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v6プラスに対応

期待のルーターが遂にv6プラスに対応した。

ついにIPv6に対応

当Blogでも何度か書いた、我が家のネットワーク問題
コメント戴いた情報から、今使っているルーター「WXR-5950AX12」に問題がある事がハッキリとわかり、ルーター交換をしないかぎり、このトラブルから解放される事はない、という事が明確になった。
「WXR-5950AX12」の後継機である「WXR-6000AX12S」でも、大きく改善されたとは言いにくい状況のようで、多少はマシになるのかな、という感じだが、その多少でもマシになるなら、と「WXR-6000AX12S」の購入も視野にいれていたところ、Twitterに朗報が流れた。


コメントを寄せていただいた白川玖羽さんが使用しているという、QNAPの「QHora-301W」が、ついにv6プラスの接続に対応したというのである。

OCNバーチャルコネクト

QNAPの「QHora-301W」がIPv6に対応してくれたのはありがたい話だが、私がDTIで契約している回線は、残念ながらOCNバーチャルコネクトである。
v6プラスとは根本的には同じだが、手順が異なるので、v6プラスに対応している機器をそのまま使えるという事にはならない。
なので、このままでは例えQNAPの「QHora-301W」がv6プラスに対応したからといっても、私に何ら関係の無い話、という事になる。
うーん…なんとかOCNバーチャルコネクトでも使える方法はないのだろうか?
いろいろ調べて見るが、OCNバーチャルコネクトの通信においてv6プラス機器を使用する方法など出てくるはずもない。
折角朗報と思った情報だったが、私には無関係かぁ…と諦めたその時、本当の意味での朗報を手にした。

CONFIG NETWORK
https://layer3.info/dti-v6plus-improve/

情報によると、現在のDTIのVNE事業者はv6プラスに統一されているという。いや、それは私も知っていた。
だが、ポイントはそこではなく、VNE事業者をOCNバーチャルコネクトからv6プラスへ切替える事ができる、というのである。
これは知らなかった…。
しかも、やり方は簡単。カスタマーサポートに連絡するだけ。
電話は、自動応答に繋がるので、回線についての相談で案内を進めていけば良いようだ。
切替えに料金がかかるのかは分からないが、最近、夜間にネットの速度が非常に遅いという事もあるので、この際v6プラスに変更してしまうのが、良い結果を導きそうな気がしてならない。
とりあえず…平日の日中に連絡するのが難しいので、MyDTIからメールにてVNE事業者をOCNバーチャルコネクトからv6プラスへ変更できないか、問い合わせてみる事にした。

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IPv6で納得の選択肢がない

昨日、いろいろ調べたが、その後も継続して調べた結果、救いようがない。

国内メーカー、ダメすぎ?

白川玖羽さんのコメントから得た話から、現状の「WXR-5950AX12」からは脱却して他ルーターにしようと決意したまではよいのだが、その後の調査で、各国内メーカーのルーターが大凡ダメな感じだという事が見えてきた。
まともに使いたかったら海外メーカーのものにしろ、と説明しているようなサイトが多く、この問題を根底から解決している人たちの多くは、IPv6のトンネリングを行うためだけに、IPv6対応のルーターを置き、その後、Wi-Fi6のみをアクセスポイントとして使用する、つまりIPv6ルーターとWi-Fiルーターの2台を繫いで利用している、という人が多いことに気がついた。
海外メーカーのルーターは、Wi-Fi6に対応した製品はあってもIPv6には非対応とか、対応していても国内回線事業者が採用しているIPv4 over IPv6やv6プラスといった方式ではなく、transixのみ対応といった製品ばかりなので、海外メーカーのルーターを国内回線のIPv6サービスで直接使用する事ができない。だから、国内のルーターをIPv6のトンネリングのみで使用し、ブリッジモードで海外メーカーのWi-Fi6ルーターを使用する、といった方法を採っているようだ。
やり方としては正しいのだが、何か腑に落ちない。
何の為の総合Wi-Fiルーターなのか、と言いたい。

