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Tagged: 自宅介護

平日と変わらないGW

今日でゴールデンウィークが終わる。平日とあまり変わらない日々だった。

介護生活において

今日でゴールデンウィークが終わる。
世の中は長期休暇の終了と共にいつもの平日がやってく事に落胆する声が多いと思う。
ま、私も落胆はするが、その落差は非常に小さい。
何故なら、介護生活をしていると、被介護者は長期休暇も平日も実はあまり変わらないからである。
もちろん、仕事があるのとないのとの差はある。
だが、自宅でしなければならない事が仕事がない分増えるわけで、忙しさや睡眠不足度などはあまり変わらないのである。
日頃できない事をやる、なんて事も増えるので、結果、仕事してる方が楽かも…なんて思う事もある。
自分に向けられる時間が極端に少ないので、長期休暇になっても、その忙しさなどは平日とホントに変わらない、というのが実情である。
では、ヘルパーさんや訪問看護師さんといった職業に就いている人は、まさしく休日を感じにくいのか? という事になるのだが、もちろん感じにくさはあるのではないかと思う。
だが「これが仕事」と考えると、その仕事から離れれば自分の時間は作れるのが介護職ではないかと思う。
そう、仕事であるかどうかが大きな違いなのである。
私の場合は、家族が要介護者なので、介護は仕事ではなく、介護でしかない。
自宅に戻ってきたはいいが…
しかし介護職の人はそれが仕事であって、どこかで割り切れる形になる。
両者の違いは、あまり大きくないようでいて、実はとても大きい。

介護と家事と

これからの季節、母の夕食に関しては結構難しい時期になってくる。
梅雨時は、モノが長持ちしないので、通常の作り置きにいろんな制限が出てくる。
最近、私は母にクリームシチューを作るようになったが、これも作り置きしたとしてもその基幹を短めに設定しなければならない。
単純な作業で作れるハズのクリームシチューだが、母の喉の細さから、全て形のあるものを形が判らなくなるまで細かくして溶け込ませるような感じで作るので、作り終えるのに2時間かかる。私の手際の悪さ含めての時間ではあるが。
さらに、そこから別メニューを作っても最低でも30分くらいはかかる。それらを数品つくるだけで、普通に半日が過ぎていく。
自分が食べるものと一緒ならそれでもいい。だが、実際は私は別のものを食べるので、二人分を別々に作るので、時間はさらにかかる。
ヘルパーさんは、簡単な一品を作ってくれる事もある。だが、基本それをアテにしてはいけないので、自分で全て解決する必要がある。
これが自宅介護の形であり、私のように母一人子一人の家は、この負担がとても大きいと言える。
知人にも言われた。
要介護5の母を自宅で、しかも一人で介護すると言うと、訪問介護などが入ったとしても、その家庭環境での自宅介護は難しいだろう、と。
実際、大変である。
特に、日常生活が破綻して家事ができない私がやっている、というところに、とても大きな矛盾と大変さがある。

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異常が見られない?

ようやく泌尿器科にかかった母。トラブル続きである。

朝から病院

本日はもう朝から予定は決まっていた。
泌尿器科にかかる。それが本日の予定である。
昨日、救急搬送された後、交換したバルーンの中の尿は真っ赤で、血尿が出ていた。
その後、少し落ち着いた感じはあるが、それでも色味はあまり良くはなかった。
結局、泌尿器科にかかって改善を目指すしか無かったが、昨日は謎の発熱で受診できなかった。
本日こそその原因を突き止めるべく、泌尿器科にかかったわけだが、血液検査するにあたって、医師から点滴しながら検査しようと提案があった。
インフルエンザで脱水がつづいていた事から、無理せずに採血しようという事になったのだ。
久々に点滴を打った
この検査に要した時間は…なんと2時間。
処置室でずっと母は横になって点滴を打つ。その間、私はただひたすら待つだけである。

