終息に向かうWindowsXP

 WindowsXPのOEM供給が2008年1月31日で終了する。
 つまり、メーカーPCで言うなら今年の冬モデルでWindowsXP搭載機は最後という事になる。
 来年の春モデルから、市場ではWindows Vistaのみが売り場を占拠するわけで、ユーザーには選択の余地はなくなる。
 ただ、DSP版に関しては2009年1月31日まで発売する。
 自作ユーザーにはまだまだ選択の余地があるワケだ。


 だが、おそらく私は今年の終わり頃から次第にVistaへという流れが加速するのではないかと思っている。
 というのは、私の予想では11月から12月にかけてVistaのService Pack 1が登場すると見ているからだ。
 WindowsXPのService Pack 1が登場したのは、WindowsXPの発売から11ヶ月後だった。
 つまり、Vistaでもこの流れそのものは変わらないだろう…というのが理由である。
 安直かもしれないが、OSが安定期に入る期間というのは、似たようなものである。
 幸いな事に、Vistaは周辺機器とアプリケーションの互換性をのぞいてはあまり不評な部分がない。であるからして、1年弱というタイミングはそう外れるような事もないだろうと考えられる。
 ま、何はともあれ、OSとしての機能は大きく変わらないかもしれないが、各所で高速化機能が向上されていたりと、Vistaそのものは案外好調だ。
 来年頭くらいからは、主力としての力を発揮してくれるだろうと思う。
 Service Pack 1の登場はVistaを加速させる事は間違いない。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

Share
アバター画像

武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

You may also like...

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


コメントは承認待ちです。表示されるまでしばらく時間がかかるかもしれません。

Desktop Version | Switch To Mobile Version