Angel Halo

フードプロセッサー、購入

介護で有用だという事など気づきもしなかった。

食材加工

介護を要する母の食事は、私以上に困難を極める。
喉も細くなり、噛む力もほぼないとなると、口にできるものは自ずと通りのよいものばかりになるだけでなく、その食材すら限られる。
そのままの状態であれば、根野菜などはまずもって無理で、ここ最近はほうれん草ばかりが母の野菜事情になってしまっていた。
だが、栄養素の観点から考えても、緑黄色野菜や根野菜など普通では硬い食感のものも撮る必要があるわけで、そうした食事に関してはデイサービスのお弁当に頼らざるを得ない状況と思い込んでいた。
だが、週6日入って貰っている介護ヘルパーさんの一人に、ミルサーかミキサーを用意してくれれば…と言われた。
そうすれば、硬い人参などをカンタンにみじん切り以下のものにする事ができるので、料理の幅も広がるというのである。
なるほど。
食材の加工方法として、すりつぶしたり粉末状にしたり、ペースト状にする事をすっかり失念していた。
我が家では長い間、そうした機器を使用してこなかったので、存在すら忘れていたというのが本当のところである。
というわけで、早速購入である。

バッテリー駆動

最近のそうした食品加工機器の事情をあまり調べていなかったのだが、昨今はこういう機器にもバッテリーが搭載され、コードレスで運用できるものが多い様だ。
バッテリー駆動なら、あらかじめ充電さえしておけば、台所のどこででも使えるので、介護ヘルパーさん達も使いやすいだろうと思われる。
なので購入するならバッテリー駆動のもの…と絞り込んだのだが、バッテリー駆動のものでは一つ問題がある事に気づいた。
それは出力が小さいものがあり、時に人参を処理する事ができないものがある、というのである。モーターが弱すぎるのが原因らしい。
なので、バッテリー駆動でも100w以上の出力のものを基準として考えると、案外選べる製品が少ないという事に気づいた。また、出力が大きくなると、やはり大きさもそれなりの大きさになるようで、手の平サイズのものはほぼダメだという事になるようだ。
で、購入したのがコレ。
ひさびさにこんな家電を買ったよ…Wallfireというブランドのフードプロセッサーである。
おそらく中国製だろうとは思うが、電子はかりと一体化したものである。
刻む、潰す、砕く、練る、混ぜる、おろす、泡立てる、の動作ができるもののようで、さらににんにくの皮むきができるらしい。
おそらく、カッターの刃の使い分けで機能が変わるのだろうが、ほとんどは四枚刃ブレードをつけて使用すると思われる。
とりあえず準備はしたので、後は介護ヘルパーさんに実際に使ってもらって、母の食事事情を解決していく事にする。

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Ryzen 7040Uシリーズ

最高処理性能を持つAPUが登場した。

Zen4+RDNA3+AI

AMDがZen4アーキテクチャCPUとRDNA3アーキテクチャGPUを組み合わせたモバイル向けプロセッサ「Ryzen 7040U」シリーズを発表した。
SKUは4種用意され、それぞれRyzen7 7840U、Ryzen5 7640U、Ryzen5 7540U、Ryzen3 7440Uとなる。
最上位の7840Uには8コア/16スレッド、ブーストクロック5.1GHzというスペックが盛り込まれ、Radeon 700MシリーズのGPUを組み合わせる。GPUも最大2.7GHz駆動させる事ができ、ピーク性能を引き上げている。
AMDの本気?また、Ryzen 7 7840UとRyzen 5 7640UにはAI専用エンジンとしてRyzen AIなるコアを搭載する。これはXDNAアーキテクチャにより通常のCPU処理の負荷を抑えつつ、高い処理性能と電力効率でAI処理を可能にするもので、NPU搭載PC向けにWindows11が提供する「Studio Effects Pack」にも対応、Webカメラ映像の背景ぼかしや音声のノイズ除去といったAI機能に活用可能になっている。
このAIユニットに関しては、Intelも近々で発表するCPUに搭載するという話があり、今後x86系コアでもこうしたAIユニットを搭載してくる事は間違いなさそうである。

