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PS5出荷増を年内に?

この話、米国からの話であって日本ではないのだよ…。

国内はどうなる?

PlayStationの米国公式Twitterアカウントが、需要に応えるため、年内までにPS5の量販店への追加出荷に関して準備が整ったと表明した。

米国公式Twitterアカウントからの話なので、おそらくは米国での話と考えられるが、米国の生産を賄っている工場はおそらく全世界のPS5を生産している可能性が高いため、米国のみに集中する事なく、他地域にも出荷するのではないか、という考え方も出来るが、もし総出あるなら、各国のPlayStation公式Twitterアカウントが同様の話をするハズであり、それがないとなると、やはりこの話は米国に限っての話ではないかという考え方もできる。
先日、Amazon.co.jpでの予約において、一部の予約者への配送が来年になっていた、という話もあったばかりで、日本では相変わらずPS5の入手難は続いている。
ただ、一部の量販店などは実在庫を幾分か準備ができたようで、発売後の予約の再開なども実施している事から、わずかではあるものの、多少は流通しているようである。
だが、依然として需要に対する供給量は満たされていない状況が続いているので、その入手難である状況は相変わらずである。
今欲しいという人からすると、もどかしい状況が続きそうな感じではある。

一部パーツが異なる

そんな状況の中、PS5にロットによってパーツが異なる製品が混在している事が判明した。
個体によって、冷却ファンが異なっているというのである。
この冷却ファン、アタリハズレがあるようで、当初、PS5はその驚く程の静音性が注目されたが、ハズレのファンが搭載された個体の場合、当初言われていた静音性には遠く及ばないらしい。


Les Numeriques
https://j.mp/3qgm7Ur

この情報が出たのは、フランスの技術系サイト「Les Numeriques」からで、アタリのファンはゲーム中39dBのノイズだったのに対し、ハズレのファンは43dBだったという。
このdB(デシベル)という単位は、ある物理量を基準となる両との比の常用対数によって表した単位で、音の強さを表す単位として用いられた場合、音圧を表す単位となる。
なので、純粋に数字の倍数をそのままの比率でみてはいけない単位で、例えば40dBは20dBの2倍という意味ではない。
一例でいうと、40dBが図書館の中の音を表すとすると、通常の会話は60dB、電車の音は80dBと、数値の倍数と状況における感覚の倍数が全く揃わない。数値的感覚で言えば、図書館の中の音を2倍にしても、電車の音にはならないハズである。
つまり、今回のPS5の2種あるファンの音が4dBの違いだとすると、その差はとんでもない程の音圧差になると言える。
また、ノイズにもいろいろな種類があり、人間が大きく感じるノイズとというものがある。今回のPS5の場合、小さな軋むようなブラストノイズが主に聞こえてくるようで、アタリのファンはこのブラストノイズが圧倒的に少ないのだそうだ。
また、驚くべき事に、ソニー公式のPS5分解動画に映っていた冷却ファンは、今回分解したPS5の冷却ファン2種以外のファンだったようで、実際どれぐらい違うファンが組み込まれているかは現時点では不明だと言える。
しかも、これら違うファンが搭載されていたPS5は、どれも型番がCFI-1016Aと同じだというのであるから、購入時にどのファンが搭載されているモデルなのかを特定する事もできない。
ハズレのファンが搭載されていたモデルを購入した人からすれば、残念極まりない話である。

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PS5、需要と供給

かつてこんなに需要と供給のバランスが悪かった事があっただろうか?

