Category: 医療と病・介護

介護の負担の再配分

結局は時間が全て。誰かが代わりにやれば良いという事ではない。

関係者会議

先日、当Blogで介護生活に関した記事を書いた。

現在の介護において、訪問介護士がオーバータイムで対応しているという連絡があり、急遽、その為の対策打合せが行われた。
具体的には、現在の状況の確認と、どうやれば時間内に収まるかという事の検討になるのだが、実はほぼ解決策は最初から分かっているのである。
というのは、介護士が時間がかかっている事が何なのかという事を十分理解しているからだ。
その時間がかかっているという事が「母の食事」である。
介護士は食事に関して基本的に必要が無ければ要介護者に対して食べさせるという事はしない。
これは意地悪でそうするのではなく、本人ができる事は本人ができなくなる事を防ぐためにやらせる、という考えがベースにあるためだ。
つまり、ヘルパーさんが食事を用意したならは、実際に食べるという行為は母が自分で食べる、という事を意味する。
当然、上手く食べられないので、ヘルパーさんはその行為を介助するのだが、これに時間がとてつもなく掛かる為、時間内に仕事を終えることができないのである。
食事介護は時間がかかる昼間は何とか1時間枠でそれらが行えるのだが、夕方は30分しか時間がないため、間に合わないのである。
となると、それを解消する方法としては、私が夕食を担当する、というのがもっとも手っ取り早く、また簡単な対策になる。
唯一の問題は、私の帰宅時間が多少遅くなるので、母の夕食が遅くなるという事である。
この部分が解決できれば、訪問介護士の今回の問題はほぼ解決する事になる。

 

一日一時間

私は自宅に帰ると、まず自分の夕食の準備を行い、それが終わると母のおやつの準備や翌日の対応に入る。翌日デイサービスなどがあればその出かける準備をする必要があるからだ。
そしてそれが終わると母の身体的介助を少しやってその後入浴、そして洗濯となる。
それらの合間に、母から体位の変更を言われれば体位変更を行うのだが、これを全部終わらせると、夜の10時~11時になる。これを毎日のルーチンとして生活している。
自分の食事の準備といっても、結局食器の片付けやら何やらがあるので、小一時間はかかるし、手を抜ける時間があまりない。
このルーチンに、母に食事を出して食べさせるという行為が今後増える事になる。
時間にして小一時間はキッカリかかる事は間違いが無く、また私の食事と同時に進行させる事ができない事もわかっている。母は、流動食とは言わないがそれなりに飲み込める食事でないとダメなので、私とは同じ食事にはならないので、食事の準備などは別々に行わねばならないのである。
だから、私の日常から毎日一時間が今後消費される、という事が確定した。
介護生活をしていく上で、外部の力を借りても今回の変更は受け入れるしかない状況である。

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介護生活の崩壊が始まるか?

介護保険を貰っているからといって全てが丸く収まるとは限らない。

全てが飽和した状態

母の介護生活が始まって既に一年半ほど経過したが、今年の2月以降、その介護の度合いがさらに上がる事となり、我が家の生活はより厳しい現実と向かい合うこととなった。
今年の2月、母が入院することとなった当日、母は言葉を失った。
急に話せなくなり、それが何故そうなったのかの原因もよく分からないままとなった。
医師は母が話せなくなった事をとりわけ大きく取り上げなかったため、私はとても不安だったのだが、何とかなるかも…という希望的なところもあった。何故なら、この1ヶ月前に入院した時も一時的に話ができなくなったが、入院中に言葉を取り戻し、話せるようになったからだ。
だが、2月入院の時はそのような奇跡は起きなかった。母未だ言葉を失ったままで、こちらの話は理解できているようだが、自らの意思を言葉で伝えることはできなくなった。
またしても入院に…
この事が介護生活に与える影響はとてつもなく大きかった。
母からの緊急連絡を私が受取る事ができなくなったため、母の見守りという部分でヘルパーさんの力を多分に借りなければならなくなった。
しかも母が自らの体の調子を訴えることができなくなったので、基本的生活の部分でも不都合を来す事ととなり、訪問看護師を入れざるを得なくなった。
この事で、介護にかかる費用が増大、6月に介護保険の更新見直しが行われ、要介護4から5へと拡大した事で多少は楽にはなったものの、依然としてその枠内に介護費用が納まらず、費用は増大の一途をたどっている。
だが、問題はこれで収まってはいない。
訪問介護士側から、時間超過状態にあるという連絡を受けたのである。