問題が起きる原因

何となく見えてきたのは、問題が起きるのは、ルーターに搭載されているCPU(SoC)の能力不足に起因しているのではないか、という事。さらに転じて、熱暴走している可能性がある。
CPUの処理能力が足りない事で、処理落ちして5GHzの電波が飛んでいなかったり、或いはネットの瞬断を引き起こしたりしているのかもしれない。
これらをファームウェアで解決しようとしても、根本の能力の問題なのでおそらく解決はできないだろう。
それ故にBuffaloは「WXR-5950AX12」を発売した2年後に「WXR-6000AX12S」という後継機を発売したと考えられるが、そもそも「WXR-6000AX12S」でそれらの問題が解決したのか、という部分についても、今の所ネットでは「WXR-5950AX12」ほどの酷評にはなっていないものの、同じ問題が起きているケースがあるようだ。
ただ、その場合であっても、ビームフォーミングの機能を停止させたり、自動回線切替機能を切ったりする事で安定したりする事を考えると、未だ「WXR-6000AX12S」であっても、根本的な問題解決には至っていないと言える。
というか「WXR-5950AX12」と「WXR-6000AX12S」のハードウェアは何が違うんだろうか?
見た目は前機種とまったく変わらない消費電力が下がっているので、SoCが変更されている可能性もなきにしもあらずだが、共にクァッドコアとなっているだけで、その詳細がわからない。
これでは「WXR-5950AX12」の買い替えで「WXR-6000AX12S」を購入するという判断が正しい事なのか、とてもではないが判断が付かない。

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やはりWXR-5950AX12の問題だったか

頻発していた通信問題、情報提供いただいて自分的に納得。

情報提供、感謝です

先日、当Blogの5月4日にも記事にした、通信が切れるという問題に関して、貴重な情報提供を得た。
コメントを寄せていただいた白川玖羽さんは、価格.comのWXR-5950AX12のレビューも書かれていて、そのレビューを私は見落としていたようである。
…いや、見てるハズなんだけどな、ホントは。
というか、このレビューを最初に見て理解していれば、この問題は2021年の3月の段階で解決していたと言える。
情報を掴み切れていなかったとは情けない。
白川玖羽さんに直接コメントを戴いたので、自分が何となく思っていた問題に関しては、非常に納得したというか、理解したというか。というわけで、やはりハードウェアとして「WXR-5950AX12」は交換した方が良いだろうという結論に至った。
白川玖羽さんはQNAPの「QHora-301W」に乗り換え、快適に利用されているようだが、私もそれに続け~と行きたい所だが、そう簡単にはいかない理由があったりする。

IPv6に対応していない?

QHora-301Wをいろいろ調べて見ると、実に魅力的な機能を保有している。
WANポートを10Gbpsポートだけでなく、1Gbpsポートにも切替えられたりできるので、外に繋がるネットを契約回線速度の1GbpsポートでWAN接続し、内部ネットワークとして2つある10Gbpsポートをスイッチングハブなしで利用できたりと、実にいろいろな利用価値が見いだせる。
これがOCNバーチャルコネクトに対応していれば…だが、調べてみてわかったのが、コイツ自身は発売された当初、IPv6には対応していないという事。少なくとも2021年3月の段階では、IPv6には対応しておらず、運用としてはIPv4で利用するしかない機器だった。

impress INTERNET Watch
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/shimizu/1306736.html

私は既にDTIのドコモ光契約にてIPv6回線への切替えを行っていて、接続はOCNバーチャルコネクトで通信している。
なので、少なくともOCNバーチャルコネクトに対応した機器でないと、私の用途には適さない。
今現在、QNAPの「QHora-301W」がファームウェアアップなどでOCNバーチャルコネクトに対応するIPv6機器になっていれば、価格的に4万円超という高額設定を飲み込んででも「QHora-301W」には買う価値があると思うのだが、対応していなければ使いたくても使えない。
ネットで調べるも、情報が出てこないので、今現在の対応状況が全くわからないので、私としては手が出しにくい。
なので、WXR-5950AX12から乗り換えるとしたら、後継機種のWXR-6000AX12Sに乗り換えるしか今の所道がない感じである。
…他メーカーを選ばないのかよ、と言われそうだが、ASUSやTP-Linkの製品はどうにも手が出しにくくて…。

