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迷うのは1月3日まで

昨日も記事にしたが、購入検討するiPadに迷うのは1月3日までにしたい。

Appleからのお年賀

AppleがMacBook Airなど特定の製品の購入で、最大24,000円分のギフトカードを提供する初売りを実施する。
実施は2022年1月2~3日の2日間で、オンライン、店頭共に対象となる。
Appleのお年賀ギフトカードの額は、購入する製品に応じたものになり、大凡内容は以下。

・6,000円分
iPhone12、iPhone12 mini、iPhoneSE
Apple Watch SE、Apple Watch Series3
Apple TV 4K、Apple TV HD
Apple Pencil(第2世代)、Smart Keyboard Folio、
MagSafeデュアル充電パッド、AirTag(4個入り)、
Magic Keyboard
Beats Studio3 Wireless、Beats Solo3 Wirelessなど

・9,000円分
AirPods(第2世代と第3世代)、AirPods Pro、AirPods Max

・12,000円分
iPad Pro 11インチ、iPad Pro 12.9インチ
13インチMacBook Pro、MacBook Air、Mac mini

・24,000円分
27インチiMac

こうして見ると、24,000円という最大額が設定されているのは、27インチiMacのみで、しかもこの機種はM1チップ搭載モデルではなく、Intelコア搭載品なので、ほぼ在庫処分価格という側面が強いのかも知れない。

iPad Proならギフトカード対象

というわけで、昨日も迷っていたiPadの内、Proモデルは共に12,000円分のギフトカードが初売りによって提供される。
しかも、Apple Pencil(第2世代)やSmart Keyboard Folio、Magic Keyboardがそれぞれ6,000円の対象になっているので、iPad ProとApple Pencil(第2世代)、キーボード2種の内どちらかを購入すると、最大24,000円分のギフトカードで戻ってくる事になる。
もちろん、購入時の価格はギフトカード対象にならないので、今回の購入価格はそれなりの価格に膨れあがるが、例えば今回iPad ProとApple Pencil(第2世代)を購入して18,000円分のギフトカードをもらい、そのギフトカードを使ってキーボードのどちらかを購入すれば、多少価格を抑えてiPad用のキーボードを項を購入するコトができる。
iPad Pro 11インチは、iPad Airと比較すると価格的には相当な価格になるものの、Pro Motion液晶なのでApple Pencilでの書き心地はずっと良いし、メインメモリも多く搭載されているので、マルチタスク時に性能を落とさずに各アプリを動作させられるなど、確かな差はある。
問題になるのは、その価格差と性能が釣り合うか? というところで、昨日も言ったが、iPadは基本的にどの機種でもできる事はほぼ同じだが、そのできる事の質が価格(モデル)によって異なる。
なので、あとは消費者側がどう考えるか次第の話になる。
ギフトカードは確かにありがたい話ではあるが、総合価格が跳ね上がる選択肢なので、初売りが終わるまでには判断をハッキリさせる必要がある。

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M1 Macを諦めるか?

昨日、iPad購入を考え直した結果、見えてきた一つの答えがMac OSを捨てる事だった。

M1 Macの代わりにiPad Pro?

先日、iPad miniにすべきか、それともiPad Airにすべきかを悩んで、いろいろ検討を重ねた結果、結局自分がどのように使いたいかという事の迷いが解消されない限り答えが出ない、という思いが強くなった。
そしてそこから更なる選択肢として、そもそもiPad miniとiPad Airの二択ではなく、新たな選択肢として、iPad Proを検討するというところまで飛躍した。
これはiPad OS 15によってスプリットビューなどマルチタスクで動作する事が可能になった事が原因で、アプリ間でのデータの移動など、今までとは全く異なる次元で様々な事が可能になった事が原因である。
同じマルチタスクが可能なmacOSよりもずっとアプリ間の親和性が高いiPadのアプリは、今までのPCの使い方すらも凌駕する使い方が可能になっているところが不思議で、私自身、まだその可能性の深さを理解しきれていないところがある。
もちろん、ただいろいろな事ができるようになった、というだけではない。データを格納する場所が各アプリ内になっているため、外に書き出しにくいという問題があったり、仮に書き出せたとしても、工夫がPC以上に必要だったりするので、全てにおいてノートPCを上回ったというわけではない。
ただ、私が本当にやりたい事は、案外ノートPCではなく、iPadのような手書きデバイスを併用できるガジェットにこそ答えがあるのかもしれないと思い始めている。
この答えに行き当たったのは、M1チップを搭載しているiPad Proをいろいろ調べた結果である。
M1チップという、現在の最先端のMacBookに搭載されているSoCと同様のものを搭載したiPadのその性能は、まさにMacBookを不要にしてしまったような感じを受ける。
もちろん、iPadというタブレットは完全にノートPCを置き換える事ができるものではないのだが、私の場合はデスクトップPCが存在するので、ノートPCを置き換えなくても、タブレットでノートPCに近いレベルの作業ができれば、それでやりたい事は完結してしまう。
デスクトップPCがあるのなら、MacBookの更新を止めるかわりにiPad Proを導入するという道もあるのではないか、と考えたワケである。