異常は認められない

これだけ時間をかけて血液検査したが、結果として異常は認められなかった。
多少白血球の値が高い感じがあるが、それでも異常値ではないとの事。
白血球の値が異常値だとすると、それはいわゆる尿路感染症であり、それが原因で発熱したと言えるが、そうではないというから、結局発熱した理由がわからないままだった。
尿の浮遊物が多いというのに関しても、とにかく水分を採るしかないというアドバイスが出ただけで、いつもと変わらない結論である。
というのも、今回診察した医師がいつも診てもらっている医師と違うから…というのもあるのかもしれない。
というわけで、抗生剤を処方してもらい、今回の診察は終わることになった。
今後の泌尿器科の改善は、今後の診察の中で進めていくという事である。
インフルエンザをキッカケに、脱水しやすい状況からトラブルが続出した排尿問題は、まだまだこの先見直していく必要があるという事だろう。

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介護とインフルエンザ

母の介護の届かない部分は何とかなったが…。

高熱が収まらない

インフルエンザに感染し、発熱が始まると、まず最初は高熱との戦いが始まる。
抗インフルエンザ薬を服薬し、熱が高すぎれば解熱剤を追加で服薬し、まずは高熱が治まるのを待つ。
これがインフルエンザに感染した時のまず最初の対処法になる。
先週8日にインフルエンザ陽性反応が出た母親は、前日7日を起算日として本日12日が5日目に当たる。なのでそろそろ熱が下がってきてもよいはずなのだが、依然として38℃近い発熱が続いている。
やはり要介護者は体力的にも厳しいという事か? と最初は思っていたのだが、どうもそれだけではないような感じが今になって思えてきた。
母は排尿に関してカテーテルを入れているのだが、尿の排出量が少ないと尿が濃くなり、尿の中に不純物が増えてくる。これが原因でカテーテルの中が詰まったりすると、排尿できなくなり問題になる。
インフルエンザのような感冒症状になると、体内の水分を失うことが多いわけで、それによって尿濃度が高くなり、結果排尿に問題が出る、ということが起きる…いや、起きやすくなる。
これが原因なのか、母の尿に浮遊物が増え始めていることに昨日気がついた。これはもう尿濃度が高くなるっている証みたいなものである。
こうなると、排尿問題が発熱に繋がることも多々ある。この行きすぎた状態が、尿路感染症であり、入院案件になるわけである。
今現在、母は熱が下がらない状態になっているが、原因の一端にこの尿の問題があるのかもしれない。

水分を採ることを

こうなると、母に水分を採れと言い続けるしかないわけで、母も気にはしているのだろうが、だからといってどんどん水分を採れるかというと、そうでもない。
食べ物から摂取する水分、実際に飲料として摂取する水分、これらを合わせて排出される水分を上回り、かつ十二分な水分を採る必要がある。
言葉で書けばそんなに難しい話には見えないが、これが実践となるとそうでもない。
飲みたくても飲めない…恐らくそれが本音
母も気にはしているが、実際に水分を採るとなると、思っているほど採れていることは稀である。
しかも最近は気温も下がることから、母のベッドには電気毛布を使っているのだが、これによって体を温めることで、全身からも水分が出る。余計に脱水症状に近づく環境がすぐそこにあるというわけである。
これでは摂取する水分は増える一方である。

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インフルエンザの恐怖

自宅介護をしている者にとって、これは由々しき事態だと思い知った。

母が感染した

昨日の午後3時、仕事中に私のケータイが鳴った。
訪問介護のヘルパーさんからの連絡で、母が38.8℃の熱があるという連絡っだった。
その時は、また母の尿路感染症の前触れで熱が出たのかな、と思い、とりあえず熱がある事を承知の上で、ある程度の熱対策だけしてもらい、そのままにしてもらった。
ところが夕方5時過ぎにも電話がかかってきて、またしても38℃の熱がある、という内容だった。
一時的な発熱ではない、という事が判ったのだが、正直、この段階ではどうする事もできないので、私は即座に自宅に戻り、母の発熱対策を採った。
状況が状況なので、翌日である今日、発熱外来に罹る事にした。
母は車椅子なので、本当なら介護タクシーを使いたいのだが、介護タクシーは発熱外来の時のような車内で待機し、検査をするような状況はできないと言われているので、私は母を自分で担ぎあげ、自分の車の助手席に乗せ、発熱外来に罹った。
ある意味、家庭の危機である
そして…検査の結果、コロナは陰性だったものの、インフルエンザA型が陽性と出てしまった。
ここ数十年、私も母もインフルエンザになど罹った事はないのだがついに来てしまったのである。
感染症という事もあり、ケアマネに事実を伝えたところ、訪問看護師も訪問介護士も基本的に派遣できない、と言われてしまった。
…コレ、どうするの?
私が全部一人で介護する事になる?
自宅介護の本当の怖さを知った瞬間だった。

