米国防総省(ペンタゴン)が、F-35戦闘機の開発、生産費の総額は約3,957億ドル(約32兆円)になり、2010年末の見積もりより約4.3%増加すると30日に発表した。ペンタゴンはF-35がフル生産に入る時期は当初より2年遅れの2019年になるとしている。
2年遅れ。
たしかF-35とF/A-18、ユーロファイターの三つ巴の制式争いの時、もともとF-35は配備が遅れるという話だったが、それでも制式採用はF-35に決まり、そしてそれよりさらに2年も遅れるという事がどの程度重要なものと我々は捉えるべきなのだろうか?
防衛庁が最新機が重要だとする意味も分からなくはない。
周辺諸国の急激な発展により、軍備もここ数年で一気に近代化、高性能化している事を考えれば、国防としてもステルス機をはじめとした最新機に拘りを持つのは当然と言える。
しかし、それらは配備されていて初めて意味を成す。いくら最新機でも配備されていなければ国防にならない。
まして、予算はさらに膨れあがるとなると、日本の低下し続ける国民総生産(GNP)にさらなる負担をかける事になる。
もう一度問う。本当にF-35で良いのだろうか?
Monthly Archive: 3月 2012
人生を語るCM
今、巷で東京ディズニーリゾートのCMが話題になっている。
東京ディズニーリゾートにやってきた女の子の人生(の一部)をアニメ化したCMなのだが、このCMに随分と違和感を感じたりする。
ディズニーのCMなのに、どうしてディズニーアニメじゃないんだ?(爆)
このCM自体は、いつ来ても楽しい東京ディズニーリゾートという意味が込められているのだと思う。その意味で考えれば良く出来ていると思うし、日本人受けする作画ではないかと思う。
だが、アニメといえばディズニーのハズである。24コマフルアニメのディズニーアニメは世界のアニメーションの頂点といわんばかりの宣伝文句のハズなのだが、出来たCMはディズニーのタッチすら感じられないもの。
いいのか? ディズニー?w
まぁ、作画がどうとかいうのはこの際置いておいて、こういう人生を扱うCMというのはどこか人の心に訴えるものがある。おそらく時を視覚化しているからだとは思うが、感慨深いものが他にもある。
またしてもクローズドβテスト
先日、PSO2のクローズドβテストの募集が始まったワケだが、今度はPS3で“ガンダム バトル オペレーション”というゲームのクローズドβテストが始まった。
この“ガンダム バトル オペレーション”もPSO2と同じく基本無料アイテム課金制のオンラインゲームになるわけだが、先日PSNで3/29~31までのクローズドβテストの募集をしていたので、一応応募だけしておいた。
で、その事をすっかり忘れていた昨日、PSNからメールが届き、クローズドβテストに当選したという連絡がきた。
あー、そういえば応募したなぁ…やってる暇あるかなぁ…と思っていたのだが、当選したからにはヤルしかない。というわけで、とりあえず初日である今日、プレイしてみた。
コレが実際の画面。初回はジオンでマッチングしたが、2回目からは連邦でプレイ開始。
基本的にプレイヤー自身の成長と軍勢は無関係で、連邦でランクが上がった後でも、ジオンでプレイすれば同じランクで始められるようだ。
ただ、ポイントでMSの装備などを開発していくのだが、連邦のものをジオンで使用する事はできないようなので、どちらかの軍勢に集中した方が楽に戦いを進められるだろうと思う。
プレイした感覚でいうと…結構もっさり感があるものの、それは初期のカスタマイズしていない(できない)状態だからかもしれない。移動速度やダッシュ後の硬直時間短縮のパーツなどがあるため、そういったものを増やしてくことでもっとスムーズに展開できるのかもしれない。ただ、アーケード版のVSシリーズなどを考えていると全く違うシロモノなので、注意が必要かもしれない。ジャンプ動作もボタンを押した時間の長さで跳躍距離が決まるのだが、問題は押した時にジャンプするのではなく、押している間は溜めの体制であり、ボタンを放して初めてジャンプする。その溜めの長さで跳躍距離が決まるのである。
なのでタテの動きに関して言えば頭で思い描いているような素早い動作はなかなかできない。
実際の動きなどはコチラを見る方がわかりやすいかもしれない。