Apple M2を追撃

処理性能に関しては、AMDによるとクラス最高の処理能力を実現したとしており、Ryzen 7 7840UとCore i7-1360Pを比較した場合、Application Performanceのテストでは129~228%、フルHDゲームプレイを想定したテストでは130~239%の性能を発揮するという。
またApplication Performanceについては、Apple M2と比較しても105~175%の結果のようで、Apple Silicon越えの性能を持つようである。
Ryzen 7040Uシリーズの性能レンジは、基本的にはモバイルCPUの領域なので、常に省電力と性能という常に相反する指標の中で効率を出さないと評価にならない。
近年はその効率を出すためにAIユニットを搭載するケースが多く、CPUやGPUの各種アクセラレーションの拡張や、ディスプレイコントローラの省電力化、AI処理向けの新しい命令とスループット向上などの処理をAI処理にして性能の底上げを狙っているケースが多い様に思う。
というか、この流れを作ったのはAppleだが、いよいよ他メーカーもその領域に追いついた、といったところだろうか。

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当Blogの今後を考える

旧知の人々に私の生存確認という意味で続けている現体制はこのままで良いのか?

イマドキを考える

当Blogは現在でもそのアーカイブから分かる通り、2007年5月から続けている。
だが、私はこのBlogという形式になる前から、同じようにネット上で記事を書き続けていて、それらを合わせると既に26年くらい書き続けている。それも毎日である。
始めた当初は、自身の文章構築力を向上させる事を目的としていたのと、日常のどんなネタであってもそれなりの内容に仕上げる構成力を向上させる事を目的としていたのだが、前々職を辞めた時あたりから、当時の知人への私の生存確認という目的に変化、そのまま継続していた。
知人はとりあえず私のBlogを見て「アイツ、まだ生きてるな」と確認が取れればそれでよく、ほとんど私の記事の内容についてコメントを残す事はしないのだが、このBlogという形になる前は、コメントを残す事もあった。
ところがTwitterが主流になってくると、コメントが残される事はまずなくなり、言いたい事はDMでそのまま連絡が来るという事が通例となり、このBlogの役目はホントに生存確認という意味しか残っていなかった。
そう考えれば、DMで連絡が来るぐらいになった段階で、Blogなどとっとと辞めてしまい、Twitterでちょっとしたネタを書き続けていれば良かったのではないか、と改めて思うのだが、Blogの記事を書き続けていた事で、日本語で長文を作成するという事への抵抗が全くなくなったのも事実で、私の中ではそれなりの役目は果たしていたのかな、とも思う。
だが、イマドキを考えればSNSに注力するのがトレンドだという事も判っていて、しかも文章、それも長文での記事を書き続けているという事にも時代錯誤的なものを感じてはいる。
そう考えた時、当Blogを継続すべきかどうか? という事が、私の中で一つの迷いとなっている事も無理からぬ話である。

生活環境の変化

そしてもう一つ、私の生活環境の変化もある。
母が要介護者となった事で、私の時間が限界まで削られる事となった。
自宅に帰れば自分の事だけでなく母の事もある程度はする必要があり、それは毎日継続する事なので、一定のルーチン化はするものの、時間も同様にルーチン化された分、必要になる。
ネタ探しそのものはそんなに難しくはないが、そのネタに対して自らの考えや方向性を文章という形にする行為をするにしても、一定の時間は必要。
そうなると、私自身がBlog記事に対してかけられる時間というものがどんどん限定されていき、継続も以前より楽ではなくなりつつある。
日頃のつぶやき程度なら、まさにTwitterがその役目を担うSNSになるわけだが、時に140字(半角280字)では収まりきらない、なんて事はよくある話。
Blogを継続するよりSNS投稿へ移行すべきか?
これに呼応したのか、2023年2月からはTwitter blueと呼ばれる有料会員になれば、Webでの価格で月額980円で1コメント2000字(半角4000字)に拡大されたが、無料で使い続けようとすれば1コメント140字(半角280字)という制限は変わらない。
何かを残すという意味では、Twitterはあまり向いていないという事は一目瞭然だが、そもそも私のような日記系サイトは、以前と比較して確実に減少しており、そのほとんどの人はSNSへの投稿に切替えている。
時間の制限を考えれば、Twitterの投稿だけをすれば、生存確認にはなるわけで、もうBlogという体裁を考える事そのものが、あまり意味のあるものではないのかもしれない。そう結論を出しても、疑う人は少ないのではないかと思う。