さらに私まで

問題はそれだけに留まらなかった。
夕方4時頃、私自身も38.6℃の熱が出始めたのである。
介護という事を自宅でやっている以上、私自身が感染するのはもう当然と言わざるを得ない事かもしれない。
私自身、体の動きが鈍くなり、寒気はする、咳は出る、鼻水は出ると、とても介護できる状態ではない状況で、重い体を無理矢理に動かして母の世話をするしかない状況となった。
とりあえず、私も発熱外来に罹り、インフルエンザが陽性かどうかを確認する必要がある。
明日の予定はこれで決まったようなものである。

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料理スキルのない私ができること

母が退院してきてから、ひとつ自分にとって問題が起きている。

喉を通りにくい

先週土曜日、母が退院してきてから、幾度か既に食事を採っているわけだが、少々困った事が起きている。
それは以前より食事が喉を通りにくくなっているという事である。
もともと、柔らかい食べ物へシフトしているのだが、粒状の食べ物に関しても、どうにも喉にひっかかる感触があるようで、飲み込みに問題が出始めている。
今回の退院が伸びたのも誤飲したのが原因だったし、その際行われたカンファレンスでも刻み食をさらに細かくする必要があると言われたり、とろみをつけた食事が必要と言われたりと、食事そのものを変えていく必要があるという話も出ていた。
カンファレンスの時は、私としては多分以前と同じでも問題はないだろうぐらいに考えていた。何故なら御飯はおかゆにしているし、肉もすべて挽肉にし、魚類にしても身を細かく繊維状にしているし、卵に関してはスクランブルエッグを相当細かく刻んでいるし、野菜類にしてもミキサーをかけて相当細かくしているからだ。
だが、実際には挽肉の中に多少大きな塊があるとそれが引っかかるといい、魚肉にしても繊維状のものが固まると繊維が結合指定仕舞うため、飲み込めない大きさになったり、スクランブルエッグにしても野菜類にしても刻みの大きさが多少大きくなると引っかかると言うのである。
私自身、とろみを付けるような料理を作ることができないし、やったことがないので、かなり片栗粉やとろみ剤を使用する事に抵抗があるのだが、もうそんな事は言っていられない状況にきたのではないかと感じている。
というのは、とろみ剤にしても片栗粉にしても、上手くコントロールしないといけないようで、入れすぎれば逆に固まるので、本末転倒になる。だから自分のスキルでいうと、結構ハードルの高いもの、というイメージがある。
さて困った。どうするか?
と考えた結果、一つ解決策を見出す。それが裏ごしである。

裏ごし器がない

母の喉がこのような状態なので、麻婆豆腐に入れている挽肉に関して、一度挽肉を入れない形で作ってみた。簡単なレトルトの麻婆豆腐なので、単に豆腐と混ぜるだけの調理になるが、挽肉がないので喉にひっかかる事はないだろう。
そしてスクランブルエッグだが、これは今まで出来上がった卵の塊を切り刻んでいたのだが、これを裏ごしする事にした。
おそらくは卵がペースト状になるのだろうという予測があるが、さて問題は裏ごし器とよばれるものが我が家にはないという事である。
その状態でどうするか? と考えたのだが、ちょうどステンレス製のざるがあるので、そのざるを使って木べらで漉すという作業をやってみた。
結構時間はかかるし、手間もかかるが、かなりなめらかな卵ペーストが出来上がったので、それを試しに食べさせてみた。
すると本人も驚くぐらいすんなりと食べられたので、卵からタンパク質を採るという方法は、この裏ごしペーストで対応する事にした。
こうなると、ステンレスのざると木べらで対応するのは、結構しんどいので、ちゃんとした裏ごし器の購入を検討した方が良いだろうと考えた。
で、ちょうどブラックフライデーの時期でもあるので、Amazonで裏ごし器とそれにつかうへらをチョイスした。
丈夫なものを選ばざるを得ない今はスクランブルエッグをペースト化する事を目的としているが、今後同じように潰せるものを裏ごしできれば、もう少しパリエーションに出来るかも知れない。