手書きノートをデジタル化

現在、手持ちのMacBook Proをどのように使っているか? という事を自分出分析してみると、WindowsのノートPCと何ら変わらない使い方をしていて、仕事の中心はあくまでもデスクトップPCでこなし、会議などの場でMacBook ProをOffice文書のエディター、Webミーティング用デバイス、メモ、メーラーという使い方しかしていない事に気づいた。
なので、Microsoft365が使えて、Webミーティングが出来て、メモ機能が使え、それらが手書きデバイスを使ってコントロールできるものがあれば、あえてMacBook Proでなくても良い、という事に気づいた。
もし、これがiPad Proだったなら、iPad OSで全て賄えてしまう使い方である。
手書きの+αが欲しいしかもApple Pencilでより使い勝手の良いデバイスとして使えると考えられる。であるなら、購入検討すべきiPadは、miniというサイズのものではなく、10インチ以上の大きなパネルで操作できるものになるのではなかろうか?
ただ、そこで考えねばならないのは、iPad Proにしなければならないのか、それともiPad Airで良いのか、という二択である。
有限である予算を無駄にしない為には、ここで厳格なる選定をしないと、いけない。

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考え直すiPad購入

やはり以前私が持っていた時と今は状況が異なるようだ。

できる事が増えている

第6世代iPad miniを買おうか、それとも第4世代iPad Airのような10インチ以上のiPadがよいのかをずっと迷い続けて、未だiPadの購入を躊躇っているのだが、考えれば考えるほど、自分に最適なiPadを選ぶ事が出来ずにいる。
基本、手帳をデジタル化する事から、iPadの利用を考えていたのだが、iPad OS 15が登場してから、iPadで出来る事が格段に増えている状況が見えてきた。
そうすると、手帳だけの使い方ではもったいない、と考えはじめるようになった。
インプットする方法は第2世代Apple Pencilが中心になるかな、と思っているが、長文を扱うならキーボードが便利だろう。
だが、そうなると第6世代iPad miniは都合が悪い。キーボードに難があるからだ。
キーボードを使うとなると、最低でもiPad Airが欲しくなる。
だが、そうなると大きさがB5サイズくらいになるので、持ち運びという点で難点が出てくる。
甲乙付けがたい結局、購入するiPadの迷いの解消は、自分がどのように使いたいかという事の迷いが解消されないかぎりは答えが出ないように思えてきた。

更なる選択肢

そして、iPad Airの大きさを必要とする使い方を想定すると、今度はiPad Airで良いのか? という問題にぶつかる事になる。
もう一つの選択肢である、11インチiPad Proという選択肢である。
こちらはPro Motion機能で120Hzのリフレッシュレートを実現した事で、より手書きが快適になっているし、何と言っても今のiPad ProはM1チップを搭載している事から、メインメモリも大きくなっている事から、複数のアプリを同時起動させた際の使い勝手が格段によくなる。スプリッドビューというマルチタスクでアプリを並べて使うと、片方の画像をもう片方のアプリにApple Pencilや指でドラッグする事で、簡単に移動させたりする事ができるので、メモを取ったりする際にとても便利に使える。これはメモリが少なくてもある程度はできるが、連携するアプリを多数開いて実行しようとすると、開いているアプリの分だけメモリが必要になるので、どうしてもAirとProで差が出てしまう。
ま、iPad Proはその分価格も高いわけだが。
これらの機能はもちろんiPad miniでも出来る。第6世代のiPad miniであっても、搭載しているOSは同じなので、機能としては同じだが、作業面積が格段に違うので、やりやすさが全く異なる。
なので、できる事を増やしていきたいと考えると、iPad miniの選択幅が狭くなってくる。
iPad miniはその持ち運びの容易さが全てなので、できる事のやりやすさは二の次という事になってしまう。できないのではなく、やりにくい。それがiPad miniという結論である。

