場所によってはかなり有効なデバイスである事は、いくつもの事例が証明している。
で、突然思い出したので、公式サイトを探してみたらちゃんと公式サイトが存在していて、興味深い記事が掲載されていた。
日本SGI、東京ビッグサイトの協力のもとセグウェイの実証実験を国内で初めて実施
たしかにビックサイトくらいの広さならこのデバイスは十分活躍できるだろう。
だが、ちと気になるのは、ビックサイトは東館と西館に分かれている事。
もちろん、渡り廊下や外にある通路を使っていく分には問題はないだろうが、人の出入りが多くなると結局公道に出て両館を行き来したりする事がでてきてしまう。
…公道はヤバいだろ?w
免許制でもいいから、これで公道を走れるようにしてほしいなぁ。
まぁ…あまり路面が荒れていたら乗れないだろうから、ホントに限定的な使い方になるだろうけど…
Angel Halo
赤いが3倍高速動作はしない
PSPに限定新色ディープ・レッドが発売になる。
深みのある赤に染まったPSPはどことなく異質な感じがするが、中身は普通のPSPだ。
限定販売という事で、多分また転売屋が飛びついて買い、ネットオークションで値をつり上げるという状態になるかもしれない。
…まぁ、そこまで人気になるかどうかは微妙だが。
ただ、このディープレッドという色はユーザーからの要望が多かった色という事で、それなりの人気にはなりそうだ。
バリューパックとワンセグパックがあるが、私のおすすめは当然バリューパックだ。
バリューパックについてくる32MBのメモリースティックDuoなんて、もう使い道にも困るような容量だが、ワンセグチューナーを必要としないなら1GBのメモリースティックDuoを別で買えばそれだけ安くすむ。
まぁ、ワンセグチューナーが欲しいというのなら、ワンセグパックを狩った方が最終的には安くなるだろうから、その当たりはお好みで。
…新型PSP持ってないから、私も買おうかな…(買えないけど)
そろそろあってもいいかな…
最近、いろいろな機器に当然のように使われているメモリーカード。
その種類もすでに10種を超え、何が何だかわからないぐらいの状態。
私が持っている機器にしても、PSPはメモリースティックDuoだし、ケータイはmicroSD、かなり古くなったデジカメはコンパクトフラッシュで、VAIOノートでは普通のメモリースティックと、4種を使っている事になる。
これらメモリーカードの役目は、外部記憶装置という事であり、どれも同じ使い方しかしない。
にもかかわらず、読み込むための規格がそれぞれ違うという、実に面倒な状態である。
それらを一気に解決してくれるのが、複数の規格に対応したメモリーカードリーダーなのだが、そうしたメモリーカードリーダーにしても、メモリの規格が増えていけば当然新しいデバイスは読めないわけで、どこかのタイミングで便利なデバイスが非常に中途半端なデバイスへと姿を変えてしまう。
そんなワケで、今までそうしたメモリーカードリーダーを買う事もしなかったのだが、そろそろ規格も落ち着いてきた事だし、一つくらい持っていてもいいかなぁとか思い始めた。
そんな中、グリーンハウスから実にシンプルなデザインのメモリーカードリーダーが発売になった。
GREENHOUSE 35メディア All in 1 カードリーダ/ライタ
35種といっても、細かい規格まで含めた数字だろうが、それでも2007年11月現在で使用されているほとんどの規格に対応している事になる。
それでいて店頭予想価格は1,280円。何となく安いような気がする。
これなら持っていてもいいかなぁ…。
睡眠時間
日本人の睡眠時間がここ20年の間で最短となった事がこのたび判明した。
とくに働き盛りの世代での減少が目立つらしく、総務省がまとめた2006年の社会生活基本調査でわかった事は、仕事時間が増加し、余暇など自由に使える時間が減り、結果として寝不足で懸命に働く日本人像が浮き彫りになったそうである。
この調査自体は5年毎に行われているそうで、前回の2001年までは仕事時間が減ってきていたはずが今回の調査では再び増加に転じたそうである。
逆に睡眠時間はというと、ほとんどの世代で減少し、特に45~49歳が7時間5分と最も短く、次いで40~44歳と50~54歳が7時間9分という結果だった。
最も睡眠時間が長いのは85歳以上の9時間47分で、まぁ年寄りは早寝早起きという昔からの言葉は、たしかに早寝だからこそこれだけの時間寝ていられるという事に尽きるのではないかと思える。
私は…というと、一日の睡眠時間は長い時で約4時間、短い時は3時間程度である事を考えると、かなり一般から比べて短い事になる。
前々職の時は短い時で2時間弱、長い時でも3時間強だった事を考えると、これでも長くなったのだが、それでも一般から比べてればまだまだ短いようである。
…そういや3時間の睡眠時間なんてナポレオンと同じって事だな…。
子供の頃は「一日3時間しか寝てないのか、すげぇ」と思ったもんだが、今自分がそれに近いことをやってる事を考えると、そう大した事ではないのかもしれない。
だが、ナポレオンと私の最大の違いはこの言葉に集約される。
“我が輩の辞書には不可能の文字しかない!”
