高橋の手帳、再び

年末になったので来年の手帳をそろそろ用意する時期にきた。

毎年恒例

私は手帳を毎年購入している。
しかも購入する手帳は「高橋書店」の手帳と決まっている。
丁度一年前も当Blogで記事にしている
昨年はNo.395というウィークリー T’sディレクションダイアリーという種類の手帳を使っていた。これはサイズがA5サイズで、A4の紙の半分のサイズという意味で使用していた。
大きさ的にはちょっと大きいかな? と思うところもあるのだが、書きやすさからA5というサイズを使っていたのだが、ここ最近、スケジュールをGoogleカレンダー主体に使って、この手帳はGoogleカレンダーを書き写して確認する為に利用していた事から、A5よりも小さくてもよいかも知れない、と考えていた。
今年はB6サイズにしてみたなので今年はNo.390のウィークリー T’sディレクションダイアリーという種類は同じだがサイズだけB6という一回り小さい手帳を購入する事にした。

デジタル化に悩む

実は…今年は手帳を購入するかを迷っていた。
理由は単純で、もし私がiPad mini6を購入していたら、おそらく手帳は買わなかっただろう、という事。
前述した通り、最近はGoogleカレンダー主体でスケジュールを見ていて、あとはメモという用途が主体となっている。このメモという部分に関しても、もしiPad mini6が手元にあったなら、紙である必要が無くなるので、私の頭ではiPad mini6の購入次第で、自分の手帳としてのアイテムがデジタル化させていく方向を想定していた。
だが、私が直前になってiPad mini6の購入を躊躇った。
躊躇った理由は、例のゼリースクロール問題もあるが、そもそもiPad miniのサイズで良いのか? というタブレットの運用そのものを考え直すべきではないかという、用途と最新ガジェットへの興味を天秤にかけるという事を考えはじめたからだ。
12月12日のBlog記事にも、iPad Airを取り上げているのだが、その時には結論としてiPad mini6の方が手帳の代わりとしては最適かもしれない、と結んでいる。
だが、実際の用途は本当に手帳の使い方だけで良いのか? とあれからも迷っている。
タブレットというものをどのように捉えるか? は、実際に使い始めると、出来る事が増えていくので、必ず不満が出てくる。もう少し大きめにすればよかった、とか、もう少し小さめにしておけばよかった…と。
タブレットで出来る事が、昔から比べて格段に増えているからこそ、その判断に大きな迷いが生まれてくる。

用途を改めて考える

自分が持っているデバイスのサイズをもう一度整理した方が、こうした持ち運ぶデジタルデバイスの場合は良いかも知れない。
私の場合、持ち運ぶデバイスとしては今確実に2つある。
一つはMacBook Proで、コアはIntelではあるがmacOSとWindowsが使える13.3インチのデバイス。
そしてもう一つはiPhone Xで、サイズは5.8インチのiOSデバイスである。
今の段階でMacBook ProとiPhoneでできる事は完全に棲み分けができていて、業務というか作業の大方はMacBook Proで、モバイル的にiPhone Xが通話、カメラ、スケジュールの確認を担っている。もちろんiPhone Xはそれだけではないが、インプットはMacBook Pro、アウトプットの確認はiPhone Xという棲み分けといっていいだろう。
で、ここにもう一つ増やそうとしているワケだが、ではその増やすデバイスはインプット側か、アウトプット側か? と考えて見る。
すると、そのどちらもできる事が望ましいという結論が出てくる。何故ならアウトプットの確認だけだったら、iPhone Xで賄えるからだ。もちろん、大画面でのアウトプットとして動画とか電子書籍を観るという行為をもっとやりやすくする、という用途も増やそうと考えているタブレットの用途ではあるが、単に観るだけならiPhone Xでも出来る事になる。
また、インプットとしてもじっくり腰を据えて行うインプットならMacBook Proで良いことになるが、サッと軽くインプットする事はMacBook Proでは難しい。
タブレットは、まさにその中間点に位置すべきデバイスでなければならない。

このようにインプットとアウトプットをどう扱うか、という事を考えると、この結論はまだまだ迷うだろうから、先に伸びそうな感じである。
安い買い物ではないだけに、この部分を勢いだけで突き進むと後悔が相当に大きくなる。
今は慎重になるべき。以前より、格段に私は臆病になっている事に気づく。

 

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武上

18歳の時、人生の最大の選択ミスをしてしまい、いきついた場所として山梨県人となる。 その後、建設業に身を投じ、資格をいくつか取得するものの、結局自分の性格と合わない事を理由に上京。 上京後、世間で話題になりつつあったアニメ・ゲームを主体とする業界の人間となり、デジタルコンテンツ業界を含む数々の著名人と同じ土俵でマルチメディアな仕事をするに至る。 一見華やかなメディアの世界の、その闇の深さたるやハンパない事こそ世間に何となく知られてはいるが、業界人しか知らないその氷山の全体像を十分すぎるほど目の当たりにした後、家庭の事情で再び甲州へと帰還。 しかし、この帰還も人生の選択ミスだったかもしれないなぁ…と今では思うものの、時既に遅し。 今は地元の製造業を営む会社の総務・品質保証という地味ではあるものの堅実な職につき、いつか再びやってくるだろう夢の実現を信じて隠者的生活を送っている…ハズだったのだが、またしても周囲の事情で運命は波乱の様相を見せ始めた。 私の人生は一体どの方向を向いているというのだろうか? ちなみに筆者はPCとの付き合いはかなり長いと思っている。 古くはPC-8801 mk2 SR、X1 Turbo、X68000、FM-Towns、PC-9801シリーズ(互換機含む)、PowerMAC 9500等をリアルタイムで使い、その後は、Windows PCの自作機を中心に現在に続いている。 デジタルガジェットに関しては興味もある事から、その時代の時々において、いろいろ使ったり調べたりして、専門家ほどではないが知識は蓄えてきたと思っている。 そうした経験を元に、今の時代へ情報発信させてもらっている。少々くどい言い回しが多いかも知れないが、お付き合いいただけるとありがたい。 連絡先:takegami@angel-halo.com (@を小文字にしてください)

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