見直す計画

訪問介護士、つまりヘルパーさんは、規定の時間枠で母の面倒を見てくれる人だが、母を2~3時間に一度、様子を見る必要がある子とから、一日に3度、入ってもらっている。
昼食を取る時間帯は1時間、3時ごろには30分、5~6時には30分と一日2時間枠を使っての訪問になるが、それぞれの時間に対して、その決められた時間内に介護が収まらない、というのである。
食事介助と身体介助で1時間というのは、正直ギリギリのところだと思うし、3時と5時に関しても、3時の生活介護は何とかなっても、5~6時の夕食介助は30分で終わる可能性は特に低い。
そうなると、いわゆるサービス残業状態となるわけで、訪問介護士側からすれば、ちょっとまったと言いたくなるのは当たり前である。
私としても、それぞれの時間を30分でも延長したいのはやまやまだが、もともと一日で入れる時間には制限があるという事、週一で訪問看護師が入るという事、週3でデイサービスに出かける事などを組み込むと、今の枠でも介護保険の枠を超過しているというのが減じようである。
なのでこれ以上増やすと、介護保険から超過した分の費用10割がそのまま支払いに直結する。生活の危機がそこにあるわけである。
なので介護計画を見直す必要があるわけだが、正直今の段階では費用的にどこまで許容できるのかが全く見えていない。
まさに介護生活の崩壊が始まろうとしているとしか思えない状況である。

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爪切りは医療行為?

何が正しい情報なのかが見えてこない。

明確な判断基準

母が介護生活になった時、ケアマネージャに言われた意外な一言が「爪切りは医療行為だから」という言葉だった。
爪を切るだけで医療行為になる…想像もしていなかった事である。
医療行為に当たるので、できるのは医療行為が認められた職業、つまり医師や看護師という事になるが、それ以外にできるのが家族や本人という事らしい。
家族ならできるんだ…と、何ともできる人とできない人の差が何なのかが明確でない。
そこでいろいろ調べて見ると、これがまたいろんな情報が出てきて、正しい情報が何なのかが全く見えてこない。
全ての情報を網羅して比較するというのが良いのかもしれないが、とにかく言っている事の統一性が甘利見られない事から、おそらくコレが正しいだろうと思われるサイトを一つ特定、その情報に基づくと、爪切りは一応医療行為に当たるらしい。但し、爪切りという医療行為は介護職員にもできる医療行為だというのである。
但し、その爪に異常がなく糖尿病等の疾患に伴う専門的な管理が必要でない場合に限るらしい。
なるほど、老人の介護における爪切りの場合、この糖尿病等の疾患に伴う専門的な管理が、ネックになってくる可能性が高いと言えるかも知れない。

爪切りを簡単にするために

で、これら医療行為に関しては、家族だととりあえず行える、という行為が多い。
ま、本人が薬を塗布したりするのと同じ、という感覚と言えばよいだろうか。
家族が本人の同意の下、それら行為を代行するので、家族なら問題なしとしているという事のようだ。
爪切りはまさしくそれに該当するので、私はヘルパーさんにお願いできないこの爪切りという行為を母親に対して行っている。
ただ…やはり難しいのである。年齢を重ねている事から、爪は硬く、また変形している事もある。前述したように糖尿病の影響がある場合なども爪の切りにくさに繋がる部分でもある。
それで何か良い方法はないかと考えた。
すると、machi-ya(CAMPFIRE)で、爪を削って綺麗に仕上げるアイテムを見つけた。