ナポレオンの真逆を行く言葉である orz
ハイブリッドHDD
私が今のPCを組む前からその話をしていたとは思うが、今のPCにおいて一番速度的にボトルネックとなっているのが、実はHDDや光学ドライブだったりする。
CPUやGPU、メインメモリやチップセット、そしてそれらをつなぐインターフェースの速度は、ここ数年劇的な高速化を遂げ、気がつけばHDDだけが基本的なシーク速度などが変わっていないという状態になっていた。
HDDのシーク速度が上がらない理由は、単純にディスク回転数が伸び悩んでいるからであり、ここ最近になってようやく10,000rpm以上のHDDが出てきたものの、それらはまだ一般的とは言いにくい製品に留まっているのが現状である。
光学ドライブはもっと深刻で、物理的限界と言われている10,000rpm以上の速度でディスクを回転させると、ヘッドとディスクの距離が不安定になり、データが読み込めなくなるという問題を持っているため、HDD同様、今以上の速度を稼ぐ方法は、かなり限定的なものとなる。
その限定的な方法というのが、キャッシュメモリを利用するという方法で、ここ最近低価格化が進んでいるフラッシュメモリをディスクキャッシュとして利用する方法である。
Xbox360のバリューパックは新型か
Xbox360のバリューパックは、価格改定が行われた時に発表となった期間限定モデルだが、本体にHDMI端子が追加されている事から従来のスタンダード版Xbox360とは中身が違うかもしれないという話があった。
いくつかのサイトでは、本体をバラして、半導体が変わっているかという検証を行っているが、CPUの縦横比が変わっていたりと、実際本当に実装されている半導体が違っていた事が確認された。
これは噂のコードネーム“Falcon”と呼ばれる65nmプロセス製品か?
見た目ではそのあたりが何とも判明しがたいのだが、どうも新型らしい事が判明した。
impress PC Watch
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2007/1102/xbox360.htm
消費電力が全体の2/3となっている所を見ると、一世代製造プロセスが進化していると断言できるようだ。
元々発熱量も大きく、かなり巨大なアダプタを必要としたXbox360だが、ここに来てようやく100w前後の消費電力で動作する製品になったようだ。
100w…ゲーム機も大電力仕様になったな…と思わざるを得ないなw
905シリーズ
DoCoMoが新しく905シリーズを発表した。
まぁ、情報は少しずつ入ってはいたが、なんだか過剰な機能満載のような気がしないでもない。
ケータイゲーム関連も随分のパワーアップしていて、リッジレーサーズのような3Dレースゲームが再現できるぐらいの性能は持っているようだ。
機能限定の70xシリーズも含めると、今回の発表では23機種を投入。
これだけあれば欲しいと思うケータイが一つはある…という事らしいが、逆に何を選んで良いのか分からなくなる…なんて事もあるかもしれない。
実際、私はどの機種がどう違うのか機能を調べるのにも結構苦労する。
数だせばそれでいいという事ではない…というのは、以前のソフトバンクを知っていればわかると思うのだが…どうも契約者純増が続くソフトバンクを見て同じ戦略に出てきたのかもしれない。
進化を続けるケータイだが、そろそろ機能的には頭打ちになってきているような気がする。
通信料金プランなど、変化する部分は多分にあるのだろうが、やろうとする事自体は、展開が狭まってきたのかもしれない。
ま…最近の私は電話自体をかける事も少なくなっていて、究極の形は通話ができればそれでいい…という所に落ち着いてしまう。
私でなくても、通話とメールができればそれでいい、なんて人は多いだろうと思う。
そういう人には、そういう人向けのメチャ安い端末を用意してくれればいいのだが…
相当に優秀なビデオカード
GeForce8800 GTが登場し、PC系サイトは軒並みこのビデオカードが相当に優秀なビデオカードである事を報じている。
実際、その実力はGeForce8800 GTXに匹敵する性能であり、よほどの過負荷シーンでないかぎりその性能差を体感する事もない。
PureVideo HD2を内包しているという事で、次世代DVDへの対応も万全。
それでいて価格は3万円台後半と、7万円台のGTXから比べてバツグンのコストパフォーマンス。
まさしく、買わない理由はないビデオカードである。
なぜこの時期にGeForce8800 GTが登場したのか、私は多少なり疑問に思っていたりする。
本来、時期的に見ても今のNVIDIAから発表されるビデオカードは、どちらかといえばハイエンドのフラッグシップモデルのハズだ。
しかし、今回の発表ではミッドレンジのグレードアップという位置づけでしかない。
多分、奥の手がまだ隠されているのかもしれない。
GeForce8800 GTXの登場は、まさしくそんな感じのデビューだった。
ひょっとしたら、次の新型もそうして登場するのかもしれない…
価格対性能比バツグンのビデオカード
NVIDIAからコストパフォーマンスに優れたビデオカードが発表となった。
8800GTは8800系のビデオカードとしては新世代の製品で、価格は4万円前後くらいになるらしい。
…らしいというか、もう発表されたので、それぐらいの価格で確実にでるのだが、その性能の高さはといえば、8800GTSよりも上でGTXに肉薄する性能を持っている。
さらにPureVideo2を内包した初の8800シリーズでもあり、一番の驚きはそれでいてカードは1スロット仕様だという事。
ビデオカードに4万円をかけられるという人は絶対に買いの一枚である。
私は…当分換えられそうもないし、今のGTSと比較して絶対的な性能差があるわけでもないので、現状維持だろうとは思うが、未だGeForce7900系や7600系を使っている人は買い換え候補にしてもいいんじゃないかと思う。
気になるのは、旧ATI、つまりAMDの出方である。
RADEON系は未だハイエンドクラスのビデオカードの登場がないわけで、トップレベルのとがった製品が世に出てきていない。
NVIDIAは8800GTで確実にハイエンドクラスを下の層へと降ろしてきているワケで、価格とパフォーマンスのバランスがココで崩れる事になる。
AMDはこれに対してどのような答えを見せてくれるのか?