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ラクレコでDVD

バッファロー製品でDVD再生が可能な光学ドライブが登場。

ラクレコ

今まで、スマホに直接CDの楽曲を取り込む事ができるという光学ドライブは発売されていた。ラクレコとよばれるBuffaloの製品もそんな製品群の一つなのだが、イマドキのPCは光学ドライブを持っていないものも多く、CDの取り込みという部分で新たな方向性として登場下のが、ラクレコのようなPCレスでCDを取り込む事のできる光学ドライブである。
これはこれで一定の需要があったと言えるが、光学ドライブの需要としては、今まで購入されてきた光学メディアのコンテンツの視聴環境としての需要である。
PCに光学ドライブが搭載されていた時は、PCもその再生環境の一つとされてきたが、前述のようにイマドキのPCには光学ドライブがないものが多い。
また、テレビに接続されたレコーダーに搭載されている光学ドライブで視聴する事も可能だが、ノートPCで視聴するようなある程度持ち運びができる環境での用途としては、どんどんと対応できる環境が縮小していたように思う。
しかも、最近はノートPCではなく、タブレットやスマホの高性能化に伴い、そもそもコンテンツを消費するだけの活動においては、ノートPCも不要な時代である。
そんな中で、今回ラクレコにおいて、DVDの視聴機能が新たに追加された新モデルが登場した。
接続したスマホやタブレットなどで、DVDがそのまま視聴できるというのである。

RR-PW1-WH/N

今回登場した新型のラクレコ「RR-PW1-WH/N」は、ネットワークに接続可能な光学ドライブで、同じネットワークに接続している機器でCDの取り込みができる製品である。
今回の新型は、そのCDの取り込みだけでなく、DVD再生にも対応しており、スマホ等にインストールしたアプリで、RR-PW1-WH/Nに挿入されたDVDを視聴する事が可能になった。
但し、再生できるDVDは、基本的に市販されたDVDという事で、テレビ番組などを録画したDVDの再生はできない、とされている。この辺りは、地デジの環境などに詳しい人であれば、ひょっとしたら再生可能なメディアを作る事はできるかもしれないが、RR-PW1-WH/N単体ではどうする事もできないとは思う。
DVD再生の次はBlu-ray再生だといいなぁBuffalo RR-PW1-WH/N 製品ページ
https://www.buffalo.jp/product/detail/rr-pw1-wh_n.html

このRR-PW1-WH/Nの最大の特徴は、AmazonのFire HD タブレットに対応している、という事である。
iPhoneやiPadなどApple製品に対応している事は珍しい事ではないが、AmazonのFire HDタブレットに対応しているという事で、対応OSとしてFire OSが謳われている。
これは結構珍しいのではないかと思う。

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テレビ復権の一手か?

最近、私はめっきりテレビを観なくなった。

一人でいると…

現在、母親が入院中の私。
当Blogでも、その情報と共に、一人でいるとテレビを観なくなり、Fire TV Stick 4K Maxが活躍しているという話を記事にしたりもした
実際、ニュースなどはネットニュースで事足りているし、どうしても動画が欲しい時はYouTubeでもニュースなどの動画が上げられている事もあって、テレビの必要性がほぼ感じられない状況である。
だが、コンテンツとしてテレビが脆弱にはなったものの、テレビというコンテンツがまるっきりダメになったのかといえば、私はそうとも思っていない。
テレビはもっと面白いコンテンツにする事はできるだろうが、今やどのテレビ局も、その術にいろいろと頭を悩ませ、苦労している状況ではないかと思う。
テレビがもっとも貧弱なのは、その番組を観ている他の人の情報がほぼない、という事にあると思っている。
昔、torneやnasneには、その番組をどれだけの人が観ているかを番組表に比率で表示したりする機能があったし、他にもニコニコ実況のコメントをテレビ番組に重ねて表示したりする機能があり、同じ番組を観ている他の人の喧騒がテレビ画面からわかるという、ある種インタラクティブなコンテンツとしてとても良い機能だった。
ところが、このニコニコ実況の機能はAdobe Flash Playerの機能を使っていたことから、サービスが終了してしまい、現在のnasneではその機能が使えなくなってしまっている。
nasneをnasneたらしめていた機能でもあったので、終了してしまったのはとても残念と思っていたのだが、Buffaloがnasneを引き継いで一周年というこのタイミングで、ついにニコニコ実況連携機能が復活する事となった。