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母の退院日が決まった

11月25日の土曜日に退院が決まった。

病院から電話

今日、病院から仕事中に電話がかかってきた。
担当医からという事で母の現状の簡単な説明と退院に関しての話であった。
母の体調はすこぶるよく、血液検査の結果も非常に良好という事で、入院の本来の原因である尿路感染症はほぼ完治、また先日誤飲したという件に関しても、その後発熱もなく、食欲もあるとの事で、いよいよ退院の日程を決めたいという話だった。
退院は決まったが、環境を戻さないといけない
私の仕事の都合で、金曜日までは非常に都合が悪い事もあり、その旨を伝えたところ、退院は土曜日、その午後という事でほぼ話が固まった。
医師曰く、退院の話を母にすると涙を流して泣くらしい。早く自宅に帰りたいという事のようで、医師としても本人の希望を考えれば、これ以上の入院はゆやめた方が良いだろう、という判断のようである。
正直、入院を続ける事は可能だといえる。すくなくとも足のリハビリの事を考えると、まだまだ入院していても不思議ではないのである。ただ、リハビリを継続したからといって完治するわけでもないので、切り上げてもよいだろうという判断なのだと思う。

退院受け入れの準備

退院日が決まれば、今度は自宅に戻ってくる事を前提に、受け入れの準備をする必要がある。
退院日は前述の通り11月25日の午後で、そうなると母の食事の準備は25日の夜の分から必要に鳴るので、その前に準備しなければならない。
また先日購入した電気毛布に関してもすぐに運用できるように準備をしなければならない。
製品を取り出すだけじゃないかとおもうかもしれないが、実はそうではなく、熱量を変化させるコントローラーをどこに配置して管理するか、など考える必要とがあるのである。母本人が、自分で操作できればここまで考える必要は無いのだが、最近はそのアタリも怪しい。なので今回は室温である程度暖かさを変化させられる電気毛布にたのだから。
そういった諸々の準備をする事を計画し、退院する際に関わる人にケアマネージャに連絡してもらう事にした。
おそらく、土曜日は訪問介護を入れなくてもよいだろうが、その翌日にはデイサービスに出かける事になるだろうから、そちらの対応をお願いしないといけないハズだ。
母一人が退院するだけの事なのだが、やはり介護は関わる人が増えるという事実を今更ながら感じる。
さて、私は室内の体制をどうやって作り込んでいくか…。

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母が帰ってくる前に

先日退院延期となった母が戻ってくる前に揃えるべきものを揃える。

秋をすっ飛ばした今年の冬

当Blogでも先日記事にしたとおり、母の退院が一時延期となった。

おそらく今週には退院となるだろうが、今の段階ではまだハッキリした日程は出ていない。
入院した時までは、暖かい日が続いていたが、ここ一週間で私の地域は急激に寒くなってきた。そう考えると、母が帰ってくる前にいろいろと自宅介護で使用するものを変えていく必要があると考えた。
先日、当Blogで、私が着る電気毛布「だら活毛布」を購入したという記事を書いた。

今年は全体的には暖冬だと言われているようだが、体感的には暖冬というよりは急激に寒くなったという印象の方が強い。理由は秋に入るというタイミングを感じる事がなかったからだ。
夏の残暑を感じる期間が長く続き、その後急激に冬の到来を感じる冷え込みが来たため、体が気温について行けていないのが理由だ。
実際、朝晩の寒暖差がとても大きく、夜になると急激に寒くなる感じがする。
そうなると、母を自宅介護する時にもっとも困るのが部屋の室温管理である。
母は自分がベッドの上にしかいられない事から、ストーブなどの暖房器具を入れっぱなしにする事を極度に嫌う。特に火を扱う事なので、自分の手の届かないところで火事になる可能性がある事を避けたいという思いが強い。
この思いは私ももちろん理解できるのだが、だからといって冬に暖房も付けずにいるというのは自殺行為である。
またエアコンに関しては、母は暖房でエアコンを使う事を嫌う。電気料金が跳ね上がるからだ。夏のクーラー使用時よりも断然電気料金が高くなるので、もともと選択肢に入っていないというのが我が家の常識になっている。
ストーブもダメ、ファンヒーターもダメ、となると選択肢として残るのが電気毛布なワケである。