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車椅子を載せる車の必要性

救急搬送された後、途方に暮れないためには必要と言える。

カテーテル、詰まる

昨日の夕方、母がデイサービスから帰ってきた時、排尿の為に入れているカテーテルが詰まっているかもしれないと、デイサービスの看護師から連絡を受けた。
こうなると、病院まで行き排尿用のバルーンの交換をしないといけない。
バルーンはカテーテルに繋がっていて、膀胱に入れたカテーテルからバルーンに排尿される仕組みになっている。
このカテーテルが詰まると、当然だが尿は排尿されず膀胱に溜まり続けるか、カテーテルの横から漏れてくる。昨日は帰り際に既に横漏れしていて、夕方に来て貰っているヘルパーさんに後始末をしてもらった。
横漏れしている時点で、デイサービスから告げられたカテーテルが詰まっているという話はほぼ間違いないだろう。
横漏れしてくれる間は、膀胱や腎臓に負担はかけないが、横漏れしない状態になると、今度は膀胱、腎臓に負担をかける事になり、それが進行すると、腎臓が感染症にかかり、また入院という事になりかねない。
この状態を危機に感じた私は、今日という日に病院へ連れて行く事を考えるのだが、運良く、5月6日は土曜日といいつつも祝日ではなく、病院は午前中開業していた。
問題は、車椅子の母を運ぶ方法である。
いつもなら、ヘルパーさんをお願いしている事業所に介護タクシーを依頼するのだが、問題はGW中だという事。とりあえずケアマネージャに相談してみたが、いつもの運転手さんは休みになっていて、別の人をアサインしないと利用できない状況だった。
こんな時にふと思うのは、やはり私の自家用車を車椅子が運べる車にすべきではなかろうか? と。
まぁ、今言ってすぐその車を購入、用意できるわけでもないので、今回は何とかケアマネージャに頼ることで事なきを得て、母は無事バルーンを交換、詰まり気味にならないよう、抗生剤を処方してもらった。
病院からの帰りに関しても、ヘルパーさんの事業所で何とか対応してもらい、自宅に帰ってくる事はできた。
だが、私の脳内では、やはり車椅子を運ぶ必要性から、そういった福祉車両の用意を今後真剣に考えるべきかもしれないと思い始めた。
特に深夜帯に救急搬送された時など、そのまま入院とならなかった時、どうやって自宅まで帰るのかを考えたら、なおのこと必要になる話である。

軽ハイトールワゴンにある福祉車両

当Blogでも以前に検討はしているのだが、その後は予算の関係上見送る事として、結局毎回介護タクシーを呼ぶ事で金銭的な負担を軽くする方向で一度はこの話題を〆てしまった。

その時は単純に必要となる費用のみを考えた結果ではあるのだが、毎月の支払いなど考えれば、たしかに介護タクシーを呼ぶ方が金銭的な負担は軽いと言える。
だが、前述したように緊急搬送となった場合など、介護タクシーを呼ぶ事に問題があるとなれば話は変わってくる。
以前にもこのケースは考えられた事ではあるが、今の方がよりその傾向も強い。
私のどうにかなる予算枠で考えれば、やはり軽のハイトールワゴンタイプを選ぶしかないのだが、総額にすると240万円ほどにはなるだろう。
現状を考えての解決策の一つ…やはり現実は厳しいと言わざるを得ないのだが、以前よりも必要性の高さは否めない。

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やはりAMD構成のPCは高いのか?

知人が新PCの導入を行った。AMD好きだったはずだが、Intel構成だった。

AMDパーツは高い?

知人がIntel CPU搭載のドスパラ既製品PCを購入したらしい。
この知人、かつてはAMD CPUを愛用していた人で、どちらかといえばマイノリティ派なのでIntelよりはAMDを選ぶというタイプだった。
とにかくマジョリティよりはマイノリティといった選択基準があったので、私はその知人が次のPCに乗り換えるとしたら、AMD構成のPCになるだろうと思っていた。
ところが突然のドスパラ既製品PC購入の話が出て、しかもCPUはIntelのCore i7-13700をチョイスしたという。…いや、正確には13世代の16コア24スレッドという話しか聞いていないのだが、ドスパラの既製品で考えれば、おそらくはCore i7-13700だろうと予想した。
まぁ、今回の場合、構成部品の詳細が何であるかというのはあまり意味はない。
知人がIntelを選んだという事に意味があるのであり、マイノリティ派だったところがマジョリティを選択した、という事にこそ意味がある。
その知人にこの話を聞いた際、自分はAMDパーツで自作した事を話したのだが、知人も一度はAMDパーツで検討はしたらしい。
だが、そこから出た結論として、やはりコストが予想を大きく超えた、という事がIntelを後押しした理由だったようだ。
私も当初はAMDで自作を検討した時、その価格のあまりの高さにメインPCを組む事を断念した事は、当Blogで幾度となく記事にした。