画面いっぱいに叫び声

ニコニコ実況が面白いのは、観ている他の人のコメントが画面を右から左へとダーッと流れていくところである。
ある時は盛大な拍手コメントだったり、ある時は「キタ━━━━━━\(゚∀゚)/━━━━━━ !!!!!」の連呼だったり、とにかく騒がしい。
だが、この騒がしさが観ている人たちの共感であり、番組の盛り上がり方を示している。
時には、思わぬコメントが流れてきて、自分では気づかなかった事を気づかせてくれる事もあり、自分だけが観ているという状況ではない事がひしひしと伝わってくる。
テレビが再びおもしろいと思える日がくるかもしれない今回、このニコニコ実況連携機能をアプリ「torne」のアップデートで可能にしていく。
まずは4月中を目処にPS5用torneのアップデートで実装され、順次PS4、iPhone/iPad/Android向けtorneへと続いていく。
開発はBuffalo、ソニー・インタラクティブエンタテインメント、ドワンゴの3社協力で開発され、Buffaloはニコニコ実況のオフィシャルスポンサーに就任するという。
このニコニコ実況が復活する事で、確実にテレビ視聴体験の価値は向上する、と私は確信している。
テレビの面白さの再確認ができるはずなので、nasneを今持っていない人は、ぜひnasneを購入して体験してみて欲しいところである。

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アップデートされていた

BuffaloのWi-Fi EasyMesh対応ファームウェア、公開されてた。

EasyMesh

Wi-Fi EasyMeshとは、繫ぐだけで親機と中継器同士が互いに通信しあい、網目状にネットワークを構築するという、Wi-Fi機器の繋がりを提供する、Wi-Fi Allianceの標準規格だが、このWi-Fi EasyMeshは新機種だけの機能ではなく、Buffalo製品の一部機種では、ファームウェアアップデートでこの機能に対応できる製品がいくつか存在していた。
シームレスな通信環境構築当初は9月にこのファームウェアアップデートの話が出ていたのだが、9月末ごろまで待ってもファームウェアがアップデートされなかったので、再度確認したところ、ファームウェアは11月の公開となる延期が発表されていた。
11月中頃を過ぎたあたりに、再度Buffaloの該当ページを探したが、依然としてファームウェアがアップデートされる様子が見られず、また延期するのかなぁ…ぐらいで考えていたのだが、その後、確認するのも忘れていて、本日確認したところ、どうも11月30日付で、Wi-Fi EasyMesh対応のファームウェアが公開されたようで、該当ページでは対応済み製品にWXR-5950AX12が名を連ねている事を確認した。

Buffalo Wi-Fi EasyMesh
https://www.buffalo.jp/topics/utilize/detail/easymesh.html

まぁ…全ての機器が対応したわけではないので、完全対応済み、という事ではないのだが。

バージョンは3.30

WXR-5950AX12のファームウェアダウンロードページは以下になるが、ここのソフトウェアに新しいファームウェアのリンクがある。

WXR-5950AX12 ソフトウェア
https://www.buffalo.jp/product/detail/software/wxr-5950ax12.html#tab-link

変更履歴をみると、Ver.3.05から一気に3.30へとアップデートされている事が確認できるが、追加機能として書かれているのはWi-Fi EasyMesh機能使いのみとなっている。
動作安定性向上とかの修正が入っている事を期待したのだが、そういった事実はなさそうである。
このファームウェアVer3.30を導入すると、初期状態ではEasyMeshはOFFの状態となるようだが、以下にその機能をONにする手順が書かれている。

EasyMesh有効化手順
https://www.buffalo.jp/support/faq/detail/124146201.html

どうも、設定メニューのトップ画面からして変わるようである。
EasyMeshといえども、Wi-FiルーターとWi-Fi中継器で役割が異なるので、どちらで対象機器を使用するかによって設定は変わるようだが、WXR-5950AX12の場合は大凡中継器ではなく、Wi-Fiルーターとして使用する事を前提にしているようである。 Continue reading…

nasne、アッブデート

SIE製nasneを使っていた人には朗報になるだろう話。

ダビング可能へ

Buffaloから、ネットワークレコーダ「nasne」の機能向上アップデートの情報が出てきた。アップデートは11月24日に無償で公開される。
今回のアップデートで可能になる事は、nasne同士のデータダビングが可能になった、という事である。機能名は「お引越しダビング」で、同一ネットワーク内に接続されているnasne同士で、録画データの移行が行えるようになったワケである。
データの引っ越しでデータを保護これで、以前のSIE製nasneという古い個体で運用していた人も、データ喪失の心配がなくなったと言える。
今回のデータの移行は、旧nasneから新nasneへの移行、新nasneから新nasneへの移行は可能だが、新nasneから旧nasneへの移行はできないとされている。
どのみち、今まではnasneで保存した映像データは、劣化版としてモバイルtorneなどで外に出すしかなかったワケだが、今回のアップデートで正式に新しいnasneへと移動できる事で、より長く安心してnasneが使えるようになった、と考えて問題はないだろう。