VOCALOIDキーボードっぽいアプリ
3月21日に“VOCALOIDキーボード”という記事をアップしたが、このキーボードはYAMAHAがハードウェアでVOCALOIDを歌わせる楽器の位置づけで開発しているものであった。
まだ発売などは全く未定という事だが、DTM操作が苦手でもVOCALOIDを扱う事ができるデバイスとしては実に面白いアイテムになるな、と思えるものだった。
だが時はさらに加速した。
何と、まだこのVOCALOIDキーボードの話が出て間もないというのに、既にVOCALOIDキーボードっぽいアプリを作ってしまった人が現れた。
実によく考えられたアプリで、YAMAHAがハードウェアで作ったキーボードよりも入力という部分だけではかなりやりやすいものになっているのではないかと思う。
問題はタッチパネルという感触の部分だけであり、この部分がキーボードのような鍵盤の質感でなくても良い、というのなら、このアプリの方が実用度は高そうに思える。
VOCALOIDキーボードという発想そのものは実に良いものだと思うが、このアプリの登場によって本家YAMAHAのVOCALOIDキーボードが霞んで見えるのはYAMAHAの開発者よりも、こちらのアプリの開発者の方が現代技術の可能性をよく理解していた、という事かもしれない。
iPadの登場でDTMの世界が大きく変わったと言われているが、このアプリはまさしくその流れの中にあるものと言える。
タッチパッドがもたらす新しい世界。初めてカオスパッドを見た時の印象に近いかもしれない。そうした新しいデバイスへの理解と解釈が、YAMAHAのVOCALOIDキーボードとこのVOCALOIDキーボードアプリの差なのではないかと思う。
Windows7/8環境必須のアプリ版と、スタンドアローンでの使用が可能なVOCALOIDキーボード。どちらも面白いデバイスである事に違いはない。
世界でも変わった広がり方をした初音ミクを筆頭に、VOCALOIDは新しいステージへと向かおうとしているのかもしれない。
PSO2クローズドβテスト
ファンタシースターオンライン2(以下PSO2と略)のクローズドβテストの募集が26日から始まった。初夏には正式サービス開始の予定となっている為、βテストへと急ぎたい所なのかもしれない。
今回のクローズドβテストはあくまでもクローズドである為、再びテスターを募集する流れになる。今までのテストでキャラクターを10レベル以上に上げている人はそのまま継続してクローズドβテストに参加可能になるようだが、私はそこまでやっていなかったため、再びエントリーという事になる。但し、今までのテストに参加していればエントリーそのものは自動登録されているため、新たに手続きする必要はない。
ま、次に連絡が来れば、また参加しようと思う。
ちなみに今回のクローズドβテストでは、アイテム課金システムの為の新たな仕組みとしてアークスキャッシュ(AC)というゲーム内通貨が利用できるシステムの検証も兼ねている。というワケで、クローズドβテスト参加時に10,000ACが配布されるようだ。
また、基本となるゲームシステムはほぼ全てが実装されているという事なので、プレイ感覚は正式サービスと同じものになると思われる。
よほど致命的な問題がない限りは、クローズドβテストと同じ感覚でサービス開始となるのだが、今回のクローズドβテストのキャラクターデータは本サービスに引き継ぐ事はできない。
但し、この後にオープンβテストが控えているのだが、そのオープンβテストのキャラクターデータは本サービスに引き継ぐ事ができるらしいので、今回のクローズドβテストはあくまでもテストと割り切る必要がある。
ま、そういうものと考えられる人は、テストに参加してみるのも良いかもしれない。
PSO2 クローズドβテスト SEGA ID 管理画面
http://j.mp/GVheHO
PSO2はスマートフォンでもプレイ可能
SEGAが2012年にサービス開始を予定しているファンタシースターオンライン2(以下PSO2と略)だが、先日、PS VITAにもプラットフォームが供給される事が発表され、しかもそれがPC版と同じサーバを利用する為、相互にデータを利用可能という話も公開された。
しかし、今度はスマートフォンでもプレイ可能という話が浮上してきた。