リンクした記事以外にも、当Blogの検索枠で「メインPC」と検索すれば、わんさか記事が出てくるハズである。
家庭の事情で延期したり、GPUの価格が高すぎて先延ばしにしたり、理由は様々だが、メインPCをどう構成するかで悩み、そしてタイミングで悩み続けていた。
Ryzen 7000シリーズを選択した時、何故価格が一気に高騰したかといえば、やはりメモリがDDR5にしか対応していないという事、そしてマザーボードそのものが高価格化したコトがとても大きな理由だと言える。チップセットが高すぎた、という事が理由なのかはわからないが、X670系だけでなくB650系ですら、高かったのである。

今考えるとどうなのか?

Intelの第12世代や第13世代を搭載したPCの価格が安く収まっていたのには、やはり対応メモリとしてDDR4がまだサポートされていた、という事がとても大きい。 今後の主流メモリになる事は間違いない今でこそDDR5メモリの価格も安くなってきているが、当時はDDR4とDDR5の価格では雲泥の差があった。
実際、私がメインPCを購入した時は、DDR5メモリの16GBモジュールが2枚セットで3万円くらいだった。それにくらべDDR4は1万円台半ばから前半だった。メモリだけでもこの違いである。
マザーボードに関して言えば、AM5のマザーボードは5万円台が当たり前で、LGA1700のマザーボードはDDR4メモリ仕様なら2万円程度のものが存在していた。
今はAM5のマザーボードでもチップセットとしてA620という廉価チップセットが登場したので、随分と価格が安くなってきた。
おそらく、今の商品展開なら、AMDで構成しても価格は比較的低いところで安定したかもしれない。
知人も一度は検討したと言っていたが、おそらく時期的にAMD構成はとても許容できる価格ではなかったのだろう。

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余ったRTX 3070Tiをどうするか?

RTX 4070Tiを導入した事で、今まで装着していたRTX 3070Tiが放置されている。

性能は現役

当Blogでも記事にしたが、RTX 4070TiをAmazonのGWセールで購入し、先日それをメインPCに導入した。

導入した事で、メインPCの性能は順当に向上する事となったが、問題は取り外したRTX 3070Tiの処遇については考えていなかったという事。
今までもこうしたパーツ交換は幾度となく行ってきたが、その場合、取り外した後の余ったパーツは性能的に数世代前という事もあって廃棄する事が多々あったが、今回のRTX 3070Tiに関して言えば、その性能はイマドキのPCでもまだまだ現役で使えるレベルの性能と言える。
さすがにこれを廃棄というのはバカの極みだと判るが、ではこれをセカンドPCに利用するかというと、そのつもりはない。というのは、セカンドPCはAMD製ビデオカードを組み込むと決めている為であり、既にそこにはRadeon VIIが収まっている。
こうなると、ますますRTX 3070Tiの処遇に困る事に。
再利用できるだけの性能がありつつも、使いどころがない。
コレッてものすごくもったいない話ではある。

小型PCの組立を考える?

で、一つ考えたのが、セカンドPCならぬサードPCの組立である。
Ryzen 5000シリーズとかのCPUと組み合わせて、少し大きめのmini-ITXケースとマザーボードを組み込んで、そこにRTX 3070Tiを入れて…なんてのも夢がある。
いや、DDR5メモリが安くなってきているので、いっその事、Ryzen 7000シリーズの65w版を使うというのも手かもしれない。
メインPCがRyzenなので、CPUはIntel Core i5-13500とか13400で組むのもよいかもしれない。13世代とはいえ、中身は12世代ではあるが、価格を考えるとそれ以上は高すぎる。
そうした、新しいPCを一台増やすという手もあるが…いや、PC3台があっても何に使うっていうんだ?w
ただ私が複数台のPCを置くのは、IntelとAMD、NVIDIAとAMDといった、メインPCと違う組合せのPCを手元に置いておくという理由から。
それなら、メインがRTX 4070Tiで、追加しようというのが3070Tiなら、組合せ的にライバルメーカーになってない時点でもう一台追加する意味はないのか…。そもそもが間違ってるな。
では自分で使い切れないとなれば、売却という手を考えるか。
状態の良いモノが届いた!ヤフオクやメルカリで価格を調べて見たら、6万円くらいで売買されているような感じなので、5~5.5万円くらいなら売れるかもしれない。貴重な2スロット版なので、それぐらいの価値はあるだろう。