PS5版torne

今回のアップデートに合わせて、PS5版のtorneアプリケーションも同時公開となる。
以前からnasneはPS5に対応させるという話は先行していたが、いよいよその対応が行われるという事である。
アプリの公開日は、11月24日で、前述のアップデートと同日になる。
単純にtorneが公開されるだけでなく、PS5に対応した機能強化アップデートも実施される。
まず番組表のズームアウトにおいて、もう1ズームアウトの段階を追加している。他に早送り/早戻しの表示フレーム数を増加させ、よりなめらかになるよう変更された。またPS5ならではの機能強化として、PS5用メディアリモコンでの操作にも対応している。
こうした機能強化されている事に対して、マイナスになっている部分もある。
それは、PS4版torneでは全て無料で利用出来たtorneだが、PS5用は録画番組を視聴するためには500円の機能追加費用が発生する。
これはスマホ版torneと同じで、今後のtorneはおそらく視聴機能は有料化するものと思われる。
また、この有料コンテンツの一つとしてPS5版には音質を強化する「オトイイネ」という機能が追加される。価格は1,320円。詳細は不明だが、PS5のサウンド強化機能と連動したものではないかと予想できる。
また、torneは基本白色のデザインテーマなのだが、500円の有料で「トルネ・ブラック」というテーマも用意される。
ようやく実装されるPS5版torneだが、視聴に500円かかるという所で抵抗がある人もいるかもしれない。これについては何とも言えないところではあるのだが、torneそのものは一度使うとその便利さは他に換えられないものでもあるので、500円という価格はそう高いというイメージではないかもしれない。
ソフトウェア開発に必要な費用と思えば、受け入れられる価格ではなかろうか。

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Wi-Fi EasyMesh、その後

2021年6月3日に発表されたBuffaloのWi-Fi EasyMeshに関して。

アッブデート対応、未だ来ず

当Blogでも、2021年6月8日に記事にしたのだが、Buffaloが複数のルーターを使って広範囲をカバーするWi-Fi EasyMeshという技術を搭載したモデムが発表された。
メッシュテクノロジーに対応した製品で、宅内の広範囲に安定した無線通信を可能にする技術という事で、その時に発売される事が発表されたプレミアムモデル「WSR-5400AX6S シリーズ」は6月下旬に発売され、エントリーモデル「WSR-1500AX2S シリーズ」は9月発売予定という事になっていた。
シームレスな通信環境構築おそらく、発売時からWi-Fi EasyMeshを搭載した製品は順調に発売されたのだろうが、このWi-Fi EasyMeshという技術は既存の製品のファームウェアアップでも対応できるという発表も行われ、私が使用している「WXR-5950AX12」も、ファームウェアのアップデートでWi-Fi EasyMesh対応となる話だった。
当初は、2021年9月に既存機器のファームウェア対応が行われるという発表だったものの、IT系サイトで情報が下りてくるのをずっと待っていたのだが、今日に至るまでほぼ音沙汰なしという状態である。
ちょっと気になっていた事でもあるので、Wi-Fi EasyMeshのサイトを確認してみたところ、いつの間にか私の所有する機種「WXR-5950AX12」は2021年11月対応予定という事に、9月24日情報更新がされていたようである。

Buffalo Wi-Fi EasyMesh
https://www.buffalo.jp/topics/utilize/detail/easymesh.html

そんなに遅れるものなのか?

WXR-5950AX12へのファームウェア対応が結果的に2ヶ月伸びたという事実は、もうどうしようもない事なので、仕方のない事とは思っている。
だが、実は私は今回のファームウェアアップに関して、Wi-Fi EasyMesh対応という事に注目しているのではなく、通常動作でも改善が行われるのではないかという期待を込めて待っていたところがある。
折角ファームウェアを更新するのである。他の問題点だって見直すだろう…というか、不通そう考えるだろうと思っていて、時々起きるWXR-5950AX12の問題が少しは改善していてくれないかな、と考えていた。
私自身、ルーターを複数所有しているわけではないので、メッシュ通信をするわけではないので、その為にファームウェアを待つというのは本筋ではないのである。
だが、結果的に2ヶ月伸びて11月にファームウェアが更新されるという事なので、今はその期待もおあずけという事になる。
もっとも、機能改善は私の希望であって、それが含まれるファームウェアアップなのかと言われれば、違うかも知れない。
ただ、少しでも安定したファームウェアとなる事を期待しての事なので、折角2ヶ月伸びたのでBuffaloさんには是非とも頑張って欲しいところである。