行き届かないハード

PlayStation5の供給が全く追いついていないように思える。
私の周辺で購入できた人はほとんどいないという状況で、転売屋から購入しようかと悩む人が続出しているのが現状である。
もちろん、私は転売屋から購入しようとする知人を押しとどめているのだが、その知人曰く「10万円で購入できるならそれでもいい」とすら言う始末。
デジタルエディションの価格が39,980円である事を考えると、2倍以上でも買いたいという気持ちを持てる事をある意味スゴイとも思うが、こうした知人がいる状況にあって、入手に関して抽選以外の情報が得られない現状がとても異常に思えてならない。
しかも、その抽選に関しても、不穏な情報も入ってきている。
Amazon.co.jpにて、一部の商品について発送時期が12月上旬でなく、来年以降に延期される事が明らかになったようだ。これはAmazon側の失態で、実際のPS5入手量より多い予約者を受入れた事によって、11月18日に募集した予約の内の一部が来年の入荷分に割り当てられ、年内発送に間に合わなくなったという事のようである。
これにより、Amazonでの今後のPS5の予約は、間違いなく来年発送分という事になり、次回予約は当分行われない事が予想される。
Amazon以外では、現物をいくらか用意して抽選を行う小売店などもあるようだが、それらも十分な供給量とは言い難いように思える。200台に満たない数で抽選が行われたりするようだが、おそらくそれぐらいの数ならあっという間に販売が終了してしまう事は、今の需要からは簡単に予想できる事である。

問題が積み重なった事で

どのように販売ルートを定めたらこうなるのかはわからないが、一部の転売屋では本来売りさばく予定だった地域で販売する事ができなくなった事で、大量に不良在庫を抱えて予定より安い価格で転売を始めたらしい事実も見つかっている。
その“本来売りさばく予定だった地域”というのが中国のようで、今回のPS5が中国国内ではネットに接続する事が出来ず、オンラインでのプレイができない事が問題になったようだ。
だが、ここで更なる問題が発生する。それは、SIEが転売されたPS5の修理等を請け負わないとした事、PS5の初期不良問題が案外深刻化している事が重なった。これにより、購入してももし初期不良だった場合は無償修理はできないばかりか、転売品故に有償修理も危うい状況になったのである。転売されたものと正規に購入したものを見分ける方法は、保証書が箱記載ではなくなった事と、購入証明が必要になった事で判別しているらしい。この辺りはSIEとしては英断だと言える。
転売価格も暴落中これにより、転売価格が下落、10万円を超える価格で売買される予定だったPS5が、6万円前後で転売サイト(オークションやフリマなど含む)に溢れ始めた。
この価格でこのような問題が出ていても、それでもまだ売れるのだからPS5の魅力は凄まじいとしかいいようがない。以前よりも見つけやすくなったとは言え、それでも当初想定されていた通りに転売は進んではいないようである。

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PS5、不具合多発?

やはり初期モデルに問題があったか?

初期化と再起動

11月12日に発売されたPlayStation5だが、どうも不具合が多発しているらしい。
症状はいろいろあるようだが、再起動を繰り返したり、音声どおりに操作してもその通りにならなかったり、ゲームのインストール時に途中で止まって画面暗転を繰り返したり…と一定の挙動に収まっておらず、それ故に原因が特定できていないようだったり、具体的にどこに問題があるのかがよくわからない状況の様である。
YouTuberが配信中にトラブルを出すケースもあり、このトラブルを動画にして公開している人もいる。

海外でも問題が出ているようで、スパイダーマン:マイルズ・モラレスを実行中にPS5を休止モードにすると、システム全体がクラッシュし、バックアップを開始する時に「外付けドライブの修復」プロセスが強制されるらしい。
また、PS5のその外付けドライブの修復シークエンスを実行させるたびに黒い画面が表示され、コンソール自体の電源ボタンを押して強制的にレストモードにする必要があるのだとか…。しかもその後コンソールが起動、エラーレポートを提出するよう求められ、その後通常どおり起動する…なんて挙動もあるらしい。
…これ、デバッグモードの挙動じゃないのか?
どちらにしても、製品としての挙動としては最悪の様子。
ある意味、初期モデルに当たり外れがあったのではないか? と言われる所以でもあるが、私が考えるにまだまだ未成熟な状態でPS5を発売したのではないか? という予感しかしない。
ライバルの発売に合せて発売日を決定した、というのはPS5の発売時期を決定づける時の動きである程度見えていた事だから、何となく計画的な発売日決定プロセスではなかったように思う。