電気毛布の新調

ところが最近の電気毛布のちょっとお高い製品はタイマーで数時間で一度切れると言う製品が当たり前にある。
そうなるとスイッチを入れ直す必要があるのだが、母にそれを言うととても困ったという顔をする。単純にスイッチの入れ直しなだけなのだが、そこはお年寄り。操作する事に抵抗があるのである。
しかも今の介護ベッドは背もたれなどを動かすコントローラーがあるが、そのコントローラーを手持ち操作するので、自分の手元のコントローラーが増える事を嫌っているのである。
となると、タイマーで切れるという安全装置がなく、それでいて適温に調節してくれるような電気毛布があると便利、という事になる。
仮に適温にする機能がなかったとしても、少なくとも勝手にスイッチが切れるという安全装置のない電気毛布が最低限必要である。
安全装置がない…イマドキ、そんな電気毛布があるのか? とも思ったが、探せばあるものである。
コイズミの「電磁波カット掛け敷き毛布 KDK75236D」である。姉妹品にタイマー付きなどいくつかの種類がある。私が購入を決めた電気毛布は、室温をセンサーで感じ取り、温度調節もしてくれるようなので、まさに狙っていた通りの電気毛布であった。
切り忘れ対策がないのでソコは運用でカバーするしかないさらに喜ぶべき事は、電磁波対策もされているという事。電気毛布は、微弱ながら通電による電磁波が毛布表面から出る。これは電気を使っているが故の特性なので避けようが無いのだが、それによってむくみが出る人が居るらしい。全ての人に影響があるというわけではないが、敏感な人はこの電磁波によって体調変化があるようだ。
母もそういった事に敏感なところがあるので、今回見つけた製品はまさにうってつけの電気毛布だと言えた。
今使っている電気毛布も、実はタイマーによる安全装置のないタイプで、ずっと使い続けられるものなのだが、大きさが敷き毛布ベースのもので、ちょっと小さめのものになる。その敷き毛布の大きさで今は掛け毛布として使用しているのだが、ちゃんと掛け毛布のサイズで希望に叶う製品を探していたというのもあって、今回見つけた製品に切替える事にした。

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母、退院できず

先日入院した母の退院が本日だったのだが、急遽その予定が変更になった。

退院直前の食事で

先日、病院から電話がかかり、入院している母の退院と今後の介護におけるカンファレンスを行いたいと連絡があった。その時間を採ってほしいと言われたため、金曜の午後に仕事を早退する予定にして退院を受け入れるカタチを採った。
会社に迷惑を掛ける事は重々承知していたので、本当は土曜日に退院とすれば良かったのだが、病院側の問題で土曜日は難しいという話だったので、金曜日に行う事にした。
ま、土曜日の場合、時間が遅くなるとクレジットカードでの入院費支払いができないので、金曜でもやむを得ないかと受け入れたのだが、結果、金曜日にした事が裏目に出てしまった。
というのも、私が今日早退して自宅に戻った直後に、病院から電話がかかってきて、今日退院できないという連絡が来たからである。
順調に問題なく過ごせていたらこんな問題にならなかったのに…
どうも、母が昼食を採っていた時に誤飲したらしく、それで本日の退院を見送ったというのである。既に吸引等の処置は行われていたのだが、万が一気管側にまだ何かが入り込んでいた場合、異物反応を起こして発熱する可能性がある、との担当医の判断で、週末過ぎまで様子を見るというのである。
正直、この医師の判断は正しいと私も思う。
折角仕事を早退してきてムダになったか…と思ったのだが、病院側としては関係者に連絡している事から、本日は退院後の介護カンファレンスは行いたい、との事だったので、結局は病院まで出向く予定に変更はなかった。