かなり気になるポイントである。
手の届きやすい二足歩行
カテゴリーを何にするか迷ってしまう内容なのだが、タカラトミーからついに手の届きやすい二足歩行ロボットが発売になった。
価格は31,290円で、店頭では2万円台後半の値が付いている。
“Omnibot 17μ i-SOBOT”と名付けられたそのメカは、ギネスブックにも載る世界最小の二足歩行ロボットである。
搭載するサーボモータ数は17。つまり17自由度で全身を可動させる。
見た目安っぽく見えるかもしれないが、ちゃんと二足歩行し、リモートコントロールで動作する。
手軽に遊べる二足歩行ロボットとしてはかなりの出来の良さと言える。
実際に動作している動画は下記サイトで見てみるといい。
Robot Watch
タカラトミー「Omnibot 17μ i-SOBOT」緊急レポート
改造して頭にCCDカメラとか搭載して遊ぶ人出てくるんだろうなぁ。
他メーカーからも、対抗する製品出してくれれば、もっと価格は下がるような気がする。
バンダイさん…もう言わなくてもわかるよね?w
AMDの逆襲にむけて
すっかりIntelのCore2シリーズにそのお株を奪われたAMDだが、Barcelonaコアの登場でそろそろ本格的に逆襲が始まりそうな予感。
Barcelonaコアの本命はサーバ用途の新型Opteronだが、コンシューマ用コアであるPhenomが身近になってきたと感じる製品がアキバに展示された。
チップセットRD790を搭載したASUS製マザーボードのサンプルが石丸電気 モバイル館(DOS/V工房)に登場した。
もちろんサンプル品である以上、これが本商品になるかどうかはわからないが、AMDが8月に開催したPhenom FXのデモイベントでも同じRD790チップセットを使用していた事を考えると、チップセットそのものは本商品に使われるモノに違いないと思われる。
ただ、やはりその詳細は未だ以て不明なのは同じ。
分かっていることはAM2+プラットフォームに対応しているという事。
AM2+プラットフォームは、最大2.6GHzで動作するHyperTransport 3.0、PCI Express 2.0などがサポートされている事が分かっている。
それだけでも大きな進化と言えるが、実はこの後ろにはすでにAM3プラットフォームが控えている。問題はAM2+からAM3へと進化するまでの期間がどれだけか?という事だ。
1年以上かかるようであれば、AM2+プラットフォームで一台新しく組んでしまってもいい…という判断もできよう。
どちらにしてもIntelはNehalem世代でないとNative Quad Coreは登場しないと言われている。
省電力&高パフォーマンスをいち早く狙うなら、Phenom X4を狙うのがもっとも近い。そういう人は今後のAMDの動向は要チェックだ。
国内出荷台数2000万台突破
何がってそれはニンテンドーDSが、である。
国内出荷台数2000万台突破という、ある種普及限界点といわれていた2000万台という大台を超えたというこの事実は、まさに歴史的な発表とも言える。
じゃあどうして2000万台が普及限界点と言われていたのかというと、それはゲーム人口がそこまでいないという、ただそれだけの事。
つまり、ニンテンドーDSはゲーム以外を目的にした層にちゃんと訴求できていたという事実が今更ながら明らかになっただけの事である。
じゃあどうしてそれよりもハードウェアスペックが高度なPSPがそこまで普及していないのかというと、そこには任天堂とSony両社の、最初のアプローチの仕方に大きな違いからあるからである。
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