すべての人ではない

ただ、問題はこのようなトラブルが出ているのが、一部の人だという事も問題。
全ての人に出ているのであれば、全体的な製品のデバッグが足りていなかった、という言い方もできるが、問題が発生していない人もいるようなので、そういう話を耳にすると、どうしても部品の当たり外れの問題や生産工場の拠点によって不良率が違うといった問題なのか、等、まさにロットによる当たり外れのようにも思える。
酷いのになると初期化すら出来なくなるとか、そういう話も出ているようで、今の所、ある程度整理された情報がないのもわかりにくさを増長させているように思える。
そうした不具合の中身もそうなのだが、私が一番知りたいのは、この問題が発生している案件が全体の販売数に対してどれだけの比率なのか? という事である。
昔はそうでもないのだが、今はSNSなどの影響から、ほんのちょっとの事が増長され、さも全体でこのような事が起きている、という感じで情報が伝播してしまう事に問題がある。ハッキリ言って、新製品が発売されれば、そこで発生する初期不良というのはある程度はやむを得ないところがある。これはどの製品にも言える事だが、安定供給には時間が必要だし、発売初期には不良が発生しがちなのは今も昔も同じである。
だから、今発生している問題が、通常考え得る範囲に留まるものなのか、それとも根本的に設計もしくは検証レベルで問題なのかによって、その重大度は大きく変わってくる。
製造上の問題なら、時間が解決してくれるかもしれない。しかし、これが設計レベルの問題なら事はもっと大きな問題として解決していく必要がある。

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初期型PS4、修理限界に

必要部品の在庫枯渇により、修理受付終了のお知らせ。

6年半で任務終了

SIEがPS4の「CUH-1000シリーズ」及び「CUH-1100シリーズ」の修理受付を、12月25日に終了すると発表した。

「CUH-1000シリーズ」及び「CUH-1100シリーズ」は、2014年2月22日に発売された初期のPS4で、現在のPS4より外装はより豪華な仕様で作られたモデルである。
この初期型PS4に何故型番が2種類あるのか、を説明すると、実は最初期型と初期型の2種類に分かれるからである。
私が初期型PS4を購入する際に調べて判明した事は、「CUH-1000シリーズ」と「CUH-1100シリーズ」は、内部の冷却部品が異なり「CUH-1100シリーズ」の方が簡素化された冷却部品に変更されたモデルになっている、という事である。この冷却部品以外に違いは全くないのである。
そこで私はあえて「CUH-1000シリーズ」を探し出して購入した。熱に少しでも強い個体を購入する為である。こういう事も今では良い思い出である。
発売までいよいよあと2日その後、PS4は薄型の「CUH-2000シリーズ」へと続いていき、この「CUH-2000シリーズ」の発売と共に登場したのがPS4 Proである。
今では、私もPS4 Proを利用しているので、この「CUH-1000シリーズ」のPS4はお蔵入りしてしまっているのだが、実は多少問題が出ていたのも事実なので、この修理受付終了に伴い、最後のメンテナンスに出す、というのも手かな? などと考えてみた。
…ま、修理したところで使うかと言われれば使わないとは思うが。

追記:薄型PS4は「CUH-2000シリーズ」であるという情報を戴きました。初期稿では「CUH-1200シリーズ」と記載しておりました。修正させていただきました。

PS5の存在がPS4を早期に終わらせる

PS3の時と比べて、PS4は実に早い段階での修理受付終了だな、とまず思った。
もちろん、現行型の修理受付まで終了してしまっているわけではないので、PS4そのものを早期に終息させようという事ではないとは思うが、おそらくこのタイミングで初期型PS4の修理受付を終わらせる理由は、単純に部品枯渇だけが理由ではないような気がする。
PS4の時は、前モデルのPS3のタイトルをプレイする事が出来なかったため、PS3の必要性は意外なまでに高かったように思う。
しかしPS4はその99%のタイトルをPS5で動作させられる、とSIEは説明している。
となると、PS4そのものの必要性はPS5が普及するにつれて無くなっていく事が予想される。しかもPS5でPS4のタイトルを走らせる事で、PS4よりも恩恵を受けられるとなれば、なおのこと、その必要性は低くなる。
サポート等のコストを考えれば、出来る限り現行製品への移行が望ましい、というのはこの手の商売の定石である。
私は、おそらくはPS5の存在がPS4を早期に終わらせる理由になっていくのではないかと予想する。

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PS5を急ぐ必要があるのか?