画像は実際にスマートフォンでのテスト画像。
PC版やPS VITA版と異なる内容でありながら、それでもサーバから情報を得てキャラクターの育成などが可能なシステムを考えているようだ。
もちろん、単体でも遊べる仕組みにはなっているというので、それがどういったものになるのかはもう少し情報が出てくるのを待ちたい。
それから、料金体系も決まった。
ある意味、これが一番の驚きなのだが、PSOシリーズ初の完全アイテム課金制度になった。クライアントソフトも無料提供され、一部アイテム販売以外はすべて無料提供という事である。
ただ、今回の発表は誤解を受けやすい内容になっていて、PC版やPS VITA版はアイテム課金という料金体系とは違う可能性が高い。アイテム課金はあくまでもスマートフォン用のみ、という可能性もあるため、そこは今後のもっと詳しい情報が出るまで待った方が良いかもしれない。
個人的にはPC版やPS VITA版もアイテム課金制だとユーザーの裾野が広がるのではないかと思うのだが。
何はともあれ、もう少し詳しい話が出てくるのを待ちたい所である。
PS VITAの画面焼き付き実証実験
有機ELパネルが画面の焼き付きを起こす、というのはワリと知られた事で、実際スマートフォンの一部機種などに搭載された有機ELパネルでは焼き付きは必ず起こるとさえクチコミで言われている程。
価格.com クチコミ掲示板
http://bbs.kakaku.com/bbs/K0000279463/SortID=13987362/
実際購入後半年で焼き付きが出ているようだが、PS VITAも同じく有機ELパネルを採用しているという事で、この焼き付き問題が発売当初から言われていた。
だが、実際に有機ELパネルの焼き付きというのは、どういう事をいうのだろうか?
ブラウン管時代の焼き付きとは、ブラウン管の同じ所に電子銃からのビームを受け続けた結果起きるもので、文字通り焼き付きという事になる。要するにビームを受けていたカラーフィルター部の色が変色してしまうという現象だ。
では有機ELパネルの場合はどうなのか?
有機ELパネルに遣われている有機EL材は電気を流すと発光するという特徴があり、その有機EL材そのものに色を付けて自己発光させている。つまり、有機ELパネルの焼き付きというのは、特定の色の有機EL素子にずっと電気を流し続けている事で、その発光素子そのものが劣化する事で色落ちが発生する、といえる。
基本的にブラウン管時代と原理的には違うが劣化という意味ではそう変わるものではない。但し、有機ELパネルの場合は局所的に劣化する事で焼き付きのような現象が目立つ、という事になる。時間経過で劣化すれば全体的に色落ちするという定めにあるのが有機ELパネルの特徴だが、ただ、同じ画面を表示させる事で局所的に劣化する、つまりスマートフォンなど時計やアプリの表示など、いつも同じパターンの画面を出す事が多い場合はそれだけに焼き付きが発生しやすい、という事になる。
ではPS VITAはどうか?
ゲーム機なので遊んでいる限りはほぼ問題ない…はずなのだが、では実際に同じ画面を映し続けたらどうなるのか? とい実験をした所がある。
Kako Homepage (kako.com)
http://www.kako.com/
(Kako Homepage (kako.com)より画像抜粋)
久々に誕生日を祝ったような…
今日、一緒に仕事をしている人の誕生日が近かったので、お祝いを贈った。
まぁ…当日渡すのが常套手段なのだが、予定よりも早く贈り物が手元に来たので、まぁいいか…と、本日贈った次第。
考えてみたら、今の職場で誕生日だからといって贈り物をしたのは初めてのような気がする。前の職場では結構普通に贈っていた事を考えると、今の環境が殺伐としている、という事なのか?(爆)
まぁ、前の職場の場合会社の人もそうなのだが、関係する外部の人とのつながりもあって、そういう人にもいろいろ贈っていた。その事もあって、誕生日とかに贈り物をするのが極々当たり前という印象がより強かったのかも知れない。
祝う人が男性、女性でも、その贈り物に違いが出るのは当たり前だが、特に気を遣うのは女性へのケース。
まぁ、それは私が男だからかもしれないが、女性への贈り物となると、やはり定番は宝石類か?