従来の爪切りだと、爪を刃で挟んでパチンと切る事になるが、これは削っていくので爪の形が変形していてもとりあえず問題なく削り込んでいける。
削るので、仕上げのヤスリ掛けそのものが不要という手間も省ける。
爪を削るという発想比較的安全に削って処理できるので、普通の爪切りを使うよりはずっと安全に行える。
以前、母親の小指の爪を切ったら、切りすぎたのか指の一部まで切ってしまい出血した、なんて事があったので、正直、私も恐る恐る切っているのである。
なので、とりあえずこの削る爪切りを支援した。クラウドファンディング自体が9月末までの〆切りで、モノが届くのは10月という事だから、まだしばらくは恐怖との戦いになるが、これで少しでも安全に爪を切ることができれば、と思っている。

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母の通院、長引く

呼吸器内科に罹れという事で罹ったが、思ったより長期的通院になりそう。

喉の調子がよくない

母が7月末に発熱し、そこから風邪ではないか? と診断されて今に至るが、その後発熱は治まった。
しかし、時折痰が切れないようで、口の中に唾液を大量に抱えるという問題が頻発している。
ティッシュで拭って外に出してしまえばソレまでだが、その頻度が凄まじく多い時があり、非常に困っている。
何と言っても、喉を塞ぐ可能性があるので、横になっているときにこれが起きると一大事である。最悪、呼吸困難になりかねない。
もっとも、それは本人も分かっているらしく、痰が切れない時は即座に私を家庭用ナースコールで呼ぶのだが、呼ばれる私からすると、頻度が多すぎてそれはそれで困っていた。
訪問看護師に相談したところ、頻度が多いようなら、また呼吸器内科に罹って相談するしかないという事になったので、本当は来週24日に通院するところ、一週間前倒しで本日病院に行ってきた。

結核の可能性はなし

10日にも一度罹っているのだが、その時に提出した唾液検査の結果が出ており、その結果を確認したところ、結核の可能性はまずない、という診断が出た。
それは良かったが、痰が切れないという事を説明すると、現在の発熱状態を訊かれたので、今は熱はでない旨を伝えると、とりあえずあと2週間様子を見よう、と結局8月31日にまた通院する事となってしまった。
その間、痰を切りやすくする薬が処方され、それを毎日毎食に飲む事で、とりあえずその場を凌いでいこうという事になった。
恐らくだが、痰が出るようになったのは、レントゲンに移っていた左肺の炎症が原因だろうとは思うが、それが2週間後にどれだけ小さくなっているかも確認すべきポイントだろうと思っている。
今まで、母は肺炎などになった事がなかったのだが、やはり要介護者となった事で、体の抵抗力が弱くなり、こういった病気になりやすくなった、という事なのかもしれない。
またしても入院に…
本人的にも、喉に違和感を感じるようで、最近は気分が優れない日々を送っている感じがあり、私としても何とかしてあげたいと思いつつ、どうする事もできない状況にある。

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夏期休暇、始まる

始まったはいいが…私の生活はいつもとかわらない。

介護生活という事

夏期休暇が始まった。
私の勤め先は、ここ最近労働環境が恐ろしいほど改善され、年間休日が結構増えた。
そのおかけで夏期休暇も結構長めに取られていて、子供のいる世帯などでは結構ありがたい話になるのではないかと思う。
ただ、介護生活となっている私からすると、その生活はあまり変わらない。というか、変えようがない。
逆に言うと、自宅にいる時間が増えるので、介護の世話をする時間がそれだけ長くなる、というのが、休みというものである。
なので、私自身の生活は休みであろうと平日であろうと変わらない。
デイサービスに母親が出かけると時間が出来る…介護生活を知っている人なら、この言葉が半分合っていて半分間違っている事はよく分かると思う。
確かに時間は出来るのだ。
ただ、その時間は母親が日中家にいない時にしかできない事を行う時間に充てられる。
ベッド周りの掃除や環境整備と言うことである。
不足した生活雑貨を準備したり、やることはとてもでは無いが尽きる事がない。
なのでやはり休みといっても休みにならないのが、介護生活である。
もっとも、一部の活動は介護でなくてもやらなければならない事かもしれないが。