今週、いよいよPS5の発売日となるワケだが、全ての抽選に外れた私は当然購入はできない。だが、今の段階で購入する意味はあるのか?

整わない環境

11月12日、今週もあと数日でいよいよPS5が発売となる。
価格と発売日が明確になった恐ろしく過激な抽選を勝ち残った人だけが購入できる状態と思うが、それは生産数が決定的に足りていないから。それでも世界のあらゆる場所で同時発売を行うのは、ライバルがその同日に発売すると発表したためであり、十分な数が揃ったから発売を開始する、という意味からはかけ離れている。
だから購入するための抽選は致命的なまでに当たりの少ないくじ引き状態である。
私もいくつか抽選に挑戦したが、その全てがダメだった。
だが、その後私はいろいろ考えた末、今回の抽選は外れて良かったのではなかったか? と思うようになった。
理由は単純。
まだPS5を使うだけの環境が整っていないからだ。
今の私がPS5を万が一購入できたとして、そこから得られる恩恵は、わずか高速化したアクセススピードとDualSenseの新体験のみで、4K解像度も、120fps表示も、HDRも、3Dオーディオも環境が整わないと体験することができない。
少なくとも、4K HDR 120fpsの表示が可能なテレビもしくはモニターがないと、PS5のアウトプットの半分以上を体験する事ができない。しかもプレイしたいタイトルもないとくれば、入手の意味も上がらないというものである。
だから、今の私がPS5を入手しても、そこには優越感ぐらいしか得るものがない。
では、私ではなく他の方々の場合だとどうなのか?
実は、4K HDR 120fpsを可能にするテレビやモニタは、まだ現実的に発売されていないという現状なので、私と変わらないはずなのだが、そこはやはりまずハードありきでほとんどの人が考えているので、整わない環境の中で何とか入手してプレイしようという人が圧倒的だという事である。

4K HDRテレビなら…

今、世間で発売されているテレビには4K解像度とHDR表現が可能なテレビは存在する。
これらにPS5を接続すると、少なくとも4K解像度とHDR表現は可能な状態でプレイする事はできる。
だが、より動きが滑らかになる120fps表示ができないので、本当の意味でのPS5の性能を実感する事はできない。
だが、もし4KとHDRが表示可能なら、そこに圧倒的なメモリアクセス速度とDualSenseの新感覚の体験が加われば、PS5の良さはかなりわかるかもしれない。
ここで言う120fps表示というのは、所謂テレビの機能にある「倍速駆動」の事ではない。あれはテレビの機能で秒間60コマの映像の中間映像を補完して、120fpsに見せているだけで、PS5から秒間120コマの映像を得ているわけではない。
秒間120コマの映像と、4K解像度、HDR表現を可能にするには、HDMI2.1に対応する端子とケーブルが必要になるが、今の所HDMI2.1に対応した端子を持つテレビがまずない、というのが現状である。
おそらく、来年2021年に入ると、HDMI2.1に対応するテレビやモニターが登場してくる事になるだろうが、それまではPS5の機能を完全に引き出すテレビは存在しない。
これは恐らくXbox Series Xでも同じである。
だから、今はせめて4K HDR対応のテレビで次世代機を体験する事がせいぜいだと思う。

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告知なき予約販売

これは消費者を愚弄する所行以外にどう説明しろという事なのか?

平日に開始10秒で決着

11月12日に発売されるPlayStation5だが、各所で抽選予約などが行われ、ほとんどの人が抽選に漏れたりして買う事が出来ずにいる現状で、まだいくつかのECサイトではその予約そのものをまだ開始していないとするところもあった。
その一つがセブンネットショッピングであり、セブンネットショッピングでは予約を開始する際には告知すると予告、PS5の購入に一縷の望みをかけた人達がセブンネットショッピングの告知開始を今か今かと待っていた。
しかし、このセブンネットショッピングの予約販売は、開始後わずか10秒で決着が付いた。
しかも、待ち望んでいた人達への告知もなく予約販売が平日の昼間に開始され、どう考えてもネット監視ツールを使用しているであろう転売屋でなければ買えないようなタイミングでの販売だったという。
そもそも行われるとされていた告知が成されていない。
実際、私もその可能性を考えてアカウントを作成し、予約の告知がくるのをずっと待っていた。しかし、何の音沙汰もなく予約が行われ、セブンネットショッピングで予約販売が行われたことを情報サイトで知ったぐらいである。セブンネットショッピングの言い分は意味がわからない

転売屋優先の売り方?

