けいおん!Blu-ray第一巻を観た。
Blu-rayなので、その画質はとてつもなく綺麗だという事は頭では分かっていたが、いざ実際に観てみると想像を超えたレベルの映像が目の前に広がった。
これもフルHDの威力なのか…
けいおん!という作品はとにかくよく動く。
キャラの動きだけでいうと、何気ない仕草で動く事が非常に多く、派手に動いている「動」のシーンは当たり前としても、全体的に「静」のシーンでも何かしらが動いている事が多い。
その「静」の中の動きとは、顔の表情であったり、座った時の手の動きだったり、全体的にはあまり動きのない描写であっても、画面のどこかは動いていて、その動きが自然に見える。
自然に見えるから注意して観ていないと動いていないように見える。
それほどまでに自然体。それがけいおん!というアニメ作品だと言える。
Category: Blu-ray/DVD
けいおん!オリコンを制する
7月29日にいよいよ“けいおん!”のBlu-ray第一巻が発売される。
Blu-ray版が初回限定版となり、通常版はDVD版となるようだが、この第一巻は連携キャンペーン品となる。
というのは、先日発売された放課後ティータイム(けいおん!キャラのユニット)のアルバム“放課後ティータイム”と連携し、双方の応募券で、抽選で1万人に楽曲「ふわふわ時間(タイム)」の特別バージョンを収めたスペシャルCDがプレゼントされるというキャンペーンがあるのである。
とりあえず私はBlu-ray版を予約中だが…応募するかは分からない。
そして、そのアルバム“放課後ティータイム”だが、とうとうアニメ作品ではオリコンウィークリーで初めて一位に輝いた。
そしてこの一位は普通の週に獲得した以上の意味があるのである。
ドラグナー、再び
ガンダムが国民的大ヒットロボットアニメとなったのは、殆どの人が知っている事である。
これだけテレビへの露出が多く、また話題にもなり、30周年を迎えるようになった作品であるから、その人気の高さと息の長さはもはや説明が必要ない程だろうと思う。
しかも初代のガンダムからいろいろな続編や亜種作品が生まれた。これもその人気の高さ故の事である。
だが、このガンダムがここまでの人気になったのは、決してアニメ作品だけの影響ではない、と私は思っている。
ガンダムは実にタイミングがよかった作品であり、タイアップした企画がベストマッチだったと言える。
玩具としてプラモデルが大ヒットする引き金になったのは、間違いなく当時の子供達に絶大な人気を持っていたコミック雑誌の連載であるし、その連載から本編とは全くことなる亜種的世界が生まれたのが、その後の運命を決定づけたと言っても過言ではない。
そういう意味では、ガンダムほどではないにしても、ボトムズも同じような変化点を見せている。
しかし、なぜドラグナーはガンダムのような方向に進まなかったのだろうと私は時々思ったりする。
笹の葉ラプソディ
涼宮ハルヒの憂鬱は2006年に放送されたアニメだが、2009年に新エピソードを加えて(あるいは入れ替えて)再び放送している。その新エピソードの一つが笹の葉ラプソディなのだが、今回、そのDVDが予約開始となったようである。
現在進行形で放送されているハルヒの新シリーズだが、第8話でこの笹の葉ラプソディが放送され、現在私が把握している第14話ではエンドレスエイトを放送中だ。
涼宮ハルヒの憂鬱は2006年版で時系列を変えて放送するという手法を採っていたが、今回は全く時系列通りの展開だ。
詳細は各サイトで調べてもらえばわかるが、問題は新シリーズをどういう内容で薦めていくか?という事である。
GUNSLINGER GIRLがBlu-rayで蘇る
少女と銃器のコントラスト。
この言葉を当たり前のように再現した作品が“GUNSLINGER GIRL”だと思う。
同人作品で爆発的人気を得、そして商業誌へと移り変わった後も人気は継続した“GUNSLINGER GIRL”が最初にアニメ化されたのが2003年だった。
第一期と呼ばれる当時の作品は、私的には絶大な演出があったように思えたが、一部には不評だったかもしれない。
あまりに繊細な部分ばかりをピックアップしたが故に、アクションとしてのテイストに甘さが残る結果となった。
だが、私はこの繊細さを重視した作りこそ“GUNSLINGER GIRL”の醍醐味だと思っていて、2008年に第二期が作られたときはむしろそちら側がイメージと違って見えた。
今回、この“GUNSLINGER GIRL”が第一期と第二期まとめてBlu-ray化される事が発表された。
個人的には第一期を強くオススメしたいところである。
(C)相田裕/アスキー・メディアワークス,マーベラスエンターテイメント
祝・Blu-ray化!