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迷えば迷うほど

昨日アナログの手帳を買ったと言ったが、デジタル化を諦めたワケじゃない。

手持ちのデバイスを整理

昨日、2022年の高橋の手帳を購入したと記事にした。
毎年の事なので、恒例の手帳購入ではあるが、今年はデジタル化を進めるかどうかで悩んでいたのも事実。
iPad miniの第6世代が発売され、手帳のデジタル化の最有力候補が発売されたからだが、ゼリースクロール問題があり、今まで購入してこなかった。
だが、購入していなかったのはある意味正解だったかもしれない。
今、手持ちのデバイスのそれぞれの用途を考えたとき、果たしてiPad miniというサイズが正解なのか? という事は、もう一度よく考える必要があり、タブレット端末として、どういったインプットとアウトプットを期待し、それによってサイズが異なる事に気づいたからだ。
そういう意味で、自分が所有するデジタルデバイスの整理を今一度行っていきたい。

サイズで考えて見る

今、手持ちのデバイスは、MacBook Pro 13.3インチ、iPhone X 5.8インチの2種である。
これに今購入を考えていたiPad mini 第6世代は、8.3インチを加えると、管理するデバイスとしては、インチ数の低い方に偏る事になる。

●13.3 – 8.3 = 5(インチ)…MacBook ProとiPad miniの画面サイズ差
●8.3 – 5.8 = 2.5(インチ)…iPad miniとiPhone Xの画面サイズ差

つまり… 5.8 → (2.5) → 8.3 → (5) → 13.3 というサイズ差

もしこれがiPad mini 第6世代ではなく、iPad Air 第4世代だったらどうだろうか?

●13.3 – 10.9 = 2.4(インチ)…MacBook ProとiPad Airの画面サイズ差
●10.9 – 5.8 = 5.1(インチ)…iPad AirとiPhone Xの画面サイズ差

つまり… 5.8 → (5.1) → 10.9 → (2.4) → 13.3 というサイズ差

実に微妙な結果となった。
つまり、iPad mini 第6世代を購入すると、画面の小さい方にデバイスが偏り、iPad Air 第4世代を購入すると、画面の大きい方にデバイスが偏るという結果である。
甲乙付けがたいこの結果をもって解る事は、画面サイズに比して製品を検討すると、どちらかに偏るという事である。
では偏る事を前提に、どちらに偏る事が理想的なのかを考えてみる。

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iPad Airを考える

iPad miniが良いのか、iPad Airが良いのか?

自分の使い方を再確認

当Blogで、過去に第6世代iPad miniに関して自分の用途に合っているとか、いろいろと記事を書いたが、今更ながらホントにiPad miniで良いのかという事を、再度考えてみた。
というのは、小さいという事は当然ながら操作出来るパネルそのものが狭いという事であり、Apple Pencilで書く事は出来たとしても、その書く為のエリアが狭い事で使い勝手に響く可能性があるワケである。また、iPad miniはスマートコネクタの端子がないので、キーボードを使うとすればBluetooth接続の汎用品を使用することになる。スマートコネクタがない事が影響するかもしれないと考えると、本当にiPad miniで良いのか? というのは、もっとちゃんと考察すべき事と言えるかもしれない。
そう考えて、改めて私がどのように使いたいのかを考えることにした。

8.3インチと10.9インチ

iPad miniは8.3インチのパネルを使用している。
これに対し、iPad Airは10.9インチと、2.6インチの差がある。
これは対角線の長さのインチ差であり、実際には6.5センチの長さの違いが存在する。
こうして数字にすると結構な違いがある事に気づく。
そして重量。
iPad miniは約300gに対し、iPad Airは約460gと1.5倍ほど重い。
この大きさと重さによって、使う用途の使い勝手がほぼ決まってくる。

Screenshot of assets.media-platform.com

(画像はギズモードより)

性能は? と気にする人もいる。
iPad miniはA15 Bionicだが、iPad AirはA14 Bionicと1世代前のSoCだが、SoCに搭載されているメモリはどちらも4GBなので、動作させるアプリの処理性能は純粋にコア性能に依存する。おそらく普通の使い方だと思っているほど性能差は感じないと思う。
その他の違いとしては、インカメラの性能や機能があるが、タブレットでカメラを重視して使うという人以外であれば、そもそも気にする必要は無い。
もしタブレットでWebミーティング等を考えているようであれば、iPad miniのセンターフレーム機能は機能差として出てくるかも知れない。
あと、Wi-Fi以外の通信として5Gを前提に考えているなら、こちらもiPad miniに軍配は上がる。だが、大きなデータ量を伴う通信は5Gであっても結局はバケット通信料の壁を超えるのはまだ時代的に追いついていない。5G通信が無制限で格安で使える時代にならないと、本当の意味で安心して使用する事ができない以上、結局はWi-Fiに依存する事になるだろうと思う。
だから、最終的には大きさと重さが使い勝手を左右する。

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その後のiPad mini6は?