今回、セブンネットショッピングの販売方法は、抽選方式ではなく、先着順の予約受付という方法だった。
その為、10秒で決した販売終了までのタイミングで購入できた人のほぼ全ては、世間的には転売屋と呼ばれる人達だったのではないかと言われている。
Webツール等で常に販売サイトを監視し、販売が告知された事を早急に感知できなければ、セブンネットショッピングで予約する事はできないからだ。
今回の販売方法に対して、セブンネットショッピングは数量の調整や抽選を含む販売方法について各社と協議してきた、とコメントを発表しているが、告知もしない、挙げ句の果てに先着順の予約販売という先着確定予約による販売にした事が、どう調整した答えなのか、到底理解できるものではない。
いや、一つの結論をもって理解できるとするならば、転売屋に販売する事を最優先に結論を出したのなら、まずもって間違いない販売方式だったと言えるかも知れない。
だが、私はもっと不届きな事を予想した。
今回のセブンネットショッピングの予約販売方法が採られた理由は、セブンネットショッピングの裏方にいる者たち自らが転売目的で実施した事ではないか? という事である。
つまり、サイトに予約販売を開始したと同時に、実はほぼ全ての予約販売が決まってしまっていたのではないか、という事である。
いくらWebツール等で情報を監視していたとしても、開始10秒で予約販売終了となる状況を想像してみて欲しい。最初から出来レースでなければあり得ない話ではないだろうか?

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PS5、予選落ち

最終倍率91倍となっていた、ヨドバシ.comのPS5デジタルエディションの抽選予約。僅かな希望をかけて確認してみた。

当たるわきゃない

今日からヨドバシ.comでのPS5の抽選結果が発表されはじめた。まだ全ての発表ではない、との事だが、明日までには全ての抽選を終えるようで、今日、明日には最終的な合否がハッキリするようである。
私も当Blogで記事にしたとおり、ヨドバシ.comでPS5のデジタルエディションを予約したが、私が予約した時には倍率は5倍だった。しかし、この抽選倍率は最終的には91倍、通常版でも34倍という倍率になったため、私としては「当たるわけがない」と考えていた。
で、私の抽選も今日判明するか確認する為、ヨドバシ.comにログインして確認してみた。
PS5予約落選ま、当たるわきゃねーよな(爆)
私はどうしても買わなきゃという意識が薄かったので、他サイトでの予約はしていない。なのでこのチャンス1回が全てであり、これで発売日での購入はなくなったと言える。
Sony公式ではひょっとしたらまた予約を受け付ける可能性はあるかもしれないが、Sony公式の予約は平日の日中に行われるので、仕事中の私にはそれに参加する事はできない。なので、このチャンスがダメだった以上、私の初日入手は完全に終了した。

通常版の方が多い?

情報の出所を忘れてしまったのだが、ネットでPS5の価格について高いと思ったか安いと思ったかのアンケートを採ったという記事を見たことがある。
そのアンケートでは、94%近くの人が「PS5は安い」もしくは「妥当な価格」と考えているとの事で「PS5は高い」と考えていた人を圧倒したという事らしい。
また、このアンケートの質問内には「買うなら通常版、デジタルエディションのどちらか?」という項目もあったようで、それによると通常版と答えた人の割合がデジタルエディションと答えた人よりも多数を占めていた、との事だった。
もちろん、これは統計であり、しかも場合によって偏っている情報ともとれるので、正確な話にはならないのかもしれないが、ヨドバシ.comでの倍率とこのアンケートの結果を重ねると、流通するPS5は通常版が多いという事になる。
通常版が欲しい人に対して通常版の倍率が34倍と、デジタルエディションの91倍より少ない倍率になっているのだから、出回る数量が通常版が圧倒的に多いという裏付けになるわけである。
PS4のディスクをそのまま読み込む事が出来、しかもそれでゲームプレイが出来る事を考えると、PS4を購入しなかった人やPS4 Proに移行しなかった人が、ディスク版でのプレイを見据えてPS5の通常版を購入しようという層が多いという事なのか?
実態はわからないが、何となく私の予想は結果的に実態とSIEの予想に大きな食い違いがあり、デジタルエディションの流通数が圧倒的に少なくなってしまっているような気がしてならない。

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PS5予約状況は絶望的

通常版で倍率34倍、デジタルエディションで倍率74倍とか、もう当たらない事が当たり前みたいな倍率だろ?