台風がやってくる

今年の夏期休暇の時期、台風がやってくるという事が今から予想されている。
運が悪いことに、8月14~16日あたりに台風が直撃するコースが予想されているという。
地方に実家がある人は、夏期休暇と共に実家に戻ると戻って来れなくなる可能性が考えられる状況だ。
となると…ヘタすると14日あたりが重態するピークになるのかもしれない。
私はいつも通りの生活をしているのに、この話に意味はあるのか? と思われるかもしれないが、実は大ありなのである。

MBS毎日放送より

「MBS毎日放送より」

私の住む地域は、高速道路が止まると国道20号線が一気に渋滞する。しかもその国道20号線も降水量が一定量を超えると通行止めになる。だからその地域に住む私の日常生活に影響を与える。
ま、これはあと数日後の話なので、今すぐに影響があるという事ではないが、今朝の高速道路下りの渋滞状況を聞くと、安心できない状況と言える。
ま、数日にわけで分散してくれればそんなに混む事はないとは思うが、降水量が一定値を超えると道路そのものが止まるので、台風の影響がそこに重なると、実際どうなるかなんてわからない。

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結局時間が解決するという事に

母のここ最近の容体の改善は、結局時間で解決するしかないようで…。

呼吸器内科に受診

先日から母の微熱問題で病院によく行くことになったのだが、本日、本命の呼吸器内科に罹った。
発熱外来の時の医師の指示で呼吸器内科に罹ることになったのだが、その際、3日分の唾液の採取をしてこいと言われ、タンが絡んだりした時のタンを含めた、排出したがった時の唾液を3日間採取しつづけた。
残念ながら、タンという程の塊は採取できなかったのだが、それもそのはず。元々、タンと呼ばれる程の塊は出さず、唾液の濁りみたいなものばかりを排出していたので、結局をそれを採取、そのまま検査に提出する事となった。
何故唾液を採取し検査する事になったかというと、肺炎の陰りをCTスキャン、レントゲンで確認した時、発熱外来の医師が結核を疑う必要がある、と診断したためだ。
結核は今でこそワクチンで重症化しなくなった伝染病だが、空気感染する伝染性から、昔は危険な病気だった。
最近になって、この結核が結構広がっているという話を聞いた事があるのだが、現代人はワクチンで重症化しないので、なかなか広がっている感覚がないらしい。
もっとも、ウチの母親はまだ疑いのレベルである事から、そこまで前のめりになって警戒する必要は無い、と医師は言っていたので、私としてもそこまで警戒しているわけではないが、体が弱っていて免疫力が低下している人は、体内に入った結核菌にやられてしまう事があるそうなので、母親はちょっと危険な感じがするのである。
ま、それも含めて呼吸器内科で調べてもらうのだが、残念ながら今日の受診でそこまでの診断はされなかった。
おそらく提出した唾液の検査結果が間に合わないからだろうと思われる。

医師の見立て

で、その呼吸器内科に罹って、医師の診断を受けたのだが、現状の体温の推移として微熱が続けているものの、36℃台後半から37.1~3℃程度をいったりきたり、という状態を説明すると、唾液検査の結果と次回にレントゲン撮影をする事で、経過を見ましょう、とただそれだけの説明を受けた。
説明はわかるが、薬もないなんて……え? 投薬もなし?
微熱が続くので、肺炎そのものの薬くらいは処方されるのだろうと思ったら、タンが切れやすくなる薬や解熱剤すら出さないような流れになったので、せめて解熱剤はほしいと伝え、アセトアミノフェン300mgを10回分だけ処方してもらった。
医師にそれ以外の薬は必要ないのか? と聞いてみたのだが、数日前の血液検査の結果を見たり、最初のCTスキャン画像や先日のレントゲン写真を見て、炎症そのものは小さくなってきているので、改善に向かっているとの事から、薬の処方は不要との事だった。
…医師が診断した事だから、従うしかないのだが、何ともスッキリしない診断結果である。
薬が全てを解決してくれる、というわけではないのだが、患者側からしてみれば、続く微熱の原因がそこにあり、それが有る限り微熱が続くと考えると、何とか薬で治したいと思うのが人情である。
だが、今は薬よりも時間が全てのようで、結局、アセトアミノフェンの処方のみで今日の診察は終了した。
次は2週間後に受診となり、その際には今日よりもより明確な結果を得られるだろうと思われる。

