FINAL FANTASY XIVに期待するコト

昨日、白騎士物語を再開したという話をしたが、それは最近プレイしていたゲームからの脱却が目的。
純然たるアクションでアイテム集めに走るゲームや、ターン制コマンド選択型ゲームでは満たされない“何か”を求めて、行き着いた結論が白騎士物語であり、そのシステムは比較的FINAL FANTASY(以下FFと略)に近いものであった。
となれば、本来であればFFシリーズにその回答を求める事になるわけだが、残念ながらオフラインで展開されるコンシューマゲームには魅力を感じないし、かといってFF XIは今から再開(FF XIは以前にプレイしていた)するのもどうかと思えてしまう。
コマンド選択型でありながら、そこにリアルタイム性を求めるスタイルを持つゲームは、FFシリーズではありがちなスタイルではあるものの、オンラインゲームでは珍しいスタイルと言える。
という事は、やはりFFシリーズのオンライン対応ゲームが今もっとも望んだスタイルになるだろうし、そうなると俄然気になるのがFF XIVという事になる。
そのFF XIVだが、先日私もβテスター枠の募集に応募した。しかしもっと先行して応募していた人の一部では、4月8日からαテストを行ったようである。
今回のαテストは、一定期間ずっと接続できるようなテストではなく、週に3日ほど限られた時間に行われるもので、本来なら開発会社の社内で行われるようなテストと言える。
だが、今の時点でも驚異的なグラフィックが提供されているようだ。

このクォリティでまだ開発中であり、製品版ではさらに品質が向上するという。

今回のαテストでは、創れるプレイヤーキャラクターの種族も限定されていて、全てをテストできる状態にはないようだ。
詳しいレビューはココココに掲載されている。
それによると、選ぶことができたキャラクターは、ヒューランのミッドランダー(♂)、エレゼンのフォレスター(♀)、ララフェルのプレーンフォーク(♂、♀)、ルガディンのゼーヴォルフ(♂)の5種類のようだ。
まぁ、ほとんどの人が予測できると思うが、一番人気はララフェル(FF XIのタルタル族みたいなキャラ)らしい。
あと、これも予測していた事だが、相当に街が広いようだ。
私も初めてFF XIをプレイした時に感じたのが、この街の広さだ。
どこから外に出るのかすら迷ってしまうほどの広さで、街がこの広さだから、外に出たマップの広さたるや、信じられない程の広大さ。街から街へ移動するのにリアル時間で1時間とかかかり、よく言えば本当にその世界に住んでいるかのような、悪く言えばただただ広いマップを移動しなければならない…そんな感覚だ。
今回のFF XIVもおそらくこれに似たような広さがあるのではないかと思われる。
願わくば、その広いエリアが閑散としていない事を祈る限りで、FF XIでは広すぎるが故に閑散としていた部分が私的には大きなマイナスポイントだった。
TOWER OF AIONは、FF XIほど広いマップではないが、ポイントからポイントまでのエリア移動の際でも、閑散とした部分がなく、実に世界をよく表していたタイトルだと言えた。
FF XIVもできればこのAIONのような過密さのマップを実現してほしいものである。
もう一つFF XIVで特筆すべきなのは、戦闘がかなりアクション色を帯びているという事。
具体的なその手法はまだ分からないが、相手との距離、方向、武器のレンジによって攻撃の可否が決まったり、方向によって斬りつける位置が変わる事で変化が起きたりするようで、実に細かく設定されているようである。
この戦闘の問題は、決め込む要素が多い為レスポンスに欠ける事。おそらくまだまだバランス調整が入るハズだ。
等々、まだαテストでは一部の事しかできないし、解放されているエリアも限定されている。
それでもその美しいグラフィックは健在だし、期待出来る要素はかなりある。
日本産のMMORPGはとかく韓国産MMORPGに対して遅れを取っている。
このFF XIVは世界の頂点に立つ事もできるMMORPGだと私は思っているし、現時点でもその片鱗が見て取れる。
今でこそ白騎士物語をプレイしているが、FF XIVが本格始動の際には、その主力ゲームをFF XIVにするかもしれない。
あくまでも可能性の事として。

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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