まだ時間はある

先日、私もヨドバシ.comで予約したPS5だが、今日の段階で通常版で倍率34倍、デジタルエディションで倍率74倍にまで倍率が跳ね上がっているらしい。
ヨドバシ.comの予約〆切りは23日の9時59分までなので、まだ夜間通して半日ほど余裕があるので、まだこの先倍率は上がる可能性がある。
他ECサイトでも軒並み予約数は伸び続けているものと思われるが、おそらくこの中には転売ヤーも多数含まれている事は間違いない。
価格と発売日が明確になった米国では、SIEが予約で初動でミスをした、なんて報道もあったが、日本ではそれ以前の問題として絶対数が足りない状況ではないかと予想できる。
おそらく、台湾TSMCの生産能力を明らかに超えた生産数で、その他の部品含めて初動で売る為の数が足りないのではないかと予想する。
とりあえず、ヤマダ電機の予約は本日23時59分までとの事なので、どうしても当選確率を上げたい人は、いろんな手段を講じて入手に動いた方が良いだろう。
…私は、どうしましょうかね?

意外な結果

実は米国でも予約はXbox Series XよりもPS5の方が好調らしい。
情報の出所がハッキリしないので、私も明言する事はできないのだが、情報サイトをいくつか回っていて、このような情報を小耳に挟んだ
以前のBlog記事にも書いたが、性能はどう考えてもXbox Series Xの方が上である。ただ、プラットフォームの強みであるとか、ユーザー体験などを考えると、PS5の方が魅力的に見えるという事実もある。おそらくPS5の予約の方が好評なのは、そうしたユーザーにささる何かに違いがあったからだろうと思う。
今回、私はSIEが上手いなぁ、と思ったのは、通常版とデジタルエディションの分け方である。
ディスクレスで良い場合は、100ドル(10,000円)安い価格で通常版と同等性能の本体が買えるという設定は、実に見事と思った。実際にはデジタルエディションの方が原価率は悪いのではないかと予想するが、Microsoftは性能差をつけてまで廉価版を出したが、ユーザーが望んでいたのはそうした廉価版ではなく、不要なものを取り払ってコストダウンしたモデルだったという事だろうと思う。
実際、SIEはソフトのダウンロード版が全体の55%近くにまで来ている事を以前に言っていたが、おそらくユーザー側もディスクレスで扱う方向に進んでいる状態なのだろうと思う。
そうなると、確かに通常版は、ディスクドライブがメカニカルである以上、単に故障する箇所が多いだけのモデルという事になる。
この辺りに、SIEに先見の明があったのではないかと考える。

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PS5、予約だけはした

ネットでも安いと話題になったPS5だが、とりあえず予約だけはした。

ヨドバシ.comで予約

PS5の予約が昨日から始まった。
Sony公式やAmazon.co.jpなどは、予約開始の昨日から予約が殺到しているようで、Amazon.co.jpでは既に転売価格がとんでもない価格になっていて出品されているという状況。この転売について、Sonyには何かしらの対策を考えて欲しかったが、今回も転売ヤーがウハウハになりそうな状況は起きてしまうようである。
ただ、問題はその転売ヤーたちそのものがウハウハになれる程の数が出回らない可能性もある。予約の段階ではあるものの、ほとんどが本日の段階で全滅という話もある。
但し、予約に関してはまだ実施していないECサイトがあるので、まだ枠はある。
しかもその枠は抽選枠なので、当たるかどうかはわからない状況。転売ヤーでもないかぎりは、その当たり外れはあるものの、まだチャンスそのものはあると言える。
ヨドバシカメラも、その予約開始は公式とは実施日をずらして開始する事が予め言われていて、翌日である本日の10時からがその予約開始だった。
私は当初、まだ買わなくてもいいかな、と思って板野だが、ちょうどヨドバシ.comの予約開始時間にこの事に気づいたので、とりあえず予約だけはするか、と考えを改め、10時に予約サイトにアクセスを開始した。
だが…もう9時58分くらいからだろうか、既にヨドバシ.comのサイトにアクセスしづらい状況となり、10時を回った段階ではマトモにサイトが表示されない状況となった。
私も果敢に挑戦しつづけ、とりあえず10時20分ごろに予約を取り付けるサイトに到達。なんとか予約だけは行った。
もちろん、ドライブレスのデジタルエディションを予約した。