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久々にE-M1を使ってみた

初代E-M1を久々に通電させてみた。

9年前購入

私が所有するデジタル一眼カメラとして、未だに最上位となるのがOlympusのE-M1である。
ホントは後継機などを購入したいと思っていたのだが、その後機器更新する事もなく、追加でミニデジタル一眼であるE-PM2を買い足しただけで、未だ最上位に君臨するE-M1だが、購入したのは2014年2月と、既に購入から9年の月日が経過している。

技術の進歩の早いデジタルカメラにおいて、9年という時間が経過している事を考えると、もうデジタル一眼カメラとして性能でスマホにすら勝てない状況になっているとも言えるが、イメージセンサーの大きさとレンズの良さで、何とかまだ使えるレベルの写真は撮影できるのではないかと考えている。
ただ、昨今のスマホはデジタル技術を駆使して小さなイメージセンサーであっても画像処理で綺麗な写真にする事も可能だし、純粋に撮影したデータだけを比べれば、もう9年前のデジタル一眼など使う意味すらないのではないかとも思える。
そう思って最近はめっきりカメラを出す事はなかったのだが、ふとしたことで、集合写真を撮ってくれないか? という依頼を受けた。
依頼者は会社の人で、今度会社のイベントで社員の集合写真を撮る必要があり、カメラを持っている人に声を掛けたのだという。
前述の通り、私のカメラはもう9年も前のカメラなので、最近であればスマホの方が綺麗だという話をしたのだが、問題は集合写真に写す社員の数が100名を超えるとかで、広角レンズでの撮影が必須、ならばスマホではなくカメラの出番と考えたようだ。
まぁ、画素数は少なくても、レンズは良いし、広角レンズでの撮影となればデジタル一眼の方が有利かな、とも言えるので、とりあえずその撮影を引き受ける事にし、保険として他の手段…たとえば別の人にも声を掛けたり、スマホでも撮影したりして欲しいとお願いした。

実機確認

長い間、触っていなかったE-M1を掘り起こし、電源を入れるが当然の事ながら電源が入る事は亡く、既にバッテリーが自然放電してしまっていた。
バッテリーを起こす為にも、一度充電器で時間をかけて充電させ、何とか機能回復を試みたところ、無事起動させる事に成功。
内部時計を今の時間に合わせ、各部がちゃんと動くか確認した。
レンズは12-40mm F2.8のズームレンズなので、35mm版換算で行けば24mmという広角で撮影する事ができる。なので、このズームレンズを広角側で使えば、なんとか集合写真は撮れるかなと再確認した。
で、肝心の写真だが…とりあえず試し撮りをしてみた。
素人が録っても綺麗な画になる…それがデジタル一眼カメラというものちょっと日陰に入ってしまった花だが、背景のボケも合わせていつも通りの画にはなった。
イメージセンサーの画素数こそイマドキのものから比べて少ないが、発色やディティールなどは問題なさそうである。
あとは昔のカンを取り戻す事ができるかどうか、といったところだろうか。

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介護保険更新申請

時間を作って市役所へ申請に。

介護保険を受けるために

先日、当Blogでも介護保険の申請連絡が来た事を記事にした。

6月中に申請が完了しないといけないのだが、申請自体は更新〆日の60日前から受け付けていて、私の場合は5月1日から申請できる状態だったので、半休を取って仕事を切り上げ、申請に行ってきた。
前述の記事の時にも書いたが、ウチの母親は要介護4という区分にあるのだが、現在失語症となった事でケアマネージャは要介護5の申請も視野に入れた方がよいかもしれない、と前回の母の退院時に言葉を濁らせていた事がある。
要介護5となると、受けられる給付金の額も上がるが、同時に一部の介護費用も上がる事になるので、区分を上げた方がよいのか、それともそのままで良いのかは、受けている介護サービスの内容で変化する。
デイサービスのようなサービスは、通所介護と呼ばれるものになるのだが、コレは介護費用が上がるサービスであるため、週3日デイサービスに言っている母の場合、不利に働く可能性がある。
特養(特別養護施設)に入るぐらいになると、サービスの費用も上がってくるが、一纏めで費用を纏めてしまっているので、区分は引き上げてしまった方がよいのだろうが、ウチの母のように自宅での介護が主となっている場合は、結構微妙だったりする。
再度ケアマネージャにこの件を相談しようと思って板野だが、そもそも区分判定は役所の担当者が行う事なので、今回はケアマネージャがそのままで申請するよう言っていたので、何もせずに更新申請する事にした。