ゼリースクロール問題はその後どうなったのだろうか?

未だ購入を控えている

当Blogで、私は第6世代iPad miniは私の使い勝手に合致した製品だという事を言ってきた。しかし、未だに購入する事なく、待ち状態に留まっている。
その最大の理由は、ゼリースクロール問題という、液晶画面のスクロール中の歪み問題が発生しているからであり、それがどの程度の規模で発生しているのか、等の情報を得てから、その影響範囲内で購入を検討しようとしているからである。
だが、10月初めあたりに話題になったこの問題も、いつの間にかM1 ProやM1 Max搭載のMacBook Proが登場した今、あまり話題になることもなく、今に至っている。
ゼリースクロール問題は、その後どのような状況となったのだろうか?

不具合ではない

Appleは、本件に対して「不具合ではない」という公式コメントを出している。
しかし、各所で公開されている動画などを見ると、顕著にスクロールが歪んでいる事が判明しており、しかもそれには個体差が存在している可能性がある。
液晶パネルの品質の高いものは、ゼリースクロールが発生していないように見える製品もあるようで、逆に顕著に歪む製品もある。
どれぐらいまでが許容値なのかは人によって異なるので、Appleからしても判断に迷う所があるのかも知れないが、公開されている動画を見る限り、これで視角から気分が悪くなる人も出てくるであろう歪み方もあるので、単純に「仕様です」としてしまうのは、コンプライアンス的にも微妙な感じに思える。
今の所、Appleは「不具合ではない」というコメントのまま、対応を変更していないので、今のままでは恐らくは何も対応されないままだろうと思うが、実はこのゼリースクロール問題の後に別の問題が発生している。

変色と歪み

今度の問題というのは、縦置きにした時に発生するもので、画面に触れた時、そこに歪みや変色が発生する、という問題のようである。
これは主に製造上の問題である可能性が高いという事で、縦置き時にディスプレイの上部に3ヵ所にわたって発生するらしい。

動画を見ると、ハッキリとその異常さが見えるわけだが、これに関してAppleはその後に渡ってコメントを出していない。
どれくらいの再現性のある問題かもよくわかっておらず、限られたロットでのみ起きる問題なのかどうかもわからない。
まぁ…操作する上で何か問題になるかといえばならない問題ではあるのだが、プロダクトに完璧なものを求めるユーザーが多いApple製品である事を考えると、この不具合も軽視できない問題とも言える。
この新たに起きた問題に関しても、10月初めに問題提起されてから、その後の対応など含めて状況が掴めないでいる。
製品として安心して購入できるものなのか? という事に関して、ますます不安を感じる製品になってしまった事は、とても残念である。

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新型MacBook Proは必要か?

新型MacBook Proが登場した事で、欲しいものが入れ替わる予感がしたのだが…。

費用対効果

新型MacBook Proが登場し、その圧倒的な性能を知った今、価格は高いものの、今手持ちのMacBook Proを下取りに出しても買うべきか? なんて事を考えるようになってしまった。
というのは、Windows11が思ったより魅力的でない感じがしているからで、それによってIntel MacBook ProでWindows11を動作させる事の意味をあまり感じなくなってきたからだ。
実際問題、今も会社でMacBook Pro上のWindows10を動作させて仕事をしたりする事もあるが、時にはWindows10を起動挿せず、そのままmacOSで仕事したりする事も多くなってきた。であるなら、そもそもWindowsというOSの必要性ってどこまであるのか? と再確認したくなる。
で、結論はというと…macOSでも何とかなるんじゃない? という事である。
そうなると、私がIntel MacBook Proを使う意味が全くない、という事になり、それならもっと高性能なM1コア搭載のMacBook Proに乗り換えた方がいいんじゃないか? となるわけである。
…まぁ、今度の新型MacBook Proは最低価格でも相当に高額なワケだが。
だが、そこでふと思い立つ。
費用対効果ってどれぐらいあるのか? と。
今度の新型の性能は、間違いなく従来機より高い。おそらく、動画編集などでも10倍近く高速化する事になるかもしれない。
だが、今の私は動画編集をしているのか?
仮に動画編集する事になったとして、どれだけのクォリティの動画を作る予定なのか?
Logic Proを使って空間オーディオの音響制作をするというのか?
どれも現実味がとても薄い。