誤飲があった事で

病院での介護カンファレンスには、病院側としてソーシャルワーカー、担当看護師、担当栄養士、担当理学療法士が参加し、介護側として訪問看護師、訪問介護士(ヘルパー)、通所介護士(デイサービス)、ケアマネージャ、介護装具士、そして私と計10名の参加となった。
…母一人の介護でこれだけの人が関係していると考えると、介護に大きな資金が動いているという事が本当によくわかる。
まず病院側から入院している今の状況の説明が行われた。入院時の看護状況、食事状況の説明があり、そこで今日の誤飲の話が出た。この誤飲という部分は、病院側としても予想していなかった事のようで、謝罪があったのだが、要するに食事中に咽せたという事なので、正直私はあまり重要視していなかったのだが、すこぶる反応したのは訪問介護士だった。今後、自宅に母が戻ってきたとき、食事の介助を行うのは訪問介護士だからだ。
刻み食とおかゆを食べる母という認識は変わっていないが、その刻み食にとろみを絶対的につける必要があるかどうかというところに話の論点が集中した。結論から言えば、絶対にとろみが必要という事ではないのだが、水分量は多い方が良いという結論になった。ま、安全を考えればそういう事になるだろう。
この誤飲の話が終わると、次は理学療法士から母のリハビリ状況の説明があった。
母は右膝がほぼ曲がってしまっていて、延ばすと痛みを訴えるので、どのようにして体位を安定させるかなどの説明が行われた。私から数点確認すべき事を確認して、今後準備するクッションなどを検討する必要が出てきた。
自力でベッド上で横を向く事ができないので、体を横にした時に支えるクッションなどがあると良いと言われ、どうも私的にイメージできなかったのだが、介護装具士から体位変換用の体に角度をつける△クッションがあると言われ、カタログを見せてくれた。そういうアイテムがあるという事をはじめて知る事になったワケだが、これもレンタルできるとの事で、今後検討する事にした。

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介護の負担の再配分

結局は時間が全て。誰かが代わりにやれば良いという事ではない。

関係者会議

先日、当Blogで介護生活に関した記事を書いた。

現在の介護において、訪問介護士がオーバータイムで対応しているという連絡があり、急遽、その為の対策打合せが行われた。
具体的には、現在の状況の確認と、どうやれば時間内に収まるかという事の検討になるのだが、実はほぼ解決策は最初から分かっているのである。
というのは、介護士が時間がかかっている事が何なのかという事を十分理解しているからだ。
その時間がかかっているという事が「母の食事」である。
介護士は食事に関して基本的に必要が無ければ要介護者に対して食べさせるという事はしない。
これは意地悪でそうするのではなく、本人ができる事は本人ができなくなる事を防ぐためにやらせる、という考えがベースにあるためだ。
つまり、ヘルパーさんが食事を用意したならは、実際に食べるという行為は母が自分で食べる、という事を意味する。
当然、上手く食べられないので、ヘルパーさんはその行為を介助するのだが、これに時間がとてつもなく掛かる為、時間内に仕事を終えることができないのである。
食事介護は時間がかかる昼間は何とか1時間枠でそれらが行えるのだが、夕方は30分しか時間がないため、間に合わないのである。
となると、それを解消する方法としては、私が夕食を担当する、というのがもっとも手っ取り早く、また簡単な対策になる。
唯一の問題は、私の帰宅時間が多少遅くなるので、母の夕食が遅くなるという事である。
この部分が解決できれば、訪問介護士の今回の問題はほぼ解決する事になる。

 

一日一時間

私は自宅に帰ると、まず自分の夕食の準備を行い、それが終わると母のおやつの準備や翌日の対応に入る。翌日デイサービスなどがあればその出かける準備をする必要があるからだ。
そしてそれが終わると母の身体的介助を少しやってその後入浴、そして洗濯となる。
それらの合間に、母から体位の変更を言われれば体位変更を行うのだが、これを全部終わらせると、夜の10時~11時になる。これを毎日のルーチンとして生活している。
自分の食事の準備といっても、結局食器の片付けやら何やらがあるので、小一時間はかかるし、手を抜ける時間があまりない。
このルーチンに、母に食事を出して食べさせるという行為が今後増える事になる。
時間にして小一時間はキッカリかかる事は間違いが無く、また私の食事と同時に進行させる事ができない事もわかっている。母は、流動食とは言わないがそれなりに飲み込める食事でないとダメなので、私とは同じ食事にはならないので、食事の準備などは別々に行わねばならないのである。
だから、私の日常から毎日一時間が今後消費される、という事が確定した。
介護生活をしていく上で、外部の力を借りても今回の変更は受け入れるしかない状況である。