倍率5倍

ヨドバシ.comにログインするだけでも大変な状況だったのだが、とりあえず予約した後のサイトはこのように表示されていた。
予約したはいいが…倍率5倍時間にして10時21分である。この時点で倍率5倍となっているので、最終的には倍率30倍くらいになるんじゃないかと勝手に予想。ま、当たる事はまずないだろう。
私はとりあえず当たれば買うが、当たらなければしばらく様子見でもいいかな、というぐらいの気持ちで予約した。
ローンチタイトルで気になるタイトルがあまりないというのもその理由である。
FF16などはスゴイ人気だが、ローンチ直後に出てくるタイトルでもないし、当面はPS4のタイトルをプレイするだけになりそうなので、急ぐ必要を感じない。
なので、外れれば外れたで仕方が無い、と既に今の時点で割り切っているので、他で予約を入れる事はしないと思うが、とりあえず1つは予約した、という事実を作っておいた。

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PS5の価格が見えた

やはりMicrosoftと戦う為に逆ざやビジネスに突貫したと言わざるを得ない戦略価格だと思う。

我がメインPC超え

PlayStation5の詳細情報が発信された。
発売日は11月12日で、税別価格はUltra HD Blu-ray搭載の通常モデルが49,980円、光学ドライブ非搭載のPSデジタル・エディションは39,980円となる。
価格と発売日が明確になった流石にXbox Series Sの32,980円(税別)の価格と張り合う事はできなかったようだが、PS5のディスクレス仕様は、ディスクがない以外の部分ではフルスペックのPS5と同等性能なので、価格的にはお得感はあるかもしれない。
スペックは以前から言われていたように、AMD製Zen2アーキテクチャのAPU(8コア/16スレッド、最大3.5GHz駆動)を搭載し、GPUはRadeon RDNA2(最大2.23GHz、10.TFLOPS)をAPU内に内包している。搭載メモリはGDDR6を16GB(448GB/s)で、ストレージは825GBのSSD(最大リード5.5GB/s)を搭載する。
インターフェースは光学ドライブ(通常モデルのみ)、HDMI 2.1、USB 3.1×3(1基はType-C)、USB 2.0、Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax)、Bluetooth 5.1、Gigabit Ethernetなどが搭載される。
総合スペックで言えば確実にXbox Series Xが上回るが、正直、私は決定的な性能差ではないと思っている。
それよりも、私のメインPCのゲーム性能を超えてきたかな? という事の方がショックである(爆)。

逆ざやビジネス

Xbox Series X/Sもそうだったが、おそらくこの5万円以下(税別)という価格は原価割れを起こしていると考えられる。
普通のPCと異なり、大量生産する事であらゆるコストを小さくしてはいるとは思うが、これだけの性能のものを5万円以下で提供しても、利益など出るとは到底思えない。
以前、SonyはPS3の時に同じような戦略で、本体価格は後々の半導体シュリンクで吸収するとして、まずはプラットフォームの成長を促す目的で原価割れの価格でPS3を販売した。
売れば売るほど赤字になるが、それに伴ってソフトが売れれば全体として利益が出る…という戦略だったが、PS3はCell Broadband Engine&Emotion Engineという、今までと異なるアーキテクチャだったため、ソフト開発が難航、結局売るべきソフトがなかなか揃わない等の問題から、赤字路線が随分長く続いてしまったという事があった。
PS4はその教訓からPS3ほどの価格抑え込みは実施しなかったようで当初から良好な利益が出たばかりか、米国市場や欧州市場でも広く普及したため、当初から利益を出せる製品となった。但し、噂に伝え聞くところでは当初は僅かながら逆ざや価格だった、という話もある。それでもx86コードによるソフト開発が可能だった事などもあり、ソフト供給がうまくいった事から、全体的に利益が出る形となったため、PS4は成功したケースと言えた。
おそらく、Sonyは今回のPS5に関してもPS4と同じような戦略で進めようとしていたに違いない。しかし、ここで手を打ってきたのがMicrosoftで、今回の価格問題になった、というワケである。
Microsoftの価格戦略に乗らざるを得ない事で、PS5は最大でも49,980円(税別)という値付けになったワケだが、こうなるとユーザー側はこの恩恵を受けてより多くのタイトルを購入するコトで、貢献するしかない。逆ざやビジネスは、メーカーを疲弊させる戦略でもあるので、業界が崩れてしまう事を私は懸念する。