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介護疲れというもの

自分は問題ないと思っていた。だが、いつのまにか浸食されていた。

睡眠不足

私はもともと睡眠障害気味なところがある。
眠ってしまえばすぐに落ちるのだが、そもそも眠いという感覚が訪れない。
時間を見て、流石に寝ないとダメだと強制的に布団に入れば、眠くもないのに気がつけば気絶したかのようにいつの間にか眠っている。
だが、前述のように眠いという感覚がないので、そこに至るには自分の意思がないとならない。
そしてもう一つ。
私は常に耳を澄ましているところがある。
夜、母親からもたらされる音をどこかで意識しているせいで、眠っていても眠りそのものが浅すぎるほど浅いのである。
母親はベッドから動けないので、いつでも眠れる状態にある。人間、そういう状態になれば眠い時に寝るので、寝る時間がどんどんとズレていき、普通の人の時間感覚とは異なる時間軸で生きていく。
だから深夜帯は母親にとって地獄の時間で、眠りたくても眠れないという状態になる。
暗いなか、眠れない状況でベッドの上に横になっていると、当然だが体を動かしたくもなる
だが、自分ではどうする事もできないので、私を呼ぶことになる。
家庭用ナースコールが午前2時や3時に鳴り響くなんて毎日を生きていれば、自然と私が睡眠不足になるのは、何ら不思議なことではない。

体が悲鳴をあげている?

元々の睡眠障害、そして介護における深夜帯の呼び出し、そしてその呼び出しを警戒という事がいろいろ重なり、私は完全な睡眠不足に陥っていて、しかもその状態で寝たとしても、どこかで母親が家庭用ースコールを押すかもしれないと気を張っているところがあって、結局は熟睡ができない事で、私の体は徐々に限界に近づき始めているのかもしれない。
これが介護疲れか?
共倒れにならないように考えねばならない
実際にはよくわからない。
ただ、体の疲れがどんどんと溜まってきている事は間違いないようで、些細な時間でも空白の時間ができるといつの間にか気絶するように眠っていたりする事がある。
また、家事をするにしても、体が時折いうことをきかず、行動するには相当な気合いを入れないと動けない、という事も出てきた。
体が悲鳴をあげている、とまでは言わないが、自分の面倒を見るにも大変なところ、母親の面倒も見ているのだから、自分の中でどこか無理をしていて、それが積み重なった結果が今なのかもしれない。
リフレッシュするにも、母親から離れる事はできないため、中々そういったチャンスがないのも事実。
介護というのは、こうした消耗戦の連続であり、それに耐えられるかが全てという事なのかもしれない、と今更ながら感じる。

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母、微熱収まらず

先日の母の発熱、風邪だと診断されたが、どうもオカシイ…。

続く微熱

当Blogに記事にもしたが、母が夏風邪のような状態となり発熱外来に罹った。

血液検査などを行った結果、特に異常が認められず、風邪だろうという事で薬を処方されたが、その翌日の朝に39℃を超える発熱があり、再び救急搬送という事に。
結局その時の診断も、処方された薬をちゃんと飲むように言われただけで、何か診察があったわけでもないのだが、10日ほど経過した今になっても、その微熱が続いているという状態で、正直あの時の診察が正しい判断をしていたのか? という疑問があった。
母はその後も痰が切れないという状態があり、その事を訪問看護師に相談したところ、内科に罹った方が良いという事になり、本日、泌尿器科の診察と共に内科を受診する事にした。
介護の覚悟
だが、そこで待っていたのは、微熱が続くという事で再び対応される発熱外来という状況だった。
コロナの検査をしないと受け入れられないと突然言われ、泌尿器科の診察が途中だったところをいきなり追い出され、検査結果によって午後に再び通院してこいと言われたのである。
何だ、それ? と言いたくなるが、病院としては最大のリスク回避をしなければならないという事で、このような対応になったのだろう。
結局言われるがまま、私は午前中のみ休むつもりが、一日欠勤となり、午後に再び母と共に発熱外来に罹った。