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nasne、ようやく安定供給

こんなに大人気商品になるとは予想していなかった。

Buffalo製nasne

SIEから技術的移転を受けてBuffaloが新たに新型を発売した「nasne」だが、3月に発売して以降、Amazon.co.jpでBuffaloが販売する度に品切れとなり、なかなか定価購入ができない状況が続いていた。
何てことはない、転売屋が一気に製品を押さえてしまうので、買いたい人たちがBuffalo公式から購入できない、という状況が続いていたというのが、おそらくは真相である。
ただ、その転売屋での売れ行きがあまりよくない状況になったのかもしれないが、ここに来てようやくBuffaloの在庫が安定してきたようである。
よくできた後継機元々、Buffaloが提示していた定価は29,800円なので、これより高い金額での購入は、単純に転売屋価格だという事である。
私は初回購入はできなかったが、2回目の受注時に注文する事ができたので、4月16日には製品が到着、使い始める事ができたが、ある意味運がよかった方なのかもしれない。

複数台連結?

nasneは、1個に付き1つのチューナーしか内蔵していない。なので、nasne単体で録画をはじめると録画した番組は同時に視聴する事はできるが、他局を視聴する事はできない。
もし録画している時でも他局を見たいというのなら、nasneを複数連結して使用することになる。
私は当初、その可能性を視野には入れていたものの、本体価格29,800円という価格から、2台目は状況を見てから考える事にした。
実際、1台目で運用を始めて思ったのは、以前よりテレビを見ないという事に気づいた、という事である。
私はPCにも「PC TV Plus」というソニー製アプリケーションを導入していて、PCのデスクトップ上でnasneと接続してテレビの視聴が可能な状態にしてある。もちろん、モバイルとしてiPhoneのnasneでもプラグインで再生できるようにしている。そのどちらでもテレビを見る事ができる環境を整えたにも拘わらず、以前ほどテレビそのものを見ないようになっていたのである。
垂れ流しでテレビを付けているという事もしなくなり、以前の私の環境と異なる状況になっているな、と実感。結局、2台目のnasneの購入はないかな、と思っている。

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Buffalo版nasneの保険

データ復旧サービスが行われるBuffalo版nasneは、SIE版を超えたかもしれない。

データ復旧サービス

nasneを使っていて一番困るのは、nasne内蔵のHDDが故障した時である。地デジを録画している関係から、その著作権保護機能の為にHDDをそのまま交換する事もできない仕様になっているので、SIE版の頃からnasneのHDD交換は、ほぼ不可能と言われてきた。
中には、この不可能と言われている問題に挑戦してHDD容量を追加する改造を行った人もいるだろうが、素人ではそういった事はまず無理である。
なのでnasne内蔵のHDDは最初からある程度容量の大きなものが理想とされてきた。
よくできた後継機Buffalo版が発売されたとき、標準が2TB仕様だった事は、ある意味喜ばしい事だったのだが、この度、Buffaloは更なる上を行くサービスを開始する。
録画番組の他、NASとして保存していた各種ファイルも対象にして、nasne本体に加えて外付けHDDも対象にし、Buffaloの拠点で診断・復旧してくれるサービスが開始される。
これは、もともとBuffaloが販売しているHDD製品に対してのサービスと同等のものをnasneにも適用されたものなのだが、当然SIEの製品だった頃には存在しなかったサービスである。しかも、Buffalo製のnasneはオリジナルとは構造も若干異なるので、今回のサービスはBuffalo版nasneのみ対象とする。
サービスとしては、故障したnasneをBuffaloに送付し、Buffaloでデータを診断・復旧させるのだが、本体の場合は新品nasneにデータを入れて返送される。外付けHDDの場合は新品のHDDに入れて戻される仕組みで、その費用は軽度の論理障害で9万円、中度で10万5000円、軽度の物理障害で12万円、中度で18万円となる。外付けHDDの場合は、nasne本体ではなくHDD代になる分やや安くなり5万4000円からで保証期間内の軽度論理障害ならば無償となる。
随分と料金が高いと思うかも知れないが、失われるデータの貴重性を考えれば、納得できる人もいるはずである。