発売されないと思っていた。
でも発売して欲しいとずっと思っていた。
以前、発売されたと思ったら、中身は総集編的に編集されたものだった。
だから諦めていた。
しかし、今日…遂に発売が発表された!
あの攻殻機動隊STAND-ALONE-COMPLEXとその続編、攻殻機動隊S.A.C. 2nd-GIGが遂にフルサイズでBlu-ray化されるのである。
impress AV Watch
「攻殻機動隊 S.A.C.」の第1&2期シリーズがBD-BOX化
攻殻機動隊STAND-ALONE-COMPLEXは士郎正宗原作の攻殻機動隊を神山監督がアニメ化したもの。
劇場版では押井監督が“Ghost in the Shell”という作品を発表しているが、世界観やキャラクターは同じものの、神山監督のSTAND-ALONE-COMPLEXの方が、より公安9課の日常的事件の物語(といってもそこには大きな陰謀があるわけだが…)になっていて、私はどちらかといえばSTAND-ALONE-COMPLEXの方が好きである。
全4BOXで各BOXが21,000円と、価格的には安い(人によるが)のではないかと思う。
8月25日から4ヶ月連続で発売となる。
これはもう買うしかあるまい…金があれば(ぉ
往年のブレードランナー
SF小説であるフィリップ・K・ディックの作品「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」を原作とする映像作品、それがブレードランナーだ。
劇場公開前のリサーチ試写で使用された、オリジナル本編「ブレードランナー」ワークプリントが放映されたのが1982年。
27年前の作品ではあるものの、未だにその内容に定評があるのは、やはり根底に流れているテーマの深さ故かもしれない。
今回のブレードランナーBlu-ray版はアルティメット・コレクターズ・エディションという位置づけで5作品が収録されている。
当然、27年前のワークプリント版から2007年に編集されたファイナルカット版までの全てが収録されている。
映像が始まって間もない頃に、ビルの広告に大きく「強力わかもと」と出てくるシーンが私的にかなり強烈だった。
多分、この「強力わかもと」はどのバージョンにも収録されているとは思うが、内容的にコレが27年前に作られているという感覚はないかもしれない。
今みても色あせないその作りの良さだからこそ、27年経った今でも人気があるわけだが。
価格的にも何とか手が出るくらいの価格(それでも高いが…)。
欲しい人は記念にどうぞw
伽藍の洞
空の境界の第四章「伽藍の洞」が届いたので観た。
相変わらず背景は凄まじい描き込み。
昨今の作品はこれぐらいがスタンダードなのか?
いやはや、スゴイ時代になったもの…いや、秒速5センチメートルはもっとすごかったかも。
という事は普通の出来映えなのかも知れない。
小説を読んでいない私からすると、今回の第四章はいささか意味がわからないところが多い。
ただ、その分からない部分がストーリーの理解を拒絶しているほどではなく、逆に意味深な部分に感じられるから悩む事がない。
ある意味、スゴイ演出・脚本だと…いや、多分、普通に作ればこんな展開になるのかもしれない。
総合して考えると、スゴイと思った事が極々普通の事だった…という気がしてくる。
慣れ…かもしれないが、内容的にスゴイと思う作品の存在感の方が印象は深いのかも知れない。
空の境界は私からみて内容がスゴイものなのかがイマイチわからない。
月姫の時は結構ズンとくる印象があったのだが、それと比較すると何かが足りないような気がしてくる。
いや、ひょっとしたら全てを知らないからそうなのかもしれない。
やはり最後まで観ないとわからない…という事なのかもしれないし、原作を読まねば分からないという事なのかもしれない。
とりあえず続編を待つことにしよう。
ほぇぇぇぇ~!