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介護疲れというもの

自分は問題ないと思っていた。だが、いつのまにか浸食されていた。

睡眠不足

私はもともと睡眠障害気味なところがある。
眠ってしまえばすぐに落ちるのだが、そもそも眠いという感覚が訪れない。
時間を見て、流石に寝ないとダメだと強制的に布団に入れば、眠くもないのに気がつけば気絶したかのようにいつの間にか眠っている。
だが、前述のように眠いという感覚がないので、そこに至るには自分の意思がないとならない。
そしてもう一つ。
私は常に耳を澄ましているところがある。
夜、母親からもたらされる音をどこかで意識しているせいで、眠っていても眠りそのものが浅すぎるほど浅いのである。
母親はベッドから動けないので、いつでも眠れる状態にある。人間、そういう状態になれば眠い時に寝るので、寝る時間がどんどんとズレていき、普通の人の時間感覚とは異なる時間軸で生きていく。
だから深夜帯は母親にとって地獄の時間で、眠りたくても眠れないという状態になる。
暗いなか、眠れない状況でベッドの上に横になっていると、当然だが体を動かしたくもなる
だが、自分ではどうする事もできないので、私を呼ぶことになる。
家庭用ナースコールが午前2時や3時に鳴り響くなんて毎日を生きていれば、自然と私が睡眠不足になるのは、何ら不思議なことではない。

体が悲鳴をあげている?

元々の睡眠障害、そして介護における深夜帯の呼び出し、そしてその呼び出しを警戒という事がいろいろ重なり、私は完全な睡眠不足に陥っていて、しかもその状態で寝たとしても、どこかで母親が家庭用ースコールを押すかもしれないと気を張っているところがあって、結局は熟睡ができない事で、私の体は徐々に限界に近づき始めているのかもしれない。
これが介護疲れか?
共倒れにならないように考えねばならない
実際にはよくわからない。
ただ、体の疲れがどんどんと溜まってきている事は間違いないようで、些細な時間でも空白の時間ができるといつの間にか気絶するように眠っていたりする事がある。
また、家事をするにしても、体が時折いうことをきかず、行動するには相当な気合いを入れないと動けない、という事も出てきた。
体が悲鳴をあげている、とまでは言わないが、自分の面倒を見るにも大変なところ、母親の面倒も見ているのだから、自分の中でどこか無理をしていて、それが積み重なった結果が今なのかもしれない。
リフレッシュするにも、母親から離れる事はできないため、中々そういったチャンスがないのも事実。
介護というのは、こうした消耗戦の連続であり、それに耐えられるかが全てという事なのかもしれない、と今更ながら感じる。

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夏の空調の難しさ

普通に生活できるという事がどれだけ恵まれた事なのか?

介護はココが難しい

梅雨があけるかどうかというこのタイミング、私にとっては非常に難しく、また悩みが出てくる状況になってきた。
というのは、自宅で介護状態にある母の問題である。
ベッドで寝たきりになっているにも関わらず、基本一人で自宅にいるので、室内温度のコントロールがとても重要になるのだが、残念ながら今の母は自分で全てのコントロールができない。
一応、お昼時と15時、17時30分にヘルパーさんが入る事になっているが、その間の2時間30分くらいの間に気温が大幅に変わると、室温調整をどうするかがとても悩みどころなのである。
家自体が機密性のとても低い建屋だという事、クーラーも古いという事、扇風機の操作もベッドからは難しいという事、どれをとっても、母が一人でどうにかできる問題ではないというのが、私を悩ませる。
特に今年は電気代が上がるという事もあって、できれば冷却グッズなどで切り抜けたい部分はあるのだが、母がこういう状況だとそういう事も言っていられない。
また、ヘルパーさんにしても、どのタイミングでクーラーを入れればよいのか、扇風機ばどのように配置すればよいか、風量はどれほどにすればよいのか? と、基準を作らないと迷ってしまう。
という事で、今まさにその問題に直面している。