みまもり合図 for nasne

また、現状のnasneの稼働状態データを読取り、劣化でデータ喪失の危険がある場合に、本体LEDやアプリ、メール通知でユーザーに伝える「みまもり合図 for nasne」という故障予測サービスも開始される。利用料金やアカウント登録等は不要。
仕組みとしてはHDDの機能であるS.M.A.R.T.を元にHDDの健康状態を診断し、その状態をランク付けして通知する。この機能が働くのはnasne内蔵のHDDとそれに接続した外付けHDDで、残念ながらSSDには非対応となる。
また、録画した番組の引っ越しサービスも提供を開始する。
このサービスは、現状のnasneや外付けHDDに保存されたデータを新品のnasneや外付けHDDに移動させてくれるサービスで、自力でダビングやムーブをしなくてもハードウェア毎新しくしてくれるというサービスとなる。
nasne本体の場合は新品nasneにデータを移動させて、送料込み42,350円(税込)となる。外付けHDDの場合は容量によって異なり、1TBが3万4,100円、2TBが3万5,750円、4TBが4万150円、6TBが4万5,100円となる。
このサービスは要するに全部おまかせ的なサービスなので、自力でデータを移動できる人は、前述の「みまもり合図 for nasne」を併用して自分でデータを移動させれば良いので、頼る事は多分ないだろうが、そういうサービスも公式で用意した、という事だろう。
何か、SIE時代よりも至れり尽くせりである。
ちなみにSIE版nasneからBuffalo版nasneへのデータ移動はできないので、そこに活路を見出したい人は残念な話である。

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Wi-Fi EasyMesh

自宅の無線LAN環境をより広範囲に、より繋がりやすくする。

アップデートで実装

6月3日に、BuffaloからWi-Fiルーターの新モデルが2機種、発表された。プレミアムモデルが「WSR-5400AX6S シリーズ」で、エントリーモデルが「WSR-1500AX2S シリーズ」となり、プレミアムモデルは6月下旬発売、エントリーモデルは9月発売予定となる。
どちらもWi-Fi6対応のモデルで、イマドキのルーターではあるが、これらは共に「Wi-Fi EasyMesh」という、メッシュテクノロジーに対応している。
「Wi-Fi EasyMesh」とは、Wi-Fi Allianceの標準規格のメッシュテクノロジーで、複数のルーターを使って、広範囲をカバーしつつ、シームレスな接続を可能にする技術の事。
シームレスな通信環境構築従来は、広い家などで中継器を多数置いていたとしても、その中継器に無線接続を切替えるのにもトラブルが起きたりして、速度がガクンと下がる時があったが、メッシュテクノロジーだと、そうした通信の切替え等はシームレスに行われるような仕組みとなっているので、スムーズな通信が可能となる。
以前は、このメッシュWi-Fiは専用のルーターなどを利用しないとできない話だったのだが、ここにきてWi-Fi Allianceがメッシュテクノロジー規格の標準を制定したわけである。
前述したBuffaloの新モデルは、この「Wi-Fi EasyMesh」という規格に準じているため、対応機器と連携させる事でメッシュWi-Fiが可能になる、というモデルなのである。
手軽にメッシュWi-Fi環境を構築できるので、よりハードルが低くなったかな、と考えられるのだが、朗報はこれに留まらない。

既存機器でも対応できる

Buffaloの最新世代であるWi-Fi6対応ルーターは、何と、このWi-Fi EasyMeshに、ファームウェアアップデートで対応可能になるという。
具体的な対応機器は、以下のサイトで確認して欲しいが、アップデートで対応できるというのはとても有りがたい話である。

Buffalo Wi-Fi EasyMesh
https://www.buffalo.jp/topics/utilize/detail/easymesh.html

対応リストの中には、既に販売中止となった過去のモデルも存在する。私が使用している「WXR-5950AX12」も、Wi-Fi6には対応しているので、当然対象製品となる。
以前の機種を持っている人からすれば、とても有りがたい話ではなかろうか。
また、ルーターの組合せも対応機器同士の組合せなら機種を選ばないようなので、自宅の状況に合わせて、コストをおさえつつメッシュWi-Fi環境を構築できるのも良い感じである。
今まで、メッシュWi-Fi化させるためにはメッシュWi-Fi対応の本体と子機を購入する必要があったが、手軽に手持ちの機器で実現できるとなれば、その便利さは今までの比ではないだろう。