肺の陰りが…

午前中、コロナの検査だけは受けていて、その結果を午後に受ける手筈で来院したのだが、手違いで長い間待たされ、結局14:30に発熱外来に受け入れられた。
そして総合診療を受け持つ医師に、症状などを説明し胸のレントゲンを撮ったのだが、そこで意外な診断を受けた。
あくまでも可能性という話ではあるが、結核を疑う必要がある、との事で、一度呼吸器内科に罹れと言われた。
今現在も微熱が続いているが、血液検査は問題がなく、胸のCT画像に炎症のような影が見え、そして撮影したレントゲン写真でも陰りが見えた事から、医師は炎症が起きている事は間違いない、としたものの、投薬された薬で未だ完治しないとなると、他の問題を疑う必要があるという。
そして出てきたのが結核という事なのだが、現代において結核は割と広がっているところがあるらしく、可能性を否定できないという。
とりあえず痰や唾液の採取をしてそこから検査するとの事で、それらの検査キットをもらい、また後日呼吸器内科に罹る事となった。
それまでは10日前に貰った薬を数日分もらって対処する事となったのだが、話が大きくなり、私としても困惑するばかりである。

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変わらぬ対応

昨日の発熱の対応で、本日はいつもの病院に受診した。

事情説明が難しい

昨日、おそらくは蜂窩織炎…の前兆になる感染症で発熱した私だが、いつもの病院の発熱外来に行くことが出来ず、結果、別のクリニックで点滴注入の対応となり、いつもの病院に行け、と紹介状をもらう羽目になった。

なので、今日は仕事を休み、発熱外来に罹るべく、病院への電話という対応から進めることにした。
まず、自分の体温を測るのだが…なんとそこには37.3℃という、発熱外来に罹るにはあまりにも低い体温が示されていた。
コレ…普通に受付に行っても、発熱と認識されずに院内に入れるな…。
そう考え、直接病院に行くことも考えたが、事情を説明してもいろいろと待たされるなと思い、とりあえず発熱外来宛に電話することにした。
まず昨日受診できなかったことを説明し、その後、別のクリニックで検査をしたこと、点滴注入の対応を受け、紹介状を貰ったことを説明し、今現在の体温を説明した。
電話先の担当看護師が状況を確認して折り返し電話してくると言ってきたので、大人しく返信を待つことに。
すると…案外時間がかかったようで30分後に電話がかかってきた。
本来皮膚科で受診してもらう案件だが、内科で対応する、ということで病院に来て下さいとのことだった。なお、現在の体温から、正面から入ってきて良いということで、事情を受付に説明してくれということだった。
…ま、この日も受診拒否とならなかっただけマシと考えるかな、と。

専門科ではないということか

病院で受付を済ませ、内科に行くと、そこで問診がイヤというほど行われた。
昨日のクリニックの対応のことから、今までの体温の経過、他の病気の事、等々…。
どれも、今いる病院のカルテを見れば全部記録されているぐらい、私はこの病院以外は行かないのだが、根掘り葉掘り聞かれた。
その後、1時間ほど待っただろうか、ようやく診察が始まった。
医師は私を診るなり、左足の様子を見る。赤く腫れている事を確認し、反対の右足も確認。
蜂窩織炎…とまではいかないが感染症がある足だという事を確認した後、私のカルテの過去の履歴をみて、1ヶ月前の処方と同じで様子を見ましょう、との事だった。
もししばらくして改善しないようであれば、皮膚科に罹れという事なのだろう。
薬を飲むしか方法がない
ま、実にありきたりな対応である。
1時間待って、診察は3分ほどで終了である。何だコレ?
ま、専門科ではないと言いたいのだろうと思った。
皮膚科の医師なら、もっと違ったアクションをするのかもれしないが、内科の対応としてはまず抗生物質で炎症を止め、解熱剤で熱を下げるという手法を採れば様子見ができる、という事なのだろう。
ま、薬が処方されるので、とりあえずそれでいいんだけどさ…。