男の場合は実用品が主になるとは思うが、贈る物にもいろいろな意味があって、実用品を送る時というのは必要以上に気を遣う。
例えば、ハンカチ。
意外に思うかもしれないが、ハンカチは漢字で“手巾(てぎれ)”とも書くため、それが“手切れ”を連想させる事から、贈り物として避けた方が無難と言われている。もっとも、最近では実用性を重視しているのと、消耗品という感覚から、避けた方がよい、という考え方もなくなりつつあるが、一応昔はそう言われていた。
他にも、靴や靴下は性的な意味合いがあるため、場合によっては避けた方がよい、とか言われていたりと、曰く付きな品物が結構あったりする。
どれも時と場合を選ぶため、必ずしもダメという事もないし、最近ではそうした事を小難しく言う事も考える事もなくなってきているため、深く考える必要はないかもしれないが、まぁ私は考えるタチなので、遣わなくてもいい気を遣っていたりする。
今回は…予算をかなり絞らなければならなかったのが残念な所で、贈ったはいいが自分的に納得しきれていない所がある。まぁ、金額ではない話かもしれないが、贈りたいと思う人には自分も納得のできるものを贈りたいというのが本音であるため、今回は相手にちょっとかわいそうな事をしたかな…と思っていたりする。
まぁ…次回にリベンジだな、これは(-_-;)
GeForce GTX 680
NVIDIAから新型GPUが発表され、それを搭載した製品が各メーカーから発表された。
新型は“GeForce GTX 680”で“Kepler”のコードネームで呼ばれていたコアである。
私のPCに搭載している“GeForce GTX 560Ti”の“Fermi”との違いは、プロセスルールが40nmから28nmへと微細化が進んだ他にもいろいろあるのだが、そういうのは解説ページで確認してほしい。
impress PC Watch
NVIDIA、前世代からワット当たり性能を2倍に高めたGeForce 600シリーズ
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20120322_520654.html
今回のGeForce 600シリーズは、NVIDIAも相当自信があるようで、全世代のFermiの2倍のワットパフォーマンスを持ち、ライバルのRadeon HD7970よりも最大30%上回る性能を持つも消費電力は下回る、という触れ込みで展開している。
今回ロゴも新しくなり、この辺りにもNVIDIAの自信の表れが見えてくる。
このワットパフォーマンスの性能向はプロセスルールが40nmから28nmへとシュリンクされた恩恵もあるだろうが、いろいろな部分でFermiを見直した結果でKeplerの性能が大きく向上したのではないかと思われる。
日本市場では価格的には6万円弱という所になるのだが、この価格は世界的な価格設定から考えると随分とプレミア価格になっている。
というのは、アメリカでの販売価格は499ドルとなっており、単純に1ドル=83円として計算すると、41,417円と1万5千円以上も高い価格設定になっている。
この差額は市場に出回るにつれて小さくなっていくだろうが、現時点ではNVIDIAやカードベンダーは強気に出ているのだろうと思われる。
ちょうど私がGeForce GTX 560Tiのカードを購入したのが昨年の3月だから、約1年後に新型の登場という事になる。今度の進化はいつもの進化よりずっと前進したものである事を考えると、次のPCを乗り換える時にはビデオカードも同時に、という事になるのかもしれない。
…いつ乗り換えられるか? という問題は残るのだが orz
パジェロミニ、6月で生産終了
三菱自動車が軽自動車の“パジェロミニ”を今年6月で生産終了すると発表した。
パジェロミニは、バリ・ダカールラリーで存在感をアピールしたRV車“パジェロ”の小型軽自動車版として1994年に発売された。今年の2月末の段階で48万台を販売したが、最盛期である1995年には年間10万台を販売するという勢いもあった。
当時はこのクラスの同ジャンル車といえばスズキのジムニーぐらいしかなかったため、無骨なジムニーに対して人気のパジェロをイメージするスタイリングは、ある意味新鮮だったし、このジャンルにユーザーを呼び込むキッカケになったとも言える。