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nasne、セットアップ

先日購入したパッファロー製nasneが到着した。

シンプルな商品構成

先日、第2回目予約のBuffalo nasneを購入した事を記事にしたが、そのnasneが本日到着した。
Amazon.co.jpでの購入なので、また法外な大きさの箱で届くのかと思っていたら、緩衝材を内側に張った袋に厚紙の底を入れた上にnasneが入っているという、袋包装で届いた。
この包装方法だと、nasneの箱が途中で破損したりするのではないかという気もするのだが、おそらくBuffalo側がそうした包装形態を取っただけで、今回の件はAmazon.co.jpとは無関係なのではないかと思う。
そんな放送状態はまぁ良いとして、気になるのはnasneそのものである。
nasne、到着箱そのものはおそらくSony発売の頃のものとほとんど変わらないのだろうと思う。違うのはBuffaloのロゴが入っているという事と、内蔵HDD容量が2TBになっているという記載、商品識別のQRコードぐらいが違いではないかと思う。
torne公式キャラクターのトルネフがそのままになっているという事が、アプリに関してはSonyが継続してサービスしているという事を表していると言えるのではないかと思う。
早速中を開けてみると…オリジナルの中身を私は知らないが、おそらくこの中身の構成もほとんどオリジナルと同じではないかと思うほどシンプルである。
本体、ACアダプタ、アンテナケーブル、LANケーブル、マニュアル、B-CASカードの案内とカードを貼付したシートという、たったこれだけのものである。
マニュアルも…実にシンプルで、この説明だけでセットアップするとなると、初心者では結構トラブルが起きるのではないかというぐらい説明が足りない。ま、説明のしようがないのかもしれない。それを知るのは私がセットアップをした後の事である。

PS4 Proでセッティング

早速nasneをセットアップする事にした。
本体にアンテナケーブル、LANケーブル、ACアダプタをを挿し、起きたい場所に置く。設置はこれで終了。電源はACアダプタに通電すると勝手に入る仕組みで、本体後ろに一応電源ボタンとリセットボタンがあるが、これを押す必要は無い。
ハードウェアの設定そのものは実はこれで終了で、あとはアプリケーション側の設定となる。
私はPS3時代にPS3に接続するtorneを使用していたこともあるので、アプリケーションであるtorneの使い方はそんなに迷う事はない。はじめてtorneというアプリケーションを起動する場合は、nasneというアプリケーションの設定が必要なのだが、それもそんなに難しいものはない。
一つ誤解を無くしておくと、PS3時代のtorneはハードウェアとアプリケーションの2つをセットにしたものを指していたが、今のtorneは純粋にアプリケーションのみを指す。PS3のtorneはPS3にアンテナケーブルを接続し、その信号をPS3に取り込むためにハードウェアがセットになっていた。nasneは単体でアンテナケーブルの信号を処理するのでアプリケーションと切り離された製品になる。
PS4 Proを起動し、nasneアプリを立ち上げると、前述の簡単なセットアップが始まり、同一ネットワーク上にあるnasneを探し出す。nasneが見つかるとそのnasneを登録する事になるが、PS Networkのアカウントと紐付ける作業がその途中に入る。
その後、登録したnasneの地域設定をして、チャンネルを確定すると、これでセットアップが完了である。確かにマニュアルに書くには単純すぎるし、基本的に画面に従って入力するだけの作業である。
だが…もしこれがネットワーク的に複雑なネットワークだった場合には、素人だとおそらくそこで詰む事になる。
例えば…nasneは有線LANを使用するので、セットアップにスマホアプリであるnasne mobileを使った場合、有線LANと無線LANのネットワークが切り離されていたりすると、その時点でスマホ側からnasneを探し出す事はできない。何故なら、torneは同一ネットワーク上にあるnasneを検出するので、セキュリティ的に無線LANと有線LANを切り離している環境ではtorneがnasneを見つけられない。
無線LANの場合、有線LANのネットワークを保護する為、無線LANネットワークを独立したインターネット接続用のみのネットワークとして構築するパターンがあり得る。昔、WEPのセキュリティが脆弱すぎるという事が判明した時、WEP接続はインターネットのみに接続し、内部ネットワークから切り離すという設定がほとんどのルーターに機能として実装された事があるが、それと同じように独立ネットワークとして無線LANを構築してしまうと、今回のような場合、nasneを検出する事ができない。
これらはnasneの問題というよりは、無線LANの設定の問題でもあるので、nasneのメーカーとしては対応のしようがないのだが、これでトラブルを起こしたなら、消費者側からすれば「nasne、どうしてくれるんだ?」となる。
そういう意味ではQ&Aは結構しっかり作り込まないと、新規ユーザーは戸惑うかもしれない。
…ま、nasneはそもそも新規ユーザー獲得を第一に考えている製品ではないので、今更な話なのかもしれないが。

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