DaVinci Resolove

こうした用途の迷いはあるものの、次々と対応アプリケーションがM1 ProやMaxに最適化させてきているのも事実だ。
Blackmagic Designが提供している「DaVinci Resolove」は、そのバージョンが17.4となり、M1 ProやMaxに最適化された。この事で、作業速度が従来より最大5倍高速化するという。
動画編集とかやってると有りがたい話なんだけどねこれで8Kプロジェクトの再生/編集/グレーディングがスピードアップ、8Kフッテージを最大12ストリームまで扱えるようになったという。
また、12K Blackmagic RAWファイルのデコードが3倍以上、H.265レンダリングが1.5倍に高速化されるという。
他にもDaVinci Neural Engineの性能が向上し、リアルタイム顔認識、オブジェクト検出、スマートリフレーミングにおいて最大4倍の速度向上となり、ProMotion 120Hzディスプレイにも対応、加えてHDRビューアもサポートした。
つまり、今まで重くて処理が遅いとされてきた作業が確実に高速化してきている。
何もBlackmagic Designのソフトだけではない。
Adobe系ソフトも同じである。
こうして見ると、少なくともクリエイティブ系ソフトウェアは確実にその性能が向上し、効率が上がってきている。
コアの処理だけでなく、メモリへの高速アクセスが可能になった事で、全ての効率が向上していると考えると、高い価格も納得できるレベルなのかもしれない。

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iPad miniを買いたいが…

第6世代iPad miniだが、やはり自分の用途として合うという認識に至った。

手帳として使えるガジェット

当Blogでも何回か第6世代iPadの話をしてきたが、いろいろな角度から自分の用途として使えるかを検証した結果、手帳として使用出来るガジェットであると判断、あとは覚悟をどこで固めるかで、購入を決めようと思っている。
覚悟がどうしているのさ? というと…やはり10万円を超える価格になるから。
安い買い物じゃないので、どうしてもそこには乗り越えるべき覚悟が必要である。
何しろ、来年はiPhoneの更新が来る年なので、今年iPad miniを購入すれば、来年はiPhoneの購入という事になってしまう。メインPCの更新と重なるととても出費が大きくなるので、計画をよりシビアに見ていかなければならない。
ただ、それだけの予算見直しをしてでも、第6世代iPad miniは魅力的だという判断に至ったのは、やはりApple Pencil2の使い心地とiPadOS15で日本語に対応したスクリブルの存在が大きい。
このスクリブルのおかげで、iPad miniをより文房具のように利用できるというのが、最大のメリットである。

ゼリースクロール問題

ただ、それでも第6世代iPad miniの導入に不安を感じる部分がなくなったわけではない。
それは、表示が揺れる「ゼリースクロール」現象が起きているという状況が報告されているからである。
ゼリースクロールというのは、ディスプレイの左右で表示更新速度が違うために、画面上の文字や画像が波打つように見える現象の事を言う。気にしなければ何てことのない事でもあるのだが、一度気になるととことん気になる現象なので、それを気にしている人がとても多いという問題である。
https://twitter.com/backlon/status/1440678843589689346
この動きを見てもらえばわかるとおり、ゆっくりとしたスクロールにおいて、左右でじりじりとズレて動くのがわかると思う。実際問題として実害があるかというと、害と呼べるようなものはない。ただ気になるのである。
この問題に対して、Appleが公式に「液晶ディスプレイの正常な動作である」と回答した事はとても大きな問題で、要するに修正されるかどうかわからない、という事になる。
アップデートで直るものなら、Appleもいろいろ検証して修正してくるだろうが、ハードウェア要件で正常だという事であれば、修正される事のない問題になる。
しかも、イヤなのは、この問題が出る第6世代iPad miniと出ないiPad miniがあるという事である。
全ての第6世代iPad miniに起きる現象ならば、まだ納得もできるものの、出る個体と出ない個体があるという時点で、出る個体を引き当ててしまったなら、モチベーションはタダ下がりである。