車としてのポテンシャルも実に高く、走りながら2WDと4WDに切替が可能という手軽さもあった。
しかしながら、スタイリングの通りシャーシは専用仕様にしかならず、他車種に転用できない為、コスト削減が難しいという背景があり、三菱自動車の商品構成の見直しから、18年の歴史に幕を下ろすこととなった。
この6月の生産終了に合わせ、特別仕様車「Premium Selection ~Final Anniversary~(プレミアムセレクション ファイナルアニバーサリー)」を3月26日から発売する。
これは2011年1月の発売以来好評を博してきた「Premium Selection(プレムアムセレクション)」をベースにし、さらに装備の充実を図ったモデルになる。
価格はメーカー希望小売価格で1,680,000円(車輌本体、消費税込)となる。
1994年の登場直後はフロントヘッドライトが丸目のタイプだった。丸目だったのは本家パジェロのショートタイプと同じイメージからそうなっていたのだろうが、今では四角タイプとなっている。ちなみに四角タイプは本家パジェロのロングボディタイプと同じである。
VOCALOIDキーボード
YAMAHAがまたしても面白いものを企画しているようだ。
YAMAHAといえば楽器総合メーカーだが、ここ数年でもっとも知名度を上げた製品はやはりVOCALOIDではないかと思う。
いわゆる有名になったVOCALOIDは、VOCALOIDというソフト本体の事ではなく、そのVOCALOID上で動作している音声データである所のキャラクター達なのだが、VOCALOID2まではエンジン+エディタ+声質データで提供されていたのだから、そのような誤解があっても然るべきである。
ところがVOCALOID3からはエンジン+エディタが単体で発売され、それに声質データが別で用意されるようになり、いよいよもってYAMAHAが本腰になったか? というような動きを見せ始めた。
いわゆる、キャラクターがVOCALOIDを押し上げるのではなく、VOCALOIDが独り立ちする…みたいな感じだろうか。
そして今回、そのVOCALOIDがまた一つ新しい方向性を見せたと言えるものが開発された。
それがVOCALOIDキーボードである。
単純に言えば、コンピュータ上で展開されるエディタ(シーケンサ)を内蔵したキーボードと言える。キーボードでリアルタイムに声質データを展開し、言葉と音階を発生させるものである。
これを実際に謳っているように操作できるのかどうかという所に激しい疑問があるが、PC上のシーケンサの操作ができない人には、よいデバイスではないかと思う。
残念なのは、現時点ではまだ製品化の予定はないという事。
発売されれば、新たな楽器というジャンルとして確立していくのかもしれない。
願わくば、このVOCALOIDキーボードとPCを連動させ、PC上のVOCALOIDエディタなどで利用出来れば…と思っている。
新たなVOCALOIDシーンの為にも、YAMAHAにはぜひいろいろな可能性を模索して戴きたい所である。
Appleが持つキャッシュの力
Appleは16日、第3世代新型iPadを発売4日間で300万台販売したと発表した。
数字だけで言えば、iPad2の3倍のペースで売れていることになる。
現在10ヶ国で販売されている新型iPadは23日からは新たにイタリア、スペイン、メキシコなど24ヶ国でも発売される予定。全世界を市場にしているだけに、広まるのも早い。
ちなみにiPadはアップルの2011年の売上高の20%を占めているらしく、ある意味、非常に重要な製品らしい。
これらiPadやiPhone、その他の製品がヒットした事で、現在Appleは時価総額5400億ドル(約45兆円)の世界最大の企業となったが、キャッシュ(現金)でも976億ドル(約8.1兆円)を所有している。
この8.1兆円という金額は、東証一部上場企業だとトヨタ以外なんでも買えるほどであり、国内企業のほとんどがAppleによって買収できてしまう額に相当する。
つまり、Appleがその気になれば、どこかの日本自動車メーカーを買収し、iCarとかいうIT系電気自動車を作る事も可能なのである。
…それはそれで見てみたい気もするが(爆)
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