まずは温度計か

とりあえず、ヘルパーさんに指示を出すとしても、室内温度がハッキリしないと説明が付かないので、それがわかるようにしないといけない。
というわけで、室内に置くための温度計を物色しはじめた。
視認性がよく、誤差の少ない温度計でありつつも、できれば室内温度の経過がわかるようなものが良いと考えた。
とにかく、その場に私がいないので、情報が足りない。なので、少しでも記録として残る方が私にとってはありがたい。
グラフが表示されるというのは良い感じというわけで、選んだ製品は、TANITAのTT-580という温湿度計である。
コイツは、一日の温度の経過がグラフで表示されるので、温度のピーク時間が見て取れる。しかもこの記録は最長6日前まで遡れるので、過去の判断ミスがどういう時にやらかしたかを見直せるというメリットがある。
たかが温湿度計だが、されど温湿度計である。
これで熱中症を避けられるなら、安い買い物である。

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母、本日退院する

エイプリルフールだが、嘘ではない。

母、帰宅する

2月23日より入院していた母が、本日午後、退院となり自宅に戻ってきた。
入院前と大きく異なるのは、今まではちゃんと会話が成立していたはずが、今は会話が成立しないという事である。
カテーテルを入れ、尿をバルーンで採尿する状態になってから、母は腎臓の感染症で発熱する事が増えた。
本来ならそんな感染症は発生しないように配慮されているのだが、ウチの母は何故か細菌が入りやすいのか、1月に2週間ほど入院した後、1ヶ月も経たずして腎臓の感染症で再び入院となった。
カテーテルの交換頻度を月1回にしているので、通常であればそんな感染症となる事はあまり考えにくいのだが、どういう理由高判らないが、2回も連続して感染症を患った。
入院にならなかったここ半年の間でも、何故か尿が紫色になったり、血尿が出たりと、とにかくトラブルが多い。
ここらへん、カテーテル交換頻度を上げるなど、今後も対策が必要とは思うが、とりあえず今回は1ヶ月近く入院して、本日が退院日となった。
介護に関して、いろいろと選択肢がある中で検討してみたりしたが、結局、小規模多機能の介護施設が受け入れしてくれないという状況となって、結局は自宅介護の道を選んだ。
そういったことは、当Blogでいろいろと記事を書いてきた。

で、退院日である本日、介護に携わる人たちで、担当者会議を自宅で実施した。

基本は以前の延長上

今回、担当者会議に参加したのは、デイサービス事業所の人、ヘルパー事業所の人、ケアマネージャと私の計4人だった。ちなみに介護を受ける当人である母はすぐとなりのベッドで話が聞こえる位置にいた。
本来なら、ここに装具事業所の人も参加する事になるのだが、装具そのものは以前と何も変わらないので今回は不参加となった。
ケアマネージャから、ここ1ヶ月の入院までの経緯と入院後の状況の説明から始まり、介護をしていく上で食事はどうなるか、水分補給はどうなるか、リハビリはどうするか等々、介護に必要な情報共有が行われた。
また、私からの要望をそれに加え、各事業所からの要望を確認し、お互いの要求の確認を行った。
結局のところ、多少入院した状況を加味した事はしたが、介護内容そのものは大きく変わる事はないという事である。当人が会話できないので、当人の要求をどこまで聞くことができるのか? という問題は残るものの、こちら側の言っている言葉のほとんどは理解できるという事から、見守りの回数が増える以外に大きな変更点はない状態だった。
とにかく身振り手振りを加えて何とか意思疎通正直…不安である。
もちろん、入院に至った状況と会話ができないという事は加味されているので、その上での対応はしてくれるとは思うが、ホントにコレで大丈夫なのだろうか?
とりあえず、予算をあまりかけない介護としては限界の介護内容なので、コレでやってみるしかないが、今後問題が出れば、またその時に他の選択肢を当たるとしよう。

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