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発売されたiPad mini

世間ではiPhone13シリーズの方が目玉なのかもしれないが。

やはり気になる

Appleから第6世代iPad miniが発売された。
既にいろんなレビューサイトで情報が溢れているが、そのほとんどのサイトで「ちょうどよいサイズ感」という感想が出てきている。
要するに、ちょっと持ち出して使おうとか考えた時、8インチクラスのタブレット端末が大きさ的には限界点なのではないかと思う。
実際、ポケットに入れて持ち運ぶとかいうのなら、スマホの方がベストサイズと言えるが、そのスマホでは画面サイズがちょっと…という場合、片手で持って使える8インチクラスのタブレットは、丁度良い大きさになるのだろう。
いや、昔の8インチクラスのタブレットではダメだ。そもそもベゼルが厚くて全体サイズが大きくなってしまう。
色とりどりのiPad miniしかし第6世代iPad miniは、全面パネルになった事で、全体のサイズは逆に小さくなった感じだから、それがちょうどフィットする、という事になる。
小さめのカバンに入り、サッと取り出して扱うにも画面の小ささを感じる事のない端末。それが第6世代iPad miniの魅力なのではなかろうか。
レビューサイトはまさしくそんな感想でほぼ埋め尽くされている。まずはこのサイズ感を体験する事が重要で、スペックに迷う事なかれ、なんてサイトもあるぐらいである。
そういうのを見ていると、正直私も購入に迷ってしまう。

価格が高いCellularモデル

そんな第6世代iPad miniだが、やはり5Gに対応した事でCellularモデルの価格が高めに設定されている。
Wi-Fiモデルとの価格差は18,000円と、今までの価格差よりも差額が大きいのではなかろうか。
この価格差なので、Wi-Fiモデルでいいや、と考える人も多いのではないかと思う。実際、室内でしか使わない想定なら、Wi-Fiモデルで十分である。
ただ、通信速度が遅くても無線LAN環境下以外の通信と繋がっていたい、と考えるならCellularモデルしか選択肢がない。まぁ、スマホとテザリングで接続する、という手もあるが、単体でネットに繋がっているという良さはいろいろなところで恩恵を受けられるところにある。
しかもiPad miniはデータ通信のみのSIM契約やeSIMの契約で利用できるので、データ通信量が少なければ月額1,000円以下、場合によっては1コイン程度で利用できる。
何時如何なる場所でも最低限の通信という意味で、Cellularモデルを選択する意味さえ持てれば、Cellularモデルを選ぶ意味も出てこようというものである。

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iPad mini購入を考える

購入を決めたわけではないけど、考えてみる。

買うならどっち?

Appleから、iPhone13シリーズ等新製品が発表された。
当Blogでもその事を記事にしたが、その記事内で私がもっとも目玉となる製品はiPad miniだと書いた。
今以てそう思うわけだが、そり理由はiPhone13シリーズは12シリーズと比較してカメラ部分の進化以外で大きな進化が見られなかったからだ。
A15 BionicもA14 Bionicよりも性能は上がっているのだろうが、できる事に大きな差がないことから、結局はハードデバイスの進化がなければ、機能的に大きな差を持たせる事は難しい、という事なのだろう。
逆に、ハードウェアとして大きな変化を持ったiPad miniは、前モデルから大きな変化が訪れたと言える。
今回のiPad miniは、iPad Airと同じような進化をしたワケだが、何より喜ばしいのは、表面のホームボタンがなくなり、表面は全面が画面になったという事。これによって本体は小型化し、画面は拡大した。
さらに側面のホームボタンにはTouch IDが装備され、コロナ禍でマスクによるFace IDの使い勝手の悪さを感じる事のない部分もよい部分と言えよう。
文房具として使えるかが一つの基準そして何より、搭載しているSoCがA15 Bionicという事で、その処理能力がとてつもなく高く、タブレットデバイスとしてほとんどの事が出来てしまう性能の高さが、Apple Pencilが使える事と相まってステーショナリーとしての使い勝手の良さを後押ししているといえる。
なので、いざ自分で使ってみようと考えれば、いくらでもその利用シーンは想像出来る。唯一迷うとすれば、Wi-Fiモデルがよいか、それともWi-Fi+Cellularモデルがよいか、という事である。
基本、Wi-Fiモデルで問題はないと思うが、Cellularモデルは格安SIMを差す事でほとんどのシーンで通信が出来るというメリットがある。最近は3大キャリアの通信費も安くなってきているので、MVNOという選択肢を含めてCellularモデルの位置付けは以前よりずっとハードルの低いものになっていると感じる。
それ故、迷うとすれば、Cellularモデルにするかどうか、という事になるのではないかと考えている。