申請書の記載事項

私の住んでいる地区では、介護保険を受けていると、既に手元にはピンク色の介護保険被保険者証があるはずである。
これは申請した後に介護保険を受給する者の証明として市役所より送られてくるものだが、更新期限があり、それが一年とされているので、今回更新申請が必要となる。
この前回申請した時の情報がある程度記入された「要介護・要支援認定申請書」が市役所より送られてきて、それに不足分を記入して更新申請する事になる。
申請書の無駄な情報はデジタル化で何とかしてくれよ…
問題は、既に記入されているところとされていないところであり、されていないところを記入する事になるのだが、どう記入して良いのかの説明が送られてきた封書には記載がないという事である。
市役所なので、ウチの母親が国民健康保険証を貰っていれば、おそらくその情報も記載されていたかもしれない。だが、これが全国健康保険協会の保険証だったりすると、それらの情報は市役所では把握できないため、空欄になっている。
コレ…マイナンバーカードを保険証として使える様にしていたら、市役所だって情報を知る事ができるハズなんだが…。
また、過去6ヶ月間に病院に入院したり、介護保険施設に入所していた場合は、その情報も記載する事になるのだが、それだって何かしらの保険を受けて入院・入所しているのだから、情報が連携されていればわかるはずである。
それらを未だに申請書に手書きしなければならないというのも、実にオカシな話であり、何の為のデジタル化なのかと疑問に思ったりする。
あと、私の住んでいる地域では、同系施設(つまり市の機関)の病院に通っている場合、主治医の問診票が必要になるのだが、コレだって複数の科に係っている場合、だれを主治医とするのかの基準がない。母は内科、泌尿器科、整形外科に現在係っているが、泌尿器科はカテーテルを入れている関係で毎月受診している。内科は2ヶ月に一度係る。さて、主治医はどちらだろうか?
わからない事が多すぎるのが、今の状態である。デジタル化が進むこの先の時代、この辺りの申請がもっと情報連携で少なくて済むと良いのだが…。

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RTX 4070Tiを使い始めて

性能向上よりも省電力化の方が進んでいるのかも。

ウチの環境の問題

先週末からGeForce RTX 4070Tiを組み込んで使用しているのだが、ウチの環境ではその性能を生かし切れていないだろうという事が見えてきた。
何故性能を生かし切れていないかというと、AAA級ゲームタイトルをプレイしていなかったり、動画編集などをしていない事もあるが、私が主としてプレイしているFF14においても、そのフレームレートを最大120fpsに制限しているというのも理由になる。
何故120fpsに制限しているかというと、モニタそのものが120fpsにしか対応していないので、制限解除する意味がないというのが理由である。
ただ、RTX 4070Tiにした事で、最低フレームレートの数値は確実に上昇しているので、フレームレートの落ち込み具合が緩やかになったというのは間違いないので、FF14プレイ時でも比較的120fpsで表示している時間が長くなっているという実感はある。
何というか、表示に余裕を感じるのである。
もちろん、RTX 3070Tiを使用していた時も余力はあったと思うが、全体的な滑らかさみたいなものがついて回るのが、4070Tiに変えてからは頻々に感じる。
そういう意味では性能を生かし切れていないというのとは違う意味で、ちゃんと活用はされているのだが、何とも地味な活用といえば地味である。