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またしても発熱が…

1ヶ月ほど前にも発熱があったが、またしても発熱。

突然やってくる寒気

いつも通り、朝仕事に出かけ、業務をソツなく熟していたときの事、時間にして10時30分を回った頃だったか。突然私に寒気が襲ってきた。
クーラーが特別効いている、というワケでもない業務フロアで、隣の人は半袖で普通に業務を行っているにも拘わらず、私はそのあまりの寒さに耐えられず、椅子にかけていた長袖の上着を着込んで寒さに備えた。
だが、この時点で私の頭の中では、コレはヤバイかも…という認識があった。
突然の寒気は高熱が出る前兆、という事は、ここ数年でわかりきった事なので、高熱が出る前提で考えていた。
お昼休みまで何とか耐えきり、休み時間は極力体を休めたのだが、そこで会社備付の体温計で体温を測ると、37.9℃と熱が出始めたことがわかった。と同時に左足が赤く腫れていることを確認した。間違いなく、いつものヤツである。
そこで会社側には事情を説明し、半日で帰宅することにした。
体で自らの機器を予兆できるようになることは喜ばしいが、せめてもう少し早い段階で予測できると助かるのだが…。

発熱外来、受診拒否

自宅に戻り、もう一度熱を測ってみると、もう熱はガンガンと上がり始め、38.3℃までになっていた。
そこで何時も来院している病院に、発熱がある旨を電話し、発熱外来に罹ろうとしたのだが…なんとココで受診拒否に遭ってしまう。
何でも、発熱外来は午前中に受付が終わってしまい、午後はやっていないのだとか。翌日罹るか、別の病院に罹ってくれ、と言われてしまう始末。
発熱の原因はコロナではないことは判ってはいるのだが、それを証明する術がないので、諦めるしかない。ただ、この高熱は一時的に押さえる事はできても、根本原因が解決しないことには熱は下がらない。
というワケで、今回は近隣の別のクリニックに頼ることにした。
そのクリニックに電話すると、とりあえずコロナとインフルエンザの検査をするとのことで、指示に従い検査、そのまま受診することが出来たのだが、私の持病である「蜂窩織炎」の前段階の話をすると、いつも罹っている病院で見てもらった方がいい、と紹介状を書いてくれた…いや、書き始めた。正直、紹介状はいらないんだけど…。
久々に点滴を打った
クリニックでは薬剤を点滴注入する処方を受け、特に飲み薬は処方されずに終わった。要するに翌日、ちゃんといつもの病院に行け、ということなのだろう。
とりあえず、今日はこのような対応で終わったが、結局熱は38℃台を下回る事はなく、夜に手元に持っていたカロナールを飲むことで、一時的な解熱を行うことにした。

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原因不明の発熱で焦る

母が突然高熱を出した。原因はよくわからない。

昨日より悪化

昨日、ウチの母が38.3℃の発熱となり、実は会社を休んで救急搬送で病院へと行った。
救急車を使用したのは、発熱だとコロナの恐れがあるため、介護タクシーが使えないからだ。
コロナの検査は何の問題もなく、そのまま受診し診察してもらったのだが、いろいろ検査した結果、判った事は血液が炎症を起こしていて発熱している、という事だけで、何が炎症の原因なのかがわからなかった。
ただ肺にも炎症のような状態がレントゲンで見え、喉も赤くなっていた事から、おそらく夏風邪だろう、という事だった。
そのまま解熱剤と肺炎に対応する薬を処方され、体内には点滴を受けてその日は帰宅となった。
そして今日の朝。
母の発熱はより高く、39.3℃という状態になった。
この時点で私は大慌てである。
処方された薬をちゃんと飲み、安静にしていたにも関わらず、39℃を超える熱という昨日より悪化した状態になったので、私は大いに焦り、再び救急車を呼び、病院へと運んで貰った。