気になるProとの違い

今回のiPad miniは確かにハイパワーな仕様へと引き上げられ、今までのiPad miniとは明らかに異なる進化を遂げたわけだが、一つ気になる事がある。
それは上位機種とも言えるiPad ProはApple SiliconであるM1を搭載したにも拘わらず、iPad miniはA15 Bionicを搭載した、という事である。
iPad miniの使い方ではM1の性能を必要としない、と判断したのかもしれないが、M1を搭載しなかった事で、インターフェースとしてUSB Type-Cを搭載していても、同じコネクタの利用としてThunderboltには対応していないという違いが出ている。
おそらく、M1はThunderboltコントローラーも同じダイの中に統合しているのだろう。
この違いが、iPad miniの使い勝手にどこまで響くかはわからないが、少なくともiPad Proと完全に同じ使い方が出来ない、という事は間違いない。
単純な演算能力の差でしかなければ出来る事に違いはないが、そもそもその機能を搭載していないとなると話は別である。
実際問題、iPadのようなタブレットにThunderbolt接続がどれだけの意味があるのかは不明だが、この違いだけは念頭に置いておく必要があるだろう。

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2021年秋のApple発表会

iPhone13シリーズをはじめとした新製品の発表会が行われた。

期待が大きすぎるのか?

本来なら明日の記事とすべきところだが、午前2時くらいの情報発信なので、あえて14日の情報として掲載する事とした。あくまでも速報というレベルの話かもしれないが、まずはAppleより新製品が発表があった、という事の情報を書いていきたい。
発表されたのは「iPhone13」「iPhone13 Pro」含めたシリーズ4モデル、「iPad mini」「iPad」「Apple Watch Series7」である。
期待していたMacBook AirやMacBook Pro 14インチは今回発表されなかった。

iPhone13シリーズ

まず「iPhone13」シリーズだが、4モデルはそれぞれ「iPhone 13/mini/Pro/Pro Max」という事になる。iPhone12シリーズと同じラインナップで、Proシリーズとスタンダードシリーズで性能が異なる。
スタンダードシリーズとProシリーズでは、カメラやディスプレイ、プロセッサのスペックに差がある。iPhone12は、プロセッサに差がなかったが、今回は搭載するSoCのGPUコア数が異なるという。
iPhone12シリーズとのデザイン上の違いはというと、全体的に厚みが増し、重量が重くなっているという違いがある。形状はほぼ同じだけに、よりどっしりとした手応えがあると言える。
iPhone12シリーズは全体的に厚みが7.4mmで構成されていたが、今回のiPhone13シリーズは厚みが7.65mmと2.65mm厚くなっている。これはカメラ性能を引き上げる為にカメラ部がより大きくなったかららしいが、それに伴って全体的に重量も10g程度重くなっている。
カラーバリエーションはスタンダードシリーズがスターライト(白)、ミッドナイト(黒)、ブルー、ピンク、(PRODUCT)REDの5色となり、Proシリーズはグラファイト、ゴールド、シルバー、シエラブルーの4色となった。
iPhone12シリーズのパーブルがなくなったのはちょっと残念といった感じである。
搭載するカメラだが、今回は全モデルで標準カメラのセンサーはセンサーシフト手ブレ補正へと進化した。カメラで大きな変化があったとすれば、スタンダードシリーズのカメラ2基が、iPhone12までは縦に並んでいたが、iPhone13からは対角配置に変更となっている。
これらに伴い、iPhone13シリーズの最大の特徴となったのは、ビデオ撮影に関する違いである。
シネマティックモードという、映像をリアルタイムに解析する事が可能なモードを搭載し、フォーカス位置の移動や編集での絞り値の変更などが可能な撮影ができるという。
また、カメラ以外でも搭載する液晶パネルが進化し、Proシリーズはついに1000nitの明るさを持つ120Hzのリフレッシュレートを持つパネルが採用される。
ちなみに120Hz固定ではなく、画面の表示内容によって10~120Hzの可変リフレッシュレートという事なので、バッテリー負荷が小さいと言われている。
また前述した情報だが、スタンダードモデルはA15 Bionicを搭載するものの、SoC内のGPUは4コアとなり、Proモデルは同じA15 BionicだがGPUは5コアになる。
総合的に見て、思ったほどiPhone12からの進化が少ないなと私は感じた。ある意味、iPhone12からの順当なマイナーチェンジ、そういう感じだろうか。