負荷がかからないという事

つまり、RTX 3070Tiを使用していた時よりも負荷そのものが軽くなったというところに、4070Tiに変更した最大のメリットがあるわけで、PCを利用している時にGPUが全力運転する時というのが随分と減った事になる。
2スロット版なのはとても良いのだが…結果として、GPUの消費電力が減っている感じはある。実際、GeForceドライバの機能でGPUの動作を監視していると、利用ワット数の変動などが見られるのだが、消費電力として200wに届く事がほとんどない。
なのでRTX 4070Tiを組み込んだ最大のメリットは性能向上よりも、どちらかというと省電力という方向なのかもしれないと思っている。
必要な時にパワーがグッと出るのも有りがたいが、こうした通常使用においてムダがなくなるのもありがたいなと感じている。
これがもしRTX 4070Tiでなく、RTX 4070だったら、もっと少ない消費電力だっただろうなとは思うのだが、もしそうだとしたら、性能においてはよりRTX 3070Tiに近くなるわけで、換装したメリットはホントに消費電力だけになってしまう可能性がある。
であるなら、RTX 4070Tiを選択したのは、ある意味正解だったかもしれない。

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MSIのマザーボードBIOS更新

焼損事故が報告されたので念の為のBIOSアップデート。

ようやくUSBメモリの活躍

当BlogでもAMDのRyzenにおいて焼損事故があった事を記事にした。

基本的にはRyzen 7000X3Dを対象としている節のある情報ではあるが、実際には3D V-Cashが搭載されていない通常版でもあり得る症状との事なので、私のメインPCも対象に入っている事を考え、BIOSのアップデートで防止する施策をしないと安心できない。
AMDはソフトウェアが弱いというのは昔から言われている事なので、私もマザーボードのBIOSはどこかのタイミングで更新しないと駄目だろうと思っていた事もあり、そのためにUSBメモリも購入して準備はしていた。

BIOSアップデートの為にUSBメモリの購入までして準備していて、今までBIOSアップデートをしてこなかったのは、偏に実害がなかったからだ。
だが、そうも言っていられない事故が報告され、また昨日ビデオカードも入れ替えたというタイミングなので、いよいよもってBIOSアップデートに踏み切る事にした。

手順はカンタン

最近のマザーボードのBIOSアップデートは、実に親切である。
何と言っても、手段が複数あり、その中にはCPUを挿していない状態であっても可能な方法すらある。しかもBIOSを2系統持っていて、事故が起きたときでも復元が可能になっていたりと、以前から比べれば安全かつ手軽にアップデートが出来る体制にあるのは、実にありがたい話である。
ただ、そうは言っても事故はない方がいい。
結局、BIOSアップデートは実際にやるとなると、心のどこかでは神頼み的なものを感じずにはいられない。
私の使用しているマザーボードは、MSIの「MPG X670E CARBON Wi-Fi」というマザーボードなので、MSIの公式サイトから対応BIOSをまずダウンロードし、展開したデータを準備していたUSBメモリに保存、MSIのBIOS設定画面にある「M-Flash」という機能でアッブデートする事にした。
このM-Flashは動作的にちょっとワンテンポ遅れる感じがするのがちょっと恐いのだが、基本的にマザーボードにお任せでBIOSアップデートが出来る。
先程のUSBメモリを挿したままBIOS画面からM-Flashを選択すると、実行するか聞いてくるのでそこでOKすれば、その場で再起動、そのまま待ち続けるとUSBメモリの中に保存したアップデータを選ぶ画面が出てくるので、それを選択して実行すれば、あとは自動的にアッブデートがかかる。
数回再起動を繰り返すような感じはあるが、基本的にはお任せである。
で、アップデートした後、再起動後にBIOS画面を確認する。
アップデートはできたのだが…無事アップデートが完了している事が、画面で確認できた。
MS-7D70とはおそらく「MPG X670E CARBON Wi-Fi」を指すコードのようである。
今回のアップデートでBIOSバージョンが17.2にアップデートされている。その前はマザーボード発売時の初期BIOSだった。
とりあえずコレを見る限り無事アップデートは終了した模様。