病院の反応は…

病院では、昨日もコロナの検査をしたが、今日もコロナの検査をしなければダメとなり、検査した後、診察を受けた。
だが、その時医師から言われたのは「何故今日も病院に来られたのですか?」という、コチラが逆に「何故?」と言いたくなるようなことを言い出した。
医師曰く、昨日処方された薬をまだ一日しか飲んでいない状況なので、今は経過を見ることしかできないというのである。
またしても入院に…
…確かにそうかもしれないが39℃の熱となると落ち着いていられないというのが私の本音である。にもかかわらず、医師からすると、今はひたすら処方された薬を飲んで経過を見ていくしかできないワケで、解熱にしても風邪の症状にしてもすぐさま良くなるというものではない、というのである。
確かにその通りかもしれないが、体が強くない母が39℃を超える熱を出したなら、私としては落ち着いてはいられない。
が、医師からすると何もできないということで、結局そのまま診察だけして帰宅させられてしまった。

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コロナ5類後の病院

表面的には37℃以下だったので、入る事は簡単にできたのだが…。

総合受付通過後

昨日の発熱で、左足も赤く腫れている事から間違いなく蜂窩織炎に繋がる感染症だという事を直感した私は、病院に行くことにした。
というのは、これはもう風邪薬などでは解熱できない事を知っているからだ。確実に抗生物質が必要で、しかも長期に渡って投薬しないと治らないということを経験から知っている。
なので、直すには確実に医師の処方から出される抗生物質が必要なので、病院に行くことになる。
土曜は午前中のみ開院しているので、受付開始直後あたりの時間を目がけて出かけた。
土曜日の病院というのは、もっと人がいても不思議ではないのに、何故か最近は人があまりいない。お年寄りもお金がないからあまり病院に来なくなった、ということだろうか?
もう少し時間がかかるかと思ったが、受付はすぐに終了し、そのまま内科受付へ。
そこで予約外として受け付けてもらった所、やはりというべきか、問診票を持ってきた医療事務員がやってきた。
昨日寒気がして38.5℃の熱が出た、と説明した瞬間、医療事務員が「ギョッ」とする。
そう、本来なら発熱外来案件になりかねない状況だからだ。だが、本日の朝は発熱そのものはあまりなく、36.8℃だったのだ。だから病院入り口の体温計では平熱扱いで入ることが出来た。
コロナも5類扱いになって久しい今でも、病院内では発熱していたというだけで警戒されてしまうこの状況、何時になったら過去のように戻るのだろうか?
そもそも、体の調子が悪いと言うときはほとんどが発熱するものであり、だからこそ病院に行くのである。
ま、それはいいとして、状況を説明した途端にその医療事務員は、看護師に相談に行ってしまった。
やってきた看護師はなんと看護師長だった。以前…いや、何度もお世話になっていて、看護師長も私のことを覚えていたのか「昨日発熱があったってどうしたの?」と説明を求めてきた。
なので私は左足の脛とふくらはぎをみせたのだが、その瞬間に「ああ、なるほどね」と理解してくれ、一応血圧を図り、血中酸素濃度を図り、特に問題がないことを確認した後は発熱外来でなく通常の受付になった。
本来なら、ここで採血をして…となるのだが、何故か採血されることなく、診察まで待つ事になった。

診察は過去の事例で

いざ診察となったが、採血も何もしていない状況で、医師はとりあえず聴診器で私の体のあちこちを調べ、その後左足を確認し「ああ、やはり間違いないね」といい、結局、以前皮膚科にかかった際の処方と同じ薬を処方するとして診察は終了した。
…ホントにいいのか? これで?
多少不安にもなったが、とりあえず発熱した時の解熱剤としてカロナールも追加で処方してくれたので、抗生物質と合わせて飲めば今回の発熱は何とか乗り切れそうである。
ただ、一抹の不安はある。
実は過去にいつも使用していた抗生物質では解熱できなかったことが一度ある。
この時対応した医師も、過去に処方された薬からいろいろと対応を考えたがそれが効かないということで、普通はあまり処方しない薬を処方して様子を見よう、と対応してくれた。
その時はその変更した抗生物質によって徐々に治っていったのだが、今回もそれと同じことが起きなければ良いのだが…。
とりあえず、診察を終えて、薬局で薬を処方してもらい、さっそく本日から飲み始めた。薬を飲むしか方法がない

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