iPadが熱い

今回の発表の中で、私が一番熱い内容だと思ったのは、間違いなくiPad miniである。
iPadも、低価格でA13 Bionicを搭載して高性能になった事は良い事なのだが、それ以上に大幅進化したのは間違いなくiPad miniである。
なので、本記事ではiPad miniについて書いていきたい。
今回の本命はコレでしょう今回は7.9インチから8.3インチに拡大した液晶パネルを搭載したのだが、これはTouch IDのボタンが正面からなくなり、側面に移動した事で、ほぼ全面が液晶となった事による変更が原因である。
液晶パネルはLiquid Retinaディスプレイで、True Tone、P3広色域対応となり、最大輝度は500nitとなった。解像度は2,266×1,488ドットなので、前モデルの2,048×1,536から縦横比が変わるような感じとなった。
また第2世代のApple Pencilにも対応し、側面のマグネットでiPad miniへ取付ができるようになる。
搭載されるインカメラも12メガピクセルの超広角タイプが搭載され、F値1.8の明るさを持つ5枚構成レンズを内蔵する。
SoCはiPhone13と同じくA15 Bionicになるが、Proシリーズと同じくGPUは5コアのものが搭載される。
また、接続(充電)端子はLightningではなく、USB Type-Cとなった。
あとはWi-Fiモデルか、Wi-Fi+Cellularモデルかの選択肢があり、それぞれ内蔵ストレージが64GBモデルか256ギガバイトという選択肢、ボディカラーとしてスペースグレイ、ピンク、パープル、スターライトの4色という選択肢になる。もう少し内蔵ストレージの選択肢に幅があって欲しかった所が残念な所である。
このコロナ禍において、FaceIDではなく、TouchIDを搭載してきた事は、ある意味一番使い勝手の良いところを持ってきた感じで、私的には非常に良いモデルへと進化した、と思う。

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タブレット端末の是非

ちょっとiPadが欲しくなっている今日この頃。

時代が変わったか?

最近、iPadのようなタブレット端末…いや、正確に言えばiPadシリーズが欲しいと思っている。
理由は簡単で、暗記アプリであるAnkiをもっともモバイルで効率よく使えるのがiPadだからだ。
iPad Airが良いのか、それともiPad miniが良いのか、それとも最高峰のiPad Proが良いのかはまだ未検討だが、とにかくiOSで動作するタブレット端末が欲しいと思っている。
今すぐならiPad AirかもしれないiOS限定なのは、私がMacBook Proを持っているからだが、このiPadによってスマホを小型化し、かわりにiPadでアプリ運用という手もある。
ただ、世間ではiPhone12 miniが不評のようで、Appleは早々に生産を打ち切る可能性があるとかないとか…。
動画というコンテンツを扱う上で、やはり画面の小さな端末は時代の覇者にはなれないという事なのかもしれない。
ただ、運用方法は人それぞれで、ケータイとタブレットを別で持つ人にとっては、ケータイは小さくでよく、代わりにタブレットがそこそこの使い勝手があるというのが理想になる。
おそらく、世間一般ではこの2台持ちは許容されない、という事なのかもしれない。

それなりの広げやすさ

今まで、iPhoneとPCでAnkiを使っていて何故ここにきてタブレットなのか?
実はAnkiに登録する問題カードを作成していて、そこに表や画像を貼り付ける必要が出てきた時、iPhoneの画面の大きさでは厳しいという状況が出てきたのである。
もちろんできなくはない。スクロールさせればよいという事になるのだが、QC検定の試験問題は結構な大きなで表とグラフが同時に使われたりするので、それらの問題をAnkiカード化する際、iPhone表示ではかなり厳しいという状況が見えてきた。
もちろん、これはQC検定という試験に限った話ではなく、おそらく他の資格試験等の問題でも起き得る話である。
また、Ankiだけでなくサッと特定のアプリを広げ、中身を確認するという時にも、タブレットの大きさがあると便利…という事がよくある。iPhoneでOffice365のデータを広げたりしても、ほぼ使い物にならない。これがタブレットなら如何様にもできるのだが、スマホサイズでは編集はおろか、中身の確認ですら困難な場合がある。
そういう時はやはりタブレット端末の方が使い勝手がいい。
今まで、ちょっと大きいサイズのiPhoneがあればiPadはいらないかな? と思う時もあったが、ここにきて持ち運べる一定の広さをもつタブレット端末の有用性が今までと違って感じるようになった。
これも時代の変化という事だろうか。

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