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RTX 4070Tiを組み込んだ

2スロット版は案外と小さかった。

入れ替え作業

先日、NVIDIAのGeForce RTX 4070Tiをほとんど衝動買いのような感じでポチッた件を記事にした。

AmazonのGWセールで135,000円だった事が購入のキッカケではあったが、どうしようか相当に迷って最終的に少なくなる在庫数とのにらめっこの末、気がつけば人差し指がマウスをカチッと押していた。
手持ちの予算的にはもともと購入するかどうか迷うだけあった…と言いたい所だが、母の介護生活に入っている今、そんな余裕があるはずもなく、それも相まってRTX 4000シリーズは見送る事を考えていたのに、いざ目の前にセールがやってきた事で、安易に購入してしまい、正直、今後の生活をどうするか今まさに悩んでいる所である。
だが購入してしまったのだから仕方が無い。ここでAmazon.co.jpに「返品します」と言って戻してしまってはツマラナイ。
と言うわけで、本日はいよいよ「ELSA GeForce RTX 4070 Ti ERAZOR X」を組み込む事にした。
入れ替え作業は簡単である。
単にメインPCの側面を開けて今取り付けられているRTX 3070Tiを外して入れ替えるだけである。
そもそも取り付けていたのが「ELSA GeForce RTX 3070 Ti ERAZOR」つまり同じく2スロット版のビデオカードなのだから、そのまま入れ替えという形になる。なのでサクッと入れ替え作業である。
唯一違いがあるとしたら、側面の補助電源がPCIe 5.0対応の「12VHPWR」になっているので、変換ケーブルを使用するぐらいの話である。
で、早速組み込んでみた。
2スロットでも存在感はある
長さ30cmのビデオカードというところも以前のものと全く同じなので、入るスペースも同じ。ケーブルの取り回しが若干余ったというぐらいである。

電源投入

入れ替え作業が完了したら、早速通電である。
12VHPWRコネクタが火災のトラブルを起こした、という話を聞いた事があるので、少々不安なところもあるのだが、コネクタはしっかりと差し込んだ自信はあるので、無問題。
PCに接続していたケーブル類を元に戻して、電源ONとすると、ファンのLEDがレインボーに光りはじめ、RTX 4070Tiの側面も「INNO3D」と光り始めた。
派手に光るが、CPUクーラーで思った以上に地味である…このギミック、RTX 3070Tiの時にはなかったな。
その他にも問題はなく動作しているようなので、無事換装は終了である。
4ヶ月ぶりにPCの内部にアクセスしたが、今回のPCはケース内もスッキリとさせたおかげで見栄えも実に良い。
CPUクーラーは水冷でなく空冷を選んだので、ケース内にホースやケーブルがあまり多くなく、実にスッキリしたものである。
そこに長さ30cmのビデオカードがドンと居座ると、ビデオカードの存在感の大きい事…。
2スロット版ですらこうなのだから、4スロットとかの4090などどれほどの存在感なのかと思ってしまう。

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介護保険、更新時期が来た

役所から封書が届いた。介護保険更新の連絡だった。

あれから一年

正確に言うと、ウチの親は介護保険の度合いが途中で変わった為、既に介護保険の適用を受けて一年が経過してしまっている。
4月に要介護1だったものが、適用となって3ヶ月もしないウチに要介護4となり、それが6月に適用となったので、今回連絡がきた更新の〆日は6月末という形で連絡がきた。
現在要介護4という状況なワケだが、既に母はベッドで寝たきりの状態にあり、自分一人では出来る事はほとんどない。
またしても入院に…
この状況だと、要介護5という判定になっても不思議ではない状況とも思えるのだが、判定そのものは役所の担当者が行うものなので、コチラは受け身で審査をうけるしかない。
ただ、ある程度こちらのケアマネージャの思惑は伝えた方が良いようなところもあり、今回の更新に関して、一応ケアマネージャに相談してみる事にした。

そのまま更新?

要介護4は1ヶ月あたりに30万9,380円が介護保険の給付金として補助され、利用者の所得に応じてこの金額の1~3割を自己負担する。限度額を超えれば超えた分は全てが自己負担額に乗ってくるわけだが、これが要介護5になると、その給付金は36万2,170円となり、所得に応じてこの金額の1~3割を自己負担する事になる。
ただ、ケアマネージャから聞いた話だと、要介護5になると、そもそもの介護サービスの利用料が変わるものがあるという。
いろいろ調べて見ると、施設に入ったりする時などは、要介護度によってその基準となる金額が決まるため、要介護度が高いと料金が高くなる。
ただ、訪問介護など、自宅で受けるサービスのほとんどは利用料が変わらないため、ウチの場合は要介護度は上がった方が全体的に費用負担は少なくなる可能性が高い。
ただ、私がお世話になっているケアマネージャは、そうした事を総合的に判断して、要介護4のままでいいのではないか、と判断しているようだが、この辺りはもう一度話を聞いてみた方がよいかもしれない。

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