ホエー豚の事ではありません(爆)
NHK発、オタク大量生産アニメの代表格である“カードキャプターさくら”がBlu-rayで発売される事になった。
2009年3月27日に第一期、同年6月26日に第二期と2回に分けて発売されるそうだが、第一期が81,900円と実に手の出しにくい価格なのは残念なところ。
この世界経済危機で就職もままならない時期に、この価格での提供というのは、かなり手厳しい。
せめてこの半額ならば…と私は第一期を2つに分割して発売して欲しいと思ったりする。
まぁ、クロウカード編とまとめやすかったのかもしれないが。
今回のBlu-ray化にあたり、映像ソースは新たに作られた模様。
35mmフィルムをハイビジョンネガテレシネした上に、フィルム修正も加えられたニューマスターとなっているそうである。
DVDを買おうとして買えなかった人には朗報だとも言えるが…いかんせん価格が…
2010年3月までの期間限定生産という事らしいので、欲しい人は気合い入れて貯金するしかない。
スッとポケットマネーで買える人はすんなり買ってくんなまし。
今年の年末までに…
私はかなり前から2008年の末にはBlu-rayドライブが1万円台半ばにまでくるだろうと予測していたが、その予測はかなり当たってきている感じではあるものの、私の予測をちょっとずつ裏切る流れも見えてきている。
おそらく、普通にBlu-rayビデオ作品を見るためのドライブは私の予測を遙かに超え、もう1万円台を下回っている(読込専用)。
そして普通にBD-Rに書き込む事の出来るドライブはもう2万円を下回り始めている。
つまり、最初予測していた事は現時点で殆ど達成しているような状況だが、私が予測していなかったのはその後Blu-rayという規格の中から新しい技術を搭載した記録方式等が出てきた事である。
その新しい技術を搭載したドライブは依然として4万円台をキープしているわけで、それらが年末までにどこまで値下がりするか? というところが私の予測に収まるかどうかのポイントとなっている。
AIR
AIRのBD-BOXが再販になる。
元々のAIR BD-BOXは2006年12月に初回限定生産でリリースされた。
当時の価格は29,800円で、現在は生産中止となっていた。
プレミアがついて取引されている現状からなのか、今回の再販では34,980円と、5,180円値上がりした。
仕様は確定していないようだが「Blu-rayディスクそのものは従来のものと同じ」としている。ただ「特典グッズなどが追加される可能性はある」との事で、5,180円値上がりした分のナニかは特典に反映するかもしれない。
というか、反映しなきゃ嘘だろ…。
ソフトウェアもHD環境
Buffaloから8倍速記録対応のBlu-rayドライブが発売になる。
impress PC Watch
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/0724/buffalo3.htm
この事そのものは別に驚く事でもない。
記録スピードは徐々に高速化していくものだし(もちろん限界もあるだろうが…)、価格についても特別安いという事もない。
しかし、私が驚いたのは付属ソフトのPowerDVD7である。
DVD再生時に1080pにアップスケーリングを行なう機能と、再生フレームレートを60fpsにするアップサンプリング機能を搭載しているというのである。
つまり、Blu-rayのソフトウェア再生環境でここまでDVDをHD化する機能が当たり前のようになってきた事に驚きを隠せない。
…と言っても、いずれはこうなる事も分かっていたことではあるが。
こうなると、一段とPS3が苦境に立たされるのではないかと思えてくる。
コンテンツにかなり魅力的なものを持ってこないと、Blu-ray再生機という立場だけではユーザーを獲得できなくなる。
個人的な事を言えば、PS3はもっと広がりのある展開をして欲しいのだが、状況はより悪くなる一方のように思える。
Xbox360のMicrosoftは、ゲームビジネスでようやく黒字になったようだが、それだけ元気になってきたという事。
メタルギアソリッド4の効果でPS3も販売台数を増してきてはいるというものの、私には幸先が良いように見えない。
これから先、PS3はどの方向を向いていくのだろうか?
何はともあれ、Blu-rayやDVDソフトを再生するという選択肢の中に、PCソフトでDVDをHD化する手段が一つ増えた事は歓迎したい。
いったいCPU稼働率がどうなるのか…かなり気になるが。
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