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次世代機市場争い

Xbox Series Xの話以降、PlayStation5の話がもっと出てくるかと思ったが、ほぼ出てこないという状況。これは情報を出さないのか、それとも出せないのか?

PS5の価格設定

PlayStation5の価格がわからない。
おそらく次世代コンシューマ機の情報を追いかけている人のほとんどが、この事にそろそろ苛立ちを覚え始めているのではないかと思う。
まさに白物家電それに拍車を掛けたのがMicrosoftで、Xbox Series XとSeries Sの価格が499ドルと299ドルという、ちょっとしたサプライズみたいな価格が出てきてしまったが故に、その苛立ちはさらに激しくなったのではないかと思う。
だが、私が思うに、この苛立ちがもっと高まっているのが、当のSonyではないかと思っている。
逆ざやビジネスで苦労した経験があり、市場を採っていく事の難しさとビジネス転換期を経験しているSonyからすると、本体の逆ざやビジネスはどうあっても避けたいところ。
しかしPS4が思った以上に米国や欧州の市場を採ったが故に、次のPS5でもその市場を維持したいと考えれば、今回のXbox Series Xの価格は、これに対応しようとすればどうあっても逆ざやビジネスに踏み込まねばならない事を意味している。
仮にほんのちょっとだけXbox Series Xより高い価格に設定したとしても、おそらく逆ざやビジネスになるだろう。だからといって、完全に利益が出る形で価格設定すれば、Xbox Series Xの価格の安さに市場を採られる可能性もある。
しかも、一番困るのは、内蔵しているAPUが共にAMD製なので、その生産をしているTSMCにしてもAMDにしても、どちらが売れても状況が変わらないという事。かかるコストが予想できるだけに、あとは売価設定だけで市場コントロールまでを考えねばならない。
この判断は非常に難しいのではないかと考える。

攻めたMicrosoft

今回のMicrosoftは、今までに無く攻めてきている、と私は思っている。
SonyはPS5の初期の頃から「ユーザー体験」という事をしきりに伝えてきている。つまり、新たなユーザー体験をユーザーにもたらす事を主張してきているわけだが、その影には、おそらく新たなユーザー体験の為にある程度はコストはかかるよ、という事を暗に示してきていたところがあるのではないか、と私は思っている。
Microsoftは、その言葉の意味を私と同じように感じ、そこで価格で攻めたのではないかと予想している。
Microsoftの価格設定となると、ある程度のコストはかかるよ、という「ある程度」で済まされなくなるワケで、Sonyへの大きな揺さぶりにもなるし、あとはサービス内容とソフトウェア利益、そして今後のプロセス最適化による逆ざや是正で乗り越えよう、という戦略を採ったと私は見ている。
これも、市場ベースが米国という、日本より大きな市場をターゲットにしているからこその戦略ではないかと思う。
対するSonyは、この状況においてどのように対応するのか?
ユーザーの注目度はまさにそこに集中しているわけで、だからこそ、PlayStation5の予約開始時にメールで通知を受け取れるサービスの事前登録がアクセス集中で一時停止になった、と私は見る。
ま、この件がなくてもアクセスが集中する事は間違いないので、原因がココにあるとは限らないが、人々の注目が集まっている事は間違いない。

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